ヘタレ問題児くんと恋。＿鬼滅の刃bl

えへへ…良かったいっぱい善逸に甘えたいからさ…
(抱きしめられると笑顔で相手の肩に顔を乗っけって首に顔を擦り付けて)

存分甘えていいよ！でも、その甘える姿は俺だけに見せてよね？
（首元にある相手の頭を撫でては「今から何かする…？」と聞き）

わかった甘えるのは善逸だけにする！
(そう述べて何かするかと聞かれると)
善逸のしたいことがしたい
(一言そう言って返答して)

ん…？待って待って今の発言は聞き捨てならん！！
甘えるのは善逸だけにするって…まさか…！
（目をパチパチとさせては一度彼を離し）
俺がしたい事か…まぁ炭治郎と一緒にいるだけで俺は幸せなんだけどね！

…？どうした？何か俺まずいこと言ったか？
(相手を怒らせてしまったか不安になってしょんぼりとした顔になって)

だってだって…甘えるのは俺だけにするって言ったから…もしかして他の人にも甘えてる姿見せてたりするのかなって不安になって…そりゃあそうだよな…俺よりもっといい奴とか強い奴とかいるもんな…
（とネガティブな事ばかり言っては何かボソボソと呟き乍俯き）

誤解だ善逸！！善逸だけにしか甘えるとこなんて見せたことないから…！
(恥ずかしげに相手に伝わるよう大きな声で言って)

ふん！知らねーよもう
（プイッとそっぽを向いては横目で相手をチラッと見）

そんな…ひどいよ善逸…
(一人でボソボソと呟いて涙をぽろぽろと流して)

えぇぇ…
（泣いてしまった相手にあわあわとさせれば「炭治郎はさ、俺と一緒にいて楽しい…？俺炭治郎を泣かせてばっかだ…」と彼の背中をさすってあげ

善逸といるの楽しいよ…でも無視されたりするのはやだ…ごめんなわがままで
(背中をさすられて泣き止むと相手に抱きついて相手の匂いを嗅いで落ち着いて)

炭治郎って、見掛けに寄らず甘えん坊なんだね
（背中を優しくトントンと叩き相手から匂いを嗅がれていると分かれば「え、おおお俺臭いの？」と言い）

俺長男だから甘えられる人あんまりいなかったからかもしれない
(自分がなぜこんなにも甘えてしまうのか理由を述べて『ちっ、違うんだ！善逸からはいい匂いがするから…匂いを嗅いだだけで…!!』あせりながら慌てて伝えて)

そっか…なら俺がいっぱい甘やかして炭治郎の支えになる
（微笑んでは相手の頭を撫でてやり）
え、本当にいい匂いする？大丈夫？俺…
（と自ら自分の匂いを嗅いでは「自分では中々分からないな…」なんて呟き）

いいのか？迷惑じゃないか？
(撫でられて嬉しいが本当にいいのだろうかと心配になって)
まず俺は臭かった匂いなんて嗅いでないし近づいてもないぞ！
(と自分の鼻の良さを誇るかのように言って)

迷惑？そんな事俺には関係ないよ。俺達恋仲だろ？
（上記を言い終えれば頬に口付けを落とし）
あー…確か言われれば…。俺ってどんな匂いする？

そうだな…恋仲だもんな…改めて言われるとなんか恥ずかしいな…
(頬にキスを受けた後に上記を述べてから)
善逸からは優しくて勇敢な匂いがする！あとは甘い桃の匂いかな…

前までは友達だったのにな！皆が聞いたらきっとびっくりするだろーね
（恥ずかしがっている相手にもう一度頬に口付けをし）
え？勇敢？俺が？この俺が？俺全く勇敢じゃねーよ？だってすぐ逃げるし…
（先程の表情から一気に変わっては真顔になり「甘い桃の匂いって…おなごみたい…」とくすりと笑い）

だ、誰にも言っちゃダメだぞ！この関係のこと…
(頬に口付けを受けては上記を述べて)
俺に言われてもそういう匂いがするんだから仕方ないだろ！善逸からする桃の匂い俺は好きだぞ！

え？なんで？どうして誰にも言っちゃだめなんだよ…
（眉を寄せては″俺と恋仲になるって恥ずかしい事なんかな…″なんて思い）
俺を食べたくなる匂いー？