主だよ 2019-12-02 21:36:25 |
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……そうだろうな、とは思ってたよ。
だから、もうおまえに構う暇は無いんだ。
____________『ザババ』
(フッ…と儚げに微笑むと、そのまま相手に背を向け,シンフォギアの紛い物のザババの力を借り、黄金の鎧,フィーネの着ていたモノと同じモノを装備すると、シュルシャガナと同類の速さと動きで、滑るように走り出して)
なッ!? ……んだよ、その姿はッ!?
(見覚えのある姿へと変身する所業に驚きを顕にするも、ペンダントを握り締め、歌を紡ぎ、イチイバルを身に纏う)
……Killter Ichaival tron♪
(相手は未知。自分たちと似たようなプロテクターを身に纏う敵。そして、接近する黄昏へとガトリングの銃口を向ければ)
尚更、アイツらに会わせてやれねぇなッ!喰らえッ!
(追尾するように無数の弾丸を撃ち放つ)
______『イガリマ』ッ!!『シュルシャガナ』ッ!!
(歌声に一瞬気を取られたように停止したものの、すぐにガトリング砲を見て反応し、互いによく知るシンフォギア の名前を叫び。止まったままイガリマのブレードとシュルシャガナの巨大回転ノコギリを繰り出すと、無数の弾丸から己を守り、そのまま再度滑り出すと、相手のすぐそばで黄金のツルハシを振り下ろそうとして)
その名は…ッ、アイツらの……ッ!
(止めどなく連射しながら、告げられる名に理解が遠のく。とはいえシンフォギアとは異なるもの似て非なるそれを纏う存在に慄くわけにはいかず)
疑問…? 愚問! 衝動インスパイア♪
6感フルで感じてみな♪
(旋律と共に歌を紡ぎ、振り下ろされるツルハシを左右のガトリングを重ねて受け止め。そのまま回し蹴りを浴びせようと脇腹へ)
ッ!?
ぐっ……ぁッ!?
クソ……が…
(歌を聴くと少し怯んだように戸惑い、その瞬間が命とりとなったのか回転ノコギリでのガードが間に合わず、回し蹴りが脇腹にクリーンヒットし、ここ長らく飯を食べていない影響か体力が底をつき、地面を転がってそのまま意識はあるものの体が言うことを聞かず、ザババさえ解除され、そう言葉を漏らし、どうにか逃げようとして)
……どうやら、本調子じゃねぇみてーだな。
(確かな手応えを感じたが、それと同時に相手が万全でないことを察し)
無理するんじゃねぇよ。どうしてそうまでしてアイツらに会いてぇんだ? 救うってどういうことだよ?
(ゆっくりと歩み、相手の出方を伺い)
______負けたからには話す。
実は____________
(ボソリとそう呟いた後、彼女が自分のそばまでやって来ると、ぽつぽつと事情を話し出して、自分がシンフォギアの適正があり、あの2人と時を過ごしたこと、結局追い出され、2人と約束した事を、事細かに説明をして)
……と言うわけだ、あの2人が約束を忘れていようと、俺の中では生きてる、だから救うんだ、ありとあらゆる危険から、あの2人を。コレは、最早……呪いだ。(説明を終えるとフラつきながらも立ち上がり、ザババは起動できないものの、生身で呪いに従うように、彼女に向けて弱々しい拳を振り上げて)
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