雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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うわー、恥ずかしい!昨日酔っ払ったら急に浩二さんが心配になって、ヤベーヤベー言いながら家ん中漁って探してきたんすよ。黒歴史の愛っすわ。勿論俺の分もバッチリ。今日買って来ましたー。(得意げな口調をしては、双眸を伏せ重なる額の温もりを堪能し。恋人と猫の戯れを微笑ましげに眺めては、ネクタイを緩める所作を横目に腕の中の子をキャットタワーへと座らせた後に招かれる儘ソファーへと着座して。次ぐ言葉に破顔しながら拍手しては、指でハートを作って見せ)うわー、すげーっすねー。浩二さんと朝イチャイチャ出来る時間が増える。やったー。
うーわ…最近どうしたんだよ、可愛くってオニーサン困っちゃう。でも、マジであんがとなぁ…めちゃ助かるわ。(いじらしい相手の言葉にくしゃりと破顔しながら照れ隠しに戯けてみせるも、愛おしさが募れば表情を覗き見るべく恋人の髪を撫で梳かして耳へと掛けさせ。キャットタワーへと連れて行かれる愛猫と目が合い小さく手を振ってから恋人が隣へと座れば僅かに相手の肩に体重を預けて、ハートを見せてくる手を片手で掴みながらその儘その手を解すように手を繋ぎ)ん、朝もイチャイチャ出来るし、なんなら夜更かしもうちょい出来る余裕生まれると思うわ。最近時間なさすぎだからめちゃ嬉しい。
ヤッベ、可愛いキャラになってました?21年間培って来た男前が崩れんのも釈なんで、溢れ出る可愛いさを制御しなくちゃ。(冗談口調で紡いでは、気障な表情を作り自身を覗く視線に応じて。肩に身を寄せられれば確りと受け止め、指を絡められた手を握り返し空の手で相手の髪を緩やかに撫でて)ははっ、夜更かしして免疫が下がってコロナに掛かりでもしたら、大変じゃないっすか。時間無いくらい充実してるのは良い事っすよ。俺なんて時間有り余ってんのに睡眠で無駄に浪費してるんで。…そー言えばー、いつ同棲します?(突拍子も無い問いをさらっと投げては、口唇に弧を描き首を傾げて)
ふ、やっぱそこはさぁ…俺も男前で育って来た人間なんで簡単に言ってやんねぇの。悪ぃな。(気障にこちらを見つめてくる相手に思わず小さく吹き出しては負けじと前髪を掻き上げ片側の口角を吊り上げると狭めた視界で相手を捉え。頭を撫でられる擽ったさにもいつの間にか慣れ、心地良さげに間延びした声色で返答しては握る手の感触を確かめるように緩急力を込めて)まぁなぁ。でもやっぱ1番大事にしたいのは悠チャンとの時間な訳で。…フハ、寝る子は育つかもなぁ。…俺ぁ、いつでも?そもそも今でも同棲してるようなモンだし。悠チャンがいつ自分家引き払ってくるのかと思ってんだよなぁ。(不意に投げ掛けられた問いには揶揄の笑みを浮かべつつも、事も無げに告げればくつくつと肩を揺らし)
…あっは、何このイケメンにらめっこ。シュール過ぎますわ、ウケる。でもやっぱ俺の彼氏カッケーなぁ。俺の負けだー。(暫しキメ顔で相手と対峙するも、耐え切れず吹き出してはあっさりと負けを認め表情を崩し、肩でくすくすと笑い。相手の心地良さそうな仕草を認めたところで頭部を撫でる手を緩慢に下ろしては、何気無しに繋いだ相手の手の甲を口元に運び甘噛みして)やったー。手間が掛からない事が売りのゆーくんなのに沢山構って貰える。嬉しい。…えへへっ、待っててくれたんすか。ありがてーっすわ。今のとこ物置と、拗ねた時に隠れる用の居場所にしかなってないんで本気で不要だなって思って。…本当に本当に、傍に置いといて後悔はないんですか?(すんなりと許可が下りれば破顔し照れた様な仕草を見せるも、繋いだ手を開放し首裏に諸手を回しては僅かな不安を孕んだ声で問い掛け)
ハハ、しょうもねぇな。…でもなんだろなぁ、俺の場合全部ひっくるめて『可愛い』って言ってる所あるわ。男前な所も、懐でかい所もさぁ。全部ひっくるめて、そんなお前が俺のモンだってのが可愛くて仕方ねぇの。(つられたように肩を揺らせば形容し難い胸の内を自分の中で整理をつけるようにポツリと零し。不意に握った手が相手の口元へと吸い込まれれば口付けをされるのかと予想するも、それより強く甘い快感にて覆され反射的に小さく吐息を漏らして)は、…いーじゃん、手間掛かったってさぁ。つか、俺に手間掛けさせろよ、その方が俺の支配欲は満たされるわ。俺が俺のモンに手間掛けて、段々俺好みになってくのがめちゃくちゃ楽しいのに。──…悠チャンはさぁ、俺がいつかお前の事手放すんじゃねぇかなって思ってる?…いや、別に責めてる訳じゃねぇんだ。過去が過去だしなぁ。ただ…そうだなぁ、きっとさぁ…悠チャンが求めてる返しを俺の口から言ってやるのは簡単なんだけど、それじゃあきっとその場凌ぎにしかなんねぇと思うから。…な、傍で俺を繋ぎ止めて、例え俺が一時後悔したとしてそれ以上で塗り替えてみせて。俺がこんだけ惚れ込んだ恋人なんだ、いつだって俺に『流石俺の恋人だ』って言わせてみせろよ。(仄かに揺れるような相手のその声が鼓膜を揺らせば暫し押し黙り。離された手で後頭部を掻きながら視線を逸らし思案するようにゆっくりと諭すように話し出しては、微笑みを携え相手の背中に両手を回し宥めるようにその背中を軽く叩き)
あーね。言いたい事は何となく理解しましたわ。俺も似た様な感情抱いた時に、『好き』って一言に乗せて伝えてますもん。…とは言え、不意打ちっすわ。あのにらめっこからの落差が酷い。きっと俺が思ってる以上に、浩二さんは俺の事を好きで居てくれてるんすね。(思案しながら紡がれた言葉は誇張がない本心に思え、脳裏で反芻し耳を朱に染めては表情を隠す様に俯き加減でぽつりぽつりと)…流石口が上手いっすねぇ。手間掛けて良いだなんて、誰にも言われた事ねーや。…随分と優しい飼い主。でもって男前。──…浩二さんに手放されるって思ってるっつーか…浩二さんは俺とは釣り合わないくらいの存在だから、本当に良いのかなってたまに不安に駆られるんすわ。言い換えたら、俺はもう浩二さんが居ないと辛いから、失いたくなくて臆病になってるんす。(背に手を回されれば胸元へと身体を預け、相手の言葉を幾度も咀嚼し。切なく眉を下げつつ顔を上げては、些か弱々しい口調で)…今は俺に誇れる事は何1つとしてないですけど、世界で誰よりも浩二さんの事が好きな自信だけはあります。…それで、俺がもし自信を持って浩二さんの恋人だって言える日が来たら、一緒に同棲してください。
上手く言葉に出来なくて待たせちゃってすんません。珍しく頭使ったらふわふわして来たんで、今日は浩二さんに寄り添った儘寝ちゃいますね。えへっ、すんません。時間も時間なんで、蹴っちゃってください。それじゃあ、おやすみなさい。浩二さん、愛してますよ。(うつらうつらと船を漕いでは、相手の方に凭れて瞼を閉じ眠りに就き)
いやぁ、便利な言葉だわ。でもこれだけってのも、ちと芸がねぇよなぁ…スラングとかなら幾らでも言えるけど、日本語で言うってのは色々気恥ずかしいんだよなぁ。…え、今更?こんな毎日…早いとは言えねぇけどしっかり帰ってきて、あんなに好きだの愛してるだの言ってるのに?きっと悠チャンの考えてる10倍は悠チャンの事好きだよ、俺。…そもそもお前の事手間の掛からない良い子チャンだと思って付き合ってねぇしなぁ。手間が掛かる方がその分愛着湧くだろ?(自然と口をついて出た言葉を相手に評されれば、気恥ずかしさを誤魔化すべくケラケラと笑い声を立て。茶化した口調で俯きがちなその表情を覗き込むように前屈みになるも、その顔には無意識に柔な微笑みを浮かべて)ハッ、そりゃこっちの台詞。俺は遊んで生きてきたからある程度楽しい事とかイイ男もイイ女も知ってる訳…お前より先に生まれてる分な。その上で1番は悠チャンって判断をしてるんだよ。…でもさ、悠チャンは学生で。これからまだまだ世界が広がっていく訳…正直それが不安で仕方ねぇよ。いつ俺よりイイ奴見つけてくるかとか、俺と居るより楽しい事知ってくるか…とかさ。(尚も片手は背を軽く摩りながら、もう一方を相手頭に添えて。自嘲気味に出た飾り気の無い言葉と一緒に零れ落ちそうになる覚悟だけは、この場に相応しく無い事を判断してはなんとか飲み込み。縋るような表情と弱々しい声色には似つかわしく無い熱烈な言葉に思わず破顔すれば鼻先と額をそれぞれ突き合わせ、双眸を伏せ小さく囁いて)…ハハ、寧ろそれ以外に何が必要なのか俺にゃ分かんねぇけどなぁ。今までどんだけ欲しくても手に入れらんなかったモンをお前が目一杯くれてんだ。…でも、ちゃんと待つよ。覚悟出来たらそりゃもう飛びっきりの、俺の心臓撃ち抜くくらいの言葉、添えてくれよなぁ。…言葉だけ、な。
あー、悪ぃな。後の奴全然気ぃついてなかったわ。…んじゃ、まぁ今日は俺が寝かしつけ係っつー事で。遅くまであんがとなぁ。明日のバイトも、まぁ無理しない程度に頑張れ。晩飯作って待ってるからさぁ。…おやすみ、悠チャン。愛してるよ、俺の1番大事な子。ちゃんとゆっくり寝てくれよなぁ。(恋人を寝具へと運び、寝巻きへと着替えさせては自身もスーツから着替えて。規則正しいリズムで奏でられるその寝息を聞きながらベッドに入り込んでは恋人を抱きしめて微睡み)
…浩二さん、行ってきまーす。(目醒めると恋人の腕の中に居り、温もりと幸せを噛み締める様に暫し抱き付きふわふわとした心地を堪能しては、額へと口付けを贈った後に名残惜しげに寝具から出て出勤準備を行い家を後にして。道すがら『昨日はありがとうございました。これ以上にないくらい浩二さんが好きなはずなのに、もーっと好きになって、この気持ちをおさえながらバイトに行くのは大変だー。帰りは21時前になるかなーってとこなんすけど、どうせ暇なんでゆるーくやってきます。お休み楽しんでくださいね。』と手早く入力しメッセージを送信し、爽やかな日差しに目を細めながら足早にバイト先へと向かい)
…っし、こんなもんかなぁ。(鍋から広がる数種類のスパイスの香りに満足気に呟いては火を止め、炊飯器の予約ボタンを押し。キャットタワーで寛ぐ愛猫を抱き上げ暫し愛でてから猫を下ろして、スマホを取り出し『ちょいタバコ吸ってくるわ。俺の可愛い可愛い恋人がバイト終わったら迎えに行くから連絡ちょーだい。』と手早くメッセージを送っては迷彩柄のシャツジャケットを羽織り屋外へと)
…うわー、遅くなっちった。(アルバイト退勤後にスマホで時刻を確認し眉を下げては、足早に勤務先を後にして。『今終わりました、遅くなってすんません。一先ず喫煙所の前まで行きまーす。中までお迎えに行った方が良いですかね?』と簡素な文章を送ると、駆け足で目的地へと向かい)
…迎えに行くっつってんのに。(喫煙所内で恋人からのメッセージを確認すれば片眉を上げつつ外へと出て、拗ねたように呟いた言葉は外気の冷たさに溶けて消え。そう時間は掛からないだろうと判断すれば返信せずに扉の傍らに背中を預け恋人を待ち)
(息切れをしない程度の速度で街路を駆け抜け、喫煙所の前で壁に寄り掛かり佇む恋人を見付けては満面の笑みを浮かべ、諸手を広げながら走る速度を上げて距離を詰めて。勢い良く抱き付くと、肩で息をしながらくすくすと笑い)遅くなってすんませーん。思ったよりもやる事ありました、えへっ。煙草美味しかったです?
(視界の端に恋人が映ればその所作に小さく吹き出し、肩を揺らしながら緩慢に両腕を広げては駆け寄ってくる相手を受け止めて。片側を背中に回してやり、もう一方で相手の頭を撫でながら目尻を下げ)全然平気…偶にゃあ待つのも悪くねぇし。バイトお疲れさん。…ん、お陰でなぁ。会社以外で久々にゆっくり吸った気ぃするわ。
(抱き締め返されれば心地良さそうに双眸を伏せ、胸に湧き上がる喜びから心拍を上げて。暫し抱擁を堪能した後に緩慢に離れては、自然な所作で腕を組み恋人宅へと向けて歩みを進めて)えっ、俺は早く逢いたくて平気じゃなかったんすけど。…バイト疲れましたよー…こりゃ帰ったら浩二さんでチャージしなきゃ無理っすわ。お煙草楽しめた様で何よりっす。最近はあんまり酒の場でも吸わなくなったんすか?
まーた可愛い事言って…そりゃ、俺だって早く逢いたかったけど。まぁでも、悠チャンの事考えながらソワソワ待つのは意外と楽しかった。…ハハ、いくらでもチャージしてやんよ。ちゃあんと飯も用意してっからさ、帰って腹一杯にしてゆっくりしよ。…あー、酒の席は…クラブと会社の飲みはノーカンだけど、前よりは減ったかな。そもそも俺にとって酒もタバコも遊びもストレスの捌け口でしかねぇし。(最初とは打って変わって、自然と腕を組むようになった恋人を見てはニヤける口元を抑えつつ緩む表情を隠すように顔を逸らし。迅る気持ちを抑え、疲れているであろう恋人を労わるようにゆっくりとした足取りで自宅に向かい。)
だってー、折角浩二さんが家にいるスペシャルタイムにバイトって、俺にとっては時間の無駄でしかなかったんですもん。でもその時間に、浩二さんの頭ん中を占拠できたなら悪くないっすかね。やったー、ごはん楽しみにしてたんすよー。メニューは何ですか?(和やかな表情で会話を楽しみつつ、相手に体重を預け半ば引っ張って貰う様にして歩みを進め。道すがら擦れ違う人の視線を感じれば、余裕の笑みでウィンクを投げて受け流し)ノーカンは笑う。…ま、上手くストレス発散出来てるっつー事っすよね。それなら良いや。
つっても土曜にゃデートだからさぁ。そんな惜しむような事じゃねぇよ。ハッなーに言ってんの。いつだって悠チャンは俺の頭ん中占拠してるわ。…ふ、なーいしょ。ま、匂いで分かるだろーけど。(道ゆく人々の視線に恋人を一瞥すれば、その表情に更に笑みは深まり。腕に絡む相手を見せつけるような心持ちで歩けば自宅までは然程時間もかからず、エントランスを抜けてエレベーターに乗り込み)最近はそもそも仕事以外のストレスなんかほぼねぇわ。家に帰ったら毎日幸せだしさぁ。
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