雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
通報 |
ハハ、意地が悪ぃなぁ…いつだって余裕綽々で居たいってのに。…悠チャンの前でだけ、結構余裕無くなんだよなぁ。それだけは付き合う前からそうだわ。──…可愛い事言うじゃねぇの。その程度で良いんなら幾らだって甘やかしてやんよ。俺が手放しで甘やかす奴なんか他に居ないんだから、お前がぜぇんぶ持ってって良いのよ。…んじゃ、次のデートはこれ着て行って。俺の贈ったモンでお前が着飾るの、見ててすげぇ気持ち良いんだよ。──…コラ、手加減してやってんだから煽んじゃねぇよ。(相手からの挑発的な句にあくどい笑みを浮かべて声を低くするのも束の間、服を纏い嬉々として忙しなく動く恋人の姿に思わず吹き出し。腕の回された肩が揺れるのを気にも留めずに込み上げる愛おしさにくしゃりと表情を軟化させながら腰を強く抱き、寄せられた首元に頬擦りをして)フハ…ッ、うん…マジでよく似合ってるわ。そんでそんなに喜んでくれんなら俺も嬉しいよ。俺の前でたくさん着て見せてくれよなぁ。
だってコウくんがイケメンな性格なのはみんなが充分に知ってるんですもん。勿論それでも尚心臓撃ち抜かれる様な事言われたりされるもんだからメロメロな訳なんですけど、…やっぱり俺だけが知る顔を見せて貰う度に独占欲が満たされて、幸せです。次のデートかー、どこ行きます?とか言って、ちゃっかり約束を取り付けちゃいます。ま、言わずもがな、デートに限らず着倒すつもりなんですけどね。(己の仕草に釣られて相手が笑むのを見れば嬉しくなり唇に刻んだ笑みを深め。情熱的にも腰を強く抱かれればたちまち心臓は高鳴り、分かり易くしおらしくなりつつ控え目な声色で囁く様に問うは)──似合ってます?やった。…じゃあ、脱がせたくはなりません?
ハッ、笑わせんな。俺の評価なんか概ね意地悪ぃか悪ノリ好きって感じだろ。んでその評価が正しいのよ、悠チャンのは過大評価。だからお前しか知らない顔なんざ腐るほどあるのよ。俺自身ですら、お前と付き合ってから初めて知った部分多いし。…次のデートはほら、アレだろ?お揃いのアロハ買いに行くっつー約束。ついでに水族館でも行く?アクアリウムとか好きだろ、悠チャン。(先程迄とは相反して腕の中で大人しくなる相手の顔を覗き込もうとするも耳元で誘う様に囁かれれば、歯列を見せつける様に片側の口角を吊り上げて。態とらしく大仰な口調で嘯きつつも腰に回した手を下に滑らせて臀部を揉みしだき)…ふ、そーねぇ。ちっと似合いすぎてて脱がすの勿体ねぇかも知れねぇなぁ。折角可愛いんだしこの儘ずっと見ててやんのも悪かねぇわ。
意地悪って感じた事、付き合ってそう言う雰囲気になった時しか感じた事ないんすけど。恋人の欲目を抜きにしても、人を弄るのが上手な気の利くイケメンって専らの印象だと思いますわ。…んー、付き合ってからコウくんが自覚したところかー…例えば俺の為ならデパ地下に並んじゃったり、走って帰って来ちゃう健気なところとかですか?──やった、アロハもゲットだ。水族館も行きたいなぁ…じゃあ折角水関係で涼しげなんで、買ったばっかりの服に着替えてデートしましょ。アクアリウム好きっすわー、永遠に眺めていれるくらい。(吊り上げられた口端から覗く歯列に堪らず生唾を飲み下し、臀部を揉みしだく幾度と無く触れられてきた手の感触に快楽を想起しては情けなくも熱い息を宙へと溢し。媚びる様に首筋へと小さく音を立てつつ幾度か口付けを贈っては、哀願する様な眼差しを注ぎ恥じらいつつの口調で)──…あッ…、……ン……もう我慢出来ないです。お願いですから…その…脱がせて酷くして…欲しい、です。
え、マジかよ。そりゃまた…俺にベタ甘すぎねぇ?結構周りに言われてた気ぃするけどなぁ。まぁ悠チャンがそうやって俺の事勘違いしてくれてんなら都合良いや。愛想尽かされる心配もねぇし。…うっせ。弄んならもうぜってぇやんねぇからな。お前に対してだと形振り構ってらんなくなんだっつーの。──お。良いじゃん、馬鹿ップルってな感じで。それこそ今週末誕生日リベンジで出掛けても良いし、月末とかなら多分もうちょい時間作れるよ。クラゲのアクアリウムとかなんも考えずに眺めてられるよなぁ。一時期マジで仕事しんどかった時家にアクアリウム作ろうかと思ったわ。(上擦った吐息が鼓膜を揺らすのが心地よく、首筋に与えられる甘い刺激に小さく身震いをして。あまりに好みな躊躇いを残した哀願の言葉を聞けば直ぐに目の前の恋人を抱き上げ、それでも尚揶揄の言葉が出る自分の底意地の悪さに低く笑いを溢しつつ寝室へと進むと、些か乱暴な手つきで寝転ばせた相手の腰元へと跨り)あー…良いね、めっちゃ可愛い。でも良いの?折角の誕生日なのに、んな頼み方されたらそりゃもう酷くされんぞ。──あぁ、でもお前ドMにされちまったからそれが嬉しいのか。
そりゃコウくんが冗談言っても乗ってくれる雰囲気があるからじゃないっすかね。少なからず俺が話した時は皆さん褒めてましたよ。…俺ね、お世辞とか抜きにコウくんが誰よりも格好良いし魅力的だって思ってるんです。誰にでも胸を張って自慢出来る彼氏ですよ。…ん、格好付ける余裕がないくらい俺を愛してくれてるって事ですもんね。全身全霊愛されてる感じがします。幸せ。じゃあ折角なんでゆっくり月末に行きましょ。でもって来月は海、完璧。…あー、クラゲ良いっすよねー。神秘的で俺も好きっす。じゃあまたコウくんがしんどくなったら俺が魚のお世話するんでアクアリウム作りましょ。ココちゃんがごはんと勘違いしない様にしなきゃでしょうけど。(突如として浮遊感を覚えれば相手を欲しがる気持ちは募り、己の羞恥を煽る様な問い掛けに躊躇いがちに頷くと待ち切れず味見をする様に唇の端へと幾度か口付けを贈り。些か荒っぽく寝具へと下されると高揚感は増長し、眼前に広がる端正な顔立ちに見惚れつつ相手の首元のネクタイへと手を掛けると抜き取り被虐心を示すべくはしたなくも自ら己の目元へと巻き付け)──誕生日だからこそ、コウくんの玩具にされたいんです。ドSなお兄さんに興奮して貰う事が俺の何よりのご褒美ですから…、
今日も遅くまでありがとうございます。健やかな明日の為にも蹴って休んじゃってくださいね。また置きになって申し訳ないんすけど、今回もじっくり楽しませて貰えると幸いです。それじゃあ、お休みなさい。愛してますよ。
…げ。いつの間にそんな話してたんだよ。マジでそーゆー柄じゃねんだけどなぁ、悠チャンも含めてあそこの人らは優しすぎ。俺のダメな所なんか数え出したらキリねぇぞ。…でも、その言葉は付き合う前の俺に聞かせてやりてぇわ。そしたらもうちょい自信持ってお前と付き合う事に前向きになれてたかも知れねぇなぁ。…だぁって、大事にするって決めちまったし本当は何一つ後悔する様な事したくねぇけど、んな完璧超人でも無いからせめて出来る事は目一杯してやりてぇの。オッケー、月末な。もうちょい仕事の都合見てからになっちまうと思うけど、また声掛ける。一気に夏ムードだなぁ、悠チャンと居ると楽しみが尽きなくて良いわ。…んー、アクアリウム作るなら寝室かな、ココもあんま入って来ねぇし。まぁでも悠チャンが居れば最高の癒しだから多分必要ねぇけどな。(自らの首元から離れていくネクタイを漫然と眺めているも、それで目元を覆い隠す姿に嘲笑に近い息を吐いては片手を伸ばし相手の両腕を頭の上で縫い止める様に体重を掛けて押さえ付け。もう一方の手で着せたばかりのTシャツを捲り上げると胸元を弄る様に手を這わせつつ相手に見えないのを幸いと熱に浮かされた獣染みた笑みを隠そうともせず)──ハ、こりゃ相当だわ。…正直クッソ興奮するし、マジで滅茶苦茶になる位まで噛んで泣かせたくなる。可哀想になぁ、こんな事されたら抵抗も出来ねぇじゃん。
こっちこそ学校だとかバイトだとか忙しいだろうにいつも遅くまであんがと。じっくり楽しませてもらってんのも俺の方だわ。ついつい興が乗って毎回長くなっちまって悪ぃな。体調も心配だからマジで無理しない程度に付き合ってくれりゃあ良いからな。少しでもゆっくり休んでくれよな。おやすみ、愛してるよ。
まあ俺の顔見りゃ彼氏はどうしてる?って話題になりますわな。尤も最近はめっきり出掛けてないんで、そこそこ前の事にはなりますけど。…あっは、付き合う前のコウくんに俺がいかにメロメロかってバレてたら逃げられてたんじゃないっすかね。本気で愛されたら重たかったでしょ?最近コウくんが甘やかしてくれるんで我儘になって来ちゃいましたわ。そんなもんで、偶にはコウくんにもデレッデレに甘えて欲しいです。それこそアクアリウム以上の癒しを差し上げるんで。(視界を閉ざすと相手の挙動や心情が読めず、緊張が走り微かに体を強張らせ。容易く両手を捕らえられ手を押さえ付けられれば、平生の穏やかな相手からは与えられぬ逞しい力に胸は高鳴り。研ぎ澄まされた感覚の中で敏感な素肌へ掌が掠めれば想像以上に強い快楽を感じ、相手に拘束されていると言う高揚も相まって戯れの様な愛撫にも本気の喘ぎを溢しては、身を捩りつつ羞恥に耐え切れず逃れようと己を縫い付ける手に微かな抵抗を見せ)──…あっ、……んン…、だめ、思ったよりもキツ……っ、
マジで悠チャン出掛けなくなったよな。この間ちょっとだけ顔出した時は新しい人増えてる感じだったから今度盛り上げにでも行く?あんな入り浸ってた俺らがレアキャラ扱いされっかもよ。…あー、まぁ…重いっつーか、受け止める覚悟は無かったかも。正直、付き合った最初ん頃だって俺にちゃんとまともな恋愛出来んのか不安もあったし。…つか、結構甘えてねぇ?俺にしちゃあ中々だと思うんだけどなぁ。悠チャンの言うデレッデレに甘えるってどんなだよ。(触れた肌から伝わる緊張感と鼓動の早さに熱が込み上げてくるのを自覚しつつ、僅かな愛撫に対し行為中の様な声を上げる相手を見下ろして瞳を弓形にしならせ、あやす様な甘ったるい声音で囁きながらも顔を飾るのは下卑た笑みばかりで腕を掴んだ手には更に力を込め。素肌に這わせた手を止め態と音を立てて相手の腹部に口付けを落とし、緩やかすぎる前戯を暫し続けた所で宣言もなく大きく口を開け、歯列を脇腹へと食い込ませ)…大丈夫、大丈夫。ちょっといつもより気持ち良くなるだけだから。気持ち良いの好きだろ?
ええ、ココちゃんと旦那様の帰りを待つ生活に随分と心地良さを感じているもので。でもコウくんがお出掛けする時には喜んでお供しますわ。お兄さんが他の人と楽しそうに話してるのを見てると、付き合う前を思い出して無性にドキドキするもので。因みに俺は間違いなくレアキャラでしょうなぁ。勿論初めての方々に挨拶したいですけど、人見知りなんで雨月さん筆頭に年末年始遊んでくれたお兄ちゃん達にも会いたいっす。──最初からコウくんは最高の彼氏でしたよ。だーって付き合って1ヶ月も手を出さないなんて、滅茶苦茶マジメな交際じゃないっすか。…えとねー、疲れた日とか気分が沈んだ時とかは悠チャーンってベッタリ引っ付いて甘えて欲しいです。そうしたら俺がよしよーしって頭撫でたりキスしたりしてぐっでぐでに甘やかすんで。(相手の表情を窺えないが故に容易く優しげな声に絆され淫乱を認めるかの様に幾度も頷き応えては、恋人が穏やな眼差しを己に注いでいるものと思い込み拘束する手に抗う事を止め、身体を火照らせつつ熱い吐息を溢し。腹部へと口付けを贈られれば予測できない焦ったい刺激に脳が痺れる感覚を覚えつつ喉元を逸らして悦び、不意に筋肉を裂く程の激痛が走れば一際大きく唸り、息を詰まらせながら身を捩らせ。痛みに確りと反応する身体に情けなくなり涙を溢れさせては、恥じらいげに脚の付け根を隠し)──…く……ッ、…ふ、……あ、駄目、恥ずかしい…、
まぁ俺も大抵真っ直ぐ帰って来る生活が馴染み付いちまってるから大分タイミングねぇんだけどな。今度機会見計らって行こっか。俺も懐かしい人らに会いてぇし、多分まだ会った事ねぇ人も居るだろうから楽しみ。やっぱほら、恋人と軽口言い合うのと他人弄るのは感覚的に違うからさぁ、他人様おちょくりたくなんのよね。──だぁってヤリ目だと思われたく無かったんだよ。なのにいざ手ぇ出して平気かなって思ったら本命の誘い方わっかんなくて結構困った…懐かしいわ。…んな情けねぇ所見せたく無くてそーゆー時は酒に逃げてから帰って来てたわ。でもそんな事言われたら魅力的過ぎて抑えられる気しねぇなぁ…今度、そんな時がありゃあいの一番に帰って来るよ。(自分の下で相手の身体が痛みに跳ねるのを感じ支配欲を満たされ、満足気な吐息を口端から溢しては顎に込めた力を抜き痛みの渦中であろう部分に舌を這わせ。白い肌をグロテスクに彩る痣に一際強い興奮を覚え、逃げる様に捩る相手の腰を空いた手で元へと戻せば太腿へと手を滑らせて押し開く様に足の間へと座り。さも楽し気に声を震わせながら命令染みた句を口に出すと腕を纏め上げた手を離してボトムを脱がせて)あーあ、可哀想に。痛かったよなぁ、こんな酷い事されちまってさぁ。でも逃げられねぇから仕方ねぇよなぁ。──…手ぇ、そのまんまソコな。良いって言うまで動かすんじゃねぇぞ。
悪ぃ、急な誘い入って返信遅くなっちまった。明日はもうちょい反応出来ると思うから大目に見てくれりゃあ嬉しいわ。んで、時間も時間だし流石に大丈夫だと思うけど頼むから寝ちまっててな、その方がめちゃくちゃ安心。おやすみ、愛してるよ。
ウケる、ほっぺに手形付けて来た人に対してヤリ目なんて思う筈ないっすわ。でもって付き合ってるならヤるのが当然でしょうに、深く誘い方なんて考えるなんて随分とまあお可愛い。…えー、落ち込んだ恋人を癒すのは役得なのに、お楽しみを酒とお友達に奪われてたのか。妬けますわ。次はきっと帰って来てくださいね。(腹部に感じる激痛に肌を薄く汗で濡らしては、開放されるなり肩で息を繰り返し、ぼんやりとする意識の中じりじりと痛む痕に這う舌の感触に小さく喉元で声を溢し。逃れさせていた腰を元の位置へと引き戻されれば僅かな恐怖心を抱き、筋肉に緊張が走るのを感じ。不安が的中し昂りを隠す術を失えば、羞恥から顔を逸らしつつ嫌々をする様に首を左右に振り。抵抗も虚しく脚が冷たい外気に晒されれば、しゃくり上げつつ相手の視線がどこに向いているのかも解らない儘脚の付け根を隠そうと往生際悪く振る舞い、手だけは相手の言い付けを守り寝具へと付けた儘の状態にし)──…や…恥ずかしい…、
あらやだ、分かんねぇじゃん。一回不安になったら人の思考なんかどんどん悪い方向に飛躍していくモンだし。まぁ、結局お前に据え膳用意して貰ってなんとかって感じだったから可愛いっつか只々情け無いだけなんだけど。…だぁって俺が凹むのなんか基本的に仕事の事だからさぁ。聞いても楽しくも何ともねぇだろうし、どーせ仕事の話すんならせめて楽しい方が良いと思ってたんだよ。(今にも鼻歌でも歌い出しそうな満悦の表情で脱がせたボトムもベッドの下に放り、依然として残る歯の疼きを露わになった柔らかそうな腿で解消してやろうかと舌舐めずりをしながら見つめていたのも束の間、相手の声音に涙の色が濃く乗ればそちらへと視線を戻し。涙の滲んで色の変わったネクタイと苦悶に歪んだ眉根の中でも尚もいじらしく自分の命令を守る姿に過去の相手では痛まなかった筈の良心が僅かに痛み、背中へと腕を回し相手を抱き起こしながら身体を密着させ、相手に委ねる様に穏やかな声で耳元へと囁き)…あー、ちっと虐め過ぎたかな…。手ぇもう良いからハグしよ、おいで。…目、外してやろっか。もうちょい頑張れるってんならご褒美あげるけど。
それは否めないっすけど、俺の中でヤリ目説が浮上した事なんて1回もないっすわ。だってそれだけが目的なら付き合うまでに1ヶ月も掛けないでしょうし、あれだけ毎晩話し込む事もないかなって。ほら、コウくんも俺が身体目当てだとは思わなかったでしょ?──上がり下がりあっての人間ですから。俺も嫌な事があったら思い出したくもないから口にはしないですけど、べたべたコウくんに甘えて癒されてますよ。だからコウくんも俺にもっと心を許してください。ね?(腹部へと刻まれた痕の程度を確認出来ないが故に普段以上に強く疼くのを感じつつ、読めない次の行為に心臓は早鐘を打ち。背中へと腕を回し抱き起こされると刹那怯えた様に体を強張らせるも、想像に相反して優しく抱き締められれば一気に温かな感情が全身に広がるのを感じ。愛しげに相手の背中へと腕を回し、小さく鼻を啜りつつとびきり甘える様な声で)──もう大丈夫です。コウくんがちゃんと居るって感じれたから…今度こそちゃんと良い子にしますね。だから、沢山ご褒美ください。
反応遅くなっちゃってすんません。時間も時間なんで、お願いですから蹴って寝ちゃってくださいね。いつも疲れてるでしょうにありがとうございます。それじゃあ、おやすみなさい。愛してますよ。
毎晩話し込んでたのは純粋に、マジで悠チャンと話すのが楽し過ぎて時間も忘れちまってたってだけだけどな。ふ、そりゃ身体目当てで好きになられたなんざ微塵も思ってねぇけど、今となっちゃ悠チャンは意外と俺の身体も好きだなって思ってんよ。──…別に気ぃ許してねぇ訳じゃねんだよ。俺だって悠チャンにめちゃくちゃ癒されてる自覚あるし。下がってる所ダチに見せるのは全然平気だけど、恋人に見せんのは慣れてねぇの。…まぁ、酒に逃げんのはやめるから気長に待ってて。(腕の中の身体に込められた力が緩み背中へと回された腕につられて安堵し、相手の額に張り付いた前髪を軽く梳き、甘やかす様に首筋へと唇を触れさせ。連れて来た時とは打って変わってゆっくりと相手の背を寝具に戻すと、その手に自分の指を絡ませ、次の行為を想起させるべく空の手で内腿と首の付け根を順番になぞり上げて)…お、偉いじゃん。お前が可愛すぎてついつい虐めちまうんだわ。でもちゃんとお強請り出来たからもうちょい甘やかしてやろ。──…太腿と首、どっちが良い?
いーや、反応遅くなったのは俺の方なんだよなぁ。んで、返信してぇなってのは俺の我儘だから気にしないで。寧ろいつも心配掛けちまってごめん、あんがとな。おやすみ、愛してるよ。
コウくんの身体は大好きですよ。隣で寝てたら発情するし、他の奴も触ったって思ったら嫉妬しちゃうくらいには。──…ほーんと俺の前では徹底して格好良い彼氏でいてくれるんですから。まあこれからも時間は沢山ある事ですし、気長に待ちますよ。(先刻までとは打って変わり甘やかされれば心が蕩けそうになる感覚を覚えつつ、ネクタイの下で穏やかに双眸を伏せ首筋への口付けに敏感に身体を震わせて。愛し気に相手の指を握り返しつつ脚と首元を撫でる手に控え目に声を漏らしては、すっかりと絆された甘えた口調で)──ん…、…キスしてくれたら、コウくんが噛んで楽しいところを幾らでも噛んで貰って大丈夫です。絶対に我慢しますから…、痛くしてください。
ハハ、今はお前のモンなんだからんな嫉妬必要ねぇだろ。今触って良いのは悠チャンだけ、幾らでも引っ付いておいで。──そりゃ受け入れてくれんの分かってても好きな奴に情けねぇ所あんま見せたくねぇっしょ。まぁそーゆー俺が見てぇってんなら焦らなくても繁忙期にどーせ腐る程見れるわ。(口付けを強請る言葉を耳にして思い返し小さく呟くと、火照りのせいか普段より艶やかな色に染まった相手の唇の輪郭を指の腹で軽く撫でてから自分のそれを重ねて。柔な感触を貪る様に音を立てながら舌を差入れ、相手の舌に絡ませては熱さすら感じる快感に堪らず息を溢し)──そういや今日あんまキスしてやってなかったっけ。んじゃその分穴埋めしてやんねぇと。──は、……っ
いかんせん誰かさんが俺だけが特別って夢を見させてくれるんで、我儘になってるんです。一応は過去の事にゴネてもしゃーないとは解ってるんですけど。…ま、こうやって甘やかされたら直ぐ絆されちゃうんですけどね。──案外弱い所を見せられるとぐらっと来るモンですよ。でも繁忙期は嫌。コウくんに構って貰えない時期は1年で1番辛い時期ですから。──んンッ……ん…は……、(唇をなぞる指に次ぐ行為を予期して喉を鳴らしては、唇が触れるなり痺れる程の快楽が走り恍惚と上擦った声を溢し握った指に力を込め。聴覚を犯す水音が厭らしく脳に響き、己が大きく喘いでいる事に気付かず熱い口付けに没頭しては、爆ぜそうな欲に堪え兼ねて口付けから逃れ相手の腰を逃すまいと片脚で抑えつつ熱に浮かされた様に)…やっぱ駄目、早くコウくんが欲しいです…。…首噛んでください。そうしたらきっと悦くするんで、
夢なんか見せたっけ、俺現実しか見せてねぇけど?悠チャンだけが特別なのもお前の我儘ならなぁんでも許しちまうのも全部本当。いつになったら分かってくれんのかしら。──年始とかは結構弱ってたし、付き合う前の悠チャンには見せてた気ぃするけどなぁ。お前がハグしてくれるもんだからついつい甘えちまって。…あー、ウチの繁忙期は世間じゃクリスマスムード一色だから余計に辛い思いさせっかも。その分休みの時はちゃあんと構い倒すって今から約束しとくわ。──ふ、可愛い。…思いっきり噛むからしがみ付いてていーよ。(縋る様な相手の手を握り返し、鼓膜に響く甘い喘ぎに煽られながら口内を嬲るも不完全燃焼の状態で逃げられれば一瞬、苛立たし気に視線を上げ。負荷の掛かった腰に気づくと眉間に込めた力を緩めて一笑し、相手の腕を背中へと誘導しては口付けで解消出来なかった欲を発散すべく口を開き首筋へと顔を埋め、手始めに一度軽く甘噛みしてから遠慮なく顎へと力を入れて)
…えへ、またそうやって俺が喜ぶ事を言ってくれるんですね。きっと何度聞いても夢見心地ですよ。恋焦がれた人がこーんなロマンチックな愛を囁いてくれるんですから。──…あー、年始は確かに。俺が張り切って連勤明けのコウくんに告るか迷っていた事件だ。懐かしい。あの時はコウくんにハグする度にドキドキしてましたよ。…うわー、そう言や俺もクリスマス時期は繁忙期でしたわ。ぴえん、恋人の日にイチャイチャ出来ない…まあ普段からイチャイチャしてるから良いんですけどー。──…ん…、コウくんのくれたTシャツに似合うエロい傷をください。…あっ…、(相手に誘導される儘に腕を背中へと腕を回しては、恋人を感じれる状況に喜びが溢れとくりと心臓を鳴らし。甘噛みに喉元を逸らし悦ぶも、次ぐ容赦の無い激痛には悶絶しつつ悦がり、腕を回した柔な肌へと無意識に爪を食い込ませ。相手を招き入れる箇所が待ち侘びる様に伸縮するのを感じつつ、飛びそうになる意識の中切迫詰まった声色で)……いった……ッ、…っ……、コウくんの顔…、……見たい…、
すんません、眠気が来ちゃったんでコウくんも蹴って休んで貰えれば。連日遅まですんません。お休みなさい、愛してますよ。
トピック検索 |