主だよ 2019-12-02 21:36:25 |
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>>8
はぁ……夜は特に冷えてんなぁ。
これからドンドン寒くなるってんのに……あのバカ(響)は年中無休元気ハツラツときたもんだ。
……寧ろあんな風に空元気に振る舞った方が温まるってか?
(独り言と白い吐息を漏らしながら冬着でも伝わる寒さに震えつつ、夜の街を歩んでると)
……っと、うわっ!?
(考え事をしていたため、同じく対面から放浪する黄昏の肩へぶつかりそうになり)
<雪音クリス
______危ないんですけど、気をつけてくれます?
…ってアンタは、確か雪音……奏者。(ぶつかって多少の衝撃を肩に受けると、相手の方へ振り返り、それで嫌味ったらしく注意しようとすると、思わずそう声が漏れて)
ってて……、アタシのこと知ってるみてーだな。何者だよ、お前。
(同じくぶつかった衝撃でよろけてしまうが、直ぐに立て直し、自分の名を、ひいては素性を知る美青年へと鋭い目つきで睨み返し
お前はどうでもいい。
そっちに 暁 切歌 月読 調 って言う奏者いるだろ、
案内しろ、今すぐ。
(雪音クリスに対しては全く興味無さげに、正にゴミを見るような冷ややかな目を向けた後、救うと約束した2人の名を挙げるとそう問いただす、その直後にはそう命令していて)
……アイツらと何の関係があんだよ。
(後輩の名前まで告げられると驚きを隠せない。しかし顔色に出さず、だが静かに敵意を顕に問い返し)
(こんな得体の知れねぇ奴にアイツらを会わせるわけにはいかねぇ。狙いはなんだよ…)
……アイツらと何の関係があんだよ。
(後輩の名前まで告げられると驚きを隠せない。しかし顔色に出さず、だが静かに敵意を顕に問い返し)
(こんな得体の知れねぇ奴にアイツらを会わせるわけにはいかねぇ。狙いはなんだよ…)
俺は救う者だ、そう誓った。そう願われた。
そう約束した。だから救う。それだけだ。
(狂気的に単語を並べ立て、相手の後輩などと知る由も無く、相手の目を見つめると、何かを察したように相手の横を素通りしようと歩き出して)
(______リディアン音楽院、か。)
救う…だと? おい……! 待てよ! 何のことだ!?
(理解が遠くなる。切歌や調、そして他の装者とは幾度となく激戦を共にした大切な仲間。しかし、そんな自分でも彼女たちの遥か過去まで知っているわけではなく、ただ、ただ理解できず相手の歩みを止めようと腕を強引に掴み取ろうとし)
文字通りの意味だ、俺はあの2人を救う義務がある、2人と約束したんだ。
引っ込んでろ、フィーネの操り人形風情が。
(腕を掴まれると、ガクンと体が揺れ、相手の方へ目を向けると冷ややかな声でそう告げ、こんな女に分かるわけは無いか、と1人で納得し、侮蔑を含んだ呼称で、相手としっかりと目を合わせるとそう呼んで)
……っ!
(歯軋り。咄嗟に出てきたのは怒りではなく罪悪感。思わずフィーネの操り人形という言葉に反応してしまう。過去とはいえそれは自分の過ち。言葉に詰まってしまうが)
……分かった、案内してやるよ
(戸惑いから何か決心したかのような顔つきで。少し間を置いてから、どういう風の吹き回しか、そう告げ)
______あぁ、それならいい。(自分でも言ったことに多少なり言いすぎた感は感じて拳を握りこむものの、約束を果たすために彼女の発した言葉に従い、早く案内するよう促して)
(二人を救いたい、と話す青年を案内するがままに夜の街を進み、しかし行き着いたのは本来の目的とは離れた場所である人気のない公園であり)
……お前とあの二人に何があったかは知らねぇ。教えてくれんなら教えて欲しいし、お前のことも信じてやりてぇ。
だけどよ、腹割って話すつもりがねぇってんなら……ここでお前を止めてやる……ッ!
(覚悟を決めた面持ちで振り返り、首元のペンダントを取り出す。シンフォギアたりえるそれを示し)
……そうだろうな、とは思ってたよ。
だから、もうおまえに構う暇は無いんだ。
____________『ザババ』
(フッ…と儚げに微笑むと、そのまま相手に背を向け,シンフォギアの紛い物のザババの力を借り、黄金の鎧,フィーネの着ていたモノと同じモノを装備すると、シュルシャガナと同類の速さと動きで、滑るように走り出して)
なッ!? ……んだよ、その姿はッ!?
(見覚えのある姿へと変身する所業に驚きを顕にするも、ペンダントを握り締め、歌を紡ぎ、イチイバルを身に纏う)
……Killter Ichaival tron♪
(相手は未知。自分たちと似たようなプロテクターを身に纏う敵。そして、接近する黄昏へとガトリングの銃口を向ければ)
尚更、アイツらに会わせてやれねぇなッ!喰らえッ!
(追尾するように無数の弾丸を撃ち放つ)
______『イガリマ』ッ!!『シュルシャガナ』ッ!!
(歌声に一瞬気を取られたように停止したものの、すぐにガトリング砲を見て反応し、互いによく知るシンフォギア の名前を叫び。止まったままイガリマのブレードとシュルシャガナの巨大回転ノコギリを繰り出すと、無数の弾丸から己を守り、そのまま再度滑り出すと、相手のすぐそばで黄金のツルハシを振り下ろそうとして)
その名は…ッ、アイツらの……ッ!
(止めどなく連射しながら、告げられる名に理解が遠のく。とはいえシンフォギアとは異なるもの似て非なるそれを纏う存在に慄くわけにはいかず)
疑問…? 愚問! 衝動インスパイア♪
6感フルで感じてみな♪
(旋律と共に歌を紡ぎ、振り下ろされるツルハシを左右のガトリングを重ねて受け止め。そのまま回し蹴りを浴びせようと脇腹へ)
ッ!?
ぐっ……ぁッ!?
クソ……が…
(歌を聴くと少し怯んだように戸惑い、その瞬間が命とりとなったのか回転ノコギリでのガードが間に合わず、回し蹴りが脇腹にクリーンヒットし、ここ長らく飯を食べていない影響か体力が底をつき、地面を転がってそのまま意識はあるものの体が言うことを聞かず、ザババさえ解除され、そう言葉を漏らし、どうにか逃げようとして)
……どうやら、本調子じゃねぇみてーだな。
(確かな手応えを感じたが、それと同時に相手が万全でないことを察し)
無理するんじゃねぇよ。どうしてそうまでしてアイツらに会いてぇんだ? 救うってどういうことだよ?
(ゆっくりと歩み、相手の出方を伺い)
______負けたからには話す。
実は____________
(ボソリとそう呟いた後、彼女が自分のそばまでやって来ると、ぽつぽつと事情を話し出して、自分がシンフォギアの適正があり、あの2人と時を過ごしたこと、結局追い出され、2人と約束した事を、事細かに説明をして)
……と言うわけだ、あの2人が約束を忘れていようと、俺の中では生きてる、だから救うんだ、ありとあらゆる危険から、あの2人を。コレは、最早……呪いだ。(説明を終えるとフラつきながらも立ち上がり、ザババは起動できないものの、生身で呪いに従うように、彼女に向けて弱々しい拳を振り上げて)
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