雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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(自分を捕らえた人影を丸い瞳で見つめる愛猫と犯人である恋人の幼さの垣間見える笑みに思わず吹き出して肩口へと頭を預けてはくつくつと震える声を喉で鳴らし。片手を相手の腰へと回してから空の手で慰め程度に猫の顎を撫で遣り、こちらを見つめる双眸と暫し見つめ合い冗談めかすも不意に胸の締め付けられる様な愛おしさが込み上げてくれば下唇を甘噛みして)フハッ…うん、そーかも。雄太の事呼んだわぁ。…ふ、可愛い。座り心地は如何っすかねぇ。
(相手が笑みを零すのを認めては嬉しげに笑みを深め、肩口へと預けられた髪を軽く撫でて。些か不機嫌になった猫の機嫌を取るべく頭を撫でているも、不意に唇を甘噛みされれば喉を鳴らし、猫を解放した後に対面するかたちで相手の膝元へと跨ると触れるだけの口付けを贈り薄く笑んで見せ)やっぱり。ココちゃん拗ねてますけど、きっとそうだと思ってましたよ。座り心地はそりゃもう最高。何たって俺の専用の椅子ですから、ネ。
ハハ、親父の耳としちゃあ可愛い愛娘をすねさせてんの本望ではねぇけど…まぁ今は嫁さんから目ぇ離せねぇからしゃーないなぁ。ふ、そりゃあこーんな座り方許すのは今となっちゃあお前だけだしな。思う存分堪能してもらわねぇと。…つか、寝てた?最近夜更かしさせてばっかだもんな。一緒にベッドでゴロゴロする?(呆れた様に離れていく小さな背中に苦笑を向けるも視線を戻せば直ぐ様締まりのない表情へと変わり相手の頬に手を這わせ、些か高めの体温と寝起き特有のトロリとした瞳に気づけば唇を啄みつつ合間合間に問い掛けて)
パパはモテモテで大変ですねー。帰ってくるなり娘からも嫁からも構って構ってってされてんの。ウケる。──俺がこの座り方してるって事は甘える気満々って事ですから、勿論可愛がってくれますよね?…あは、ご名答。今日は一日中寝腐ってましたわ。只単に怠けてるだけなんで、夜更かしのせいとかじゃないっすわ。でもベッドには行きます。もっとイチャイチャしたいんで。(相手の甘い表情にくすくすと笑いを溢しては、双眸を伏せた後に唇を触れさせられる度に短く息を飲み。首の裏へと両手を回し甘える様な口調をしては、耳元へと顔を運び囁く様に)…抱っこして連れて行って欲しいです。
そ、羨ましいだろ。最近碌に構えて無かったからか、俺にデレデレなんだよなぁ。──甘やかすのは別に喜んでって感じだけど、可愛がり過ぎると今日ももれなく夜更かしチャンにさせちまうのが悩みもんだよなぁ。…早くこれが終わりゃあ、なぁんも気にせずお前とイチャイチャ出来んのに。(両腕を向かいの身体へと回し、抱擁の感触を脳裏に刻み込む様に力を込めて堪能するも口調は諦め混じりのそれで。一頻り満足した所で強請られる儘相手を抱き上げ寝具へと下ろしてから、自分の衣類を脱ぎ下着姿になると恋人の隣へと寝転がり、髪を梳き撫でる様に指を通しては穏やかな声色にて)さぁて、ベッドきてイチャイチャタイムって言いたい所だけど、今日ぐらいは少しでも早く寝かしてやんねぇと。最近、変な時間に返信鈍くなっててごめんなぁ。痛み激しくなるとダメなんだけど、返事出来てるうちは比較的マシって感じだから安心して。んで、頼むからこのまま蹴って寝ちまってな、最近マジでお前の睡眠時間が心配だから。おやすみ、雄太。愛してるよ。
ココちゃんは賢い子だから、コウくんを癒したいって思ってるかもっすね。──ん、もうちょいで折り返しだから頑張ってくださいね。ちゃんと良い子で待ってますから。…首、痛むんですね。俺が言えた事じゃないですけど、休めそうなら半休なり何なり取って睡眠なりケアに充ててくださいね。心配っすわ…12連勤って必要?マジで必要?それしないと死ぬ?って俺がお偉いさんに詰め寄って差し上げたいくらいですし。まあ到底出来もしないんで、せめても寝れそうな時は直ぐに寝てくださいね。(相手の口調から心中を察すれば切なく眉を下げ、頬を撫でつつ言葉を紡ぎ。抱えられる儘身を任せ寝具へと辿り着けば、髪を撫でる手を享受した後に抱き寄せ己の胸元へと相手の顔を招き。ゆったりのした手付きで首を労る様にそっと撫で続け、愛しげな声色で)俺はマジで大丈夫っす。学校でお察しの奴が出たんでもう暫くオンライン授業が確定しましたし、バイトも変わらず楽勝。週に何回か昼間に寝れるんで、心配しないでください。今はとにかくご自愛くださいね。…おやすみなさい。愛してますよ。
ふ、ココだけの話じゃねぇけどなぁ。どっちも気ぃ遣えるいい子チャンで可愛いったらありゃしねぇわ。──あんがと。来週は多分月曜とかは厳しいけど週の半ばは比較的早めに帰って来れるんじゃねぇかなって思うから、俺が上手くやったら特別待遇で頼むわ。…あー、まぁでも日々マシにはなってきてるから大丈夫。んで睡眠に関しても俺は俺で体質的に通勤中とかに適当に寝て補えば充分だし、意外と元気なモンよ。心配ばっかしてると気疲れすんだろ、連勤も首の事も頭の片隅に入れとく位でいーのよ。その代わり終わったらそりゃもう盛大に労ってくれりゃあ大満足。(恋人を甘やかす心算で居たものの、その胸元へと引き寄せられれば苦笑とはにかみの中間の様な笑みを小さく漏らしつつ大人しく享受し。思考を引っ張る様な鈍い痛みは首を撫でる優しい感触に幾らか和らげば意識をその感覚にだけ向けて微睡み)マジか、大学ってんなら生活圏内被ってる可能性高ぇしマジで気ぃ付けてな、今はどこで貰ってきてもおかしくねぇ状況だし。でも雄太の負担が少しでもマシならちと安心したわ。…お陰様でちゃあんと寝れそうになってきたし改めておやすみ。今日もあんがと、少しでもゆっくり寝てくれな。
パパがいない土日はつまんないねー、ココちゃーん。(暇を持て余し猫を腹部に載せつつソファーへと横たえスマホで動画を眺めているも、気が付けば寝落ちていて。端末を握った儘、猫と共に規則正しい寝息を立て)
(大口顧客のアテンド後、飲みに誘われるも営業車を理由に丁重に断りを入れて帰宅すれば手洗いうがいを済ませてから緩慢な足取りでリビングへと。ソファーの上に恋人と愛猫の姿を見つけては頬を緩めて傍らに蹲み込み、それぞれの額へと順番に口付けると甘ったるい声音で小さく呟き)ただいま雄太、ココ。
…んー…コウくんお帰りなさい。今日のお仕事はいかがでした?(深い眠りに就いているも、額への口付けを享受しては目を覚まし薄く瞼を開き。頭が殆ど回っていない状態で恋人の姿を認めると柔らかな笑みを浮かべ、上手く開かない眼を擦った後に口付けを求めるべく唇を僅かに立て)
今日は金持ちの買い物に引っ付いてウン百万売ってきたわ、化粧品もウチの会社の他の商品も。偉くねぇ?褒めてくれていーよ。(眠た気な恋人の所作があまりにも可愛らしく写れば殊更間延びした口調になり、音を立てて唇を啄み満足そうに笑みを深めると相手の胸元に頭を載せ)
…ひぇっ、すげー。数百万…幾らラグジュアリーとは言えど表彰レベルじゃないです?流石、腕持ってますね。そんだけ売ったなら今日は気持ち良く休めそうですね。お疲れ様でした。(猫をソファーの背凭れへと逃すと瞼を伏せた儘口付けを甘受し。再び瞼を薄く開くと相手の得意げな表情に釣られて表情を緩め、両手で頭を包み込み緩やかな手付きで撫でて)
いやぁ、実際内訳は殆どファッションだからなぁ…これが全部化粧品ならワンチャン冬の査定上がるし賞与モンだけど。でも雄太が褒めてくれたから良いや。んで、雄太は?今日はのんびり出来た?(自分が強請ったとおり頭に与えられる柔な感触に双眸を細め、寛ぐべく足を胡座に組み替えて。心地良さに穏やかな呼吸を溢してから相手の表情をよく見ようと頭の角度を変えて見つめ)
いやぁ、実際内訳は殆どファッションだからなぁ…これが全部化粧品ならワンチャン冬の査定上がるし賞与モンだけど。でも雄太が褒めてくれたから良いや。んで、雄太は?今日はのんびり出来た?(自分が強請ったとおり頭に与えられる柔な感触に双眸を細め、寛ぐべく足を胡座に組み替えて。心地良さに穏やかな呼吸を溢してから相手の表情をよく見ようと頭の角度を変えて見つめ)
…あー…部門の分しか評価に入んないんすね。それなら俺がしこたま褒めます。何なら賞状でも手作りしましょうか?──俺も今日は良い子ちゃんでしたよ。課題のレポート書いてました。まあ1時間だけなんすけどね。後はゲームしてましたわ。(更に相手を称えるべく唇を啄んでは、冗談を告げくすくすと笑いを溢し。視線に気付くと口角を上げた儘上体を起こし相手の隣へと腰を下ろしては、手慣れた手付きでネクタイを外しシャツのボタンを開けつつ)…お。もしかして俺の顔に見惚れてました?
全くねぇ訳じゃないけどオマケみてぇなモンよ、他の部署とかに名前売れるからって位。ハッ、賞状とか要らねぇ──…けど、それならさぁ。来週弁当作ってよ、愛妻弁当。1日だけでいーから。──お、偉いじゃねぇの。今の時期は家から出ないで大人しくしてるっつーだけで充分お利口だってのに、学生の本分真っ当してイイコ。(相手の冗句を鼻で笑い飛ばすも、ふと言葉を止めて暫し思案してはダメ元といった風な軽い口調で。次いですかさず自分の世話を焼き始める手にくつくつ喉を鳴らして緩く頷けば戯けた様に眉を上げて)…ふ、バレたぁ?最近マジで雄太が不足してっからせめて焼き付けておかねぇとって。
名前を売るどころか感謝されなきゃ頭にきますわな。回んねー寿司だの個室の焼肉だの奢って貰った方が良いっすよ。…ぴえん、賞状いらねーって言われた。でも弁当なら喜んで。社食みたいに美味いもんは作れねーですけど、愛情込めて作らせて貰いますよ。──ん、飯もウーバーばっかり使って一歩も外に出ませんでしたわ。お陰で腹の辺りなんか益々コウくん好みになって来ましたよ。(頼まれ事の内容に刹那僅かに見開くも、その内容の愛らしさに溢れる笑みを堪えきれず口元を手で覆い隠しては頷き快諾し。ジャケットのボタンを外し肩口から布を下ろし預かっては、指で摘める程度に増えた脂肪へと相手の手を誘導し口唇を立てつつ自虐し)ええそりゃもう。じーって見られたらどんな鈍感だって気付きますよ。…でもって俺もコウくん不足。気が合いますね。
まぁ俺にアテンド回してきた上司には死ぬほど見返り要求してっから平気。寿司だとか焼肉より良いモン貰う予定。…ふ、賞状貰ってもどーしようもねぇじゃん。それともデスクに飾ってやろっか?…お、マジ?よっしゃ、それなら連勤後半も頑張れる気ぃする。楽しみにしとくわ。──…良いねぇ。ここ噛んだらめっちゃ楽しそう…今度ご褒美にたくさんイイ物付けてやろうなぁ。(自身の予想に反して相手が頷くのが視界に映れば思わず破顔し、嬉し気に小さく肩を竦めて。取られた手が柔らかな肉の元へと導かれると厭らしい笑みを隠さずに堪能する様に揉みしだいては揶揄を混えて低く囁き)だぁって、俺の嫁さんこんなに可愛いんだから見惚れちまうのもしゃーないだろ。…ん、まぁ不足させてんのは俺のせいなんだけどなぁ。後半は挽回しねぇとだわぁ。
それだけの上顧客回らされんなら信頼されてるっつー事で名誉な事じゃないっすか。寿司やら肉より良い物…んー、俺の知る限りじゃ思い浮かばないっすわ。現ナマっすか?…ふっ、俺のきったねー字で書いた賞状なんて飾ってたらマジで子供いるって誤解されますよ。弁当はマジっす。コウくんが社食だから作らなかっただけで、俺も作りたいとは思ってたんで。──…ご褒美ねぇ…言い付け通り太った事に対してのですか?(腹部を揉む手に擽ったそうに笑いを溢しては、鼓膜を震わせる声に喉を鳴らした後に首裏へと腕を回し甘える様に額を重ね、鼻先を触れ合わせ。甘ったるい口調で囁くは)あら、そりゃ嬉しいですけどあんまり見られて飽きられたらどうしましょ。…いーえ、コウくんがたんまり稼いで来てくれるなら待ってる時間すらも誇らしいっすわ。デキる男は色っぽくて好きなもんで。連勤明けにたんまり可愛がって貰えりゃ充分…俺を我慢させるのはお好きでしょ?
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