雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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まぁ分からなくはねぇなぁ。俺も今までの恋人達にゃあこんなイチャイチャしてなかったし。イチャイチャなんかココで充分だったからなぁ。…お、デートなぁ。俺も早く悠チャン着飾らせたいし、良いよ。んー…多分次の土曜は空けられるかなぁ…あとはこの間の祝日の代休を火曜にぶち込んでっから、悠チャンのバイト次第。…っ、…は、(薄ら笑いを浮かべながら相手の舌を喰らい尽くすかの様に噛みしだきたい気持ちを何とか堪え、悩まし気な息を漏らしては舌先で歯列をなぞり、上顎を舐め。不意に唇が離れれば排水溝へと流れる泡に視線を落としながら物足りなさに濡れた唇を舐めてから浴室を出て。バスタオルを手に取り片手で適当に身体を拭きつつ相手の頭をタオル越しにわしゃわしゃと撫でては厭らしい笑みを携えた儘熱っぽく囁いて)ありゃ、もう満足?──…いーいじゃん、別に。俺の前でおかしくなって何が困んのよ。
浩二さんの犬が甘えて来るから、しゃーなし構うしかないっすよね。…ははっ、やっぱココちゃんは特別なんすか。敵う気がしないっすわ。やったー、じゃあデートで決まりっすね。火曜は今んとこバイトなんでー、じゃあ土曜候補で。んー、今から楽しみだー。──…全然満足じゃないっす。欲を言えば滅茶苦茶にされたいっすよ。でも浩二さんお出掛けの予定あるみたいですし、楽しみは明日に取っとくのも悪くないかなって。(タオル越しに感じる相手の掌を唇を結び享受しては、未だに熱が冷めない目で視線を送った後に俯き加減に自身の髪と身体の水気を拭い。下着を纏ったところで漸く吹っ切れた様に一方の口唇を吊り上げて笑んで見せては、相手の鎖骨へと口付けを送った後に一足先に寝室へと向かい)…んじゃ、意地悪された仕返し。今日はパジャマ着ないで寝ましょ。浩二さんが寝た後にちょっとだけ遊ばせて貰うんで。OK?
ふ、違いねぇなぁ。可愛く尻尾振るからさぁ、ついつい甘やかしちまうわ。…ま、比べるモンじゃねぇけどなぁ。悠チャンもココもどっちも特別でどっちも大事だよ。ん、オッケー。じゃあ火曜は飯でも作って悠チャンの帰り待っとくわ。…なぁんだ、意外とまだ我慢出来んじゃねぇの。お預けし足りなかったかなぁ。(熱を帯びた視線を向けてくる相手を一瞬見据えるかの如く冷ややかに見つめては不服の色が微かに宿った表情を隠すべく冗談めかしてくつくつと喉を鳴らして手を離し。相手の提案には素直に頷きつつ、鎖骨に走る焦ったい快感に小さく歯噛みするも下着だけ身に付けては後を追う様に寝室へ進むと、諦め半分揶揄い半分でその儘ベッドへと身を投げて)まぁ、俺夏とかはパジャマ着ねぇで寝るから別に良いけど。…俺で遊ぶって何よ、悪戯してっと後で噛まれるぞぉ。──…ま、いーや。お前のモンだし好きにしなぁ。先に寝かしてもらうから悠チャンも悪戯終わったらちゃあんと寝るんだぞ。おやすみ、悠チャン。愛してるよ。
甘やかされると俺も調子に乗ってもーっと尻尾振っちゃいますし、なーんか悪循環だなぁ。ははっ、大丈夫っす。流石にココちゃんには嫉妬しないんで。わーい、じゃあ火曜日は俺も早く帰る様にしまーす。何作って貰えるか、楽しみにしてますね。…うー、酷い。全然我慢できてないし、今だって『待て』されてる心地なのに。──…へぇ、じゃあもうちょっとしたら毎日筋肉丸出しの浩二さんと寝れるんだ。最高の季節だなー。(相手が寝具へと横たえ眠りに着いたのを認めると、薄く笑んで2人分の寝巻きを傍に置いてから音を立てない様に相手の腰元へと跨り、愛しげに口唇へと口付けを贈り。次いで腰の辺りを一撫でしては、妖しげに囁いた後に自ら繋がるべく瞼を伏せ身を寄せて)…好きにして良いって言われたし、俺に余裕があるって誤解されたみたいなんで、お言葉に甘えて飼い主に噛み付かせて貰いますね。ちゃーんと浩二さんをよくしてから、俺もそうするんで。…最後はパジャマを着せて隠蔽OK。俺だけの内緒にしておきます。…愛してますよ、浩二さん。毎日幸せをくれてありがとうございます。おやすみなさーい、でもっていただきまーす。
…おっ、アイツ家の近くに来てるのか。行くしかねーな。(家事を終わらせ一息吐く最中、スマホが連絡の受信を知らせれば徐に手に取り確認し。学友からの誘いの文章に嬉々と目を細めては、恋人へ『ちょっとクラスの奴と出掛けて来まーす。あんまり遅くはならないと思うんすけど、お出掛けとか遠慮なくしちゃってくださいね。ではではー。』と送信し、慌て気味に身形を整えて家を後にして)
ココちゃんただいまー。おやすみー。(ほろ酔い状態で帰宅を果たすと、猫を撫でた後に自宅から持ち帰ったマスクと除菌シートを恋人の通勤用鞄に忍ばせ、ソファーへと横たえ転寝を始め)
たーだいまぁ。(サバゲーの後の飲み会で想定外に遅くなれば眠気を抑え帰宅し、小さく呟いては酒の回った頭で手洗いだけ済ませ、揺れる視界を遮る様に目を瞑りリビングへと進み。扉を開けた所で漸く目を開いて恋人と愛猫の姿を確認すれば火照る頬を冷ます為に冷蔵庫からペットボトルの水を手に取り)
んー…お帰りなさーい。楽しんで来ましたー…?俺はもう久々に酒飲んだら、酔いはしねーけど眠くて眠くて…。(帰宅を告げる相手の声で目覚めては、緩慢に上腿を起こし柔く微笑を浮かべ。徐に両腕を広げては)ただいまのぎゅーください。
…ん、今日はサバゲーしてきて身体バッキバキ。悠チャンもダチと一緒だったんだろ?楽しんでたんなら何よりだわ。(ペットボトルに口をつけた瞬間鼓膜を揺さぶる恋人の声に視線を送れば酒で緩んだ表情は難なく微笑みを浮かべる事に成功して。喉を鳴らして中身を飲み干してから言葉を返しながら相手に歩み寄っては求められるが儘に恋人の背中に腕を回し)ハハ、酔っ払い同士だなぁ。悪くねぇや。
ほぇー、浩二さんサバゲーやるんすね。リアルFPSだ。痣になりませんでした?(相手が水を飲む様子を寝惚け眼で眺め、期待通りのハグを享受しては疲弊した体を労る様に背に腕を回し摩って)本当、酔っ払い通しは久々っすね。前は毎日酒引っ掛けてから顔合わせてたのに。…じゃ、今日はお疲れでしょうし、早めに寝ましょうか。
寧ろサバゲーが先だわ。大学ん時のダチがさぁ、みーんな好きで。野郎も女も居るけどあの連中だけはマジでサバゲーだけで連んでるから気楽でしゃーない。…ん、割とガチだからちゃんとフェイスガードもゴーグルもしてたわ。ほれ、見てみ。(相手の首元に顔を埋めてはくつくつと喉を鳴らし、スマホを手に取れば女友達がSNSに載せていた投稿を探し、狼を模したフェイスガードに変光ゴーグルの集団の写真を見つけては破顔してながら自慢気に相手に掲げ。背中を伝う柔い感触を愉しみつつ、酔いの回った口調は依然治らず矢継ぎ早に言葉を紡いで)…んー、そうね、明日からまーた仕事だしなぁ。…でも、悠チャンとイチャイチャしたいからもうちょい平気。…あ、つか朝起きたらちゃあんとパジャマ着てたんだけど。悪戯って何したん?
ほえー、サバゲーが先パターンってあるんすね。ちゃんと服着てても痛えって専らの噂なのに、女性でやるのはカッケーっすわ。…ははっ、スゲー陽キャの集まりだ。良い日曜を過ごして来ましたね。(掲げられた画像に視線を向けては、楽しげな画に吹き出した後に破顔し愛でる様に相手の後頭部を撫でて。次ぐ質問には思わずニヤけそうになるも、表情の筋肉で堪えては平生通りの口調で)じゃあ、浩二さんが眠たくなるまでイチャイチャします。…あー、悪戯しようとしたんすけど、結局止めたんすよ。可哀想だから。良く寝れたでしょ?
やっぱ男の子のロマンっしょ、銃ぶっ放したくなんのはさ。いーや、正直めちゃくちゃカッケーよ。…カッケーけど、めーちゃくちゃ怖い。…フハ、陽キャじゃねぇわ。イキッてるだーけ。(ケラケラと朗らかな笑い声を零しながら自分の頭部を撫でる手をその儘に甘受して。甘えた様な言葉と続けて聞こえる相手のなんとはない返答を不満に思えば底意地の悪さが顔を覗かせ、粗雑な物言いで揶揄して)ん、そーしよ。悠チャンも眠かったら気にせず寝ろよなぁ。……へぇ。俺の飼い犬ってそんなにお行儀良かったっけ?…んじゃやっぱまだまだ我慢出来た訳だ。ま、そうだよなぁ、俺が1ヶ月プラトニック貫いたんだし、悠チャンにはもっと頑張ってもらわなきゃだよなぁ?
間違いないっすね。俺もやろうとしたんすけど、痛みに弱いんで結局お家でキルして満足してますけど。ははっ、怖いとか益々カッケーじゃないっすか。浩二さんが女性相手に怯んでるトコ見てみてーや。──ん、ありがとうございます。じゃあ今日は寝落ち上等っつー事で。(頭部を撫でる手に抵抗が無いのを認めると更に愛でるべく額へと口付けて、楽しげな相手に便乗する様に笑みを深めて頷き。次ぐ台詞には暫し思案。観念したとばかりに一笑しては、悪戯に口唇に弧を刻み耳元で囁くは)…あれ、何か察してます?ま、あれだけガンガン揺れたら快眠とは程遠いっすわなぁ。ごちそーさまでした。美味しかったですよ。
痛みに弱い?…ハッ、あんだけ噛まれてよがってる奴がなぁに言ってんだか。ま、悠チャンの顔に万が一傷でも出来たら俺が嫌だからそんくらいで良いよ。だぁって俺の女の守備範囲から外れてんもん、アイツら。なんつーか…マジで中坊の時の気ぃ強い女連中相手してる時の気分になる。(言葉とは裏腹に額に相手の唇が触れれば緩んだ口元から溢れ出る嬉しそうな笑声は止められず、無意識に声色は甘いものになり。背中に回した手に力を込め様とした途端、軽口への意外な返答に酔いの覚めない頭が追い付かず、暫し瞬きを繰り返しては惚けた口調になり)…いや、冗談とちょい揶揄ってやろうと思っただけだったんだけど。───…え、待て待て待て。……俺マジで寝込み襲われたパターン?
エロくない気分の時は痛みに弱いんすよ。注射すら儘ならねー弱さですし、だからこそタチって来た訳ですし。…あー、やけにオラオラしてる女子っすね。俺は可愛いなーって思いますけど、浩二さんのストライクゾーンから外れてんのは助かりますわ。余所見する心配がねーんで。…今日はやけに可愛いっすね。沢山よしよししてあげますよー。(甘い雰囲気を纏う相手に胸を擽られる心地を覚えては、至極穏和な声色で紡ぎ頬へと口付けた後に再度抱き寄せ、背をゆったりとしたリズムで撫でて。唖然とした様子の相手に思わず声を立てつつ笑っては、行為を示唆する様にウィンクしながら自身の下唇を舌先でなぞり)あははははっ、だって好きにしても良いって言われたんすもん。安心してください、ちゃんと俺がネコったんで。…ま、後は起こさなきゃいけなかったんで、こっちでも少し頂きましたけど。
(恋人の寝息を耳元で感じ取れば、柔に笑んで寝室へと連れて行き寝具へと横たえさせて。寝巻きへと着替えさせ自身も寝支度を済ませると隣に寝転び、頬を撫でつつ寝顔を眺めた後に額、鼻先、唇へと順に口付け。徐にスマホを手に取ると『今日はあんまり好きって伝えれなかったんで、浩二さんが寂しくならない様に。愛してますよー。浩二さんが楽しそうにしてると、俺も幸せです。明日も頑張ってくださいね。追伸、鞄にゆーくんの愛情入れておきましたー。』と手早く送信し、腕を拝借し枕にして瞼を伏せ)おやすみなさい、浩二さん。大好きですよ。
(仕事が終わり冷たい夜風に肩を竦めながら足早に歩けば自然と眉間に皺を刻み、マスクで口元を隠したその顔は他人を寄せつけ難いものとなり。ポケットに突っ込んだ手がスマホへと触れれば思い出したように取り出して『今日は直帰しまーす。』と、打つ時間すら惜しむかの如く一言だけ送信して。程なくして自宅が近づき、自分の帰りを待っているであろう恋人と愛猫を思い浮かべれば眉間の皺も緩みマスクの下の口元は締まりが無くなり、玄関の扉を開けて革靴を脱いでは真っ先にリビングへと)ただいまぁ。
ココちゃーん、お兄ちゃん今日は直ぐ帰って来るって。良かったねー。(手作りの餌を猫に与える最中、恋人からの連絡を受信すれば嬉々と表情を緩めて。食事を終えた猫の頭を撫でつつ柔な口調で語り掛けては、器を洗うべくキッチンへと赴き。片付けを終えたところで恋人が帰宅すれば、猫を抱え上げ上機嫌に扉前へと出迎えに向かい)お帰りなさーい。あははっ、マスクしてくれたんですね。(嬉しげに目を細めては、マスクへと指を掛けずらして口付けを贈り)
ん、ただいま悠チャン。ココもなぁ。…ふ、そりゃ恋人からの愛だから使わない訳にはいかねぇよ。でも、ちゃんとお前の分ある?明日バイトだろ?(出迎えを受ければ先程までの険しさは顔からすっかり消え、緩んだ口元の儘に口付けを甘受し額をくっつけては囁くような声色で告げ。次いで恋人の腕の中に収まる愛猫と鼻先を摺り合わせ、緩慢に歩き出せばずらされたマスクを取り外しゴミ箱に入れ、流れるようにネクタイを緩め手元の鞄をソファーへと放ってからその傍らに腰を下ろし。手招きをしつつまるで自慢話を披露するが如くニヤついた顔で相手を見つめて)…因みに、明日っから当面午後出勤だけになりましたぁ。ま、俺ぁ明日は有給だけどさぁ。いやー…嬉しい。
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