溺愛先生 2019-12-05 21:51:06 |
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うん!手洗いうがいもはる兄に教わったことだからな!
( 偉いと褒められると嬉しそうにニッと笑いふさふさの尻尾をブンブン振って喜びを顕にして。手洗いうがいを終えるころ、相手の視線に気がつくとなんだろうと首を傾げれば、こちらとしては願ってもないお願いをされて。相手にならいきなり触られても全く問題ないが、尻尾や耳は敏感な部分なのでこうやってちゃんと聞いてくれる相手はやっぱり好き。相手の問いかけにパッと表情を明るくさせて「勿論!あ、でもアイスはさっき焼肉屋で食べたから今日は止めておこうかな…食べたいけど食べすぎると母さんに怒られそうだし。その代わりいっぱいもふっていいぞ!」さっきはバニラアイスだったからチョコアイスもめちゃくちゃ食べたい。だが今はアイスよりも相手にモフモフしてもらうほうが魅力的に思えればバッと両手を広げて笑顔で待機して )
(/はい!アキもお兄様に洗って貰うのは大好きなので是非洗ってやってください!では翌日にゲームセンターとボーリング行かせましょう。ちなみに開始ロルでアキがベッドの中で抱き枕にしていた肉のクッションは小学生くらいのときにお兄様にゲームセンターで取って貰ったという設定だったら嬉しいなーと思っています。ですね、遊園地もいつか行きましょう!)
…はは、俺が教えたからか…。ありがとな、アキ…あっちのソファでいっぱいもふもふさせてくれ。
( 自分が教えたからと手洗いうがいを欠かさず行う愛らしい彼にきゅんきゅんと何度目か分からない胸キュンが襲う。此方のアイス付きのお願いもアイスは食べなくてもさせてくれると言ってくれる彼の姿に謎のダメージを追いつつやっぱり可愛い彼に笑みは溢れる。此方も手洗いうがいを済ませてはタオルで拭いてはフライング気味に彼の頭を耳に触れる感じでワシャワシャ優しく撫でてはちょいちょいと手招きしてソファへ腰を下ろすとポンポン自分の膝を叩いて彼に笑いかけて )
(/ありがとうございます!その前にもふもふタイム。陽彰の大好きな時間の一つです。もう…アキくんが可愛すぎて…陽彰と悶えております…!はい!ボーリングもゲーセンも行きましょう!そしてまさかのお肉抱き枕は陽彰がゲーセンで取ったんですかっ!なんて素敵な設定!大事にしてくれているのもきゅんきゅん止まりません…)
…おう!えへへ、はる兄あったかい。…でも俺最近でっかくなったから重たくないか?
( ここでモフモフタイムかと思ったらどうやらソファでモフモフしてくれるようで。大好きな相手に存分に触って貰える、期待以上の相手からの申し出に勿論と元気よく頷いてはワシャワシャと撫でてくれる手が擽ったくて目を瞑って笑い。それから相手についていき手招きされると尻尾を振って飛んでいき座る時だけ気をつけて相手の足の間に座って。相手の体温が背中から伝わってきて軽く凭れながら柔く微笑むも、ふと気になることがあって。それは最近成長期で自分の身体が大きくなったこと。中学生のころから順調にスクスク大きくはなっていたが遅れてきた成長期なのか、高校にあがって暫くして相手に一気に身長が近づいて。体重があまり乗らないように気をつけてはいるものの相手が潰れてしまわなか心配しつつも、相手にモフモフしてもらえる嬉しさが隠しきれずに尻尾が揺れて相手の顎下を擽っていて )
(/モフモフタイム、アキもとても喜んでいます。そして悶えていただけて嬉しいです。お兄様の前ではかっこよくありたいと思っていますが、ついつい子供っぽくなってしまうアキです。ちなみに学校ではもう少し落ち着いていてクールに決めてます。ただお兄様の授業のときだけ好きが溢れてしまうのでクラスメートの一部には本当は子供っぽいことバレちゃってます。
はい!お兄様に欲しい!とおねだりして取って貰った設定です。何年も使って汚れていてお母さんにもう捨てたら?と言われているのですが、断固捨てずに大事にしています…!)
…重くはないけど…やっぱりでかくなったな…アキ…こんなに小さかったお前がこんなにでかくなるなんてな…。
( 膝の間に座る彼が気にしているのは重くないかということ。そんなことを気にする彼も可愛くてそんなことはないと告げつつ身長も伸びて大きくなった彼を見て染々と成長したんだなと思って。幼い頃も今も彼は自分にとって可愛くて堪らないのは変わりない。耳や尻尾をもふもふさせて貰いながらそのふわふわな感触を目一杯楽しんではたっぷりと癒されて。感情を如実に表すように揺れる彼の尻尾も愛らしい。きゅんきゅんと高鳴る胸に幸せだなぁと感じていて。「あ、そうだ。アキ、後で一緒に風呂に入らないか?髪も体も俺が洗ってやるよ」まったりした後にでも一緒に風呂に入らないかとお誘いしてみて )
(/アキくんにも喜んで貰えて嬉しいです!ふふ…クラスではまた違ったアキくんなのですね…可愛い…。そしてクラスメートにはバレているというのも何だかほほえましいです。うう…可愛すぎです…アキくん…!あ、新しい抱き枕とか陽彰に何か取らせましょうか?お肉も新しいのもアキくんは大事にしてくれそうですし。)
へへ、今までは兄ちゃんに守って貰ってばっかだったけど今度からは俺が守るよ。
( 大きくなったと言われると照れて頭を掻きながらも得意げに笑って、今まで半獣という理由で友人同士多少の衝突があった時は相手が相談に乗ってくれて助けてくれたが今度は自分が相手に何かあったときは守ると伝えてはニコニコ笑い。それから一緒にお風呂に入らないかと言われるとパッと表情を明るくして「…入る!でも俺も兄ちゃんの髪洗いたいなー。」二つ返事で頷くと嬉しさのあまりバシバシ相手のほっぺたを尻尾で軽く叩いているのに気付かずにいて、モフモフタイムを満足いくまでして貰うと相手の足の間から立ち上がって「はる兄!…はやく風呂入ろう」と相手の手を軽く掴んでグイッと引っ張り )
(/可愛いと言って頂けて嬉しいです。いつかお兄様の可愛い一面も見てみたいなと思います。おお、いいですね。ぜひ、お兄様に新しい何かと取っていただきたいです!その通りです。大きなぬいぐるみでも新しい抱き枕でもお兄様に取って頂けたものなら何でもアキは喜びます!)
…ああ、ありがとうな。頼りにしてるよ、アキ。
( 彼が小さい頃は今以上に甘やかして可愛がっており、彼を傷つけるものから護ってきていた。自分自身も護ってやりたいと思ってやってきていたこともありそんな彼から護ると言われれば何だか染々感傷に浸ってしまう。それがもちろん嫌な訳じゃなく誰かを護りたいという気持ちを抱いてくれたことが嬉しい。加えて自分を護りたいと言ってくれたこともそれに拍車をかける。礼を言い頼りにしていると口にしてはお風呂のお誘いも二つ返事で了承して貰え待ちきれないとばかりに早く入ろうと腕を引かれれば大きくなったとは言え自分に見せてくれる顔はあの頃と変わらないなとクスッと笑っては「わかったわかった…入るから。でも着替えの準備しなきゃな?今日泊まって行くんだろ?俺の服貸すから準備したら行こうな?」ソファから立ち上がりつつ先に着替えの準備しなきゃなと声をかけて反対側の手で頭を撫でてはタンスからバスタオルや着替えの服を用意して彼と共に脱衣場へ向かって )
(/可愛い一面…陽彰にあったら良いんですが…。見たいと言って貰えて嬉しいです!あはは、何でも喜んでくれるのは有り難いです。大きめの何か取らせますか。アキくんボーリング上手そうですよね…陽彰も得意なので二人に勝負させて勝ったら何でもいうこと聞くとか何か奢るとかやらせてみたいなと思ってます。)
…ん、ありがと!
( 自分が護ると言ったら相手の雰囲気が少し変わって間違ったことを言ってしまっただろうかと気にするも、一緒にお風呂に入るときになればあまり気にしないようにして、色々準備をしてくれる相手にお礼を言って。脱衣所に来ると相手とは小さい頃から何度もお風呂に入っているのでパパッと服を脱いでしまい、相手より一足先に浴室に入る。浴室側から脱衣所に顔を覗かせて「はる兄、はやくー!」とはしゃいだ様子で急かしては椅子に座って尻尾をゆらゆら揺らして相手が入ってくるのを待って )
(/ボーリング…実はアキはあまり経験ありません。持ち前の運動神経で何とかなりそうですがボールなので追っかけたくなっちゃうかもです。
勝負で何か賭けるのはおもしろそうですね。
勝敗はどうやって決めましょう?あみだかサイコロで大きい数字が出たほうが勝ちとかにしますか?流れで決めても大丈夫です。)
わかったわかった…すぐいくよ。
( お互いに何度も風呂には入っていることもあり、今更裸になるのを照れるということはなく先に服を脱いで浴室へ行ってしまった彼の楽しそうな様子にクスリと笑っては自分も服を脱いで浴室へ。既に彼が椅子に座っていることもあり、先に彼の髪から洗ってしまおうと思っては「アキ、先にアキの髪から洗うな。流していくから目瞑ってろよ?」と声をかけながらシャワーを出して温度を確かめてから彼の髪を濡らしていき。そしてシャンプーを手に泡立てて髪を丁寧に洗っていって。「痒いとことかあったら遠慮せずに言えよ?」隅々まで綺麗に洗いつつも彼に痒いところはないかとあれば言ってくれと告げて )
(/追っかけたくなるアキくん可愛い…。賭けの承諾ありがとうございます!んー…どんな感じでも楽しそうなので流れでにしちゃいましょうか。)
はーい…ふふ、兄ちゃんの手気持ちいい。
( 相手も浴室に入ってくると待ってましたと言わんばかりに尻尾をぐるんと回して、目を瞑るように言われれば元気に返事をして言われた通り目を閉じて。丁度良い水温と地肌に当たる指の感触に夢見心地で頬緩めつつ痒いところがないか聞かれて「…んーと、右耳の後ろがちょっと痒い。」とケモミミの右耳を器用にピクピク動かしてアピールして。でもふとあることが気になってしまえば目を閉じたまま口を開き「兄ちゃんってさ……、今まで付き合ってきた人たちとも一緒にお風呂入ったり髪洗って上げたりしたのか?」と少しやきもちを含んだ声色で声を小さめにして尋ねて )
(/ちなみに完全な狼の姿になったらお兄様限定でおすわりやらお手やらボール取ってこいします。勝敗は流れですね!了解いたしました。そしてアキがお兄様に探りを入れております。)
そうか?ならよかった…右耳後ろ…ここか?
( 手が気持ちいいと彼は嬉しそうに言いながらも痒いところを教えてくれればピクリと動いた右耳にきゅんと胸がときめくのが分かって。ああ…半獣最高…可愛すぎ…。ポーカーフェイスを貫きながらも動くケモ耳や尻尾にそう思わずにはいられない。なんでこんなにも可愛いんだろう…彼だから特にだろうな…半獣は元々好きだったが彼を一目見てその愛らしさに完全に心臓を撃ち抜かれ今に至る。背も伸びて大きくなって来てもやっぱり彼は可愛い。流石に幼い頃のままの認識ではいないものの甘やかし癖がどうにも直らなくて。でも彼から嫌がられることもないからこのままで良いかななんて思いつつも何やら彼から歴代の恋人には風呂に入ったり髪を洗ったりしたのか?と問われれば「…いや、そう言えば無いな…アキだけだよ。寧ろアキ以外と風呂は入ったことないな。恋人はいたけどアキと一緒にいる方が多かったからさ」そう言えばないなと改めて思い返すもやはり彼以外と風呂に入ったことがなかったためそのままに伝えて。恋人がいたと言っても彼と過ごす時間の方が圧倒的に多かったこともあるし、何より彼以外の髪や体を洗ってやりたいとも思わなかったこともあって。「…洗いはオッケー…よし、流すぞ」彼の髪を洗い終えては流すぞと声をかけてシャワーを出し、熱すぎないように温度を確かめてから丁寧に髪を流し始めて )
( / 長くなりましたのでこちらに…。おお…!狼の姿になってもアキくんは可愛らしいです…!勝敗の了承、ありがとうございます!ふふ…アキくん気になっちゃったんですね…ヤキモチ焼いてくれて嬉しいです。でも陽彰はヤキモチとは気づいておりませんね…本当に鈍感な男です…。)
ンン…そこ!気持ちいい…。
( かゆい場所を指摘すると相手の指が的確にその場所を掻いてくれてその気持ちよさにうっとりと頬を緩めては少し濡れた尻尾をパタパタと静かに揺らして。こうして耳を触らせるのは家族にも滅多にさせない。大好きな相手だから触って欲しくて撫でて欲しくて。そんな相手からの質問の返答はやきもちを焼いていた自分にとっては嬉しいもの。俯かせていた顔をパッと上げると少しだけ相手に振り返って「本当か!? ヘヘ、俺だけかぁ…。ふふ、俺だけのはる兄だな。…これからも兄ちゃんが他の人とお風呂入ったらやだって言ったらどうする?」すぐに前を向いて嬉しさを全面に表情に出す。恋人との大切な時間を自分に割かせてしまっていた事実は少し申し訳なく思うも、優越感と嬉しさのが勝って。これかからも相手とのお風呂は自分だけがいいなと少し独占欲を抱いては少し遠慮がちに問いかけつつ、丁度いいお湯の温度に心地よさげに目を細めて泡を洗い流して貰って )
(/鈍感なところもお兄様のかわいいところだと思います。アキもお兄様大好きですがその好きがまだ家族愛よりで恋愛的好きなのかは自分でも分かっていません。ただお兄様の一番近くにいたいのは確かです!)
そうか、他にも痒いとこ出てきたら遠慮なく言えよ?
( 掻いた位置がよかったのか気持ちいいと尻尾を揺らせる彼。合ってて安心したとばかりに息を吐いては他に痒いところが出てきたら言うようにと笑み浮かべては自分の返答に嬉しそうに笑う彼に続けて言われた言葉にキョトンとしつつもすぐに笑って「別にお前以外と入りたいとは思わないから別に良いけど…じゃあアキも俺以外と入らないこと…なんて、お前は友達と家に泊まったりもするだろうからそれは無理だよな」特に入る予定もなければこれまで入らなかったということは彼以外の誰かと風呂に入る必要性はないということで頷いて了承して。だったら彼も自分以外と風呂には入らないようにと口にしてみせてから彼の場合は友達が家に泊まりに来たりもするだろうから難しいかなと思っては言葉を濁しながらも髪を流し終えてはついでだからこのまま先に彼の体も洗ってしまおうとタオルにボディーソープをつけて泡立てると「アキ、先にお前の体も洗っちゃうな?痛かったり力弱かったら言えよ?」優しいながらも適度に力を入れて彼の首や背中から洗いつつ力加減に問題があれば言うようにと伝えて )
(/ありがとうございます…!そう言って貰えると嬉しいです…!まだ分かっていなくとも健気なアキくんがいじらしいです!)
ん、さんきゅ。…え?うーん…確かに友だちが泊まりにくることはあるけど一緒にお風呂入るのはありえないよ。入ったとしても修学旅行とか集団で入ったことがあるくらいかな。だからこうやって一緒にお風呂入るのはハル兄だけだぜ。
( 他にも痒いところはないか聞いてくれる相手にお礼を言っては続く言葉に今度はこちらがキョトンとして。それから考えるように小さく唸ると一緒にお風呂に入るのは相手だけだと屈託なく笑い。体も丁寧に洗ってくれる相手にやっぱり好きだなーと思いながら頬を緩め「力加減完璧!でも今度は背中がちょっと痒いかも。肩甲骨らへん」と遠慮せずに痒いところを告げては、お湯で濡れてしぼんだ尻尾をゆらりと揺らして )
そうか、なら…これからも一緒に入ろうな。
( 彼の言葉にこうやって二人きりで入るのは自分だけだと教えて貰っては本当に嬉しくて、だっらこれからも一緒に入ろうなと告げて。「肩甲骨な…ここだな…」素直に痒いところを言って貰ってはそこを力を入れすぎずにタオルで擦ってやって。濡れながらも揺れる尻尾を見ていると何だかムズムズとある欲求が沸き上がってはパクリとケモ耳にかぶっと甘噛みして。あむあむ痛くない程度の力で耳をかじっては「…悪い…何かちょっとかじりたくなった。痛くなかったか?」痛みを与えるくらいにはかじりついてはいなかったが敏感な耳なため本当は痛かったのなら申し訳なくて苦笑い混じりに謝罪しつつも体の隅々をタオルで丁寧に洗って )
もちろん、兄ちゃんとお風呂入るの大好きだから。…ッ!!
( 一緒に入ろうと言われて痒い部分もタオルで掻いて貰えば幸せそうに頬を緩めて。そんな時、突如耳にピリッとした刺激が走ればビクッと身体を震わせてピンと濡れた尻尾が伸びて。相手の口が離れてもまだゾクゾクした感覚が残っていて小さく身体を震わせながら少しだけ相手に顔を向けて「…うう…痛くないけどびっくりした。でもいいよ。…ちょっと気持ちよかった。」伸びていた尻尾をタランと下に下げるも表情は少し蕩けていて、謝る相手に首を横に振ると気持ちよかったと口にして。そして丁寧に洗ってくれる相手に大人しく前を向くも先程のゾクゾクした感覚が忘れられずにもじもじして。「…はる兄、さっきのもう一回してほしい。」と顔を俯かせたまま小さな声でおねだりして )
…ん、よかった。耳は敏感だから心配になった…かじってから言うのもあれだけど…って気持ち良いのか…さっきの。
( びっくりしたけど痛くないとの返答にホッと胸を撫で下ろす。心配していたと口にするもかじってからだから嘘臭く聞こえるかもしれないなと思いつつも続けられた言葉に半獣の彼の耳は噛まれるのが気持ちいいことなのかと認識を改めるようにぽつりと呟いて。体も全て洗えたためそろそろ流そうとシャワーに伸びた手も聞こえてきた小さなお願いにピタリと止まる。「……さっきのって……これ…?」もじもししている彼を見ているとまたさっきのムズムズと言うかウズウズとした気持ちが沸いてきては意地悪く目を細めてケモ耳裏を擽るように指で触れてからかぶっと再び甘噛みする。耳の縁側を唇で啄むように触れて耳の付け根側は少し歯を立てるようにかじかじしながら“さっきのって…”と楽しそうに問いかけて )
…ッン…ぁ、それっ…きもち…
( 耳の心配をしてくれる相手に嬉しくなりつつもまた触ってくれるのを期待する自分がいて、ついに相手の指が耳裏を擽ると息を詰めてピクンと小さく身体を揺らして。焦らすように当たる唇の柔い感触にゾクゾクと背筋が震えて、付け根の部分にチリチリとした痛みが走れば堪らず甘い声を漏らしてうっとりと気持ちいいと目を細める。でも小さいころから甘やかされてきた身体と心は些か欲張りで、片耳では飽き足らずにもう片方も触って欲しくなればそれをアピールするようにもう片方の耳をピクピクさせて )
……何かエッチな声…聞こえるな…? そういう気持ちいいなのか…?こっちもピクピクして…。
( 耳をかじかじした途端に彼から上がるいつもとは違う甘えた声。支配欲が満たされる感覚にクスっと笑いながら“エッチな声”と揶揄しつつ気持ちいいの意味合いが自分が認識したものと違うことに気がついて問いかけて。ピクピクと触れられていない方の耳まで触ってとアピールしているのが可愛らしくて付け根を撫で付けるように指で触れてやりつつ、もう片方の耳にまたかじりついてはペロリと舌先で付け根を擽るように舐め上げてから甘噛みを続けて。蕩けたような表情を鏡越しに見やりながらゾワリと背中に駆け抜ける甘い痺れにこれ以上は此方がヤバイなと消えそうになる理性を奮い立たせちゅっと頭に口づけては「…はい、おしまい。アキ…体、流すぞ?俺の髪洗ってくれるんだろ?」そう優しく言葉をかけシャワーを手に取り温度を確かめてから彼の体についた泡を流していき )
違ッ!そんなんじゃ…ンんッ…ふぅ…
( エッチな声と言われると頬を染めて恥ずかしそうに否定する。本当にそんなつもりなかったが指摘されるとそんな気持ちだったように思えてきて意識してしまえば更に身体は敏感になって。舌先の感触や相手の息遣いが耳を擽ってビクビクと身体を震わせてもっと欲しくなるもそこで相手がおしまいと言って離れてしまえば、ホッとする気持ちと残念な気持ちが同時に押し寄せて。結果名残惜しい気持ちが強く欲を秘めた瞳のまま大人しく泡を流して貰い。「…ありがとう、兄ちゃん。じゃあ今度は俺が髪洗うな。」また頼んだらしてくれるかな…と思いながらお礼を言って場所を交代すると今度は自分が相手の髪を洗う番。気持ちを切り替えて相手の真似をしてお湯の温度の確認をすると相手の髪にお湯をかける。でも雑な性格が出て豪快にシャワーを頭のてっぺんからぶっかけては自分ではよく出来ているつもりでわしゃわしゃと相手の髪に指を通して髪を濡らしていき「痒いところあるかー?」とこれも相手の真似をして楽しそうに聞いて )
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