雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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ハハ、ヒモ上等だわ。伊達に大手で働いてねぇんでな。…俺が女に愛想振り撒いて手に入れた金が悠チャンの身の回りのもんに変わってくの悪くねぇな。(笑って返答するも、自分の言葉にふと気づいた様に相手をの爪先から頭までまじまじと見遣れば満更でもない顔で。逃げられた指を態とらしく緩慢な動きで自分の口元へと運べば煽る様に相手を見据えた儘音を立てて唇へと。そのままの手で自分が先程付けた凹凸を確かめるかの如く濡れた指を相手の首に這わせながら抱きしめて、相手の目尻に溜まった雫を舐め取ればその耳元へ唇を寄せ意地悪く囁き。)あー、あー。こんな綺麗に歯形つけちゃって。痣になるかもなぁ。…これ付けながら素知らぬ顔で他の奴と話すんだろ?やらしー。
やったー、俺春休みからバイト決まってたんすけど止めよっかなー。…それ、俺としては最高の構図っすわ。悪い男は嫌いじゃねーんすよ。…ま、見返りはココちゃんのお世話くらいしか出来ねえっすけどー。(魅力的な言葉に刹那夢見心地な表情をするも、辛うじて冗談めかせる様に語尾に笑いを加えて。自身が咥えた跡の残る指が相手の口腔へと入ると羞恥が湧き上がり、弱く睨み抵抗の術を思案するも叶わず。抱き締められた温もりに目を細めては背に腕を回し、煽り言葉に一笑して)ハッ。良い趣味してますねー。噛む趣味あるとは聞いてませんでしたわ。…そうそう、このヤラシー痕を隠して愛想振り撒いて歩くんすけど、腹ん中ではアンタの事ばっかり考えるんすわ。狡い目して歩いてやるんで、是非ともソレを見て興奮しといて下さい。
悠チャンとココを養ってくぐらいの経済力はあるつもりよ、俺。因みになんのバイト?内容次第じゃあマジで辞めさせて囲うけど。…そう考えっと仕事にも益々精が出るわな。ココもお前に懐いてるみてぇだし。(くつくつ笑いながらも問いただす声には若干の本気を垣間見せ、続く言葉には肩を揺らし緩く頷き。強気な言葉を紡ぐその唇を先程と同じ指で輪郭をなぞりながら愉快気な声で)言ったろ?ネタバラシしちゃあつまんないって。…今まで甘噛みで我慢してやってたのに煽るからさぁ。…ハッ。いーねぇ、唆られるわ。コレ消えてきたらまた新しいの付けてやろうなぁ。(微かに熱を持つ歯形に軽く口付けを落とせば相手を抱き起こして)…さて、明日早いんでそろそろ寝るかなぁ。
ひゅーっ、男前ー。でも俺、浩二さんが思ってる以上に金掛かりますよ?バイトはー、女向けの服屋のメンズなんで浩二さんみたいなモンっすよ。在庫管理して、スタッフの女子のメンタル支えるくらいの楽なお仕事ですー。あははっ、囲われてーけど就職出来なかったら親に捨てられますわー。(些か本気の様子の相手に申し訳なくなり、冗談とするべく笑い声を強め告げて。口唇をなぞる指をかぷりと甘噛みしては)ああ、ネタバラシってこれっすか。構いませんよ、もっとエグい趣味が出てきても。…正味、俺にはこの趣味は無かったんすけど、悪くないですね。付けられた側から、又もう一個痕が欲しいって…結構才能ありません?(じわじわと長引く痛みすら愛しく、傷跡を気に入った様に撫でると促される儘に立ち上がり寝室へと足を向けて)了解でーす。お着替えは俺がしとくんで、このまま寝ちゃってください。遅くまでありがとうございました。大好きですよ。
ハハ、上等。んじゃガツガツ仕事取ってって評価されねぇとだわ。へぇ…そんくらいなら良いか。あんま愛想振り撒きすぎんじゃねぇぞ。ま、服飾系っつーことは悠チャンにもやりてぇ仕事あんだろうしなぁ。お前が全部嫌になって縋ってきたらいつでも大歓迎だけど。(相手の頭を撫でやりつつ忠告すれば額に口付けを落とし。甘噛みされた感触に再び嗜虐心が顔を覗かせそうになるも小さく息を吐いて堪え)…まぁ、追い追いなぁ。一気に見せて折角の獲物が逃げちまっても困るし。…ハッ、悠チャン意外とMっ気あんなぁ。因みにコレ、結構クセになるらしいから抜け出せなくなっても知らねぇぞ。(恋人の甘言に、その顔を見れば歯止めが効かなくなるだろう事を察せれば背中を向け口角を吊り上げながらくつくつ笑い。寝室の扉に手を掛ければ続く言葉に背後を振り返り、柔らかい声色で告げるとベッドへと身を投じゆるりゆるりと重くなる瞼を下ろし)…あー、悪ぃな。んじゃ素直に甘えるわ。いつも夜更かしさせてごめんなぁ。好きだよ、悠チャン。おやすみ。
でもガツガツ仕事取ったら今以上に忙しくなるんすよね?ソレは嫌だなぁ。…ま、ぶっちゃけメンズって滅茶苦茶モテるんすけどね?お客さんからご指名入る時もありますしー。前にもバイトしてた所なんで、それこそ新卒入社で本社目指しますよ。浩二さんとライフスタイル揃える為に。(相手の提案に便乗する言葉が喉元まで込み上げるも飲み下し。軽口を叩いた後に本心を溢しては、睫毛伏せ額への口付けを享受して)獲物ってウケる。もうしっかり飼い慣らされてて逃げもしないのに。…まあSとMは表裏一体っすから。浩二さんも随分と俺の欲求を聞いてくれましたね。奉仕してるっつー面では滅茶苦茶Mっすよ。…じゃ、次は何処噛んで貰うか考えておきます。(寝具に横たえる恋人の衣服を慣れた手付きで寝巻きへと着替えさせては、お約束とばかりに胸元に唇を落としキスマークを1つ追加してくすりと笑い。自身も寝支度を済ませ整った寝顔を眺めた後に口付けを贈ると、腕を相手の首裏へと差込み腕枕をして包み込む様に抱き締めながら瞼を下ろし)いーえ。俺はお陰様で夜が楽しいんで、感謝しかないっすわ。…おやすみなさい。明日も仕事頑張ってくださいね。
(体調の悪さに午後休を申請してから帰宅し、体温計で熱を測ればそれが指し示す温度の高さに大きくため息を吐き。愛猫の皿に良い餌を入れてやりながら彼女の頭を撫で)悪ぃ、ココ。今日明日だけいい子にしててなぁ。…すぐ治すから。(苦笑混じりで告げてから、寝室へ。『悪ぃ、風邪引いた。今日明日は移すと嫌だから来ないでなぁ。』簡素なメッセージを恋人に送ればコンペの為にセットした髪も、同僚が顔色を危惧して施してくれた僅かな化粧もそのままにスーツだけ着替えてベッドへと潜り込み)
(放課後に恋人からの連絡を確認すれば、躊躇無くバイト先に欠勤の旨を伝えてケア用品を買い込み彼の自宅へと。休息を摂る相手を起こさない様に配慮しつつ寝室へと入り込んでは、傍に腰を下ろし額に触れて熱を計測。予想以上の高熱に切なく眉を下げては、そっとメイクを落とし額に解熱シートを貼り、傍にスポーツ飲料を置いて。スマホに『明日いっぱいまでスマホ禁止。起きてきちゃダメ。ココちゃんは任せて。』と書いた付箋を貼り付けると、最後に風邪を奪う様に口付けをして静かに部屋を出て。日々の過労で体調を崩したであろう恋人を慮りフォローは必要最低限に留めて休んで貰おうと胸に誓えば、猫を抱え上げ頬擦りしながら甘い声色にて)ココちゃーん、悠くんがまた一歩ヒモに近付いたよー。明日までずーっと一緒に居ようねー。
(自分が寝返りを打つ振動で目を覚ますと、小さな違和感を感じつつその正体が分からない儘に時間を確認しようとスマホに手を伸ばし貼り付けられた付箋を読んでから漸く額の冷却シートと置かれたスポーツ飲料に気づいて。ため息を吐きながらも顔を綻ばせて緩く身体を起こし、スポーツ飲料を飲んでから重たい足取りで廊下へと。リビングの入り口に寄り掛かり愛しい恋人の背中に向けて)…来んなっつったのに。でもココの相手してくれんの助かる。あんがとなぁ。
…へっ?!あーもう、起きちゃ駄目だって言ったのにー。(冷気から猫を守る様にブランケットを掛け添い寝している最中、予想外に声が掛かれば間抜け面で振り返り、心配そうな視線を注いで。緩慢に立ち上がり歩み寄ると、肩に手を掛け半ば押し戻す様に寝具へと向かい)ほらほら、今日は普段より寒いんだし寝ますよー。…もうバレちゃった事だし、添い寝します。風邪なら俺に感染して、早く治しちゃってください。(腕枕をする形で横たえると、熱ばむ身体を労る様に包み込みつつ寝かし付ける様に一定のリズムで背を撫で瞼を下ろし)
今日明日は返信せず寝てくださいネ。きっと連日夜遅くまで付き合わせちゃったせいなんで…本当すんません。(済まなそうに眉下げ手を合わせ)お大事にしてくださいね。ささっ、寝ましょ寝ましょ。
(起床すれば恋人の寝顔が視界に入るいつもと変わらぬ光景に眦を下げると、横着して腕だけ伸ばし体温計を手に取り。計測した体温が微熱と言っても差し支えない程度まで下がった事に些か安堵して、床から抜け出しリビングへ進むと心配する様に擦り寄ってくる愛猫を胸に抱き)…ココー。ちょっとだけ廊下居てなぁ。(暫く撫でてから彼女を廊下へ連れて行き、扉を閉めて。ベランダでの喫煙も考えたものの、外に出たとなれば恋人に益々心配を掛ける事は想像に容易く、換気扇の下でタバコに火を灯してから、味わう様に深く肺の中へ煙を入れると慣れ親しんだその香りに小さく息を吐いて。タバコが短くなれば灰皿に押し潰し、副流煙消えてから愛猫をまたリビングに戻して入れ違う様に自分も恋人の休むベッドへと戻り相手を腕に抱き)…はー、移ったら今度は俺が看病してやろうなぁ。
いや、最近催事やら何やらで人気の多い所よく行ってたからさぁ。多分そこで貰ってきたんだわ。基本的に俺も夜型だし、夜更かしあんま苦じゃねぇから悠チャンのせいじゃねぇの。(苦笑しつつ相手の頭撫で)んで、返信も俺がお前と話せねぇの寂しいから無理しない程度に返してるだけ。あんま心配しないでなぁ。
(煙草の香りが鼻腔を擽れば瞼揺らし薄く眼を開き、朧げな視界の中に映る相手の姿をぼうっと見据えて。状況を理解したところで拗ねた様に両の頬を膨らませては、表情その儘に首筋に触れて体温を確かめて)…あーっ、風邪なのに煙草吸った悪い人が居るー!熱はー…まだあるじゃないっすかー。もぅ、口が寂しくなった時は俺にちゅーして我慢しといて下さいー。(一笑を加え冗談めかしては、労る様に髪を隙き撫でつつ柔和な声色で)…で、少しかは楽になりました?普段元気な人がこんな調子だと可哀想で可哀想で…。必要なものがあれば何でも用意しますんで、言ってください。
きっと疲れて免疫落ちてたんすよ、大変っすわー。(眉を下げつつ)あははっ、嬉しい事言ってくれますね。無理してないなら何より。じゃあお言葉を信じて、ご自愛しながら宜しくです。こっちは蹴っちゃってくださいネ。
ハハ、ヤニ中だからしゃーねぇわ。…バァカ、んな事したらマジで移すだろーが。…つっても今更だけどさぁ。(いつもの調子を取り戻したようにくつくつ笑えば、首筋に触れる手の低い体温の心地よさを感じつつも、その冗談には片眉を上げて不満気な声色で答えながら、相手の膨れた頬を押し潰すように伸ばした手に力を込めて)ん、もう大分マシだし明日んなったら治ると思う。ハッ…普段飄々としてる俺みたいなのが弱ってると色っぽいっしょ?(緩く頷いてから、冗談混じりに言えば気障ったらしく前髪を掻き上げて。続く言葉には暫し思案するも目の前の相手が居ればそれで充分で、抱きしめる腕に力を込めて頭に軽く頬擦りをする事で返答とし)
(頬を押す手に抗う事なく溜めた空気を溢しては、そのまま瞼を下ろし不意を突く様に唇を奪い。薄い笑みを湛えながら下唇を舌先でなぞって見せては)風邪菌頂きました。浩二さんの熱にうなされんのなら本望なんで。…んー、無事回復してるみたいで何よりです。完治したらピアス欲しいー、デート行きましょー。…つーか、病人に色気感じ始めたらいよいよ変態って感じっすよね。ウケる、俺まで仲間扱いしないでくださいよ。(軽口叩き相手の仕草に鼻を鳴らすも、強く抱き締められれば心地よさそうに目を細め享受。相手の背に腕を回して)
(口付けされれば虚を衝かれ思わず相手頬を掴んでいた手を離すも、苦笑を浮かべて軽く相手の額を小突き。ふと以前のやり取りを思い出せば愉快気にくつくつ肩を揺らして)おまっ…バカ。…あー、でも風邪移すっつー話してたなぁ。強烈なのくれてやるって。…ん、デートなぁ。仕事終わりで良けりゃいつでもって感じだけど…折角の初デートだし。次の土曜なら丸一日空けられる。悠チャンは?…えー、そうかぁ?俺結構女の弱ってる姿とか好きだけど。ま、悠チャンが弱ってたら色っぽいなぁって思いながら可愛がってやるわ。(相手の反応に片眉上げるも直ぐにニヤリと下卑た笑みを浮かべ。抱擁の心地よさに顔を綻ばせながら相手の髪を軽く梳いて)
いってー。バカって言う方がバカだって小学校で学びませんでした?(額を摩りつつ不服げに口唇を立てるも、直ぐに釣られてくすくすと笑いを溢し)あー、懐かしいっすねー。当時はこんな関係になるとは思ってなかったし。…これもしかして、本当に風邪が感染ってフラグ回収パターン?(口唇を弧にし冗句を紡ぐも、続く誘いには暫し目を丸くして。次いで嬉々と目を細めては柔な口調で)浩二さんの貴重な休みを使って良いんです…?俺は言わずもがな、暇人学生なんで。行きましょ、初デート。…ほぅ、前段階の良い台詞を一転させる下衆発言っすね。俺女じゃねーんで。やっぱり浩二さんは前の女を引き摺ってるんだー、えーん。(抱擁を解き背を向けると、布団に潜り拗ねた振りをして)
残念、俺今風邪ひいてるんでバカじゃありませーん。(片側の口角を上げ揶揄する様な口調で言いながら、相手の冗句に思わず破顔して)本当になぁ。なんかすげー前の事みてぇな気がするから不思議だわ。…フハ、そしたらまた俺が貰ってやんよ。(思いの外嬉しそうな相手の様子に満足気に笑みを浮かべつつ、至極当然といった口調で)ハハ、そりゃあ…貴重な休日を恋人の為に使わないで何に使うんだっつーの。あ、いや…違ぇよ、そーゆー意味じゃねぇっつの。つーかそもそも引き摺るような女すらいねぇわ。(向けられた背にバツの悪そうな顔で後頭部を掻くも束の間、肩から覗く相手の耳に手を伸ばし耳朶を軽く摩りながら)
…くぅ、それ言われちゃぐうの音も出ませんわ。悔しいなぁ。(上手い切り返しに言葉とは裏腹、愉しげに口角を吊り上げ)つか付き合ってもねーのに風邪感染して良いとか言ってた浩二さんって、なかなかクレイジーっすよね。風邪菌感染し返してーけど、もう浩二さんの体内にバッチリ抗体出来てるでしょうから無理な話っすわ。…デート、どこ行きましょうかねー。イケメン2人でフラフラ歩いたら何処行ってもゆっくり出来ないだろうなー。(宙へと視線遣り妄想を膨らませつつ独りごちて。拗ねる振りも束の間、耳に触れる手に擽ったそうに喉元で笑えば観念したとばかりに顔を出して)冗談っすわ。引き摺る女がいねーってのも如何かと思いますけど。…さて、そろそろ浩二さん寝かし付けなきゃ。(再度振り返り相手の髪へと手を伸ばすと、緩やかに撫でつつ)良い子でねんねして、明日こそ元気になってくださいね。
ハハ、俺の勝ちだなぁ。…え、今更気づいた?大変だなぁ、悠チャンこーんなクレイジーな奴に捕まっちゃって。(満足気に頷けば、微かに目を見開くもニヤニヤと笑みを浮かべて)…確かになぁ。ま、悠チャンが風邪ひいたら懇切丁寧に看病してやるわ。…ん、行きたい所考えといて。俺も色々調べてみるけど。ま、俺と悠チャンが並んで歩いたら視線総取りだわなぁ。…こんなやらしー痕付けてんのに。(一昨日相手の身体に付けた痕を覗き込む様にその襟元を軽く引っ張りながら目を細め。相手の揶揄も気に留めず開き直ったかの様に眉を上げ)だあーって実際居ねぇんだもん。そんな執着するような相手。だから、今後引き摺るとしたらお前だけ。…ま、そんな事にはしねぇけど。…ん。明日は悠チャンとゆっくり話してぇし、今日はそろそろ寝るわ。アレだったらお前は俺に気にせず遊びに行って良いんだからなぁ。おやすみ(髪から伝う感触に緩く口角を上げて目を瞑り。次第に呼吸が整うと静かに寝入り)
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