後輩くん 2020-01-08 00:16:32 |
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》美羽部長
……はっ……はっ!
っ……!!
(部長が、来た事を知らず……投げ込みに集中し……以前より少し球速も上がり……息を切らしながら投げていて)
…アズミちゃん
頑張ってるみたいだね
前よりもずっといい球投げられるようになったね
(部員たちとの色々なやりとりがあった後で一人で練習をしているという彼女の元にやってきて、後ろからそう優しい声色で声をかけて)
》美羽部長
…えっ…部長!?
良いんですか外に出て……)汗
(声が、して気付き振り向いたら車椅子に乗った部長が、居て驚き……外に出て良いんですかと心配して言って)
うん…先生から今日一日だけ許可をもらってきたんだ
だから、今日は存分にソフトボール出来るよ
今からみんなで紅白戦やるからアズミちゃんも一緒に…どうかな?私のチームメイトとして…
(心配をしてくれる彼女へと大丈夫と拳をグッと握ってガッツポーズをして。これで彼女との約束を果たせると自分のチームへと誘えば控えめに首を傾げて)
(/細かいことですが最初の描写で一応車椅子からは降りたことになってますので把握お願いします)
》美羽部長
……部長…………
はい……是非やりましょう……!
(彼女の状態を知ってる為に彼女の誘いを是非と言って真剣な表情で、やりましょうと強く言って)
(此方もすいませんでした(>_<)
了解です。)
良かったあ…そうと決まったらちょっとだけウォーミングアップに付き合ってもらってもいいかな…?
しばらく投げてなかったから感触を取り戻しておきたいんだ
(ボールを拾い上げ、ボールの感触を確かめるように握りながら彼女の方を向けばそう問いかけて)
》美遊部長
勿論♪
部長のウォーミングアップに付き合いますよ(笑)
(聞いた後に頷き勿論付き合いますよと笑顔で言ってグローブを彼女の方に向けてスタンドして言って)
ありがとう
じゃあ、行くよ…!
(お礼を言えば距離をとって構えて、試合モードのキリッとした表情になれば振りかぶり投球して。すると、病に冒されているとは思えないような鋭く正確なコントロールの球が彼女のグローブにスパンと小気味よい音をたてて収まり)
》美羽部長
うっ……!
部長凄いですよ……ナイスボールです♪
(彼女の投げたボールをグローブを受け止めて…良い音を出して更に彼女に投げ返した後にナイスボールですと笑顔で、言って)
うーん…今の感じだとちょっと指の引っ掛かりが甘いかなって思ったんだけど、久しぶりにしては上出来…かな
ありがとうアズミちゃん、それじゃあみんなの所へ行こう
(彼女の褒め言葉に自分としては少し釈然としない様子だったが、それでもまだこれだけ投げられれば良しとしようと自分自身を納得させウォーミングアップを終えてグラウンドのみんなのところへ行こうと促し)
》美羽部長
そんな事無いですよ……こんな体なのに此処まで投げれて凄いですよ)汗
はい……♪
(聞いた後に近寄りそんな事無いですよと言って…今の体の状態で、此処まで投げれたら凄いですよと言って……彼女から皆の所に行こうと聞いて……はいと言って)
(アズミと未羽は組み分けの結果赤組となり多くの実力者を擁する白組との試合が始まり、未羽の好投もあって9回まで失点なく赤組優勢で試合は進み)
部員「みうみう部長、本気じゃない?大会での試合並みに気迫が溢れてるっていうか…あれはちょっと打てないよ、白組にも雪城副部長とか強い先輩もいるけど当てるのでやっとって感じ…」(最終回の守備へ向かう途中、彼女と仲のいい部員がそう声をかけて)
……っ!はぁ…(早くも二人目のアウトをとり、病状を知っている人でもなければわからないような、僅かに乱れた呼吸を整えるような動作を一瞬見せたがすぐに前をキッと見据えて)
》美羽部長
…………部長…)汗
(守備に付いてたが……チラリと部長の方を見て微かに息を切らしながら投げてるのが、分かり心配して試合に集中出来て無くて)
あっ……
(無理を押しての投球を続けてきたせいでここに来て投球に乱れが出始めて、甘めに入った球を彼女の守るレフト側に運ばれて)
部員「アズミ!お願い…って、アズミ!なにボーッとしてるのっ」(これならばレフトフライで打ち取れると守備範囲にいる彼女へと部員の一人が声をかけるが頭上を悠々と越えていく球に反応をしない彼女へと怒気の孕んだ言葉をぶつけて。結局その球はポトリと落ちてヒットになってしまい)
……ごめんね、ちょっとタイムとるね
(そんな様子を見ていて、大きく息を吐けば静かな声音で審判役の部員へそう告げて、彼女の方へ真っ直ぐ歩いていき)
》美羽部長
えっ?……あっ……しまっ……!?)汗
(ボールの打たれる音がし更に部長の声で、ハッ!となり……ボールを見たら間に合わず落ちてしまい)
…ぶ…部長……)汗
(タイムと言って……此方に向かって来る彼女に動揺していて)
…っ!練習でやってきたことを本番で出せないような…目の前のことに本気になれないチームメイトはいらないよ!
私がチームに誘ったアズミちゃんはこんな弱い子じゃない!
(目の前に立つと頬にビンタをして、他の部員たちが呆気にとられている目の前でそう畳み掛けるように口にして)
》美羽部長
……ぶっ!………………部長……)汗
(彼女の思い切り頬を叩かれて更に……厳しく言われて……より戸惑い…言って)
私はこの試合に本気だよ
これがたとえ部の中の紅白戦であっても私には大事な試合…アズミちゃんにとってはそうじゃないの…
(泣きそうな顔になって彼女の手を握って、約束していた試合がこんな紅白戦では熱くなれないの?と言葉をなげかけ、彼女にも本気になって欲しいと訴えかけて)
》美羽部長
……すいません……部長……
私が、間違ってました……部長を心配して大事な事を忘れてました……。
やります!
(彼女が、泣きそうになりながら言ってる言葉や更に熱くなれ無いのと言われて……ハッ!となり……彼女に謝り……目付きが、何時もの強気な目付きになりやります!と力強く言って)
うん…やっぱりアズミちゃんはそうでなくちゃ…
じゃあ、最後の守備お願いね…アズミちゃんのこと頼りにしてるからね
(彼女の瞳に力が戻ったのを確認すればこちらも力強く頷いて、肩に手を置いて激励してから再びマウンドへと戻っていき、試合を再開しそして投球すれば狙い通り敢えて打たせた打球が再びレフト線に上がり)
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