雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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そもそも前提として悠チャンが浮気するとは思ってねぇけど。あー…でも、多分もし万が一浮気したら…確実にめちゃくちゃ妬くけど本気じゃねぇだけマシって思うかも。…あらやだ、怒ってる?別に深い意味なんかねぇよ。悠チャンは一瞬の気の迷いでそーゆー事口に出すタイプじゃねぇだろうから、そん時は愛想尽かされた時だろーなぁってだけ。まぁそんな事になんねぇ様にはしてぇし、なったらお前の話ちゃんと聞きたいとは思ってるけど。──すっげぇクズ発言すると清楚系は落とすのが楽しいから好みってのがデカいんだよなぁ。まぁ悠チャンが俺の為に考えてくれんのもオツで良いな。…そんなん言ったらお前が美味そうに食ってるの見れるだけで楽しいし幸せですけどぉ。でもそーゆーのは共有出来た方がより良いわな。──あー、撮られるのはやっぱ身構えるからかなぁ。つか…今のはぜってぇ可愛いって言う所じゃねぇ。(照れた様子の相手の姿に悪戯心が擽られては、さしたる問題でも無いと言わんばかりの口調で返答しながら腰に手を回して引き寄せ。表情を脳裏に焼き付けようと額を摺り合わせ注視して)べっつに恋人同士がイチャついてるだけじゃねぇの。大変な事なんかなんもねぇじゃん。…それとも何?照れてんの?
全然怒ってないですよ。本当に興味本位で聞いたんすわ。あんまり執着されなかった事がなかったもんで、どう言う心境なのかなって。俺が原因があって繋ぎ止めて置きにくい様なら申し訳ないですし。…つか、浮気されても妬くだけって可愛いっすね。浩二さんを裏切る俺なんてゴミ箱にポイしちゃって良いのに。──んー、そう言われると清楚系にするのも何だか違う気がしてきたぞ。益々迷いますわ。…撮られるのは身構えるねぇ…俺が浩二さんの顔なら、オラ好きに撮れってドヤるとこなのに。やっぱり可愛いじゃないですか。(腰を引き寄せられれば肌の色はその儘に些か焦った様に周囲を見渡すも、最終的に欲に負け瞼を伏せ額が重なるのを受け入れては、相手の首元へと腕を回し)ほら、こんなにデケー野郎と絡んでるトコをお友達さんに見られたら浩二さんが困るかなって。…ってのはまあ言い訳です。ご覧の通り、照れてますよ。こんなに甘いキスを交わしたら、ねえ。
執着してないって訳じゃねぇけど執着する方法がイマイチ分かんねぇってのと、俺は悠チャンには自由な方が似合うと思ってるからなぁ。それにどこにでも行ける奴がどこにも行かないっつーのは愛されてんなぁって思わねぇ?浮気も一緒で、戻ってくるっつー事は俺と浮気相手天秤に掛けて俺を選んだって事だし。──これが女相手ならここで何でも似合うよっつーのは、女心分かんねぇ野郎なんだろーけど。…でもどんな雰囲気でも見たいし、何度だって好きになる自信があるから…悠チャンは何でも似合うよ。…うっせ。良いんだよ、ヘラヘラしてるよりガン飛ばしてた方が様になるから。(狼狽た様な視線も観念した様な表情も自分の興奮材料でしか無ければ、畑が全くないといっても過言では無いものの屋外である現状に小さく歯噛みしつつもう一度唇を啄んでは解放し、態とらしく戯けて見せて)ハハ…可愛い。照れてんの見るとつい意地悪したくなんだよなぁ。…でも終わり。これ以上は浩二クン我慢出来るか心配になっちゃう。
成る程…浩二さんの想いだから、全部尊重しますよ。でも俺が浩二さんに伝えるなら、俺が誰よりも大事にするんでずっと傍に居てください。浮気させないくらい夢中にさせますよ。だから他の人に見せない様な感情も、全部俺に預けてください。…ってなトコですかねぇ。勿論自由にはして貰いたいんすけど、やっぱり好きな人には愛して欲しいし、俺だけを見てて欲しいっすわ。──えへ、やった。じゃあバチクソ世間ウケ悪いのやらせて貰いますわ。就職前の最後の記念くらいのノリで。…ウケる、そんな甘い目元してるんですから、ヘラヘラしててもサマになるに決まってるじゃないですか。──だーめ、俺をその気にさせたのは浩二さんですよ。逃がさない。(唇を啄むのみで解放されればもどかしさを覚え、首の裏を捉えた儘僅かに熱を孕んだ眼で相手の瞳を捉え甘ったるく囁き。深い口付けを欲する感情を抑え切れず、些か大きめの吸引音を響かせつつ角度を変え唇を啄んでは、徐に煽る様に相手の下唇に舌先を這わせ)
反応が遅れちゃってすんません。時間も時間なんで、蹴って休んじゃってくださいね。それじゃあ、こっちも蹴りでお願いします。
…うわ、やべぇ。これ以上俺の事骨抜きにしてどうするつもりだよ、今だってこんなに愛してんのに。お前の手の中で絆されてどんどん変えられてってんのはきっと俺の方なんだろうなぁ。…しかもそれが存外悪くねぇってんだからいよいよやべぇ。悠チャン以外見る暇なんか俺にはもうねぇよ、そんなら1秒でも長くお前の事見てたい。──お、良いじゃん。そりゃもう派手にキメろよ、例え世間ウケ悪くたって俺が手放しで肯定してやっから。…甘い目元ねぇ。こんな悪くて狡い男捕まえてそんな事言うの悠チャン位だわ。──…ハ、…煽るじゃねぇの。(隔離された様な静寂の中で甘い声の囁きと次ぐ吸引音に自ずと背筋を震わせ、唇の隙間で小さく呟き理性を掻き捨てれば角度を変え唇を這う舌を甘噛みしてから重ねる様に自分の舌でなぞり上げて口内へ滑り込ませ。水音が立つのもお構い無しに貪る様に口付けて)
俺もメンテで遅くなっちまったし謝んないでいーよ。置きにしてくれっつったの俺だし、全然気にしねぇで余裕ある時に返してくれりゃあ良いからさ。ちゃあんと待てしてるよ。ってのだけ伝えたかったから蹴ってくれなぁ。悠チャンも偶にゃゆっくり寝てくれよ。
──あはっ、随分と甘い事言ってくれるじゃないですか。嬉しい。俺は浩二さんのものなんで、視線を独占できるのは嬉しくて堪らないですよ。…絆す事が出来ているなら何より。俺はもう横に居るのは浩二さんじゃなきゃ嫌なんで、手を離されたら困るんです。…って、随分と小っ恥ずかしい事言ってますね、俺ら。本当バカップルって嫌っすわー。──ウケる、受け入れ態勢バッチリっすね。でも全く派手な感じにはしないっすよ。浩二さんと並んだ時のバランス考えて決めますわ。…目付きに関しては、俺の前だけ緩んでますもんね。そら世間とは意見が変わりますよ。俺っち知ってます。──……は…ン、(相手の歯が己の舌を捕らえると、目論見通りの成り行きに口角を吊り上げほくそ笑み己からも舌を深く絡め堪能し。貪る様な荒々しい舌遣いと人影が現れないかと言う緊張感で瞬く間に高揚しては、脚に力が入らなくなる感覚を覚え相手の首元に回した腕に体重を載せつつ顔を離し、乱れた吐息交じりに)…ヤバ、新しく嫌な性癖見付けそうなんすけど。気を付けなきゃ。
そんなん言われたら蹴る訳にはいかないっすよ。ありがとうございます、助かりますわ。重ね重ねで申し訳ないんすけど、じゃあお言葉に甘えて明日はちゃんと反応できる様にそろそろ休みますね。なんで、浩二さんもお願いしますから蹴って寝ちゃってくださいね。毎日遅くまですんません。今度こそ蹴ってくださいね。それじゃあ、お休みなさい。愛してますよ。
──甘いの好きだろ?ん、もう仮定でも手ぇ離すなんて言わねぇよ。俺が隣に置いとくのはお前だけだし、俺が縋るのも…悠だけ。…まぁ流石に小っ恥ずかしいわなぁ。終わり、終わり!隙あらばどんだけ悠チャンの事が好きか口に出したくなっちまうの悪い癖だよなぁ。──えー、派手にしてくんねぇの?見たかったのに。まぁ俺のこの真面目スタイルじゃあなぁ…やっぱソフトモヒカン位が1番いい塩梅なのかもな。…あらやだ、そんな緩んでる?悠チャンの前ではカッコ付けておきてぇのになぁ。──…ふ、…っ(没頭する様に欲望に身を任せながら舌を絡ませる中で不意にの唇が離れれば反射的に睨め付けるものの、高揚した頬と掛けられた体重に気が付けば支える様に相手の腰を強く抱き。顔色をよく窺うべく努めて優しい手付きで相手の髪を軽く梳きつつ、薄い笑みで脳裏に焼き付いた熱を反芻して)あ…悪ぃ、ついな。あんま可愛かったからちと調子乗った。…でも、めっちゃエロかった。やべぇな、これ。
昨日も眠気に負けて言いそびれたし、危うく今日も忘れそうだったからこれだけ言わせて。毎日言ってるから言わねぇと夢見悪ぃの。そんでマジでこれでお終い、頼むから蹴ってな。…おやすみ、悠チャン。愛してるよ。
出た、不意打ちの呼び捨て。やっぱり浩二さんに言われるとドキッとしちゃいます。…えへ、俺も負けじとお兄さんの好きなところを伝えてばっかりいるんで、同じですね。でも浩二さんに対する好きって気持ちが溢れたら勝手に口が動いてるんで、しゃーないっすよ。──ソフトモヒカンっすか。また女ウケが良さそうな感じっすね。どんな風になるのか楽しみっすわ。じゃあ、俺もやっぱりちょっとだけ派手な感じにします。──謝んないでください。キスを仕掛けたのは俺なんで。…でもって最高でした。(唇が離れるなり相手の鋭い視線と目が合えば、被虐心が煽られ心臓が高鳴るのを感じ。腰を支えられつつ謝罪の言葉に対して首を横に振り応えては、身体を相手に密着させる様にして抱き付き直し余韻に浸る様な静かな声色で紡ぎ)
偶にゃあちゃんと呼んどかねぇとどんどん呼ぶ機会無くなっちまうし。…フハ、お互いベタ甘だ事。まぁ2人っきりん時ぐらいはいっか。こーゆーのは思った時に言った方が気持ちも伝わるし。──お、やった。前に写真で見せてくれたラベンダーカラーの派手髪とか可愛かったからさぁ。あーゆー悠チャンも見てみてぇ。──ふ、俺の恋人がどんどんアブノーマルな趣味に走っちまって困るわぁ。…どーしよっか、そろそろ帰る?(寄せられた相手の顔に頬擦りをしながら揶揄の言葉を口にするも表情は緩んだ儘で。暫し思案してから相手に委ねる様に問い掛けを投げては緩く首を傾げて)
まあ結局惚気なんてのはご本人様に直接言うのが1番ですからな。浩二さんもこうやってゲロ甘な事言ってくれるんで、俺も不安にならなくて済んでますし。──あっは、よくあんなの覚えててくれましたね。流石にあそこまでのはしないっすけど、考えておきます。…ね、元々はそんなおかしな趣味はなかったんすけど。参りますわ。──帰りましょうか。早く家でイチャ付きたい気分ですわ。(投げ掛けられた問いに暫し思案してから頷き答えては、相手の手元からカップを受け取りゴミ箱へと捨てに。徐に相手の手を握ると出入り口へと向かい)…あ、でもバイクで写真は撮らせて貰いますねん。俺の待ち受け。
ハハ、悠チャン安心させる為なら羞恥心もプライドも全部捨てても安いもんだわ。お前が俺の事で不安になってるのが1番嫌だし。…笑顔で居て欲しくて覚悟決めたのに不安にさせてちゃ何の意味もねぇじゃん?だからそれが聞けて良かった。──俺意外と記憶力いいのよ、お前に関しては特に。ん、楽しみにしてるわ。…ふ、そうね。俺の趣味ちょっと悠チャンにバラした位で変態って言ってたし。だからお前が変わっちまったのは全部俺のせい。…最高じゃん。──OK、んじゃ飛ばして帰るかぁ。…ん、あんがと。(バイクのキーを音を立てて取り出しながら相手がカップを捨てるのを見届けては微笑みながら礼を告げ、手を引かれる儘ビニールハウスを出て。バイクへと戻る道すがら聞こえた言葉に呻き声を漏らすも冗談めかしまえば軽薄な笑みを浮かべて)げッ…まだ撮るの?折角秘蔵の1枚撮らせてやったのにぃ?…まぁいーか。俺も悠チャン撮りたい。
もう、止めるって言ったそばからまた甘い事言ってますよ。…なーんて、俺は幾らでも甘やかされたい奴なんで嬉しいっすわ。ご存知の通り、俺は浩二さんといる時はいっつも笑顔ですよ。幸せなもんで。──吃驚した、あの写真一瞬サラッと見せただけなのに良く覚えてますね。ましてや俺に興味がなかった筈なのに。…今となると、どの口が変態って言ってたのやらって感じっすよね。俺の方がよっぽど変態になっちゃって。ここまで好きな人の影響を受けんのは流石に初っすわ。──ええ、勿論にこやなか浩二さんの写真も大事にしますけど、お髭がある内にどうしても渋い写真は撮っておきたくて。…じゃあー、バイクに跨って片脚は曲げて、膝の上にヘルメットを置いてそこに肘を掛けてこっちに視線くださーい。(駐車場所へと向かう表情は満足げなもので、余韻に浸りつつ歩みを進め。バイクの前へと辿り着くとヘルメットを取り出して相手へと差し出し、己はバイクの斜め前へと向かい屈み。車体が確りと映る角度を探しては、相手がポーズを取るのを待ち)
…あ、やべぇやべぇ。あんな冗談ばっか言ってた俺らがこれだもんなぁ…つか、冗談ばっか言ってたから、かなぁ。そりゃ惚気たら散々弄られる訳だよなぁ、コロッと掌返してんだもん。──仕事…つか、メイク関連だったからっつーのもあるけどなぁ。別にお前に興味無かった訳でもねぇよ。恋愛対象になるとはそん時は思って無かっただけで、弟みてぇな感じではあったし。…ありゃ、最高の殺し文句じゃねぇの。俺の悪影響受けちゃってまぁ。こーゆーのハマっちまうと戻れないんだぜ?──フハ、これ思ったより小っ恥ずかしいなぁ…。モデルでもねぇんだから。(諦めに近い笑みを浮かべながら肩を揺らし、ヘルメットを受け取っては相手に言われるが儘バイクに跨るも殊の外細かい指示に気恥ずかしさが込み上げてくるのは抑え様が無くニヤニヤと口角が歪み。1つ深い息を吐けば漸く腹を決め、表情を一度消すとレンズ越しに相手を見据えてシャッター音が響くまで保ち)
ほーんと、付き合うまでは浩二さんがこんなに甘い人だとは思いませんでした。嬉しいギャップ。…つか、惚気たら弄られるんですね、ウケる。俺は胃もたれ的なものを起こされましたわ。──お、初耳。あの頃には既に浩二さん好き好きオーラ出てたでしょうに、それでも普通に弟扱いしてくれるのは懐が広いっすわ。今、昔に戻ったらぜってーあんなに積極的にいけないっすよ。過去の写真見せるとかクレイジー過ぎますわ。…ほーんと、多分もう浩二さん以外とヤれないんじゃないっすかね。仮に浮気なんてしたところでドン引きされる事請け合いだ。──カメラ慣れなんてマジで一瞬ですよ。被写体が良いから俺もやる気が出ますわ。(相手がポーズを決めると、整った顔立ちとスタイルはモデル顔負けのもので思わず息を飲み見惚れつつ撮影ボタンを押し。更に下アングルと、上半身より上のアップの写真を撮っては、頬に手を添えつつうっとりと確認し、相手に転送した後に全身が写ったものを待ち受けに設定し)…やべー、マジカッコイイんすけど。つか何でモデルにならなかったんすか。もったいない。
俺だって自分がここまで甘やかす奴だとは思ってなかったよ。25年生きてきてまだ知らない自分があったとか吃驚。てか胃もたれやべぇなぁ。どんだけ甘ったるい事言ってんだか。──だぁってあんだけ話してて無碍にする訳なくね?お前と話すのは普通に楽しかったし…面倒な事もなかったしなぁ。ハハ…何だよそれ。俺落とすのに必死だったみてぇな言い方すんじゃねぇの。…いーねぇ、最っ高。俺そーゆーの大好きなんだよなぁ。俺以外じゃ満足出来ねぇ様になっちまうの可哀想で可愛いよなぁ。(シャッター音が止まると肩の力を抜いて息を吐き、送られてきた画像を確認してはむず痒さと照れ臭さの入り混じった面持ちで軽く眺めてから乱雑な手付きでスマホを仕舞い。面映ゆさの残る中、バイクを降りて相手のヘルメットを片手に歩み寄り)やぁだよ。行動制限されて他人の玩具になるなんて御免だわ。そもそも濃い顔なんか世間様はお呼びじゃねぇの。…ほら、帰るぞ。
俺としては人に惚気る時は控えめにしてるつもりなんすけどねぇ。只、浩二さんが弄るみたいな報告をされたんで、うちのお兄さんはドSでヤンチャだからしゃーない。そこが可愛いんすよ、みたいな話をしたら前述の通りっすよ。──そっか、今思えばあの頃から甘やかされてたのか。俺なら興味無い奴に好き好きされたらああは出来ないっすもん。…言わずもがな、必死でしたよ。周りにスゲー良い男しか居なかったから尚更。誰にもとられたくなかったんですもん。──…はは、俺色に染める的な感じっすかね?やっぱ変態だ。まあ他所に行くつもりはないんで、手前では可哀想だとは思わないんすけど。(一頻り満足したところで顔を上げると、照れ臭そうな決まりの悪い相手の顔があり思わず吹き出して。ヘルメットを受け取り頬へと口付けを贈ると、装着しバイクの後部座席へと跨りご機嫌に腕を広げて相手を待ち)あー、確かに自由が好きならモデルは怠いかもしれませんな。ま、濃い顔の需要はあるんすけどね。特にここに。…さ、帰りましょ。楽しかったなー、ありがとうございました。
おっ前ねぇ…お外で俺の事可愛いとか言うのヤメナサイ。美醜感覚疑われんぞ。俺の事可愛いなんて思うのお前位なんだからそりゃ相手も胃もたれ起こすわ、ご愁傷様。──…お前は明言しなかったら別に支障ねぇしってタカ括ってたのかもなぁ。更生する気なんか更々無かった頃だし下手に食い潰すより駄弁ってた方が楽しいだろーなって。悠チャンが他の奴ん所行っちまうかもって思ってからやっと危機感覚えたの。ダッセェだろ?…ハハ、可愛い。まぁ今、昔に戻ったら寧ろ俺がガンガン行く自信あるわぁ。ぜってぇ我が物顔しちまうもん。──他の奴が勘違い出来ねぇ位俺の好みに仕上がってた方がアガんねぇ?万が一他に抱かれたとしても誰かに仕込まれたって丸分かりなの、楽しいだろ。まぁ悠チャンに関しては他に行かせる気もねぇんだけど…狡い予防策みてぇなもんよ。──…帰ったらぜってぇ悠チャン撮ったろ。カメラ慣れしてる所見せて貰わねぇと。…ん、喜んで貰えたんなら何よりだわ。安全運転で帰ろうなぁ。(相手の唇が触れた事で漸く頬が緩まると、自分の扱い易さに思わず自嘲するも別段悪い気はせずに気を取り直した表情の儘自分のヘルメットを被り。再度バイクに跨っては相手の腕を導く様に自分の腰に回させてからエンジンを掛け、アクセルを握って前進させて)
だって弄ってる時の浩二さんは可愛くてしゃーないんですもん。マジで楽しんでるんだろうなーって顔してますよ。──…あら、俺をそんな目で見てたんですね。抱けるってくらいに思われてたんなら満足っすわ。俺はてっきりガキンチョだから候補にも入ってなかったんだと思って、ナンパされた人達に嫉妬してた節もあったんで。…あー、俺が他の人と絡んでる時に一回嫉妬みたいなの見せてくれましたよね。キスする仲だってのを匂わせて。まあ俺性格悪いんで何のことやらみたいな顔しましたけど、ぶっちゃけすげードキドキしましたわ。…ははっ、浩二さんにガンガン来られたら多分一瞬で付き合ってましたわ。こうして過去を懐かしむエピソードが存在しないくらいに即、みたいな。──そっすね、俺がネコったら一瞬でバレるでしょうね。お強請り仕込まれてる奴なんてそうそう居ないっすよ。…あー、じゃあ俺を撮る時は顔面のコンディションが良い日に、ココちゃんと一緒に撮ってください。今日は顔が浮腫んでそうなんでNGっすわ。(相手の腰位置に腕を誘導されると一瞬だけ背中にぎゅっと身を寄せ甘え、直ぐに邪魔にならない様に距離を取ると発進したバイクの風を感じながら、些か名残惜しげにビニールハウスを振り返り)あーあ、楽しいデートが終わっちゃいますね。
まぁなぁ、正直めーちゃくちゃ楽しい。けどあれを可愛いっつって表現するのはぜってぇ違うわぁ。性格悪いとか悪どいっつーの、あーゆーのは。──全然余裕で最初っから抱けるけど?そもそも俺抱けねぇ奴にゃ必要以上にスキンシップ自体取らないし。ナンパなんか手軽さ重視だから嫉妬する必要ねぇよ。……あー…うん、そーいやそんな事もあったかもなぁ。あの頃すげぇイライラっつーか、ムシャクシャしてたもんで。思い出すとマジでクソダセェなぁ。俺もうちょいスマートに出来る奴だと思ってたんだけど。…フハ、やべぇな。それはそれで悪かねぇけど…まぁ、今となっちゃ紆余曲折したのも含めて良い思い出だわ。──いやぁ、最近お強請り上手くなったもんなぁ。最初の頃はあんな抵抗してたクセに、最近強請られると可愛くってすーぐご褒美やりたくなっちまう。…今日だってめちゃくちゃ可愛いのに?んー…まぁいーや。そんならそん時に思う存分撮るから。俺の好きなように俺の好きなだけ。(幾分下がった温度の中背後の体温を感じつつ来た道を戻り、轟々と風を切る音をに負けない様に声量を上げて。勿体ないとでも言いたげな相手の声に思わず吹き出してしまえば、楽し気な声色を出し高速道路に乗り)ふ、そーねぇ。…今度はどこ行こっか。とりあえずは人の少ない所しか行けないけど、それでもデート位出来んだろ。
ほら、恋は盲目って言うじゃないっすか。俺には彼氏がきゃっきゃと楽しそうに遊んでる様にしか見えないんすよ。弄られてる人には申し訳ないですけど。──ウケる、今まで嫉妬してたのが馬鹿らしくなってきましたわ。浩二さんがガキンチョだなんて紛らわしい事言うからですよ。…嫉妬されたのを見たのはあの1回くらいかしら。なんで俺にとっては大事な思い出なんです。──最近はうっかり躾けられてきちゃいましたねぇ。だって焦らされたらちゃんとするしかないんですもん。…でも浩二さんが好きになってくれたのは生意気だった俺なんで、やっぱり馬鹿犬でも居たいし。複雑な心境ですよ。──んー…じゃあ次はー、俺の家来ます?それか間に合えばキャンプとか。(ビニールハウスが小さく見える様になると顔を元の位置へと戻し、次ぐ問い掛けに表情を緩めて思案し。高速道路に入るとスピードを楽しむべく腰に回した腕に力を入れ、目を輝かせながら周囲を見渡し)来たぜ、高速っすね。ガツンと飛ばしましょ。
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