匿名さん 2019-12-26 21:16:52 |
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──お邪魔します。坂城何やってたの?…あ、これ招待状…こんなの作らなくていいのに──。
( 彼の返答を聞きゆっくりとドアに手をかけ中へと入り。パソコンの前に座って何やら作業をしている彼の傍まで行くとひょこっと画面を覗けば思わず本音が漏れ )……ねえ、坂城。もし私が婚約を解消するって言ったらどうする?
(/猛アタックしちゃっていいの?遠慮なくやっちゃうよ?(←)命の恩人みたいな存在だもんね。我儘言ったりして玲司さんを困らせちゃうけど。
でも華ちゃんは私より全然上手いと思うよ?描写もとってもわかりやすいし。)
──何言ってんだ、作らねぇと困んだろ。取引先だのなんだのと繋がりあんだから。めんどくせぇけど。
( 口では悪態をついて気だるげな様子ではあるものの、パソコン作業の手は止めずにテキパキと続けて。しかし、不意に耳に届いた言葉は寝耳に水の話でパソコン作業をしていた手は止まり。呆気にとられ呆けた声を漏らして視線を向け、いつもの我儘が始まったかと肩を竦めればデコピンを食らわせ )……は?今更、何馬鹿なこと言ってんだよ。ワガママも程々にしとけよ、このおてんば娘。
(/いいよ。こっちは頑張って塩とかにする…多分。(←)なんだかんだワガママ言われても口ではあれこれ言いながら引き受けそう。
ありがとう!できればもっと個性豊かに文章書きたいかも。わかりやすい文章のがいいのかな…?もちろん、結衣ちゃんのロルもわかりやすいよ。
催促みたいになっちゃってごめんね。あまり動かさないとキャラ迷子になってしまって;)
…っ。だから、必要ないって言ってんの…!親が勝手に決めた縁談なんて…そんなの絶対幸せになんかなれないんだから!
( 額に軽い痛みが走り顔を歪めながらも今回ばかりはこの我儘を貫くという思いが勝り口調はいつもより強めで。「大体この結婚はお互いの会社の利益になるから決まった事なんだから…。最初からお父様も私の幸せなんか願ってくれてないの…!それに私は──」その後感情的になれば次から次へと不満は募り思わずそのままの勢いで本当の気持ちを伝えようとしていたがなんとか抑え )…坂城は、私が本当に悠一さんと結婚してもいいと思ってるんだ…。私の気持ちになんて気付いてないもんね。
(/塩対応いっぱいしていいよ!←あー、なんかその感じ想像できるなあ…。仕方ねぇなっていいながらも内心では嬉しい的な?(ふふ)
あ、でも華ちゃんがやりやすいように文章回してくれたらいいからね!
ううん、こっちもムラがあってごめんね(泣) )
ばっ──……っ、知らねぇよ。お嬢の気持ちなんか、知らねぇ。
( 普段よりは更に口調が強く、いきなりどうしたのかと驚きの表情を見せて。しかし、揺さぶられる恋心をぐっと押し留め、突き放すように、しかし半分は揺らぐ己に言い聞かせるように冷静に口に出し。先程の会話から相手が自分への想いを告白しようとしているのを察し、話題を逸らそうとほれ、とウェディングドレスのカタログを見せて椅子から立ち上がり、本棚の前へ行き背中を向け )
お嬢が似合いそうなやつ、いくらか考えといたし見とけよ。デザイナーに注文する時間はもうねぇから、それで我慢しろ。
(/良心の呵責に苛まれるけど、頑張って突き放すね←そうそう。我儘言われて頼られるのが嬉しい感じ。多分元カノのように優しく控えめな子だったら、違うのかも(うんうん)
ありがとう。大丈夫だよ。忙しかったりするのは分かるし、書けない時もあるだろうから。 )
こんなの…いらない。見る必要なんてないもの。──ねえ、坂城…お願いだから私の気持ちに気付いてよ…私…坂城が好き──。
( 彼が見せたカタログは確かに自分好みのカタログで。数ページウエディングドレスのカタログを捲り眺めていたものの、すぐに閉じれば背中を向けて本棚の前に立つ彼の背中に抱き着くように腕を回し小さく肩を震わせながらゆっくりと自身の気持ちを伝え )
…お父様や悠一さんには私から話すから…。だから私の傍にずっといて。もちろん執事としてじゃなくて1人の恋人として…。
(/うん!強めに突き放しても大丈夫だからね!← 子供の時から甘やかされて時には厳しく育てられてきたから我儘放題なんだよね。( うんうん )
こちらこそありがとう。華ちゃんの優しさが心に染み渡る…( ぐすっ )
( 自分が視線を向けた本棚にずらりと並ぶのは、執事としての作法やマナーなどが書かれた本があり、以前の執事からの引き継ぎとして、この部屋をあてがわれていて。しかし、引き継ぎと言えど礼儀作法を一般人、しかも不良だった己に叩き込むのは並大抵の苦労ではなかったことを思い出していると、背中には温もりと子供ではないと意識せざるを得ない身体が当たり。胸の鼓動は早鐘を打ち、しかし立場上は彼女との恋を実らせるべきではない──と理性を呼び覚まし、自分の想いを押し殺せばどうやって彼女を引き離すかと思考を巡らせ、腰に回された手を解こうとして冷ややかな声でぴしゃりと突き放すように口にして )
──お嬢。それは勘違いじゃねぇの。あんたの傍に一番長く居た異性ってのがたまたま俺ってだけだろ。恋愛ごっことかおままごとに付き合っていられねぇんだよ、こっちは。
(/こんな感じ…?めちゃくちゃ意識してるけど相手にしないように耐えてる男の図になった← 駆け落ちしたら、かなり坂城苦労してそうだよね。 ( 笑 )
両想いになるまであともうちょいだから、頼むね。( 頭撫で )
勘違い…?そんな事ない!私は本当に坂城のことが好きなの…っ、どうして…信じてくれないの。私がお嬢様だから?そんなの関係ないじゃない!このまま好きでもない人と結婚なんて無理だから。だから式も何もかもキャンセルして。ウエディングドレスなんて…必要ない。
( こちらの手を引き離そうとする事に気付き離されないように更にぎゅっと力を込めて。冷たい言葉を向ける彼に胸がぎゅっと締め付けられる感覚になれば悔しさと切なさの入り交じった声音で話し。今まではどんなに我儘を言っても聞き入れてくれていたものの、今回ばかりは自身の思いに応えてくれない事への苛立ちからか半ばヤケになりながら式を中止にするように命令すると彼の言葉を待たず椅子に座り )──坂城が私に振り向いてくれるまでここから一生出ないから!
(/うんうん、そんな感じ!そして茉莉奈はかなり我儘になってしまっている…。駆け落ちした時が楽しみだね(笑)←)
──…ったく、てめぇは聞き分けのねぇ餓鬼だな。
( 更に強く抱き締められ彼女の気持ちは痛いほど伝わり、心が揺さぶられているのか瞳が揺らぎ。その半面で心を鬼にして己の気持ちを悟られることも彼女の想いを認めることも避けなくてはとグッと唇を噛み締めていると、今度は頑として譲らない態度で椅子に座って動かない彼女に表情を引き攣らせ。しかし、ここで揺らぐわけにもいかず、更に冷たい視線を送って興味無さげにふい、と視線を逸らすとドアの前へ行ってドアノブに手をかけ )
勝手にいろ。俺は外に出るからな。
(/めちゃくちゃ頑固過ぎて玲司も後に引けないね(笑)なんかショートコントみたいなのしてるけど←
ハプニングしたいけど、どうしよう。駆け落ちほんと楽しみ…!でも茉莉奈さんパパに怒られそう…←)
──!ちょっと待ってよ、私を置いてどこ行く気?…もういい、勝手にするから!坂城の馬鹿っ。
( ドアノブに手をかける彼に驚いた表情で引き留めようとしたものの、明らかに興味の無い雰囲気が漂っていることを察すれば胸の前で腕を交差させふい、と顔を背け子供のように言い放ち。「あとでお父様に婚約を解消してもらうようにお願いするから。もちろん悠一さんにも直接会って話してくるわ。それくらい坂城の事が本気なんだから…っ」と不安からか声は震えていて )
(/だね、我儘を通り越して頑固になってる…(笑)ショートコントも楽しいよね!← どんなハプニングにしようか?茉莉奈が悠一の所に直接婚約を解消するように懇願しに行った矢先、それを聞かない婚約者が茉莉奈を屋敷に閉じ込める…とか?← うん。確実に茉莉奈パパに怒られるね。ビンタされちゃうかも←)
──……ったく。てめぇはどうしようもねぇな。
( 出て行こうとすると、意固地になって聞き分けのないことを述べる彼女に呆れて。一体誰のせいでこんな悩まされているのか、と苦々しい表情をした己の耳に声を震わせる彼女の言葉が届き、深いため息をつき。くるりと振り向いて近付けば諦めさせようと突き放しても駄目であることを理解し、近寄ると声を震わせる彼女に対して譲歩することにし、宥めるようにふわっと一瞬だけ優しく抱擁をして。しかし、自分の気持ちより好きになってはならないという理性が働き、静かに述べて離れ)
──お嬢。悪ぃが、俺はお前の気持ちに応えられねぇ。
(/玲司が頑なでごめん。罪悪感に苛まれるけど、多分ハプニング起きるまでは取り乱せない← どんなハプニングにしようか?なるほど、いいね。というか悠一さん病んできた…?← ビンタならまだ優しい方な気がする…←
ちょっと後で玲司と茉莉奈さんの出会いの話書くね。なんとなく書きたくなってきたので、のんびり書いてみる。私の勝手な理想の話←)
──どうして…。ねえ、どうして私の気持ちに応えてくれないの…?私本気で坂城のこと──。
( 一瞬だけ彼の温もりを感じれば不思議と声の震えは止まっていて。しかしその後彼が離れ間際に言った言葉はズキリと胸の奥で音を立てて痛み始めて。いつも以上に頑なに拒み続ける彼は始めて見ればこれ以上何を言っても無駄なのだろうかと出かけていた言葉を胸の奥にしまいこみ )私がお嬢様だからなの?坂城は執事だから…それを気にしているんだったら気にする必要なんてないのよ?それに悠一さんと今夜会う約束をしていたからはっきりとお断りしてくるわ。それでいいでしょう?
(/ううん、寧ろ頑なに断ってくれてありがとう← 病んでる…。それ私も書き終わったあとそう思ったんだけど…病みすぎないようにするね(笑) ビンタ以外に何かい思い浮かぶ?
うん!すっごく楽しみにしてるからね!)
──うるせぇよ。
( 頑なに拒む理由は図星で、そしてきっと想いに応えてしまったら彼女のそばに居ることは許されない。──その事実を再び目の当たりにし、息苦しさと苛立ちを覚え、彼女を壁際へと追い詰めれば冷ややかな眼差しと声を投げかけ。いっその事嫌いになってくれたら、と締め付けられる胸を見ないふりをしながら彼女の顔の横に手をついて瞳を逸らさず見据え )
そうとまで言うなら俺は執事やめるからな。そんな主人は幻滅だ。
(/いいんだろうか。でも基本優しいキャラになっちゃうから、楽しいかも!いいんでない、ヤンデレ(笑)
悠一さんが強引に式を押し進めていこうとする感じとか。玲司に頑張らせるから、丸投げしとく←
んー。謹慎処分とか…?
ありがとう!)
──!……何よ。坂城の意気地無し…!坂城なんて…大っ嫌い!
( 何を言っても一向にこちらに振り向いてくれない苛立ちさから顔の横に手をつく彼をキッと睨み。右手を振り上げ思い切り頬を叩き怒りと悲しみの表情で彼を見つめたあと、両手で強めに付き飛ばせば本心ではない言葉を浴びさせ部屋を出ていき )
(/ヤンデレありかな。って言ってもヤンデレキャラやった事ないから上手くできるかわからないんだけどね←
ああ…!それいいね。ナイスアイデア!とりあえず夜に茉莉奈と悠一さんを会わせる予定だからその時にでも式を進めることにしよう!←
謹慎処分か…華ちゃん冴えてるね!是非採用させてもらうー!)
……っ、てぇ。マジでおもいっきり叩きやがった。
( 叩かれた頬はじんじんと痛み、赤くなっており思わず頬を抑えるが彼女の姿は既に部屋にはなく、やり過ぎただろうかと瞼を伏せがちに小さな溜息をついて。そして、“大嫌い”との捨て台詞には思いの外自分の胸に深く突き刺さり、むしゃくしゃとして舌打ちをし。後ろに撫で付けた髪を崩しながらも、「好きだから告白できねーに決まってんだろ…」とぼそっと零し )
(/ヤンデレいまいちわかってなかったりはするけども(笑)豹変する悠一さんのイメージはある←
了解ー!花嫁衣装勝手に決めたりとかしそう←
冴えてるかな?謹慎処分なのに茉莉奈さんの我儘で隠れてデートするのもありかも…)
( 執事の部屋を出たあとどこに行くでもなく外に飛び出し無我夢中で走っていれば気付けば河川敷に来ていて。この河川敷を見る度に思い出すのは、初めて執事と出かけた時に一緒に寝転んだ場所であり思い出に浸っていて。すると1台の車が近くに止まり中から出てきたのは婚約者であは悠一で「茉莉奈さん──少し早いけど迎えに来たよ。これから食事でもしながら式の事を決めよう。ああ、そうだ。今夜は僕の屋敷に泊まるといいよ。その様子だと家には帰りたくないみたいだし」といつもの柔らかく優しい声音で話しかければ肩を抱きながら車へと誘導し、後部座席に座らせると運転手に出すように指示を出し車を走らせ )
(/今のところ悠一さんは穏やかに接してるけど、次第にヤンデレっぽくしていくね!←
もはや衣装は自室に飾ってあるパターンとか?(笑)ある意味怖いけど←
どこにデートに行くかも気になるよね。バレそうになったら全力で守ってくれたりしたらめちゃくちゃキュンだわ←)
──お嬢様、先程は失礼いたしました。
( いつもならすぐに機嫌を取り戻し、自室で待っているはずの部屋の主に謝罪をすべきかと思って扉を軽くノックして。しかし、返事はなく怪訝そうな顔をして扉を開ければそこはもぬけの殻で。まさか屋敷を飛び出したのだろうか──との思考に至り、取り乱した様子でメイドたちに「お嬢様を見ておりませんか?」と聞けば、誰一人として知らず。休憩を終えてこちらにやって来た風香に「お嬢がいねーんだが、まさか…」と素を出して嫌な予感が胸を過ぎっていて。「お嬢様?それならさっき河川敷に──…って、坂城?!」と話の途中で居ても立ってもいられずに屋敷を飛び出し、河川敷へ )
(/どのタイプのヤンデレだろう。しかし今悠一さんがしてるのは誘拐な気もしたから、ヤンデレは既に滲み出ているかも。
有り得そう…。「君が着る花嫁衣装、用意しといたよ。(にっこり)」とか言いそう。ごめん、段々と失礼なイメージが出てくるけど、面白くなっちゃったよ←
隠れながらも、両想いなわけだからなんだかんだラブラブそうだよね。茉莉奈さんに絆されてしまう玲司…。)
──あの、悠一さん…私鞄も携帯も何も持っていないから一旦家に取りに行かないと…。
( 食事に向かうという言葉にハッと我に返れば婚約者の悠一に家に戻ってもらうようにお願いをするも、やんわりと断られてしまい。しかしお店に向かうのではなく悠一の屋敷に到着すれば「茉莉奈さん着いたよ。キミにプレゼントしたいものがあるんだ。きっと似合うと思うんだ。──彼女を例の部屋に案内して」とにこやかな笑顔を向けるとそばに控えていたメイドに指示を出し自身はどこかに向かい。メイドの後をついて行きとある部屋の前に着くとメイドが扉を開けて中に入るように促し。部屋に入れば綺麗に飾られた内装に首を傾げつつもドレッサーの前にかけてあった真っ白なウエディングドレスに思わず目を見開き )──えっ…どうしてこんな所に…?
(/だね。どうしても茉莉奈を手に入れたいっていう気持ちから誘拐に走っちゃったね。
ううん!逆にそういう感じのイメージしてたからそのセリフ使わせてもらおうかな←
いつもは口の悪い玲司さんもたまにデレて甘えてくれると嬉しいな。←)
──……っ。
( 息を切らして向かった先は河川敷。以前自分の好きな場所だと話した覚えがあり、もしかしたら──という淡い期待を抱くもそこに彼女はいない。もしや誘拐されたのだろうかと冷静さを欠いている己の背中に、「…ちょ、ちょっと。足が速すぎ」と追いかけてきたらしい風香の声がかかり、「…お嬢、悠一のところかもしんねー…」とぽつり。しかし、今の自分に彼女を追いかける資格はあるのだろうかと足を止めていて。ため息をついて呆れ顔で話す同期の風香は、「…あんた、いつまでそうやってるのよ。意気地無しね。私が背中押さなきゃダメなくらい、ダメね。…旦那様には私から適当に言っておくから、行ってきなさいよ」と背中をぐいぐいと押されて。走り去るその背中を見守りつつ、「…あとは二人次第よね」と言葉を残し )
(/誘拐は旦那様とか怒らないのだろうか…どうなんだろう←
やっぱりそういう感じかあ← 優男だった最初から打って変わって、病んでいく…。
デレさせたいけど、タイミングに悩んでる(笑)塩と砂糖加減って難しいよね。でも、しおらしくなった茉莉奈さんにはデレるかも…?)
……あの、悠一さん。結婚の事でお話が──。
( ウエディングドレスの前で暫く何も言えず固まっていると、相手が部屋に入ってきて誇らしげに「花嫁衣裳だよ。キミに似合うと思って用意しておいたんだよ。」とにこやかな笑顔を向けていて。その笑顔に少しだけ違和感を感じながらも恐る恐る口を開けば何かを察したのか“そういえば──”と遮られてしまい手に何かを握らせれ。見るとそれは鍵らしく思わず目を見開きこれを受け取ってしまえばもう後戻りはできないと感じ、意を決して「…ごめんなさい!私悠一さんとは結婚できません…!」と頭を深く下げ謝りながら勇気をだして結婚を取り消してもらえないかと懇願したのも束の間。「何を今更そんなことを言っているんだい?この縁談は両家にとってメリットのあるものなんだよ?それに僕がキミを離すわけないだろう。キミは今日からここに住むんだから…」と部屋の鍵を閉めればじわじわと距離を詰め始め )
(/茉莉奈のパパは悠一さんが絡むと何も逆らえなくなってそう。弱みを握られてるみたいな?←
なるほど…言われてみるとタイミング難しいよね。しおらしい茉莉奈か…。頑張ってみるよ!)
……。門前払いじゃねーか。
( 風香にあとは任せて彼女の元へ──と駆け出せば携帯には茉莉奈の父からの電話。戻ってこいとの言葉ではあったが、つまりは茉莉奈の父も悠一の手が回っているということで、首を振り「それはできません。お嬢様は誘拐されたも同然ですから」と答え、電話を切り。近くでタクシーを拾って近くで止めてもらい降り。大きな門が己を出迎え、念の為にインターホンを鳴らすが、“お引き取りを”という返答しか返って来ず眉を顰め。しかしこれはまだ予想の範疇で、頑丈で高い柵をひょいっと飛び越えて屋敷へ侵入し。警備員たちが待ち構える中、いかにしてこの危機的状況を切り抜けるかと視線を走らせれば、あとを追い掛けてきたらしいテツの姿を見つけ。「お前何してんだよ!?」「いや、玲司さんの後を追って来ました!」「…馬鹿かよ。まあ、さんきゅ」とまさかの再会を果たし苦笑をしつつも、不良時代を思い出して片っ端から警備員たちを倒し、彼女たちがいる部屋を探し出し )
(/なるほど…そのパターン考えなかった(笑)悪どいなあ、悠一さん。
強気な茉莉奈さんが急に弱気になっていると、守りたくなる感じなんじゃないかなと思う。
次レスで助けるけど、テツを出したくなったのでちょっと無理矢理感あるけどよろしくお願いします←)
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