雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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(自宅へ帰宅を果たすと着替えもせず寝具へと横たえ、ジャケットからスマホを取り出し相手からの連絡を確認して。愛らしい猫の姿に笑みを溢しては『ココちゃん可愛いっすね。最高の癒しだー。テレワークの件も良かったですね。感染リスクが減るのは何よりっすわ。ココちゃんも喜ぶでしょうし。』と送信し、スマホを握った儘瞼を伏せ)
あー…タバコ吸いてぇ。(仕事がひと段落してうつらうつらしている愛猫をキャットタワーに載せて派手に首を鳴らし一言呟き。簡単に身支度を済ませながらスマホに視線を落とし『ま、毎日じゃねぇけどなぁ。悠チャンも気ぃつけてな。』と送信してポケットに突っ込むと玄関を潜り)
(手元のスマホが震えれば瞼を開き、メッセージを確認し。『そうなんすね。まあ毎日部屋にこもるよりも、多少外に出る方が程よく健康的かもですね。俺は馬鹿なんで大丈夫ですよ。じゃあ、免疫上げるためにそろそろ寝ます。おやすみなさい。』と送信し、寝支度をすべく寝具から降り大きな伸びをして)
(喫煙所で短い通知音が響けばポケットからスマホを取り出して内容を確認し、その文面の中に相手からの決まり文句の様な言葉がない事にツンと鼻の奥が痛むのを感じながら暫し躊躇う様に親指を彷徨わせ『そーかも。静かな家で大人しくってのは向いてないしな。お前意外とウイルスに弱いんだから気をつけるに越した事ねぇよ。おやすみ、愛してるよ。』と打ち込む自分の往生際の悪さに自嘲を漏らしつつも送信して)
(シャワーを終え長袖のジャージを纏い寝具へと戻れば、背が背中へと付くなりふわりと眠気に包まれるも心落ち着かず眠りに就くには至らず。朦朧とする意識の中スマホを手に取り恋人からのメッセージを確認しては、『俺も愛してます。…どうして今日に限って寒いんでしょうかね。とっても会いたいです。』と心情を綴り送り、布団の中へと潜り込み深く嘆息を吐き)
(自宅へと向かう途中寒空の下でメッセージの受信に気づき目を通し、微かに滲む視界を遮る様に目を閉じて鼻から深く息を吐いて、やっとの思いで『俺も会いたい。』とだけ送り、脱力してその場へと蹲み込んでは暫くその儘頭を垂れて。間を置いて『でも今日はちゃんと寝て。免疫力。』片言の様な文面を追加で送っては立ち上がり、再び自宅へと足を向け)
(寝具の中で鈍くスマホが振動すれば重い瞼を薄く開きメッセージを確認し、一列に並ぶ文字へと目を滑らせるなり思わず表情を緩ませ。相手の家から5分程離れた場所の住所を送信すると、続けて『うちに泊まるんでも、回収するんでも。まあきっと浩二さん見たらすぐ寝ちゃうんで、なんなら写真くれたらそれで満足します。後はお任せします。』と送信し、布団から顔を出して)
(ふと強い眠気に襲われると『やべっ、やっぱ寝ちゃいます。会う楽しみは明日にして、今日は休んでおきましょ。今度こそおやすみなさい。愛してますよ。』と送り、間も無くして眠りに就き)
(自宅へと着けば昨夜寝れなかったせいか倒れ込む様に玄関で意識を手放し。ふと覚醒してはスマホの通知を見遣り『悪ぃ、玄関で爆睡してた。土日久々にガッツリ休みだから会えるの楽しみに明日も仕事頑張ってくるわ。おやすみ、愛してるよ。』と送り鈍い頭の前這いずる様に寝具へと横たわり目を閉じて)
(昼下がりの柔らかな陽射しを受け瞼を揺らし目覚めては、視界に広がる見慣れた筈の天井に何処か違和感を覚えつつ上体を起こして。スマホを手に取り真っ先に恋人からのメッセージを確認しては、短く綴られた内容に眉を下げ『玄関で寝て寒くなかったですか?風邪ひいてないか心配です。土日はゆっくり出来る様で何よりです。本当、休める時にちゃんと休んで下さいね。今日の夜ご飯はオムライスにしようかな。じゃあ、残りの1日も頑張ってくださいね。愛してます。』と返信し緩やかに立ち上がり、恋人宅へと向かうべく簡易的な身支度を始めて)
(1週間の業務を漸く終わり、至福と言わんばかりに社内の喫煙所で同僚とタバコを蒸しては玄関で寝た為か仕事の所為か軋む身体を伸ばす様に大きく伸びをして。会話が途切れた所でスマホを確認しては表情から疲れの色は消え、思わず笑みを浮かべる口元をタバコで隠しながら『一時期玄関で寝るとかザラだったし平気、俺結構頑丈だから。オムライス楽しみに真っ直ぐ帰るわ。』と返して吸殻を灰皿へと放り、帰路へと就いて)んじゃ、お先ぃ。
んー、やっぱりココちゃんのもふもふは世界一だー。(家事を終えてから離れた時間を埋める様に猫と戯れ過ごしては、スマホがメッセージの受信を知らせるなり確認し小さく吹き出して。『今度から玄関を寝室代わりにしない様にちゃんと見張らせてもらいますよ。じゃあ、美味しいの作って待ってるんで、気を付けながら早く帰って来てくださいね。』とハートを散りばめ返信し、最後に猫を抱き締めるとキャットタワーへと座らせて。大きく伸びをしては緩慢な足取りでキッチンへと向かい、些か慣れ始めた手付きで調理を始めて)
(帰りの道すがら恋人からの連絡に目を通しつつ肩を揺らす事が酷く懐かしい様な気がするも相手の姿を目に留めなければそのやり取りにすら実感が湧かず。自宅が目前に差し掛かれば返信はせずにスマホを仕舞い玄関のドアノブに手を掛け、慎重に扉を開けては無言の儘靴を脱いで。迅る心臓につられた様にどこか落ち着きのない足取りでリビングへと進み)
…やっべ、俺才能しかねえわ。(鼻歌混じりに調理を進めステレオタイプなオムライスを作り上げては、ワンプレートにサラダと併せて盛り付けメイド喫茶の如くケチャップで猫のイラストを描き。プレート部分に『おつかれさまです』と記し周囲を囲う様にハートを追加しては、出来栄えを満足げに眺めた後にスマホを取り出しカメラアプリを起動して。アングル調整に集中するあまり相手の帰宅には気付かず、幾度もシャッターを切り)
──…ご機嫌じゃん。(リビングに入ると直ぐに愛猫と目が合い、鳴き声を上げようとする彼女に目配せしてはキッチンの恋人へと視線を向けて。見慣れたその姿に小さく安堵の息を漏らし噛み締める様に眺めるも束の間、周囲に漂う空腹を誘う香りに耐えかねて徐に話掛け。微笑と苦笑の入り混じった表情でゆっくりと歩み寄ってはいつもの帰宅の宣言を)ただいま、悠チャン。…んで、おかえり。
──うわっ、…吃驚したー…。(突如として背後から声が掛かれば肩を震わせ驚くも、声の主人は確認するまでもなく。スマホをボトムのポケットへと仕舞うとゆっくりと振り返り恋人の首元へと腕を回し、体温を確かめる様に身を寄せ瞼を伏せ)おかえりなさい。…でもってそっか、ただいまです。先日はすみませんでした。たった1日ですけど、元気にしてました?玄関で寝たって言う噂を聞いたもんで、心配です。…あ、オムライス可愛くできましたよ。凄くないですか?(暫し抱擁を堪能すれば徐に解放し、デコレーションを終えたばかりの皿を手に持ち得意げな表情で問い掛け)
──あー…いや、俺の方こそごめん。ちと頭固かったな。…まぁ、マジで遊びまくってた時はココも悠チャンも居なかったから明け方帰って玄関でブッ潰れるなんてよくある事だったから平気。最近やっと人間らしい生活出来てるだけだわ。(首に腕が回れば、恋人からの抱擁を甘受しつつ肩口へと頭を預けて情け無い表情を隠し。体温が離れた代わりに嬉し気に料理を見せてくる頭を撫でて)…フハ、メイド喫茶みてぇ。うまそー、早く食いたいわ。
あー、マージでごめん。意識ブッ飛んでたわ。流石に悠チャンももう寝てるだろうし俺も今は頭回んない気ぃするから、悪いけどまた起きレスにするか、適当に辻褄合わせさせてくれっと嬉しい。悠チャンの好きな方で選んでくれりゃ合わせるよ。…あ、因みにどっちにしてもオムライスは明日ちゃんと食う。ありがとな。んじゃ、こっちは蹴ってくれなぁ。
(喫煙所から出れば幾分春めかしい温度になった空気を深く吸い込み。繋いだ手の先を一度振り返っては依然として拗ねた様な口調の儘に緩慢な足取りで自宅方面へと歩き出し)えー…マージでオムライスねぇのか。ハァ…んじゃ大人しく帰るかねぇ。
ええ、万が一浩二さんがお腹壊しちゃったら俺が悲しいんで。それにいつだって喜んで作る約束が出来るんで、食べちゃいました。…じゃあやる事もなし、帰ったら沢山甘えさせてください。俺がこんな事言うのは珍しいでしょ?(扉の外へと出ると小走りで相手の隣へと横並びになり、相変わらず拗ねた様子の相手の反応に嬉しげに肩を揺らして笑い。ひと気のない往来は平穏そのもので、世間とのギャップに違和感を覚え夜風に乗せ短く息を溢し。徐に横目で相手に視線を向けると、悪戯に唇に弧を描き問い掛け)
──アッタマ重ぇ…。(自分が寝返りを打つ振動で不意に目を醒ませば暫し眉間に皺を刻み、睡眠の取り過ぎか常時より動きの鈍い頭を稼働させるべく額を撫で摩りながら昨夜も帰宅して早々に意識を手放したのを思い出し自然と喉奥から低い唸り声を漏らして。上腿を起こしてから漸く恋人の所在を確認する様に視線を動かし)
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