暇人 2020-01-05 11:47:43 |
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カービィ「えぇ~…つまんないの。ま良いや。カナルニャ~何か作って~」
(唇を尖らせ)
カナルニャ「え?だってボク暇な時はマジックアイテム作りの手伝いしたり、自作のを作ってみたりしてたし。補助器具なのか…初めて知った。(実はこの方、マジックアイテムをオモチャや便利グッズとしか思っていないのだ)へ~…?……あ、うん。ちょっと待ってて。」
(終始キョトンとして聞いたり答えたりをしていたが、カービィに言われれば竹で編んだようなカゴを持って外に出て)
トモヤ「そういや、俺も腹が減ったな…結局あのトラブルのせいでお茶もスコーンもロクに腹に入らなかったしな…ちくしょう、思い出したら悔しくなってきた。
自分でどんなものか知らずに作ってたのか…でも、自作のマジックアイテムってのは少し興味があるな。後でゆっくり見せてくれないか?」(カナルニャの言う自作のマジックアイテムへと興味を示して)
カービィ「え?…ああ。まあ、多分トモヤのお菓子も用意すると思うよ。…多分。」
カナルニャ「ん、いーよ!じゃ、ちょっと材料採ってくるね!」
(笑顔でサムズアップしたあと外に出て材料を採りに行き)
トモヤ「むしろ、それぐらいの歓待は受けて然るべきだと思うんだよな、俺が受けた苦労的にも!…ていうか、材料取りに行くところから始めるんだな…あいつ一人で大丈夫なのか?」(まだ少し根に持っている様子で、一応カナルニャへの心配を口にして)
カービィ「僕が全部食べる前に食べるに限るよね。カナルニャは本当に自給自足のサバイバル生活だからね…慣れてるみたいだし大丈夫だよ!」
トモヤ「客人への配慮をする気全くなしかよ…どんだけ食い意地が張ってるんだ星の戦士様は。しかし、お前カービィって言ったか、戦士を名乗ってる割にはあんまり強そうに見えないが実際戦えるのか?」(カナルニャの帰りを待つ間、雑談に興じて)
カービィ「なっ…?!僕戦えるし!だってこれまで星を侵略しようした奴とか全宇宙支配しようとした奴を倒して来たんだもん!これまで星守ってきたの僕だからね?!」
(少しムキになって)
トモヤ「へえ、大言壮語もここまでくれば大したもんだ。…まあ、お前の本当の実力を見せてもらうような事態になんかにはならない方がいいんだろうけどな。もしもお前の言うことが本当だとすればそれはつまり星の危機ってことだもんな?」(感心したように相槌を打ち、半信半疑ながらも一応は信じたようで)
トモヤ「わかったわかった、じゃあいざという時は頼りにさせてもらいますよ星の戦士様。…しかし、カナルニャのやつ帰りが妙に遅くないか?」(軽い調子で笑いながらあしらって、カナルニャの帰りが遅いことを気にして)
カービィ「うーっ…絶対信じてない……。あー…。多分、もうじき帰ってくるよ…多分森の大蛇と鬼ごっこしてる」
(カナルニャの事の話になると目を泳がせ)
トモヤ「森の大蛇だあ?そんなの居るんなら早く言えよ、普通に助けに行かないとマズイんじゃないのか?あいつ一般人なんだろ?」(おいおい、と眉をひそめ、出ていこうとして)
カービィ「大丈夫だと思うよ?森の皆は友達って言ってるし大蛇の所にも良く遊びに行ってるみたいだし。…っと、噂をすれば。」
(カービィが話している最中、ズルッズルッと地面を這いずるような音がだんだん近づいてきている事が分かり)
カナルニャ「ただいま~!遅くなってゴメンね!大蛇さんと鬼ごっこしてたんだ!」
(白い大蛇の頭の上に乗っていて。白い大蛇が降りやすいように頭を下に下げると礼を言って降り。カゴの中には木苺や葡萄、林檎などの果物が沢山入っていて)
トモヤ「なんて人騒がせな…それにしても、こいつはただの蛇じゃなくて聖獣の類だな。そんなのと心を交わすって本当何者なんだ…」(無事帰ってきたのを見れば脱力し、白蛇の正体を直感的に感じ取れば考え込み)
カナルニャ「えへへ…ゴメン。へ~!大蛇さんって聖獣だったんだ!ゴメンね。今お菓子は無いから今度持ってくね。今日は送ってくれてありがとう!また今度~!」
(大蛇の頭を撫で、去る大蛇の背中に呼び掛け手を振って)
カービィ「まあ、子供のように純粋だからね。聖獣に純粋な心を気に入られたんだと思うよ。」
(トモヤにだけ聞こえるよう)
トモヤ「なるほどな…まあ、あいつの場合純粋ってより単純で何も考えてないだけにも見えなくもないけどな…(こちらもカービィにだけ聞こえる声で)
しかしまあ、こんな辺鄙な森の中にこれだけの果物が取れる場所があるんだな。最近は急速な科学の台頭と都市開発で自然の恵みを得られる場所も減りつつあるって聞くが…」(カナルニャの持ち帰ったカゴの中を興味深そうに見やり)
カービィ「単純な方が動物に好かれやすいんだろうね…」
(苦笑し)
カナルニャ「ふふん。コレはね、全部自然の恵みと大蛇さんのおかげなんだ!それに、ボクのおかげでもある!」
(自慢気に笑い)
トモヤ「動物並み単純さって、お前も何気失礼な…(くくく、と笑い)
あの聖獣のおかげってのはわからんでもないがお前のおかげってのはよくわからん、つまりどういうことだよ」(眉を寄せて)
カービィ「それはお互い様でしょ。」
カナルニャ「じゃあ、例えば~この森、かなり人目のつかない奥の方だけど、手入れが行き届いていて、光が差しこんでない?」
(空を指差し)
トモヤ「……だな(意外に気が合うものだと、これ以上の言葉は必要ないとばかりにグッと拳突き合わせ)
たしかに言われてみればそうだな…もしかしてお前が一人でこの森周辺の手入れをしてるのか?」(それなりに敷地が広いため考えにくいことだが、まさかと思いながら問いかけ)
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