匿名 2019-12-24 20:57:21 |
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(/1253様をお待ちしております。御相手様のプロフィールは把握しておりますのでこちら側の提供するお菓子店の店主の簡単なご説明を此処に、それらがすみましたら物語を始めさせて頂きます。もし御相手様の息子様に詳しい備考等御座いましたらご記入の方をお願いしたく思います!鬱々とした甘美なる世界にてお互い楽しく物語を進めて行ければ幸いです。)
名前 「 泪 」 ≪るい≫
容姿 見目麗しい少年の姿、椿の花弁の様な赤く廃りのない色彩の髪を短くショートカットに切りそろえ少し癖のある質感に陶器の如く白い肌。大きく型どられた瞳は髪同様の長い睫毛にて影が落ち儚げな垂れ目に形の整った眉毛ほんのりと赤く縁取られた唇に、華奢な体格ながら唯細いだけでなくやんわりと付いた筋肉はしなやかで細い首に巻き付くように掘られた茨の刺青が異彩を放っている。黒いポロシャツにズボン、ワインレッドのギャルソン風エプロンを常備着こなし息抜きの際には赤い椿の花が刺繍された着流しを着ている。
性格 落ち着いた口調に男女隔てなく優しく接する紳士的な人物。見た目が幼げに見えるが外と内の差が激しく人とは少し離れた不思議な雰囲気を醸し出し人の醜さも全てが憂いらしく愛でるものだと手を差し伸べる安楽主義者
備考 この世に限界した人間の姿にして人外との狭間を彷徨う魔法使いの末裔。半分が人間としてもう半分が魔力を駆使する者として密かに開いたこの店でその人の感情を調理するパティシエール。
(/募集板でお声を掛けさせていただきました1253の者です。募集板より少しばかり詳しいプロフィールを一応上げさせていただきます。)
【名前】月代≪つきしろ≫
【容姿】見た目は20~30歳の青年。長い銀髪は腰ほどまであり髪一本一本が細い。肌は白く、よく見ると体には細かな傷が無数にある。つり目気味の瞳は月の様な黄色で、睫毛は長い逆睫毛。眉は眉尻と眉頭がすぼんだ形のよい麿眉。高めの背に、細身だが筋肉質な体躯。橙のような色味の水干は少し古ぼけており、服は現在この一着のみ。
【性格】元々は穏やかで人間を労り信じる優しい性格だったが、神社が廃れ信仰が薄れると共に人間に負の感情を抱えていった。だが今でも人間は守るべき対象であり、愛しいと思っているため、困っている人は放っておけない。警戒心は強く、やや上からな話し方をすることがある。
【備考】元はある地域で信仰されていた神だが、今は廃れてしまい信仰は薄れている。信仰されないと神ではなくなってしまうが、辛うじて未だ神。名前は便宜上のもの。
(/なんともお美しく素敵なお子様を有難う御座います。不平等一切見受けられませんので宜しければ早速始めさせて頂こうと思います、出だしは店に招き入れてから人間に対して少なからず憎しみ又は畏怖の心境をお持ちのようですのでシリアスながらも甘美なる物語に仕上げて行きたいと思います。では、宜しく御願いします!)
(迎え入れた彼は今にも消えてしまいそうな儚さを纏っている、艶やかな銀の髪を携えて底から除く金色の瞳は凍えており美丈夫な筈なのに所々に耐えない傷は目を見張る程にいたいけで掴んだ大きな手はとても冷たかった。すぐさま扉を閉め暖かい暖炉のすぐ側へと案内するとやんわりと肌を撫でる火の温かさに瞳の色は蜂蜜の様に蕩け始め息をつくやいなや無理やりに座らせた椅子と彼の膝に肌触りの良いブランケットを掛けてやれば手にしたポットとマグカップ二人分を持ち寄ってさらりと揺らめく髪を撫で付けて柔らかな笑顔を添えながら声を掛ける)
「…外はとても冷えただろう。まぁ、でも良かったさっきより顔色も元に戻っているね…大丈夫此処には僕しかいないから怯えずに聞かせておくれ、君がどんな存在なのかを」
(壊れ掛けた硝子細工、繊細だからこそいつ割れてもおかしくは無い目の前の存在に造られた美しさを閉じ込めた迷える子羊に未だ晴れないその表情は似合わないと笑みを浮かべそっと優しく問いかけて)
(店に入ると美しい少年に迎え入れられた。人間なのかそうでないのかさえわからない相手に警戒以外の何物でもない感情を向ける。だが、自分よりもずっと小さく白い手にそっと手をとられると、拒むことも出来ず、ただ壊してしまわぬように体を強ばらせた。相手の美しい赤色の髪と優しげな瞳を見ているうちに、少しずつ体の緊張が抜けていく。どこか浮世離れした少年にされるがままに付いていくと暖かな暖炉が灯る部屋へと案内され、柔らかな布を掛けられれば、びくりとして少年を見遣る)
「……………。私は………いや、その前にお前は何なのだ。……人、ではないのか。」
(唇が言葉を紡ぐ為に何度か音もなく開閉される。だが、暫くして声を発すると同時に無くなり始めていた警戒心が頭をもたげ始める。優しげな笑顔、愛し慕われ、今も愛し続けるしかない人間によく似たその容姿に話して良いものかと眉間に皺を寄せながら、笑顔を湛えた顔を見て)
(人ならざる者、きっと目の前の彼は人間とは遠い存在なのだろう不安で揺れ始める瞳は自身に縋りつくように絡められ問われた質問に臆すること無く口を開く「…僕も君と同じ人間の輪廻に囚われず小さな歪みとしてこの場に存在してる。雪娘 “ スネグーラチカ ”とか魂を喰らう鬼と比喩されたりもするけど君から見た僕は魔女…まぁ、僕は男だけどね」と悪びれもなく人とは程遠いと目を伏せて、彼は怯えているのだろうか未だ晴れない顔模様に細く息を吐くと手にしたコップに湯を注ぎ暖かな部屋で形の掴めぬ湯気を立ち昇らせると途端に広がる柔らかな香りに最後の仕上げにと浮かべた可愛らしいマシュマロは積もった雪が溶けていく様の如く、ココアの波へと溶け入るとそっと彼へと差し出して悴んだ細い指先も包み込むようにしてやれば眉間に刻まれた皺を解こうと手を滑らせそのまま頬を一撫ですると)
…ほら怖がらないで僕は人ではないと言っただろう。君は人が怖いのかい?それとも人間を憎んでいるのかな、
(魔女という相手の答えに、信じ難いという表情が浮かんでは消えていった。少年の手の中で溶けていくマシュマロをどこか悲しい気持ちで見つめていると、優しい手付きで手ごと包み込むように器を渡され、少し戸惑いの表情を見せ。優しく撫でられると、不思議と不安が薄くなり、口も先程より幾分か素直に声を発し)
「人が、怖いわけはない。それは有り得ない。……だが、憎くんでは……。」
(怖いのかという質問にはきっぱりと否定を入れるが、憎んでいるかという問いには答えにくそうに言葉を濁し。言葉が途切れると、自分自身整理がついていなさそうに表情が歪み)
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