雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
通報 |
マジっすか。気軽に渡すモンじゃなかった。…ほら、接待だのヤニニケーションだのあるじゃねぇっすか。でも良いの渡して女が声掛けるきっかけに使われても嫌だし、もうちょい使ってて貰おうかしら。(相手の少年の様な仕草に笑みは深まるばかりで)夜の独特の香りが好きなんすよ。うわー、すげー模範解答。俺も浩二さんとなら何処に行っても大事に時間を過ごしますよー。…ははっ、俺と来たら無自覚に可愛いを駄々流ししてた様だ。いつか分析が終わったら心臓打ち抜く様なコメントを差し上げますね。(期待通りの浮遊感を感じれば嬉しげにほくそ笑み、更に甘える様に首筋へと鼻先を埋め瞼を下ろし)わーい、サンキューでーす。…さて、寝ますか。お休みなさい。いっつも遅くまですんません。蹴って寝ちゃって下さいね。(覚束無い口調でぽつぽつ紡いでは、寝具への到着を待たずして規則正しい寝息を立て始め)
あー……まぁ確かに俺の接待の相手なんか殆どが女だしなぁ。俺みたいのが良いジッポじゃなくて敢えてコレ使ってるっつーのがなんか理由ありそうで良いだろ?(相手の言葉に僅かに思案すれば1人満足気に頷き)香りはわっかんねぇなぁ…。今度教えて。ハハ、こーゆーのはよく舌が回るんだよなぁ。ま、ちゃんと本心だから。…いっつも俺可愛い可愛い言ってんだろ?思った時しか言わねぇよ。おー、心の準備しとくわ。(腕の重みと首筋の擽ったさにくつくつ肩を揺らしながらゆっくりと扉を開けてベッドへと膝をつき)こっちこそいつもありがとうなぁ。ちゃんと寝ろよ、おやすみ(安らかな寝息を奏でる相手をベッドへ横たわらせると図らずも寝込みを襲うような体制になればその目蓋に唇を触れさせてから、適当なスウェットに着替えて。ベッドに潜り込んで恋人を抱き寄せればそのまま微睡の中へと)
(寒空の下喫煙所の前へと辿り着くと、スマホを取り出して『少しだけ煙草吸って行きます。まあ浩二さんが最優先だけどねん。』と絵文字をふんだんに使った連絡を送信し、部屋の扉に手を掛けて)
……悪ぃ、俺帰るわ。(誘われるが儘馴染みのDJバーに足を運べば、鼓膜から内臓を揺さぶられるような店内の重低音を楽しみつつ酒とタバコを嗜む夜。ナンパをしている友人を横目に何杯目かのレッドブルウォッカを飲み切った所でスマホがメッセージの受信を知らせて来たのを確認すれば、そう言ってから直ぐ様席を立ち。背中に何やら言葉を投げられるが気にも留めずにいつもの喫煙所へと向かって)
(至極ご機嫌な様子で恋人の手を握り喫煙所を出ては、待ち兼ねたとばかりに首に腕を回し身を寄せて。額を肩口に預け、微笑湛えつつ柔な声色にて)…まさか飲みキャンセルしてまで来てくれるとは。正味嬉しいです。早くこうしたくて、堪らなかったんです。
(喫煙所を出た途端外の冷気を感じる暇もなく相手の体温を感じれば、思わず面食らって。続く言葉に理解すればその腰元に腕を回し頭に軽く頬擦りをしながら笑みを零し)おっ…。ハハ、そりゃ可愛い恋人から連絡きたらそっち優先させんだろ。…きっと、今後仕事の飲みとかで寂しい思いさせる事もゼロではねぇだろうし。出来る時はなるたけな。
如何っすかね。普通は目の前の飲みを優先させるんじゃないっすか?俺もそうして来たし。(暫し相手の体温を堪能した後に名残惜しさを残しつつ離れれば、相手の腕に自身のそれを絡め帰路へと足を向け)仕事に嫉妬する程子供じゃねえっすよ。でも気持ちが嬉しいっすわ。…そう言や、皆さん香水に気付いてくれました。(控え目に告げては、俯き加減で口唇緩ませ)
…俺はさぁ、結構な快楽主義者なんだよなぁ。だからついつい俺が楽しい方取っちまうの。酒飲むんなら悠チャンとが1番楽しいのなんか自明の理だわ。(数人に言われ自分でも納得しているその表現にくつくつ笑いながら、腕に絡みつくようなら感触に目を細め歩みを進めて)勿論、それは分かってっけど。余裕がない時とかはそーゆー時もあるかも知れねぇだろ。んで、そん時に思い出してもらえる出来事っつーのは多い方がいいからさぁ。…な、良かったなぁ。俺も嬉しくてつい自慢しまくったわ。(相手の言葉に照れ笑いしながら白い息を吐いて)
ははっ、普段の俺と飲んで楽しいかしら。営業モードならもっと楽しませれる自信があるんすけど。…それで言ったら俺も快楽主義っすわ。興味ない女を相手すんのがしんどくて、バイトサボりまくり。やっぱ似た者同士っすね。(自嘲する様に一笑。腕を組んでいる事を良い事に、自身の力で歩かず引っ張って貰いながら)…流石。そこまで考えてませんでしたわ。でもその想いだけで良い子で待ってられそうです。…えー、自慢してくれたんすか?ちゃんと聞いとけば良かったっすわ。(相手の自宅へと辿り着くと我先にと鍵を出し解錠して)…ココちゃん待たせちゃいましたねー。
別に俺店に立ってる悠チャンを好きになった訳じゃねぇからなぁ。今の感じが良いんだよ。…ハハ、分かる。俺も大口顧客の対応逃げ出してぇ。本当なんでだか嫌な所ばっか似てんなぁ。(苦笑しながら返せば腕から伝わるその重みすら愛おしくて、手をコートのポケットに突っ込んで安定感を出してやり)ま、そん時はココと一緒にいい子にしてて。ちゃんと出来たらご褒美やるから。…ハッ、別にこれから幾らでも盗み聞きできんだろ。(暗い部屋の扉が開かれれば腕時計で時間を確認してからそっと靴を脱ぎ)あー…もう呆れて寝てんじゃねぇかな。起こすとご機嫌斜めだから静かにしてやってなぁ
それな。でも今までの酒の場じゃ、ロクでもない飲み方しか見せてねぇ気がしますわ。じゃあ折角なんで、今日は浅木さんから頂いたお酒を綺麗に飲みましょうか。…えー、じゃあ大口顧客は俺に下さいよー。コムデ買って貰うー。(些か本気が垣間見える軽い口調で述べては、相手に続き足音に配慮して室内へと上がり。照明のスイッチに手を掛けつつ声を潜め)確かにココちゃんがいたらフラフラしませんわ。因みにご褒美とは?…ねえねえ、電気点けたら起きちゃいます?
(恋人を寝具へと運び終えると、酔いで目を覚ます事はないだろうと言う確信を持ち手際良く寝巻きへと着替えさせて。途中で出来心を起こし鎖骨の下に吸い付き鬱血痕を残しては、声を押し殺して笑って。自身も寝支度を済ませて無断で腕を拝借すると、そっと瞼を下ろし規則正しい寝息を立て始め)
(アラームの音で目を覚ませば、昨夜自身で床についた記憶がなく恐らく隣で寝息を立てる恋人の優しさに甘えたであろう事は明白で。恋人を腕に抱いた儘堕落的な休日を貪りたい気持ちをぐっと堪えて、身支度を。店舗の催事向きのスーツに手早く着替えを済ませる中、ふと鎖骨の下の赤い痕に気づけばくつりと喉を鳴らし)…今日は仕事だけど、明日はちゃんと休みだから今日の夜こそは晩酌しようなぁ。行ってきます。(未だ夢の中だろう恋人にそれでも尚甘さの残る声色で告げれば軽く頬を撫ぜ、愛猫の額に口付けを落としてから玄関へ)
(化粧を施す事なく休日らしいラフなスタイルで不慣れな洗濯や掃除などの家事を済ませては、猫に餌を与えた後に玩具を取り出して戯れる様に遊んで。愛らしい姿に猫撫で声は必至で、でれでれと表情を緩めつつ徐に抱え上げてはキャットタワーへと載せて)んーっ、ココちゃん可愛いねぇ。疲れてるお兄ちゃんにも可愛いところ見せてあげようかー。(スマホを取り出しアングルを変え何枚もの写真を撮影しては、厳選した画像を送付し再び猫と遊び始め)
(スマホに届いた画像に眦を下げるもこれから自分の送る返信を思えば申し訳無さで居た堪れず、苦い表情のまま『悪い、仕事の飲み入った…。出来るだけ早く帰るけど遅くなるだろうから寂しかったら向こう居て。迎えに行く。』手早く打って送信すればため息ひとつ零して)
(スマホが連絡の受信を知らせると緩慢に内容を確認し、独り穏やかに頷いて。『了解でーす。たまには羽目を外して遊んで欲しいんで、ゆっくり楽しんで来て下さい。俺も今日は家に帰りますネ。』と入力し送信すると、遊び疲れて眠る猫にタオルを掛けて一撫でした後に上着を羽織り静かに部屋を後にして)
…羽目外せるかよ。(飲み会終わりにメッセージを確認すれば誰に言うでもなくポツリと呟いて。帰宅して穏やかな寝顔の愛猫の姿を目にすれば一日中遊んだ貰ったことを察し、起こさない様にそっとその頭を撫でてから数日振りに静かな自宅に言い様のない居心地の悪さを感じれば直ぐに外へ出てため息混じりの白い息を吐いていつもの喫煙所へと足を運び)
(喫煙所を出ると早々に腕を組み密着し、嬉々として宙を眺めつつ表情を緩めて緩慢な足取りで恋人の自宅へと足を進め)…ややこしい言い方してすみませんでした。ちょっとやりたい事があって帰ったんです。…でも浩二さんがまさか寂しがってくれるなんてなぁ。呼んでくれれば直ぐに戻ったのに。正味可愛すぎてどうにかしたいくらいっすわ。
(紫煙から逃げる様に喫煙所から出れば恋人の仕草に満更でもない表情を浮かべながら、自分の酒の酔い方に些か後悔を滲ませつつ歩み)…ま、俺もちゃんと言わなかったのが悪かったな。悠チャンと酒飲む為に一日仕事頑張れるくらいには楽しみにしてたんでなぁ。しゃーない。…つか、やりたい事ってなんだよ。
(珍しくも酔いが回った様子の相手をさり気無く引く様にして歩き負担を減らす様に慮っては、横目で見遣り冗談口調で)そんな楽しみにしててくれたんすか。でーも、これ以上酔わせて襲われたら大変なんで、晩酌はまたまたお預けで。…やりたいことは…んー、家に着いてからっすかねー。(勿体ぶる様な口振りをし、口唇に人差し指を添えながらウィンクして)
トピック検索 |