「　行きはよいよい帰りは怖い？　」

「　　彼処の鳥居を潜ったらダメって昔からお父さんとお母さんに言われなかったかぁ？人間様よぉ。…ったく…泣いても喚いても暫くは家帰れねえからな。覚悟しとけよ。　　」

「　　元んとこ帰りたくなけりゃあ此処居れば良いんじゃねぇの、人一人増えたとろで別に…ほら、彼奴も寂しがるだろ。お前の事気に入ってたみてぇだし。　　」


└・名前：タナカ・アリーブラッド

性別：男性　　／　　年齢：１０５歳　　／　　身長：１７７ｃｍ　　／　　吸血鬼の母と九尾狐の父の間に生まれた吸血狐。時々此方へ迷い込んでしまう人の子を保護し元の世界へと案内してくれる優しい方の妖。口が悪くぶっきらぼうな所為で同族にすら苦手意識を持たれているがその口の悪さとは裏腹に世話焼きで面倒見が良い一面も。面と向かって感謝されたり褒められたりするのが（むず痒く居た堪れなくなるので）苦手でよく顰めっ面になるがこれは耐えているだけであって決して、断じて嫌という訳では無い。素直になるのが少々不得意で本音を隠しがち。家事が上手い（主に料理）のは父譲りで口が悪いのは母譲り。吸血鬼の息子故に日差しや聖水やらが苦手、なんてことは全くなくその為肌も健康的な色をしている。九尾狐らしく美女に化けるのが得意。


容姿：真っ黒の髪はふわふわとした癖っ毛で長さはセミロング。前髪は目が少し隠れるくらいまで伸びておりその隙間から見える切れ長の瞳は血のように赤い。どう足掻いても目付きが悪いのが最近の悩み。頭には髪と同じ色の大きな狐の耳と尻あたりからは九本の尻尾が生えている。普段着は黒の甚平に下駄というとてもラフな格好だが目上の人似合う時はちゃんとした着物を着る。吸血鬼らしい鋭い犬歯はどういう原理か噛まれても痛くない仕組みになっているらしい。


備考：両親は今旅行中の為絶賛一人寂しくお留守番中。吸血をある程度しないといけないが基本食べる事が好きなのとあまり吸血行為が得意ではないため死期が迫らない限りはしない。お稲荷さんとトマトが好物。苦手なものは隣に棲む狸。

「　　万能薬が欲しい…？あらやだ、いつからここは薬屋になったのかしら。……まああげるけども。でもひとつ条件があるわ。…そうね、貴方料理とかできる？　　」

「　　あーん、私家事出来ないから助かるわぁ～ん。ねえ、ねえねえ、帰るとか言わずにさぁ、ここ住んじゃえばァ？なんでも欲しいもの手に入るし、可愛い女の子も毎日見れっ、ッいだぁッ！？～～ッオイお前！傷物にしたら責任取ってくれるの！？私の嫁にすんぞゴラァ！　　」


└・名前：スイート・アリッサム

性別：女性　　／　　見た目の年齢は２０代前半くらい　　／　　身長：１７０ｃｍ　　／　　とある国でひっそりと静かに暮らす魔女。この国が生まれる前から住んでおり、本人曰く「寝て起きたらいつの間にか人っ子一人いない野原が国になっていた」。その為国の平和な頃や荒れに荒れていた頃も見ており、その度に複雑な思いを抱えるも自分が干渉するのもいかん気がする、と判断し今の今まで高みの見物を決め込んでいる。暇潰しのようにある時は子供、ある時は老人、ある時は猫、ドラゴン、と年齢性別見た目を変えることがある。身の回りのことに無頓着、というよりも全くもって片付けというものが出来ず魔法の本やら瓶やらがそっこら中に散らばっている＿＿一方でそのズボラガサツ加減の割に花に関する魔法が好きであり得意で魔法だけでは飽き足らず庭はもちろん家の中や外、服や帽子や髪にも花を生やしている。花に精を注ぎすぎるあまり自身すらも疎かにしがち。生活面は壊滅的なのでせめてもと女性らしい振る舞いを心がけているが動揺したり怒ったり感情を荒らげると化けの皮が剥がれる。見た目はお姉さん、中身は姉御という感じ。


容姿：漆黒の髪はくるくると柔らかく巻かれており、長さは尻辺り迄。前髪はアシメントリーにし片目が少し隠れる程度の長さ。上記にある通り髪に色々な種類の花、若しくは蔦などを付け、そしてその花達はちゃんと季節によって花が変わっている。瞳の色は光が当たるとより一層綺麗に見える金色。顔の方は可愛い系か美人系かで言ったら多分美人系。普段着としているフィッシュテールドレスは黒色から段々白色へ、という感じにグラデーションされており、このドレスにも本物の花が散りばめられている。靴はアンクルストラップが付いたややヒールの高い白色のパンプス。先が折れ曲がった大きめの魔女帽子は必需品。両耳朶にはアリッサムの様な花のピアス。


備考：箒で空を飛ぶのがべらぼうに下手くそなので外へ出かける際は使い魔の水属性のドラゴン（定期的に花に水を与えてくれるイイコ）と共に出る。どこで情報を仕入れたのか未だに不明ではあるが、あまりにも此処へ薬を求めてくる人が多かった為副業的な感じで渋々薬屋みたいなことをやっている。

「　　あらあらぁ、えらい別嬪さんが迷い込んで来はったなぁ…食べてしまいたいくらいやわ…こほん。…ほら、泣いてたら折角の美人さんが台無しやで？黑のお家に案内したるさかい、…おいで愛しい子。　　」

「　　このお家から出たらあかんよ。ここからは一歩も出さへん。あんさんはもう私のものや。……泣かんとって、あんさんの涙には弱いんよ…今すぐ食い散らかしたくなる。　　」


└・名前：黑讎（　くろむく　）

性別：？　　／　　見た目の年齢は２０代後半辺り　　／　　身長：１６０ｃｍ　　／　　日本のとある山奥、普段は見ることが出来ないが主の気紛れでパッと姿を現す黒色の配色が多めの大きな広い屋敷に住んでいる人ならざるもの。人に危害を加えるわけでも、恵みを与えるわけでもないただそこに居るだけの存在。幽霊や妖とは違い人間のように誰でも黑讎の姿を認識することは出来るが意思疎通出来るのは黑讎に気に入られた人間と、同じ人ならざるもの達のみ。親に内緒で遊びに来る子供達の相手をしてやったり、頼まれれば人々に恵みを与えたりとなんだかんだ色々と手を貸してくれる為一見良い人と思われがちだがこれは興味のない人のみの対応の仕方で黑讎に気に入られてしまえばその対応が一変する。嫉妬束縛執着がとても激しく、とことん自分の傍に置きたがり挙句の果てには相手を食べようとしてしまう。本人曰く愛情が募るにつれ空腹になるんだとか。


容姿：黒色と赤色を主とした白無垢のような着物に素足が普段の格好。音を立てずに歩くのがとても得意。床につきそうなほどの長さがある癖ひとつない艶やかな髪は頭頂は黒色だが下に行くにつれ段々と紅色へ変わっていき、前髪は眉上で綺麗に切り揃えられている。女性とも男性とも捉えれる中性的な顔つきと、無条件に優しい印象を与えてしまう垂れ目がちの黒色の瞳。とても華奢な身体付きだが軽々と成人男性を持ち上げれるほどの力を隠し持っている。


備考：主のきまぐれ以外は基本見えない屋敷だが声を掛ければ普通に現れる。そしてその屋敷自体には命が吹き込まれており、日によって部屋の配置が変わったり物が勝手に動いたり浮いたりもする。万が一どこか壊してしまっても瞬時に修復されるため安心安全。だだっ広い庭園には所々の彼岸花と桜や紅葉、藤などなど様々な種類の花が季節関係なく年中咲き誇っている。池で優雅に泳いでる喋る鯉や光る鱗粉を落とす黒蝶は黑讎の良き相談相手であり話し相手。

｢　　おはようございます。今日も今日とて人間国宝級に麗しゅうございますねご主人様。大好きです。今日は珈琲と紅茶、どちらになさいますか？お茶の方もご用意しておりますのでなんなりとお申し付けください。　　」

「　　随分と親しく話されていたようですがあの方は一体？…お隣のスズキ様……？嗚呼、三日前程マカロンをくれた方でしたか。…え、それはパティシエのハヤシ様…？……。…大変申し訳ございません、ご主人しか興味が無いものでして…。　　」


└・名前：氷華咲　氷影（　ひょうがさき
　ひかげ　）

性別：男性　　／　　年齢：２３歳　　／　　身長：１７６ｃｍ　　／　　貴方のために生き、貴方のために死ぬと心に決めた専属執事。貴方と出会う前はロボットのように淡々と仕事を熟し笑顔一つ見せる事なかったのに対し今は水を得た魚のよう。息を吐くように好きだと零しては当たり前のように額やら手の甲にキスを落としてくる、所謂キス魔というやつ。生きる意味を手に入れてからはとても仕事熱心になり、元々手先が器用でなんでもソツなく熟していたのだがそれに余計に磨きがかかってしまい最終的には一人でなんでもやれてしまう迄に成長した。主人以外の人にあまり興味が無いドライな奴ではあるが人助けは進んで行うなど一応良心はある模様。生まれは氷の国。氷を主とする魔術師の子孫であるが魔術の才能が全く無かった為執事に。魔術を使えない事に多少なりともコンプレックスを抱いていたが今の主人が現れた事により悩みも何もかも吹っ飛んでどうでもよくなったご様子。生まれつき体温がとてつもなく低く氷のように冷たい。


容姿：透明感のある白に近い淡い水色の髪は指通りのいいさらりとした髪質で短く綺麗に切り揃えられており、前髪は緩く右流し。クールな、もしくは冷たい印象を与え兼ねない瞳は髪と同じような淡い水色。少し長めの睫毛と右目付近に涙ボクロ。寝る時以外は白色を基調とした執事服。それに白の革手袋と首には必需品である主人の写真が入ったロケットペンダント。黙っていればそれなりなのだが主人を前にしてしまうと残念なイケメンへと成り果てる。


備考：上に兄が二人いるが醜い嫉妬心から此方が一方的に嫌っていた為仲があまりよろしくない。寒さには強いが暑さにはとても弱く、気を抜くとポンコツになってしまう。基本主人の事で頭がいっぱいなので他の人の名前を覚える余裕がなく間違えて呼びがち。

｢　　懲りない勇者らめ…何度来ようと返り討ちにしてくれるわ！特に勇者ッ！彼奴は許さん！この我をチビガキと言いおって…スライムにモテまくる呪いを掛けてやる…いや、糞を踏みまくる呪いの方が良いか…？　　｣

｢　　なんじゃ腹が減ったのか？人間の好む食べ物がイマイチ分からぬが…お！これなんかどうじゃ？龍蛇の尻尾！美容にも良いし身体にも良い！そしてなんていったって美味い！…む？どうしたそんなに蒼褪めて。心配せんでも金は取らぬぞ？我の大盤振舞じゃ！　　｣


└・名前：イーヴァチカ

性別：女性　　／　　年齢：２０００歳くらい　　／　　身長：１３８ｃｍ　　／　　一度前勇者に我儘が過ぎるという理由で封印されたがそれから何百年後のある時封印が解け、あれよあれよという間に再び国を支配し始めた見た目は幼女の魔王様。一応反省はしているのとそれなりに歳をとった為過度な我儘は潜めつつあるがそれでも所々の子供っぽい箇所は見受けられる様子。特にイライラしたりすると子供のように癇癪を起こす為余計そのイメージが根強くあるが、それとは裏腹に冷静さを必要とする場面では時折冷酷さを感じさせる程冷静に対応する（そのギャップの凄まじさの所為で暫くの間多重人格なのではという噂が立った）。軽く二千年は生きているが魔王種族からしたらまだまだ幼き子供でよく他の魔王に甘やかされているも本人は至って不満不服。身長と女性らしいしなやかな曲線美には恵まれなかったがその代わりというように魔力には大変恵まれ、子供らしからぬ膨大な魔力をこっそり携えているも後が怖い為勇者達には極力優しめに攻撃するよう心掛けている。敵意のない者には優しく接し特に老人や子供、あと猫には滅法甘い。


容姿：頭の上に乗っている煌びやかな王冠に負けずとも劣らない綺麗な金髪はせめて髪だけでも女性らしくと伸ばし続けているが少々癖っ毛故に緩いウェーブがかかっている。前髪は常にふわっと後ろへかき上げており、その髪型もあってパッと見小さなギャル。幼さの残る顔立ちだが子供にしてはキツめの意志の強そうなつり上がった瞳を持ち、色は燃えるような赤。瞳孔の形は猫のような縦長。身体に丸みがないのを大層気にしてピチッとした身体のラインが分かる服を好まず、だぼだぼな服を着がち。そのため普段着はゆったりとした黒のフレアワンピースにその上から黒のクローク。靴は少々背伸びして真っ赤なハイヒールを。頭の両サイドに大きな羊のようなくるんとした赤黒い角。


備考：可愛らしい女の子に憧れを持っているが話しかけるにもその前に怯えて逃げられてしまう為密かな夢である女子トークが未だ出来ずにいる。基本ぼっち。心の癒し兼お友達は城で沢山飼っている蝙蝠のような翼が生えた魔猫ちゃん。

｢　　堕ちろ、堕ちろ堕ちろ堕ちろ。早くこっちに堕ちちまえ。俺が死ぬ程愛してドロッドロに甘やかしてやるから。なあ、頼むよ…頼むから早く堕ちてくれ、俺の天使。　　｣

｢　　やっぱりお前は赤色が一番似合う。気に入ってくれたか？俺からの“プレゼント”は。…ッはは！ンな怯えた顔すんなって。………俺から逃げようとしたお前が悪いよ。ごめんね、もう離してやれねェんだわ。　　｣


└・名前：ラヴィラエル

性別：男性　　／　　年齢：１１２５歳　　／　　身長：１８０ｃｍ　　／　　愛を識る片翼の堕天使。かつては愛を司る神だったが一人の人間を酷く醜く歪んだ心で愛してしまった為天界を追い出される。それからを拍子にその醜い愛情の犠牲になった人は増え続け、今や全国の神父や神様天使様に敵視される程。びっくりするくらい惚れやすく、一度惚れた人は死ぬ迄傍に置きたがる物凄く面倒で厄介な者。熱しやすく、そして永遠に冷めない。相手をでろっでろに甘やかして自分無しじゃ生きられない様な身体にするのが好き。束縛するのはもっと好き。神の頃は相手の好意を此方に向けるのなど造作もない事であったが今は年々力が消えつつあり精々｢あの人少し気になるかも｣位の力しか使えない。それでも呪文のように相手の耳元で愛を囁き続ければその気にさせることは可能なんだとか。これまでもこれからも自分に向けられるのは偽りの愛で良いと思っているのだが、遥か昔自分と同じくらいの本物の愛を返された時は動揺のあまり翼をもぎ取ってしまった。どうやら本気で愛される事には慣れていないご様子。人を殺める事は絶対にしないが人をダメにしてしまうので神様や神父に嫌われている。


容姿：綺麗なプラチナブロンドの髪は地に堕ちてから段々黒色へと変化しており、今現在は所々メッシュの様に金色が見られる程度（しかし眉と睫毛だけはいつまで経っても金色のまま）。長かった髪はばっさりと切り落としてショートにし、前髪は眉が隠れるくらいの長さ。常に光のない切れ長の瞳は昔綺麗な桃花色だと幼少の頃褒められていたが今はくすんで紫に近い色に。背中の右側にのみ灰色の二つの翼。キャソックを普段着ている為パッと見は神父のようだが背中から生えている翼の所為で完全に人間味を失っている。舌に一つと両耳に三つずつの派手なピアス。筋肉というものが全くついておらず全体的に細く華奢。ハーフっぽい顔立ち。


備考：住処は人っ子一人居ない廃れた教会。時々追い払いに神父さんが来るが次住む場所の目星がついていない為全くもって退く気なし。一つ神父さんに文句を言うならば聖水は非常に痛いのでやめていただきたい。なんの気の迷いか時々此処へ祈りに来る人間に僅かながらの恩恵を与えたり、口説いたり。幸福を多量摂取すると無意識に幸せですと言わんばかりの柔らかいふわりとした、まるで別人の様な笑い方をする。

　　＞大罪を背負いしものは苦痛という枷と共に生きていかなければならない。だが一人の慈悲深き神が彼らに救済の光を与えてしまう。その苦痛を和らげる存在、それがジュエルと呼ばれし美徳のもの達。その身体に埋め込まれた宝石が彼らを癒し、人々に幸福の光を注ぐだろう──



〈　　傲慢の罪を背負いし者　　〉


└・名前：ピーアウル


性別：♂　　／　　見た目の年齢：２３ 　　／　　身長：１８９ｃｍ　　／　　自分の能力を信じて疑わず、常に自分が一番だと確信している　　／　　自己中心的　　／　　ポジティブ野郎なので皮肉が通用しない　　／　　獅子の鬣のようにふさふさとした赤髪を常にオールバックに　　／　　頭には髪と同色の獅子の耳、尻辺りからはご立派な獅子の尻尾が生えている　　／　　上半身はほぼ裸の民族衣装っぽい格好　　／　　装飾品はジャラジャラと　　／　　【　相方：謙譲の美徳ホワイトパール♂　】



「　　誰よりも強い、モテる、頭が良い、顔が良い、優しい、面白い…我は本ッ当に完璧な存在だとは思わぬか？ああ、善い善い。お前のその顔を見たら解る。我が格好良すぎて愛おし過ぎて好きで好きで堪らない！って顔だな？全く愛い奴め。もっと近くで我を見ることを赦そう。　　」



〈　　憤怒の罪を背負いし者　　〉


└・名前：エイゼル


性別：♀　　／　　見た目の年齢：２６　　／　　身長：１７０ｃｍ　　／　　常に顰めっ面のお姉さん　　／　　“ 少々 ”怒りっぽい　　／　　相方の力を過剰摂取している為力の暴走もなく比較的穏やか　　／　　しかし一度爆発すると手が付けられなくなる　　／　　白銀のウルフカット　　／　　頭に髪と同色の狼の耳、尻辺りからはふさふさした狼の尻尾が生えている　　／　　ピシッとした灰色のスーツ。トップスは黒のタートルネック　　／　　【　相方：慈悲の美徳モルガナイト♀　】



「　　遥か昔緑豊かな国を荒野にしてしまったことがあってな。それがトラウマで彼女の力を過剰摂取してるんだ。なに、苦しさには慣れている。それにこんな苦しみ枷と比べたら大したことない。…！、…やめてくれ、…お前にそんな顔をさせる自分に腹が立ちそうだ…。　　」



〈　　嫉妬の罪を背負いし者　　〉


└・名前：モウル・D・キャット


性別：♂　　／　　見た目の年齢：３６　　／　　身長：１８６ｃｍ　　／　　貴方が他の人と目を合わせただけで嫉妬してしまうヤキモチ屋さん　　／　　人畜無害そうな顔をしてるくせにその内に秘めたものは黒くドロドロと澱んでいる　　／　　機嫌が良ければ基本貴方にでれでれ　　／　　少し癖っ毛な深緑色の髪はセンターパートに　　／　　無精髭　　／　　梔子色の蛇の瞳。腕や背中、首筋と至る所に深緑色の蛇の鱗　　／　　すらりとした体型を更に引き締めるような黒の軍服に黒の外套　　／　　【　相方：忍耐の美徳ジェイド♂　】



「　　よっ！他の大罪と仲睦まじくしてたんだってェ～？いやァ、僕のコが大変人気者でおじさん鼻が高いよ。──なァんて言うと思ったか？あまりおじさんを揶揄うのはやめた方がいいぜ、カワイコチャン。まさか俺に構ってもらいたくてやったのか？ハハッ！益々気に入った！でもあまりカワイイことされっとおじさん、お前を閉じ込めたくなっちゃうから。精々気をつけろよ。　　」



〈　　怠惰の罪を背負いし者　　〉


└・名前：アスロース


性別：♀　　／　　見た目の年齢：１５　　／　　身長：１５０ｃｍ　　／　　常にぐうすかと惰眠を貪っている少女　　／　　やらなければいけないことは基本相方へパス　　／　　大好きな人の傍でも眠気には逆らえない　　／　　ボクっ娘　　／　　ゆるふわ茶髪のボブヘア　　／　　頭には髪と同色の熊の耳、尻辺りからは熊の尻尾がちょこんと生えている　　／　　凄く寝やすそうなダボダボモコモコの熊の着ぐるみパジャマ　　／　　【　相方：勤勉の美徳ブラッドストーン♀　】



「　　ん～…君が来たら料理でも作っておもてなししようと思ったんだけど…その顔見たら作る気力がなくなった…。…あ、いや悪口を言ってるわけではないよ。褒めてるんだ。君の顔を見ると安心するというか…眠くなる。だから料理はまた今度…おやすみなさい…。　　」



〈　　強欲の罪を背負いし者　　〉


└・名前：レイヴンドッグ


性別：♂　　／　　見た目の年齢：２０　　／　　身長：１７５ｃｍ　　／　　この世の全ては俺のもの　　／　　気に入ったものは絶対手に入れないと気が済まない　　／　　人を安心させるような穏やかな口調と声で息を吐くように毒を零す　　／　　月白色のラフウェイトマッシュ　　／　　頭には髪色と同じ色の大きな狐の耳、尻辺りからは随分毛並みの良い狐の尻尾が生えている　　／　　白を基調とした羽織袴　　／　　その見目形もあって儚げだがそれはあくまで見た目だけ　　／　　【　相方：救恤の美徳サファイア♂　】



「　　君、ええもん持ってはるなあ？どこで買うたん？…ああ…貰い物なんやあ…そら益々欲しくなるわ…。んんっ！いや？なんでもないで。とっととそのチンケなプライド捨てて俺の物にならんかいな～って思っただけや。…フフッ、どや？俺の物になる気になった？　　」



〈　　暴食の罪を背負いし者　　〉


└・名前：スクダイル


性別：♀　　／　　見た目の年齢：１８　　／　　身長１６５ｃｍ　　／　　目に入った物全てを食べようとしてしまう暴食娘　　／　　その鋭いギザ歯でどんな硬いものも容易く噛み砕いてしまう　　／　　満たされることの無い食欲　　／　　料理やお菓子作りが大好き　　／　　薄い桃色の髪はツインテールに　　／　　頭には髪と同色の豚の耳、尻辺りにはくるんとした豚の尻尾が生えている　　／　　地雷系ファッションにバチバチのメイク　　／　　【　相方：節制の美徳アメジスト♀　】



「　　ねーえー！マジで飴の一つも持ってないのぉ～？あたしと会う時はオヤツ持参って言ってんじゃん！全くちゃんとしてよね～。…そ、れ、と、も…。本当はあたしに骨の髄まで食べて欲しくてわざと手ブラで来たとか？なーんて！キャハッ。　　」




〈　　色欲の罪を背負いし者　　〉


└・名前：ラッピオン


性別：♂　　／　　見た目の年齢：２５　　／　　身長：１８２　　／　　老若男女全てに色気を振り撒くことや触ったり触られたりが好き　　／　　パーソナルスペース皆無　　／　　周りが色々と飛び抜けている為相対的に真面ポジションに　　／　　サラサラストレートマッシュヘアの黒髪　　／　　頭には黒色の山羊の角。尻辺りにはちょこんと山羊の尻尾が　　／　　山羊の瞳　　／　　金の刺繍が施された黒の長袍　　／　　【　相方：純潔の美徳ダイヤモンド♂　】



「　　ね、夜も更けたしそろそろ“ イイコト ”しない？…っあは、なにキョドってるの。普通に添い寝のお誘いだよ。それすらも恥ずかしいって？全く相も変わらず初心で純粋だね。益々意地悪したくなる。　　」