匿名さん 2019-12-16 23:23:13 |
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「…お腹空いた~。」
そう言いながら帽子をきゅっと被って夜の街をすたすたと歩き人の様子を見ていた。人の様子を見てふふっと笑うと何人かの人にわざとぶつかる。わざとぶつかって財布をとりながら「すいません」と思ってもないことを言って路地裏に逃げる。
「えへへ…これでご飯いっぱい食べれる…っ?」
嬉しそうにしながらも路地裏から人の動きを見る。クリスマスが近いからかイルミネーションもキラキラしていてみんな楽しそうに笑ってるのを見て疑問に思う。1人でも別に寂しくない…強がりながらその場で座り込んで
「…俺は1人でも別に寂しくない。別に誰も好きじゃない…」
ボソボソと呟きながらも心細くなっているのか帽子で隠れた耳がしゅんと垂れ、俯いてしまって
「どうしたんだい?こんな路地裏で」
クリスマス、恋人という恋人もいず、ただただ一人のクリスマスを過ごす予定だったが、普通は誰もいない近道の路地裏にいる子に声をかけて
【参加希望です。プロフィは下】
名前/ヤマトモ
職業/科学の博士
年齢/30歳
容姿/常に着ている白衣と眼鏡のがトレードマーク
性格/優しいが少しイタズラ好き
備考/タバコを吸う
何げに変態←はいここ重要!
「…な、なんでもないよ!」
声に驚いたのかビクッと立ち上がりその瞬間に懐から財布が落ちる。明らかに彼のものとは思えない女性用の財布で
「…えっと……」
まさかこんなふうに追い詰められるとは思ってなかったのか後ずさりしながら後ろに逃げようとしたが行き止まりで背中に壁が当たって
「そうか…い………耳?」
ニコッと笑うが相手の頭の上で何かが動いていたため目をやるとパタパタと動く耳があった
「君、獣人だったのか」
動いている耳を見てゆっくり触り
「いや、何もしないよ……ねぇ君、私の家に来ないかい?この財布の事黙っててあげるから」
触る手をやめ、半分脅しに近い形で家に誘い
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