雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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──…平気そう?水かタバコいるかぁ?(甘く心地いい倦怠感に包まれる中、リハビリからペットボトルとタバコを手に寝室へと戻り。久方振りの行為に些か興が乗り過ぎ、相手の身体を飾る痣を増やしたや、相手が初めて受け入れる側に立った事を思い返せば恋人を心配しつつ声を掛けて。)
…ぐすんぐすん、おしりに穴開きましたー。…じゃあ、お水より煙草より、浩二さんを頂きたいです。(倦怠感と臀部の痛みでぐったりと寝具に横たえる最中、恋人の声が聞こえれば視線を向け泣き真似をして。高揚する儘に反応を示した後遺症で声を発すると些か掠れており、目は涙を流した後で些か乾燥気味で。両手を広げ相手を呼び寄せては、柔な声色で)…なんつーか…幸せでした。今は浩二さんが好き過ぎてやばいです。…張り切ってたみたいっすけど、明日仕事大丈夫そうです?さ、ねんねしましょ。今なら良い夢見れそうですし。
ハッ…バァカ、もともと空いてんだろーが。…ん、お安い御用だけど、水くらいは飲んどけ。汗かいただろうし、あんだけ泣いたんだから喉渇いただろ。(相手の冗句を軽くあしらってはベッドへと腰掛けタバコをヘッドボードへと追いやり。伸ばされた手にペットボトルを押し付けるように渡してから緩く相手の背中に両腕を回し、疲労感の漂うその顔に目を細めながら、互いの額を触れさせて。腕中の恋人ごとベッドへ横たわり首の下に腕を入れてやれば、愛おしげに目を細めながら相手の前髪を軽く梳き)俺も幸せだったし、めちゃくちゃ悦かった。…ん、まぁちょっと前ならこんなん通常運転だし平気だろ。寧ろ発散できてすげぇ元気。俺は悠チャンが寝付いたらシャワー浴びて仕事の準備するからさ、蹴って寝ちまって。おやすみ、悠チャン。愛してるよ。
あはは、バレちゃいました?…ん、じゃあお言葉に甘えて頂きます。(ペットボトルを受け取れば、恋人の気遣いに嬉々としつつ一口含み、煙草の横へと並べて置いて。額が重なれば穏やかや時を楽しむ様に瞼を伏せ享受。次ぐ腕枕には自ら胸元に身を寄せ、包み込まれる感覚に短く息を零し)…浩二さん、ちゃんと優しくしてくれましたね。つか流石は経験豊富とだけあって、すっかり虜にされましたわ。暫く思い出しそう。…あれっ、貫徹っすか?…うー、ごめんなさい。代わりって言っちゃ何ですけど、今日は早くねんねしましょうね。…いつもありがとうございます。浩二さん、愛してますよ。お仕事頑張って来てくださいね。おやすみなさい。(心底すまなそうに眉を下げては、お詫びとばかりに触れるだけの口付けを贈った後に目を閉じて。間も無くしてまどろみ、規則正しい寝息を立て始め)
…ふ。(帰りの電車内、車窓に映るベージュのスーツに身を包んだ見慣れない自分の姿に眉を寄せるも、直ぐに恋人からの揶揄を想像すれば小さく肩を揺らして。イヤホンから流れるアップテンポな音楽につられるように休日を楽しむ人波の中を足早に進み自宅へと辿り着くと、緩んだ表情の儘扉を開け間延びした口調にて)…ただいまぁ。
あ、ココちゃんお兄ちゃん帰って来た。お迎え行くよー。(夕食の支度が粗方終わったところで恋人の帰宅を知らせる声が聞こえれば、表情を緩めて猫を抱き玄関へと向かい。見慣れない色のスーツに身を包む姿を見ては刹那見惚れるも、くすくすと笑い頬に口付けて)おかえりなさーい。うわー、チャラいなー。そんなスーツ持ってたんすね、滅茶苦茶カッケーっすわ。俺好みだ。
ん、ただいま…悠チャン、ココ。(歩いてくる影に眦を下げて近寄り、恋人を緩く抱きしめてから愛猫の鼻先を自分の物と摺り合わせ。半ば期待していた揶揄と次ぐ褒め言葉に相手の首元で破顔し、満足気に腕を離せば贈られた口付けに片側の口角を吊り上げながらジャケットの襟を正して)お、意外と似合ってる?今回のイベント用に会社から支給されたスーツなんだけどさぁ、みーんなこれ着てっから俺の異様さが浮き彫りなんだよな。
(抱擁に嬉しげに目を細めるも、得意げな所作には口許を手で覆いながら愉快げに笑い声を立てて)あははっ、ベージュのスーツなんてまあまあ誰が着てもチャラくなるんで、確かに1人だけスゲーセレブみたいなのがいるってなりそうっすね。ガタイ良いからサッカー選手にも見えるし。ウケる、記念に写真撮っておこー。(ポケットからスマホを取り出すと手早く撮影し満足げな表情をした後に、猫を相手の腕に預けて一足先に中へと入り)あ、ごはん作っておいたんでちょっとココちゃんと遊んでてくださいね。すぐ持ってきまーす。
(口角を上げた儘戯けた様に襟から手を離し、相手につられて眉を上げながら可笑しさを堪える様に震えた声を喉で鳴らし。スマホを向けられれば相手好みの意地の悪い笑顔を貼り付けついでとばかりにレンズへと中指を向けて)フハ、ぜってぇ馬鹿にしてんな。クソ生意気だわー。…お、イケメンに撮れよ?(相手の満足気な様子に小さく笑声を零しながら愛猫を胸に抱き、片手で靴を脱いでは目の前の背中に後をついて室内へと。腕の中の長い体毛に頬擦りをしながらソファーへと腰を下ろせば、聞こえた言葉に自然と期待に満ちた声色で返してから愛猫へと投げ掛け)おー、楽しみだわ。腹減った。…んじゃ、ココは悠チャンの邪魔しねぇように俺とイチャイチャすっかぁ。
えー、スゲー褒めてるんすけど。俺が浩二さんのチャラいの好きなの知ってるでしょ?因みに、このスーツって返却しちゃうんですか?(表情とポージングが確りと決まった写真を眺めくすくすと笑いつつキッチンへと赴けば、料理を皿に盛り付けトレーに載せてリビングへと運び。2人分それぞれの目玉焼きを載せたハンバーグとサラダ、スープ、ライス、カトラリーをテーブルへと並べては、相手の隣へと着座し得意げな面持ちで自身の分のハンバーグを切り分け、相手の口許へと差し出し)今日はお母さんに聞いて作りました。ちゃんと野菜も付けろって怒られたんで、品数多めです。はい、あーん。
(恋人を寝具へと運び込むと、スーツから部屋着へと着替えさせた後に衣服をハンガーへと丁寧に掛けて。自身の着替えも済ませると隣に横たえ、暫し寝顔を見据えた後に唇を重ね、相手の腕を拝借し頭部を載せて眠りへと就き)浩二さんおやすみなさい。今日も一日お疲れ様でした。朝まで良い子でちゃーんと寝てくださいねん。愛してますよ。
…あー…やべぇ。いつの間に寝てたんだよ…。(不意に目が覚めれば寝起きの頭を巡らせるもあまり意味は無く、眉間の後悔の色は腕の中の恋人の穏やかな表情でほのかに和らいで。相手を起こさない様に、それでもしっかりと宣言する様に1人呟いては額に口付けて)…ハンバーグ…。ぜってぇ明日食お。(──『明日か明後日どっちか…もしかしたら両方。ダチと飲みに行くから帰り遅くなる。連絡はちゃんとするから心配しないで。眠かったら先寝ててな。』スマホを手に取り連絡事項だけ目の前の相手に送信しては、出来心でその寝顔を写真に収め。子供の様な悪戯な笑みを携えた儘その写真の鼻から下を私用のSNSのアイコンに設定して。“I'm a playa. lol”と書いていたプロフィールの一言コメントを“ My bae!”と書き換え、満足気にクスクスと笑いながら恋人を抱き寄せ再び目を閉じて)愛してるよ、悠チャン。おやすみ。
ココちゃーん笑ってー。あー可愛いねー。(シャワーを浴び終えサテン生地のパジャマを纏った姿。寝具に猫を連れ込み頬を寄せあったセルフィーを撮影しては、猫撫で声で褒めた後に恋人へと送信して。追って『了解でーす。じゃあココちゃんとねんねしながら待ってるんで、ゆっくり楽しんできて下さいね。おやすみなさーい。』と絵文字を混えて送っては、満足げな表情で猫と一緒に布団に入り、程なくして寝息を立て始め)
(SNSの投稿のせいか、最近の付き合いの悪さか、今夜の酒の肴は自分の恋人の話題ばかりで。質問に答えては飲まされ、惚気ては飲まされ、常時より速いペースで飲めば酔いが回るのも早く、縁遠かった筈の視界の回る感覚の儘友人と別れてはタクシーへと乗り込み、車内の揺れを感じつつ恋人からの連絡を確認して写真に頬を緩めてはダメ元で『タクシーで帰る。起きてたらマンションの下まで迎えに来て』と送信してから束の間の微睡を楽しんで)
…んー、誰…?──…ほっ、浩二さんがもう帰って来るだと?!やったー、迎えに行こーっと。(浅い眠りに就く中、着信音が響けば目を覚まし朧げな意識でスマホを手繰り寄せ内容を確認して。恋人からの連絡と知れば嬉々と表情を綻ばせ、すっかりと覚醒し。パーカーとデニムに着替えコートを羽織った後に猫をキャットタワーへと連れて行っては、スマホだけを持ち部屋を後にして。指定通りマンションの下へと赴くもサプライズのために返信はせず、壁に寄り掛かりながらスマホを弄り恋人の帰宅を待ち)
…寝てっかな。──あー、釣り良いっす(通知のないスマホにタクシーの揺れに呼応する用に目が回る感覚に目を瞑りながら呟き。自宅前まで付けば視界に映る人影に駆け寄りたくて釣り銭を受け取らずタクシーから降りて覚束無い足取りで恋人へと駆け寄り締まりのない笑顔を見せて)へへ、ただいまぁ悠チャン。
(マンションの前でタクシーが停車すればスマホから顔を上げ、窓ガラス越しに恋人の姿を認めては手中の品をポケットに仕舞い。嬉しげに目を細めるも、上機嫌に駆け寄って来る姿を見ては大きく吹き出し、肩で笑いつつ両手で相手の身体を抱き留め、緩やかな手付きで後頭部を撫でて)はははっ、ウケる。今日はやけにご機嫌じゃないっすか。おかえりなさーい、随分と楽しく飲んで来ましたねー。
ん、今日はそこそこ酔っ払いだわ。…ふ、クッソ飲まされた。(口角を上げた儘に後頭部を撫でる手が心地よく、素直に伝えれば、外気の冷たさに幾分頭が冴える様な感覚に陥り。暫し目を瞑ってから目を開けば、視界が回る感覚も消え目の前の恋人の顔がしっかりと視界に映り、微笑んでは手を下ろし相手の手を握り)悠チャンの話めっちゃしたから会いたかったんだわ。帰ろ。
浩二さんがクッソって言うくらいなら、凄まじい量なんでしょうねぇ。…えっ、俺の話?あははっ、一体どんな話したんすか。俺なんて大したネタ無いでしょー。(言葉とは裏腹に表情は嬉しさと恥じらいで緩んでいて。暫し抱擁を楽しむも手を握られれば指を折り包み返し、先導する様に歩みエレベーターへと。狭い空間に入るなり空の手を壁に手を突き相手を追い込んでは、不意を狙って唇を奪い。悪戯に一方の頬を吊り上げた後に、何食わぬ顔で自宅階の釦を押して)…さっきやけに可愛いかったんで、頂いときます。ごちそーさまです。
誰かがグラス空にする度に飲んでたからなぁ。──ハイボールが…多分12杯と日本酒四合と…そっからは覚えてねぇわ。…んー、俺の恋人がちょっと生意気で、でもすっげぇ可愛くて…めちゃくちゃ美形って話。(指折り数えるも思い出せない範囲に鼻笑いしては他人事の様な口調で呟き。酔っ払い然とした呂律で伝えながら手を引かれる儘にエレベーターへと乗り込み、壁に体を預けながら楽しげに歪む口元に口付けを甘受しては気恥ずかしさに自信の手首で口元を隠しつつ、尚もクスクスと笑いを零し)ハッ、…可愛いってツラじゃねぇだろ。ただの酔っ払い。でも、今日はマジで、良い酔い方だし悠チャンの顔も見れたし…良い日だわ。
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