星猫 2019-12-12 20:38:55 |
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>シュヴィ・ドーラ
チッ、やはり防御機構があったか。―――ッ……仕えた相手を恨め、ガラクタ共。お前達の薄情なオウサマは自分可愛さにお前達を見殺しにしたぞ。
(辺りから聞こえる機械生命体の嘆きに無意識の内に顔を辛そうにしかめながらも、余裕を持って少女を嗤う。それから変形して現れたライフルからのレーザーを間一髪で避ければ、壊し損ねたロボットに向けて執拗に発砲して、)
>>エミヤ・オルタ
機械生命体「ソンナ……オウサマ……! オウs……」
機械生命体「タスケ…テ……! タスk」
彼の言葉に動揺する機械生命体。
彼らは機械でありながら確かな意思を持ち、そして命を乞います。しかし、それらの言葉が届くことはなく、彼らはアーチャーの放つ魔弾に、尽くが破壊され、物言わぬガラクタへと成り果てます。
シュヴィ「……ッ、やめて……! これ以上は……ッ! 偽典・森空囁(ラウヴアポクリフェン)……!」
それまで機械然とした落ち着きは無くなり、さながら人のように、その表情が綻び……。
武装の形状が変わり、無数の真空の刃がアーチャーへと殺到します。
(瘴気の毒煙が散った後には何も残っておらず、ヴァルカン一人が油断なく<ドーンブリンガー>を構えて残心しており。そのまま確実にデスガードの無力化を確認すれば、天へ<ドーンブリンガー>を掲げて雄叫びをあげて。それから、デスガードとの戦いを生き残った者達へその巨体を向き直らせ。3mを超えるその巨人は、赤い目を光らせながら近寄り……目線を合わせるように膝を折り、威圧的な風貌に似つかわしくない親しげさで話しかけ)
……見事、よもやこの人数でモータリオンとデスガードを相手取り、生き残るとは。我が名はヴァルカン。スペースマリーン第18兵団総主長である。卿らの活躍は敬服に値する。
>エミリア
>消太
>ルクス
>シュヴィ・ドーラ
どうした、図星を突かれて動揺したか? お前がプログラム通りに動く人形なら、ここまで被害は大きくならなかっただろうな。
(懐からアンプルを二本取りだし、飲み干す。魔力回路に流れる魔力が多すぎるあまりに激痛が走るが、その程度最早気にする程ではない。自らにかけた強化魔術と防弾加工の効果も相まって、全身血塗れになるものの、致命傷には程遠い。)
I am the born of my sword.
<―――体は剣で出来ている。>
残ったガラクタ共が殺されたくないのなら、秘宝を寄越せ。
(詠唱し、弾を『起源弾』と呼ばれる礼装の一つに変更する。これは、一発でも命中すれば好きなタイミングで相手の体内から無限の剣を生やすことが出来る。――つまりは、当たれば必殺である。今までのように急所を狙うのではなく、弾幕を張るように撃って、)
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