匿名さん 2019-12-07 05:15:57 |
通報 |
【 柊二 】
__いただきます。
( 朝食が出来るまで明日使用される会議用の書類をパラパラと捲って目を通していたが、相手の声が掛かると書類からテーブルの上にある朝食へ視線を移す。料理上手な相手に感心しつつ、書類を片付け手を合わせるとだし巻き玉子を一口食べると舌鼓を打ち感想を口にする。そのあとご飯や味噌汁を味わっていたがふと相手のことを実際のところ詳しくないことに気付き、一つ提案を投げかけ )
……うまい。__璃香、…その、結婚と付き合うとかそういうのが順序が逆になっているんだが、お互いのことをもっと知るために今後も時間を貰えたらと思うんだ。どうだろうか。
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
……そんな可愛いことを言われたら、男は誰だって君に落ちるに決まってるのに。
( 勘違いするような言動に困惑と、そして姿の知らない相手の想い人への嫉妬が自分を支配していくの感じながら、強く繋いだ手に視線を落としてこれは告白だったのだろうか、いや間違いだろうと軽く首を横に振る。自惚れて傷付くのはたくさんだ__と諦めながらも芝生へと歩いて行き、立ち止まると用意していたレジャーシートを敷いて )
この辺でまずはお昼にしようか?
(/やっぱりパニパレ推しなんですね!白原くんいいですよね。ジリジリと弄る感じというか…。
私は真朱先生とノルと乃凪先輩ですかね。ルカやえっちゃん、沢登先輩なども面白くて好きです。パニパレやりたくなってきました…。
対アリかなりハマってました!ギャグ入れながらも次第にシリアスになる流れいいですよね。どのルートも作り込まれていてしんどかったですが、百合花ちゃんもただ強い女の子ではないところもあり、感動してしまいました。私はかぐやん最推しでシンデレラさん、漁師さんですね。めろさんの絵素敵ですよねー。
ありがとうございます。では一緒に祝いましょうか。ぜひよろしくお願いします!)
【 璃香 】
──いただきます。
( 同様に挨拶した後早速食べ始めるも彼からの提案に一旦箸を置き、飲み込んでから夫婦の時間について色々と考えては夜の方面についても含まれているのだろうかと頬を赤く色付かせながら質問し )
私たち夫婦の時間は大切だから大歓迎よ。その時間の中にその……営みも含まれていたりする? 恥ずかしい事を言っているのは承知しているけど、何れは……跡継ぎが必要になるだろうし。そういう方面についてもいつかは話し合わなければならないと思って。
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
( “暁人さんも恋に落ちてくれるのかしら?” なんて事を言おうとしたがぐっと堪え、折角のデートなのだから楽しもうと告白については一旦忘れようとして。レジャーシートが敷かれるとお礼を伝えてからパンプスを脱いでゆったりと座り。大き目なピクニックバスケットから五段の重箱取り出すとシート上に広げていき、おかずについて説明してはどんな反応をしてくれるか気になるのかじっと見詰めて )
おにぎりとサンドイッチやロールパンも。おかずには全部、見た目ではわからないようにピーマンが入っているからたくさん食べてね?
(/パニパレは初タクヨー作品なのもありまして思い入れが特に強く。野島兄弟が出演しているレアな作品でもあるので!真朱先生と白原くんの会話や手刀を食らわす件もお気に入りです!沢登先輩!プレイ中ずっとどんな舞なのか一度だけでも良いので見てみたいと思っていました。パニパレはみんなキャラが濃い目でキャラクターだけでお腹いっぱいになります!
ルー大〇ばりの最強ヒロインの百合花ちゃん!ヒロインが個性的すぎる乙女ゲーは初めてだったのですぐにのめり込みました!松岡さん演じるアリスもキャラが濃くて大好きです!さすがプロだなと!
こちらこそよろしくお願いします!日にちが近くなりましたら徐々に誕生日パーティーへシフトチェンジしていきますか?)
【 柊二 】
__……!!!
( しっかり咀嚼しながら朝食を味わっていると思いにもよらぬ夜についての問い掛けが耳に入れば、顔はみるみるうちに真っ赤に染まり硬直状態で相手を見つめる。契約結婚をし始めた当初はそれほど深く考えていなかったし、まさか両想いになるとは予想がつかずに曖昧になっていたが本当の意味での夫婦となった今、話し合う必要があるのはその通り。この前のキスは意識せずにしていたが、意識してしまえば戸惑いが見られ瞳を左右に動かしつつ口を開き )
……その、だな……。まだ、心の準備ができていないと言ったら情けないと思う、か?
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
凄い……!璃香ちゃんも上手だけど、瑠衣ちゃんもレベルが高いね!
( 相手の隣に座って目を輝かせながら重箱を見ればおかずや主食の美味しそうな匂いや色合いにわあ…と感嘆すると、尊敬の眼差しを向けながら賞賛の言葉がすらすらと出ていく。璃香も料理上手だが、瑠衣も同じく上手であるのは予想出来たがこんな女性と結婚したら幸せだろう__と感じながら、自分の苦手であるピーマンが入っているらしいおかずをつまみ、咀嚼すると顔が綻んでおりまじまじと重箱の中を覗き )
__いただきます。……!おいしい。これマジでピーマン入ってる?
(/そうなんですね。私ソラユメからでした!確かに野島さん二人で珍しいですよね。竹本さんとかも。弄られる真朱先生と白原くんいいですよね。真朱先生の優しさに白原くんも色々変わったんだなーとも思わされて…。
わかります!ブラックスワンでしたっけ?リトエイでしか沢登先輩攻略できないの残念です。アニメ化したら絶対面白いのに…パニパレ。カツラ飴とか破魔子とかネタがわけわからない面白さもありますしね。
百合花ちゃんが普通に恋する女の子であると同時にみんなを救っていくために荒療治ながらもカウンセリングしていくの素敵ですよね。
はい、その方向でよろしくお願いします。なんだか色々変更していてすみません…!)
【 璃香 】
柊二さんの事を情けないと思わない。私もその……心の準備とか、母親になる自覚とか色々と考える事があるから。
( 真っ赤になる姿を見て彼女も彼に負けない程に耳まで赤くさせながら今の心情を伝えて。成人したばかりでまだまだ子どもなのもあって母親になるのは未来の話だと思っていたが、結婚したからには話が変わり跡継ぎなど最近特に考える様になっては彼の顔が見られなくなり )
私が卒業してからでもそういう話は遅くないよね?それとも……跡継ぎはやっぱり早めな方がいいかな。いつか柊二さんはパパに……柊二パパ。
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
サラダにも細かく刻んでわからないように入れているわよ?ピーマンの肉ずめは私の自信作なの。絶対に美味しいから暁人さんに是非食べて欲しい。このピーマンは苦味の少ないピーマンだから。
( 喜んでもらえて瑠衣も笑顔になり、ピーマンの肉ずめの説明をしてはどうしても食べて欲しいのか、お願いするように瞳を潤ませながらじっと暁人を見つめ反応伺い )
(/ノルもキャラが濃くて亜貴ちゃんとの会話のやり取りはずっと笑っていました!そうです!ブラックスワン!小野Dの沢登先輩は最高です!私も切実にアニメ化希望!声優陣が豪華すぎて耳が癒されます。
百合花ちゃんは乙女ゲームで見た事のないニューヒロインだったので斬新で新鮮でしたね。対アリ久しぶりにプレイしたくなりました!Switchにも移植しないかな。それか新作熱望します!めろさんのキャラデザで!)
大丈夫ですよ!最近お返事が遅すぎてごめんなさい!近々柊二さんの誕生日を匂わせるような事を璃香に言わせてもよろしいでしょうか?)
【 柊二 】
__そう、か。ありがとう。!?ぱ、パパ、だと!?
( “母親”という単語に自分が親になる、という自覚は必要ではあるが実際自分の幼少期は母に愛情を注いでもらったことはあまりなく、そんな自分に子供を愛せるのかという不安があり孤独に過ごした記憶を胸に表情はすっと翳りを見せ、視線を落とす。しかし、それを相手にまだ話す気はなく表情を元に戻しゆっくりと頷くが、“柊二パパ”というワードに飲んでいたコーヒーをぶはっと吹き出しそうになり、古典的にゲホゲホと噎せ )
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
うそ、本当に?どこにピーマンあるんだろう……う、そんな顔されちゃ食べるしかないな。
( 先程摘んだサラダにピーマンが入っているとは思わずおかずが所狭しと入った重箱を眺めて探していたが、相手の潤んだ瞳に肩を竦め渋々といった様子で箸を伸ばしピーマンの肉詰めを摘み、ごくりと生唾を飲み込めば意を決して口へ入れる。口に入れた瞬間、苦味や青臭さが苦手なピーマンではあるものの美味しさが勝り表情は明るくなり、驚きのあまりまじまじと相手を見て訊ねていて )
__美味しい。瑠衣ちゃん、これほんとにピーマン?
(/オーラの抽出とかなかなかの発想ですよね(笑)アニメ化してほしいですが、難しいですよね…。
対アリSwitch出てますよー!私Vitaでゲームをプレイしたのですが…。キャラソンもいいですよね。
大丈夫ですよ、お気になさらず。無理のないペースで構いません。こちらのレスペが早いので焦らせているようでしたら申し訳ございません。リアルもありますし、気にせずご自分のペースを大切にしていただければ幸いです。
ぜひぜひ!とても柊二喜びます。やっぱり親の愛情をそれほど感じることの出来なかった柊二なので、誕生日を祝ってくれることに深い意味がある気がします。)
【 璃香 】
気が早くてごめんなさい……いつかパパと呼ぶ日が来るから、心の準備も兼ねて。男の子だったら柊二さん似のかっこいい男性になって欲しい、なんて。
( 恥ずかしがる姿を見てとんでもない発言をしてしまったと内心謝るとつられて耳迄赤く染まり、まだ見ぬ子どもについて想像すると微笑みながら言葉紡ぎさり気なく誕生日に着いて話題を出してみて )
もう少しで柊二さんの誕生日だね。お祝いしたいな……両想いになったからこそ、柊二さんの大切な日をお祝いしたいの。
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
苦味の少ないピーマンを選んで買ってみたのだけど、美味しいと言ってもらえてほっとしたわ。ピーマン料理以外もあるから安心してね?唐揚げやハンバーグは男性が好きだと思ってたくさん作ってきたの。
( ピーマンの肉詰めは自信がなかったのか美味しそうに食べてもらえやっと安心できて。ピーマン料理以外にもちろん男性が喜ぶ肉料理もたくさん作ってきたと説明しては肉料理が入った重箱を笑顔で近く迄持っていき )
暁人さんは何でも美味しく食べてくれるから作りがいがあるわ。ありがとう、私のお礼に付き合ってくれて。暁人さんがモテる理由はこういう事なのね。優しくて………暁人さんの彼女になれたら絶対に幸せだわ。
(/オーラの抽出など攻略が難しく、攻略を見ないとクリアできませんでした!あとは悦ちゃんの妄想!みんなキャラが違って面白かったです。内容が内容なだけに!
Switch発売していたのですね。買ってプレイしてきます!キャラソンわかります!どのキャラの曲も癒されました。
ペースはちょうど良いですのでお気になさらず!優しいお言葉に感謝です!
このまま少しずつ誕生日イベントへ変更していきますか?柊二さんへのプレゼントをどうするか悩む璃香は、参考までに瑠衣へ相談していそう!)
【 柊二 】
あ、ああ……そう、だな。
( お互いに顔を真っ赤にしながら未来の話をしつつ、これが暁人ならもっとスマートなんだろうかと深いため息をしていたが、話題は移り変わり誕生日が近いことを指摘されカレンダーへと視線を向ければその通りだと思い出す。誕生日祝いなんていつぶりだったのか__と寂しい自分の幼少期のことを思いながら、祝いたいと話す相手に瞠目したが出てくるのは感謝の思いでいっぱいになり、穏やかな表情で頭をぽんと叩き )
誕生日__そうか、いつの間に。ありがとう。…璃香の誕生日も祝わせてほしいんだが。
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
全部食べちゃうけど、いいのかい?
( ははっ、とたくさんのおかずを作ってきたらしい相手に明るく笑いながらも、重箱に入った唐揚げを摘んでぱくり、ぱくりと次々と箸が進み食べていく。美味しさにんんー、と唸ってもぐもぐと口を動かし咀嚼していると褒め言葉が耳に入り、ふふっと笑うと先程より距離を縮めていき )
瑠衣ちゃん、今日は君を、君の好きな人の代わりにたくさん甘やかしてあげる。君はいつも凄いよ。仕事だってしっかりやってて、愚痴一つ言わない。柊二が君に惹かれたのもちょっとわかるし、妬けるほどだ。だから……お弁当のお礼、今ここでさせてくれない?
(/私も攻略サイト見てました。選択肢も道具使いましたね。悦ちゃんの笑いますよね(笑)めちゃくちゃ乙女。亜貴ちゃんがツッコミ体質で良かったです。ヨッシーも面白いですし、正体知った時は驚きました。
私もオランピア友人から譲っていただきますー!遙か7もあるので、後回しにはなりそうですが…。
こちらこそありがとうございます。
そうですね。四人で誕生日パーティーは余裕あればやりましょうか!)
【 璃香 】
なら、柊二さんの誕生日に私の誕生日のお祝いもしたいな。その方が嬉しい……柊二さんありがとう。
( 頭を撫でられ誕生日のお祝いについて提案されると頷き、此方からも合同に誕生日のお祝いをしようと恥ずかしそうに提案しては照れながら微笑み )
柊二さんが平気だったら暁人さんと瑠衣姉さんも招待して、4人で誕生日パーティーにする?
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
暁人さんの為に作ったお弁当なのだからどうぞ? 綺麗に完食してもらえたら嬉しいわ。
( たくさん食べてくれる姿が嬉しくて微笑ましく、慈しむような優しい表情で暁人を見つめ。柊二の件には驚き見開くも、お弁当の御礼に対し不思議そうな表情にて軽く首傾げて )
柊二さんが私に惹かれていた?それは驚いたわ。それからお礼なんてそんな!このデートは璃香がお世話になったお礼なのに、私がお礼されたらダメよ……でも、暁人さんの御礼がどんなのか気になっている私がいるわ。
(/ツッコミ体質なヒロインも珍しいので楽しくエンディングまでプレイできました!私もヨッシーの正体には驚きました。あのキャラですし!ヨッシーのお守り(介護)は楽しかったですね。まさかあの後あんな事になるなんて!白原くん!!
パニパレのSwitch移植はやっぱりなさそうですかね。ちょっと期待しているのですが!
譲って貰えて時間がある時にでもオラソワ楽しんでくださいね!
4人でパーティーは楽しそうでしてみたいですが、やはり負担になってしまいますよね。此方は4人でも可能ですがPL様に最終的にどうするか決めてもらっても平気でしょうか?
此方は夫婦二人で静かにお祝いするのも勿論楽しそうですし、夫婦でゆっくりと過ごす時間も良いなんて思っています!)
【 柊二 】
一緒に……そうだな。
( 合同の誕生日祝いなど毛頭になかったが、提案され納得し、食べ終えた皿を横に置くと一室に漂う入れたばかりのコーヒーの香りを味わうようにカップを鼻先に持っていく。すっと瞼を伏せゆっくり啜ると口に広がる苦みとコクのある味に一息つけば再度思考を巡らせ答えて )
それは名案だ__と言いたいが、璃香さえよければ、二人で祝ってもいいか?…あまり慣れてなくてな。誕生日を祝う、ということに。
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
言ったな?こう見えてよく食べるんだよ。……初恋の女の子に似てたんだって。璃香ちゃんのことだって後々気付いたらしいけど。
( ふふ、と余裕の笑みで宣戦布告のような発言をすればパクパクと箸を進めるスピードを緩めることなく重箱にあったおかずは次第に消えていく。縮まった距離のまま見つめ合い、顔を近付けては少し悩むように瞳が揺らいたがそれは刹那の出来事。新鮮で赤く熟れたいちごを相手の口元へと持っていくと、ゆるりと目を細めて )
これがお礼、だなんて言ったら期待外れだったりするかい?
(/カエル畑は移植してますよね。なかなか難しいでしょうか。オラソワ楽しみにしております。
かしこまりました。今回は二人で誕生日祝いをするのでもよろしいでしょうか?なんとか暁人たちの話を進めたいのですが、途中になってしまいそうですし…。)
【 璃香 】
誕生日を夫婦2人で祝うのは素敵!二人でゆっくり過ごす時間は今までなかったから楽しみにしてるね?
( 空いた皿を食洗機へと入れていき全て入れ終わるとスイッチを押して。食後に紅茶の準備してテーブル迄持っていくと隣へ腰掛けてから提案に賛成し。瑠衣と暁人の関係性も気になるのか思い浮かべながら呟き )
瑠衣姉さんと暁人さんってお似合いだよね。二人って職場ではどんな感じ?やっぱり仲良くて良い雰囲気だったりして。
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
……暁人さんの初恋は何歳くらいかしら? 小学生の頃からたくさん告白されていて、モテていたイメージがあるわね。
( 苺を噛みつつ期待はずれではないと表現する様に首を横に振り、飲み込むと初恋が気になるのか色々と問いかけて。初恋も気になるがやはり一番気になるのは暁人が片想いしている女性の存在で )
暁人さんはやはりいつか告白するわよね……片想いしている女性へ。恐れずに私も勇気出して告白しないと……逃げていたらダメよね。
(/誕生日は夫婦2人でお祝いするの楽しみであり、あともう少しですね!
瑠衣と暁人さんの二人の距離間がじれったくも、見ていて微笑ましいです。両片想いなんだから早く告白してしまえ!と思いながら見守っています。)
【 柊二 】
…………最初は瑠衣、あまり暁人にいい印象なさそうだったな。暁人は女性にモテるし、それで色々あったしな。でも、いつからか社内でよく話すようになっていたか。
( コーヒーをテーブルへ置くと、久しぶりに祝ってもらえることが嬉しくなり密かに期待をしている様子でゆっくりと返答し、ふ、と小さく笑う。隣へ腰かけた相手から問われ、瑠衣と暁人の間に流れている雰囲気を思い出せば確かに最近では良好な関係を築いており、その通りで。そして指輪を買いに行くために席を立てば相手の方をちらり、と見て着替えをしに自室へ向かおうと扉に手をかけ )
__1時間後に指輪買いに行くぞ。支度しておけ。
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
……あながち間違えでもないけど、そう見えるんだな。小学校の先生だった、初恋は。優しくて美人で…憧れの的だったな。
( 初恋について話題が変わると遠くを見遣り、思い出しながら答えているとどうやら告白を決意したらしい相手の言葉が聞こえ、応援しなくてはと思いつつも焦りが見え、瞠目した後視線を上向ける。優しい相手のことだ、もしかしたら自分に付き合ってくれたのだろうか__ともやもやとした気持ちを抱きながらもおくびにも出さぬようにと陽気な笑みを崩さず、冗談まじりに述べ )
__……するよ、告白。フラれたら慰めてくれる?あと、瑠衣ちゃん。もう少し我儘言っていい?膝枕してほしいな、って。
(/気付けば誕生日過ぎていたので飛ばしていきますね。誕生日祝いもやりたいことを進めて行ってかまいません。成り行き任せで行きましょう!
むず痒いですね…(笑)タイミング見て告白するかと思うので、よろしくお願いします!)
【 璃香 】
( 指定されたジュエリーショップへ赴くと内装から緊張してしまった様で室内を軽く見渡すとショーケースに飾られている指輪やネックレス等の宝飾類を眺めて。なるべく値段を見ないようにしていたが、どの指輪もゼロの数の多さに驚きを隠せずにおり )
どれも素敵だからこどもの私が身に付けるには相応しくないような……。
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
幼稚園や幼い頃に歳上や大人に憧れる気持ちはよくわかるわ。優しくされたら尚更ね。
( 気持ちがわかるため頷いて言葉にするとフラれる前提で話す暁人の姿が珍しく目を見開くとそれだけ冗談を言い合える仲になったのだとしみじみと感慨深くなって。暁人からの我儘は我儘ではなく可笑しそうに笑うと正座し、軽く太腿を叩いて )
イケメンな暁人さんの慰め相手が私なんかで良いのかしら? 私より敵役な女性は近くにいそうだけど。__暁人さん、いつでもどうぞ?
(/ジュエリーショップまで飛ばしてみましたがこんな感じでよかったでしょうか?誕生日パーティー楽しみです!
告白もわかりました!瑠衣の方もタイミングを見計らって告白しますので、その時はお手柔らかにお願いします!)
【 柊二 】
( ジュエリーショップは初めてということもあり値段は気にしないものの、指輪の価値やデザイン性には疎いため険しい顔で店内の指輪を見て回るも、こめかみ辺りに手を当てて考え込む。店員たちが「結婚指輪でしたらこちらの指輪が今若い人の間では人気ですねー」とアドバイスをもらうがまったくわからないと言った様子で相手へ視線を向け、相手の好みを聞くのが妥当だろうかと考え腕を組んで訊ね )
__俺にもさっぱりわからん。好きなモチーフはあるか?
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
かまって欲しくてやんちゃもしたな。そういう瑠衣ちゃんこそ、初恋はいつ?…ああ、じゃあお邪魔します。
( 相手が膝を貸してくれるとわかればゆっくりと身体を倒し、膝へと頭を沈ませていき、見上げるような体勢になる。今まで女性と付き合った数は数知れずではあるが、久しぶりの膝枕は女性に、しかも歳下の片想い相手がしてくれるという現実に胸は高鳴り、しかしそれを顔には出さないように心掛けているうちに何かを言いかけていたが陽射しの暖かさにいつの間にか瞼を伏せていき言葉が途切れ )
瑠衣ちゃん、君の膝枕がいい。落ち着くんだ、とっても。だって__。
(/はい、大丈夫ですよ。ありがとうございます。
かしこまりました。好きに展開していきましょう!キリが良いのでこの辺で一旦本体は下がりますね。また何かあればお声がけくださいませ。)
【 璃香 】
柊二さんの誕生石のデザインリングが良いな。5月だからエメラルドのリングを見てみたい。
( 訊ねられると悩みながら誕生石のデザインリングが良いと提案して。内心は彼からプレゼントして貰えるのなら指輪に限らず何でも素敵で。ショーケースに並ぶ指輪はどれも素敵な商品ばかりで悩んでしまい )
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
私の初恋?初恋はいつだったかしら……うーん? 柊二さんが初恋の人って言ったら……__あら。暁人さん、眠ってしまったの?
( 膝枕をするのは初めての経験で好きなひとを上から見下ろすのは不思議な感覚と緊張感があり、膝に重みが加わって本当に膝枕をしていると実感させられて。初恋の相手は思い出せず、冗談交じりに柊二の名を出すも途中で暁人の言葉が途切れてしまい不思議そうに上から見下ろせば瞼が閉じられており。眠ってしまったか気になるが、勇気を出して顔を近付けるもこの関係を壊したくなく唇へ近付ける勇気はないなのか頬へと軽く口付けると直ぐに離れて )
暁人さん……貴方は誰に告白するの?
(/それでは此方も一旦失礼しますね。こちらこそ何かありましたら直ぐに相談してください!)
【 璃香 】
エメラルド…この辺か。
( まさか自分の誕生石の指輪がいいと言われるとは思わなかったため瞠目し復唱するも、店員が案内するままにエメラルドの指輪がある前へと向かう。反射を受けて光を放つ指輪を見据えるが、宝石の大きさやデザインも種類も豊富で視線を動かし眉間に皺を寄せるが、一つ目を引く控えめながらも小ぶりのエメラルドがついた指輪を見つめ )
__これなんてどうだ?
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
__……。
( 微睡みの中で相手の答えが微かに耳に届くも既に言葉を発することなどできず、寝息を立てて気持ち良さげに安心しきった様子で眠っており、風が軽く吹いて前髪が僅かに揺れ動く。勿論相手の問いへの返答などはなく、時折身動ぎながらも起きる様子はなく。少しして目が覚めたか瞼を開けて相手の頬へと手を伸ばし気遣わしげな視線を送り )
__この体勢、辛くない?
【 璃香 】
わぁ……素敵!柊二さん、私はこの指輪が良いです!
( エメラルドの指輪を色々眺めていると話し掛けられて指輪見せられると、宝石が控えめながらも美しさが際立つ指輪を一瞬で気に入って )
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
暁人さん、私は大丈夫よ。上から暁人さんを見下ろす機会はないから楽しくて。眠かったら私の事は気にしないで眠って欲しい。
( ぼんやりしていたのもあり頬に手を伸ばされ触られると驚くも、笑顔で髪を優しく梳くように触れつつ安心させる様に言葉紡いで )
ねぇ、暁人さん。片想いしているその女性の事は何時から好きになったの? 差し支えなければ訊いてみたいわ。
【 柊二 】
__わかった。一応嵌めてから決めるか。
( 気に入ったらしい相手に安堵して、店員に試着したい旨を伝えると手渡されたきらりと光るエメラルドの指輪を手に取る。向き直りさりげなく相手の手を取ると確認するように手から相手へと視線を移し )
嵌めていいか?指輪。
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
結構役得かもしれないね。
( 役得とも言える状況に満足しながらも頬に伸ばした手は髪へと滑り落ち、指先で弄ぶように触れていく。相手からは片想い相手__つまりは目の前にいる相手のことを聞かれどう答えるかを考え込んでいたが、静かに語り始め )
__二年前かな。落ち着いていて、しっかり者で……俺とは大違いな頑張り屋。
【 璃香 】
お、お願いします!
( 左手薬指に指輪を嵌めるのは幼い頃からの夢でもあったので優しく左手を掴まれると、指輪と彼の顔を交互に見つめると優しく微笑み )
夫になる愛しい人から指輪を嵌めてもらうのにずっと憧れていたから、とても幸せ。
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
二年前……結構前から暁人さん程の男性が片想いとは意外だわ。二年だと告白しようとは思わかなったの?
( まさか片想いの相手だと思うわけがなく不思議そうに首傾げると、二年ならその間に告白してもおかしくはないと感じては問いかけて。暁人程の男性なら引く手数多な為不思議さは増していき、軽く顔を近づけて )
暁人さんが片想いする相手……うーん誰だろう。落ち着いていて、しっかり者で頑張り屋の女性か。秘書課の女性社員の誰かだったり。秘書課の女性社員はみんな綺麗だし、男性社員からモテるからきっとそうだわ!……私、なんて事は絶対に有り得ないだろうから。
【 柊二 】
……。
( 返答を聞けば口は開かないもののこくんと頷き緊張しながらもゆっくりと左手の薬指へと嵌めていく。ぴったりとまるで相手のためにあつらえたかのように収まり、光に反射して光る指輪から反応を窺うように璃香へ視線を送り )
__似合っている、な。
◇◇◇◇◇
【 暁人 】
__以前告白したさ。でも、忘れてるんだろうな。
( 目の前の相手は覚えていないはずだから、そういうのも無理はないだろうと自分を納得させると切なげに小声で答える。あの時は入社し仕事に慣れるまで忙しそうにする瑠衣へ告白した覚えはあるが、今ほど仲良くはなかった__と。しかし、次に出てきた憶測は明らかに違っており誤解しているようだとわかれば、じいっと相手の顔を見つめ一人の秘書課の女性を例に挙げ )
たとえば__秘書課の菜々帆ちゃんとか?
【 璃香 】
指輪ぴったり。……綺麗。
( 指に指輪がぴったりと収まると左手をライトの方へ、上へかかげながら見つめるとその美しさにうっとりして。かかげていた左手はショーケースの上へと戻り、嬉しそうに指輪を眺めて )
柊二さんありがとう! もっともっと、この指輪に似合う女性にならないと。
◇◇◇◇◇
【 瑠衣 】
__え!? 告白、していたのね。暁人さんの告白を断る女性がこの世にいたとは……とても驚きだわ!
( 告白していた事よりも暁人の告白を断る女性がこの世に存在していた事実の方に驚いてしまい。イケメン、ましてや想い人からじっと見つめられると恥ずかしさや慣れていないのもあって意識しないようにしても、両想いなど限りなくゼロに近いと勘違いしながら淡い期待をしてしまって。その淡い期待は秘書課の女性の名が出た事により砕け散り、美しさや知性など全てにおいて秘書課のその彼女にかなうはずがなくぎこちなく笑って )
秘書課の菜々帆さんなら好きになる気持ちがわかるわ。やっぱりそうだったのね……今日はこんな私のわがままに付き合ってくれてありがとう。これからは、当たり前だけど菜々帆さんをデートに誘うだろうから素敵な思い出になって良かった。
トピック検索 |