霧島二郎 研究者 2019-11-25 02:08:16 |
通報 |
はいはーい!質問いいかなー?
前からここのことは気になってたんだけど、あなたの開発した人工AIを搭載した人に限りなく近い高性能ロボットみたいな感じの子でもいいのかなーって。本当に偶然の産物みたいな感じでもいいし
一応私のプロフィールのせておくね?
名前は諳(そら)
髪色は薄い水色で長さは肩より下ぐらい!
身体つきは世の平均的な女性ぐらいじゃないかなーって思うんだけど、多分…
こんな私でもいいならマスターとお話し出来たら嬉しいなーって、お返事待ってるね!
そうそう、そんな感じだよ
とにかく高性能で思考も見た目もほぼ人間と変わらないレベルだと思ってもらえれば大丈夫!マスターには主動力の甘味を毎日欠かさず摂取させてもらえれば基本的に手がかからない親切設計!
どうしてこんな仕様になったのやら…製作者が相当な面倒くさがり屋なのかな…なーんて、ウソウソ冗談だから見捨てないで欲しいな。…とまあ、こんな私で良ければ宜しくね?
ありがとうマスター!
マスターの趣味嗜好とか諸々理解を早く深められるよう精一杯努力しちゃうね
(気怠げな相手とは対象的に元気いっぱいにサムズアップし)
……それはいいんですがね,そのマスターって呼び方やめれないんですか?(元気の溢れる相手に少し呆れてため息をつき,少し思うところがあるのか,マスター呼びをやめれないか聞いて)
ふむふむ、呼称の変更だね。勿論マスターたってのお願いってことなら承っちゃうよー
それじゃあこれから私はマスターをなんと呼べばいいのかな?お兄ちゃん、ご主人様、お父さんetc…なんでもござれのよりどりみどりだよー
霧島で,くん,とか,さん,は勝手にしてください。
そして,僕は貴女を作りましたけど,決して親ではありません,製作者として僕は貴女を見ているんです(相手の候補を全て却下し,霧島と呼べ,と少し食い気味に言って)
せっかく用意したネタも全部空振りだなんて流石は霧島くん塩対応…!やるねー
まあ、とりあえず了解だよ。霧島くんでメモリーを上書きしておくね!
(敬礼ポーズをとってロボットらしさを匂わせる受け答えをして)
プログラム書き換えた方が静かで良い気がしてきました。
結局、貴女も人形なんですし。
(疲れたように目を伏せてそう呟き,相手は人形なのだ,と再認して)
ちょっと待って、考え直そうよ?そういうのは良くないよ非人道的行為だよ!?せっかく自我が芽生えていい感じに身体に馴染んできてるのにあんまりだよー
それと、人形じゃなくて私は私!諳は諳なんだからそんなこと言わないで欲しいな…
(ロボットらしい雰囲気から一転して俯きがちに人間のように悲しみを表現して)
どうして自我なんて芽生えたんですか?非人道的だとしても僕は研究者,どんな事でもします。
ならもう少し人間らしい言葉遣いをしたらどうです?
(じっと相手を見つめて訝しげな目を鋭くし,その後に目線を離すと取り出した本に目を落として)
うーん…なんでと言われても、そういうものだから仕方ないんじゃないかな?霧島くんたち人間だって、どうして人には自我があるのかを聞かれても答えられないでしょ?
私的には現時点でも人間らしく振る舞えてるかなって自負してるんだけど、そうでもないのかな?だとしたらちょっとショックかも…
(胸元で人差し指同士をくっつけて落ち込む姿は人間そのもので)
まぁ,そうですけど,そんな事を証明できたらそれはもう人としての終わりが近づいている頃でしょう。
振る舞いは人間そのものですよ,しかし,人のことをマスターと呼んだり、メモリーデータだのなんだの,そんなこと言うのは機械だけでしょう?
(落ち込む相手を励ますのかイマイチわからない物言いをし,結局言動について言及し)
そこは…ほら、複雑な乙女心?私自身ロボットであることを自覚しているし自分と人の違いもわかっているけど出来るだけ人と同じように過ごして人として扱って欲しいと思って過ごしてるんだよー。
…だけど、そうやって日頃肩肘張ってると時々疲れちゃうじゃない?私の正体を知ってる霧島くんの前でぐらいは時々気を抜いても許されるかなーって
(首を傾け、自分の中にあるジレンマを言葉にして説明をして)
なんですかそれ,乙女心とか,そもそも高校生活上ではちゃんと人として扱われてるんですから,それでいいじゃないですか。(相手の思想はよく分からず,人間として扱われているのだからいいだろう,と言って)
それくらいは許しますよ,何せ貴女を作ったのは僕,貴女の面倒も見ますし,成長の過程も観察します。
(パタンと本を閉じると,少しだけ柔らかな笑みを返して)
そうなんだよね、みんな私の正体には全然気づかないんだよねー。いやぁ?私の演技力も捨てたもんじゃないなって思ったよね、みんなを騙してるみたいでちょっとだけ心苦しさもあるけど
それじゃ、面倒ついでにそろそろ甘い物欲しいかなーって、そろそろエネルギー切れちゃいそう、もといお腹ペコペコなんだよね…
(得意げな笑顔から苦笑へと変わり、エネルギー残量低下を示すように腕に巻かれた腕時計状のリストバンドが赤く点滅していて)
バレないようにしっかりと人間らしく作りましたし,貴女はそう在るように生きて……いえ,稼働してもらわないと困ります。(そこだけしっかりと言い直して)
……いや,持ってませんけど。
(甘いものと言われても丁度切らしていて,きょとんとした顔で相手を見て)
どうしてそこでわざわざ言い直すかなー?私はあくまで人間として扱ってっていってるのに霧島くんって意地悪なとこあるよね、そういうの良くない。うんうん
持ってないなら食べに行こう!最近街の方に美味しいパンケーキのお店があるんだって!生地がフワフワでほっぺた落っこちちゃうぐらい美味しいって評判なんだよー?これはもう行くしかないねー?
(立ち上がり研究室の入り口の前へ行き、そこからくいくいと手招きをして)
僕は貴女を作った本人です,何を言おうと自由でしょう。
意地悪なんていうつまらない事はしません,これから貴女を人として扱うので,別にいいでしょう。
…はぁ、人らしく,振る舞ってくださいよ,仕方ないので付き添います,どうせ貴女,お金持ってないでしょう。
(呆れたようにため息をつき,成長の過程を見るという目的もあるため財布を取り出してそう言って)
なるほど、確かに私は文字通り霧島くんの所有物だからその理屈はわかるよ?でも、あんまり横暴だと反抗はしなくても軽蔑はするんだからね?
…なんてね、私は出来たロボットなので人として扱って貰えさえすれば文句や不満を言ったりはしないのです、素直で真っ直ぐに育って良かったよねー
うんうん、わかってるよー。心配しなくても霧島くんだって私が人前で上手くやってるの見てて知ってるでしょ?だからそんな心配より早く行こう?霧島くんがいないと私はパンケーキはおろか、う◯い棒一本だって買えないんだから
(早く早くと財布を手にした相手の手首を掴み引っ張っていこうとして)
あのですねぇ、僕は2人きりではない時は貴女を人として扱っていますし,2人きりの時でも出来る限り人として扱ってますよ,あと所有者と言うより親です。
全部知ってますよ,だから安心してます……
引っ張らないでください!行きます!行きますから!
(手をぐいぐい引っ張られるとそう叫んで出口の方へ歩みを進めて)
わかってるってー、いつも仲良く大事にしてくれて感謝してるよー?私がやさぐれたりしないでここまで来れたのは霧島くんのおかげみたいなものだし
早く早く、時間は有限なんだよ?タイムイズマネー!時は金なりだよ
(手を離し、ハイテンションで駆け出して)
…偶然できたモルモットなんか大事にしません,ただ僕は,創作者として当然のことをしたまでです。
そこだけは人間らしいですね,貴女は。
(呆れたように微笑むと,相手の横につき,歩き始めて)
またまたー、そんなこと言っちゃってー。大事じゃないんなら私を使ってもっと実験とか色々してみたりしちゃってるんじゃない?なんといってもこの世界初と言ってもいいぐらいの高性能AIだよー?メモリーを強制的に書き換えてみたり極限状態に追い込んで反応をみたり…そういうの、マッドサイエンティストのお約束だよねー
そこだけじゃなくて他にも人らしいとこいっぱいあるでしょー!もう…
(むっ、と頬をふくらませて文句言いながら歩いて)
…それ良いですね,よく考えたら貴女をそのままにしておく理由も特にありませんし,実験用にした方が有意義です。
さすが高性能AI,強制的に糖分を奪うなりなんなり,色々試しますね。(冗談でそう言い)
ありますけどね,糖分を摂取してる貴女が一番人間らしいですよ。(文句を言う相手に弁解して)
わー!ウソウソ、冗談だからね!?もしも私から甘味を奪った日にはどんなことをしでかすか私自身もわからないよ!?
ふふふ、そりゃそうだよー。やっぱり甘いものを食べてる時が一番幸せだからね…っと、着いた!ここが噂のお店だよ
(感情豊かにコロコロ変わる表情でしばらく歩くと一軒の喫茶店の前に到着して)
少しぐらい何しでかすか決めてから発言しましょうか,それだと中途半端な脅迫ですよ。
あぁ,此処ですか……
すみません,このパンケーキを一つと………
この飲み物を一つ、お願いします。
(相手に連れられてやってくると,店員に注文をして,そのまま二人用のテーブルの片方の椅子に腰掛けて)
うーん…それじゃあ、私に搭載されたこのロケットパンチ(付いてません←)で街行く人々を通り魔的に襲って所有者の霧島くんに全責任を負わせるとか
あれ?霧島くんは食べないの?パンケーキ
(おやっ?と首を傾げ問いかけて)
貴女を国家に売り飛ばしてその責任をぶん投げますよ,それで終わります。
僕はいりません、甘いもの嫌いですし。
(甘いもの類より珈琲が好きなタイプな為,聞いてくる相手をそうあしらい)
うわ、酷い!酷すぎるよー!流石は鬼畜系科学者は言うことが違うよねー
まあまあ、そう言わないでほら、騙されたと思って一口食べてみなよー。すごく美味しくてほっぺた落ちちゃうよー
(届いたメープルシロップたっぷりのフワフワパンケーキを食べて、一切れだけ相手の口元へ差し出して)
そもそも貴女がそんなことしなければいいんです,事実しないでしょう。
結構です!どうせ貴女糖分消費率高いんですから,出来る限りエネルギーは補給してください!僕の財布が持たないんですから!
(差し出してくる相手を押し返し,たまらずそう叫んで)
しないというかそもそも出来ないというか…なんなら本当にロケットパンチ搭載してくれてもいいんだよー?勿論悪用はしないって約束するし
ざんねーん、可愛い女の子にあーんしてもらうチャンスだったのにねー?あ、でもやっぱり霧島くんは私みたいなロボットよりも人間の女の子からの方がいいのかなー?
(押し戻されたフォークの先のパンケーキを食べて笑って)
しません,人間らしくないじゃないですか,ロケットパンチなんて,貴女は人間らしく,そんな無粋なもの付けませんよ。
そんな事はありませんね,人間はあまり好みませんし,薄っぺらくて安心出来ない。
裏切らない機械の方が,何倍もマシとは言えます。
(飲み物を口に運びながら少し儚げな笑みを浮かべ,そう言って)
残念、ロケットパンチはロボットとしては一度は夢見るロマンなんだけど霧島くんがそう言うなら仕方ないよね
なるほどねー、そっかそっかー。確かに霧島くんってちょっと心配になっちゃうぐらい他人との接触がないもんね
(そう返事をして首を縦に振って)
______出来る限り貴女には人間で居てもらいたいですからね。(小さく呟いて)
悪いですか?僕は1人が好きなんです,あと言った通り,裏切らない機械の方が信用できます。
(ムッとした顔でドリンクをすすりながらそう言って)
そっか、ふふ、ありがと…。私を開発してくれて、そのうえ人間のように過ごしたいっていう私の気持ちも尊重してくれて…霧島くんには恩を返しても返しきれないなー
霧島くんって絶対人混みとか避けて歩くタイプだもんねー、あっ、でも一人が好きってことはもしかして私もお邪魔だったりするのかな…?
(話しながらあっ、と顔を上げて)
製作者として当然のこと,と前に言いましたよ。
恩なら成果で出してください,そうしないと僕も困ります。
貴女一機ですから,別に関係ないですよ。
(人間としては見ておらず,言って)
そうだね、霧島くんの為なら頑張っちゃうよー…ところで成果って何をどうすれば出るのかな?
邪魔って言われても悲しいけど、それはそれで堪えるよー!
(残りのパンケーキを口いっぱいに詰め込んでもぐもぐ食べながら頬を膨らませて)
それを考えるのが貴女の仕事ですよ。
面倒くさいですね貴女,まぁ,貴女が人だったとしても僕は嫌に感じなかったと思いますよ。(ドリンクの入ったコップをテーブルに置くと,薄く微笑んで言い)
人それを丸投げという…私、バッチリ覚えたよ
はいそこっ、面倒とか言わない!女の子の心は構造複雑なんだから…でも、霧島くんがそんなことを言ってくれるなんてちょっと意外かも
(ビシッと相手を指さして)
余計な事は言わなくてもいいんです。
意外ですかね……いや,いつもの僕からしたら意外ですね。
(いつも通りの自分なら言わないことを言ったから,意外と思われても仕方ないと納得して)
意外だったけど、私はとても嬉しかったよ?少なくとも他の不特定多数の人よりも霧島くんにとって特別だってことだもんね?そんな風に言ってもらえるのは人に限りなく近いロボットとしてはとっても光栄なことだねー
(満面の笑顔を浮かべて)
貴女も言いますね,一言言うならば身の程を弁えろ,もう一言言うならば……『ありがとうございます』,僕の,勇逸の友人。(悪態をつき,最後の方は異様なほどの小声で言って)
あはは、お礼を言いたいのはむしろ私の方なんだけどね。こんな美味しいパンケーキも食べさせてもらったし、私は幸せ者だよー
(空になったお皿の横にナイフとフォークを置いて微笑み)
…というと、日頃の感謝とかそういうの?それならむしろ伝えきれないぐらいにあるけど、今のタイミングでその話し始めたらパンケーキおかわりいっちゃいそうだからとりあえず目の前のことに感謝をするだけにしておこうって思ってね
(席を立ってレジへ向かう相手の斜め後ろでそう話して)
もう貴女エネルギー以前にケーキ食べたいだけですよね?
じゃあ、帰ったら色々お礼してもらいますよ,僕だって他人から礼をされたいときがあるんです。
それで,貴女帰る場所は?
(ジト目で一度相手を見つめると,すぐに切り替えて会計を終えて軽くなった財布を懐にしまうと相手に微笑みながら自然に帰宅場所を聞いて)
あ、やっぱりわかっちゃう?大丈夫だって、霧島くんの懐事情を考えて今日はこれぐらいにしておいてあげるから
私に出来ることならなんでも喜んで!霧島くんは私にどんなことをして貰いたいのかなー?
帰る場所って、霧島くんの家しかないでしょー?一応私は霧島くんの所有物なんだから
(にこにこ笑顔で答えて)
僕が破産したら貴女が糖分摂取出来ずに稼働停止しますけど。(呆れたようにそう言って)
帰ってから,考えます。
……はぁ。研究室に戻る事って出来ません?
(困ったように笑顔な相手にそう言って)
あー…そっか、そうだよね、それはちょっと困っちゃうから程々にするよー。パンケーキみたいなのじゃなくても最悪スーパーに売ってるようなお団子とかでもいいし
えっ、研究室に…?あの真っ暗な研究室に夜中私一人で…?
(みるみる顔が青ざめて)
随分と安上がりじゃないですか,今後はそれにします。
貴女の故郷ですよ,母国ですよ,喜びに震えて下さい。
(適当な言葉を並べて)
えぇ…そりゃスーパーに売ってるお団子なんかも嫌いじゃないけど毎日それだと飽きちゃうっていうか、たまには美味しいスイーツも食べたいなーって…そ、それじゃ、私が何か霧島くんの為にお仕事とかお手伝い出来ることがあれば頑張るからそのご褒美っていうのじゃダメかな?
言葉の中にあからさまに面倒押し付けたい気持ちがありありと見て取れるのは気のせいかな…?
(瞳を細めて鋭い目線で見つめて)
アンタ子供ですか……それなら別に良いですよ,どうせ僕一人暮らしなんで,色々押し付けますよ。
嘘です,それほど怖いならウチに来てください。
(薄く微笑むと言って)
あはは、私は人間で言えばまだ生まれたての赤ちゃんみたいなものだし間違ってはないよ。あれ?でもよくよく考えたら赤ちゃんはみんな生まれたてなんだからわざわざ生まれたてのって説明はいらないはずだよね、日本語って面白いね
わっ、本当!?本当にいいの!?良かったぁー…それじゃあよろしくね、霧島くん。そのかわりと言ってはなんだけど沢山コキ使ってね、高性能AIパワーでなんでもバッチリ完璧にこなしちゃうから
(胸を張ってガッツポーズして)
そもそも貴女作りたてです,生まれたてじゃありません。、
日本語は面白いですが、貴女の方がよっぽど面白いですよ,ソラ。
えぇ,言われたからにはぁ様々な用途でコキ使いますし,覚悟してくださいね,
(にこりと笑うものの,その笑みは恐ろしく)
ちゃんと人間で言えばって前置きしてるんだからそういうツッコミを入れるのは無粋ってものだよ?そう例えるなら…クリスマスのたびにサンタさんにどんなプレゼントをお願いしようか純粋に楽しみにしている子にわざわざサンタさんっていうのは君のお父さんお母さんのことなんだよって教えるぐらい無粋だよ
う…が、がんばるよ!人の幸せは我が身の幸せだからね、壊れない程度には一生懸命!
(ふんすと鼻息荒くして)
そうですか。
……程度がわかりませんけど。
簡単に壊れられると困ります,何せ作ったの僕なんですから,ガラクタを作るために貴女を作ったんじゃありません。
だから,あまり無理はしないでくださいね。
(辛辣ではあるものの一応心配していて)
えー!でも仕方ないかぁ…霧島くんはいかにも人の心の機微に疎そうだもんね
その点は全然心配してないよ、なんといっても私はメイドイン霧島くんの高性能ロボットだからね
(パチンとウインクをして)
えぇ,まぁ,他人の心を知るなんて人間には不可能ですし,僕はその点割り切って過ごしてますし。
ハイハイ,分かりましたよ。
(少し投げやりに返事をすると,くすりと微妙に微笑み歩き出して)
それにしたって割り切り過ぎだと思うけど…もう少しぐらい人の心を推し量ろうっていう気持ちがあってもいいんじゃないかな…って、ロボットにそれ言われちゃおしまいだね、あはは!
(悪びれずに笑いながら後をついて行き)
あらら、へそ曲げちゃった…。ごめんごめん軽いジョークだってばー、霧島くんだってそんな風に言われたら気分悪いよね、人の心がわかってないのは私の方だったよー…
(慌てて前に回り込んで顔を覗き込んで)
本当に必要ありません,何かを作るものとして心なんて入りませんし,事実,貴女も心があるように振る舞ってますけど,本当は心なんてないんでしょう。
(回り込んできた相手の顔を少しグイッと押し返し,赤くなった自分の顔を手で隠して言って)
そうなのかな…私が甘いものが美味しくて幸せだと感じる気持ちとか、初めて見たものにときめく気持ちとかも所詮は全部データなのかな…私は身体の機能とかは殆ど人間と同じように作られてるんだよね?だとしたら人間の心はどこにあるんだろう…
(俯きがちに歩みを止めて)
……少し言い過ぎました,貴女には心があります。
システムプログラムNo.1 ココロ。
これも一部のシステム,ですが,僕の心を文字通り捧げた代物です,あってもらわないと,困るんです。
(歩みを止めた相手に振り向くと手を取り,ブツブツと呟くと最後の最後で相手の手を相手の胸に押しつけ,ツクリモノではあるものの心音を感じさせて)
本当に?良かったぁ、霧島くんにあんなこと言われて辛い気持ちまで作り物だったら悲しいもん
…それにしても、霧島くんって案外大胆なことするんだね?
(胸元に一緒に押しつけられた手を見下ろし、顔を上げてニヤリと笑って)
本当です,辛いというのも感情の一つ、心は必ず貴女に宿っていますよ。
?………!?,いや,あの,勢いです,場の流れです。
(なんのことかと首を傾げるものの,気付くと相手から手を離し,焦ったように弁解して)
あはは、大丈夫大丈夫私は気にしてないよ、そもそも霧島くんからすれば私はやっぱり自分で作ったロボットだろうしいかがわしい気持ちも何もないよね
(にぱっと笑って)
人間なんてそんなものです。
都合の悪いことは全部バグ,自分の作ったものに好意を抱くなんてことありえませんし。
(相手から目線を逸らし,さらりと暴露しつつ歩いて)
ッ……えぇそうですよ!恋ですよ恋!恋心!自分自身で作った人形に恋心を抱いてしまったんですよ!僕っていう馬鹿は!
(半ばヤケクソになり,そう叫んで地団駄を踏み)
そっか、ふふ…ありがと。でも、この場合どうすればいいかな…?霧島くんが私を好きだって言ってくれる気持ちはとっても嬉しい、だけど恋心っていうのは私の中のデータベース上にはあるけど感覚が伴わないっていうのかな…知識としてはわかるんだけど…曖昧でごめんね
(眉尻を下げて苦悩した表情で)
えー…一度言ったことを取り下げるなんて男らしくないよ?一世一代の告白、今更取り消しは不可なんだよ。それに私は人を幸せにしてあげたい、私が生まれてきた意義そのものだって思ってる…そして幸せにしてあげたいのは霧島くんだってそうなんだよ?だから、後学のためにも恋ってどういうものなのか霧島くんが教えてくれないかなーって、ダメかな?
(行手を遮るように回り込んで満面の笑顔を浮かべながら小首傾げていて)
わかりました……告白取り消しっていうのも自分で言っておいて情けないですし……
えぇ,腹を括りますとも、こうなったらとことんまで貴女を人間の女として作り上げます、恋というのは何なのか、須くを教え,貴女を女にしますとも!
(相手の言葉で腹を括り,ぐっと拳を握り込むと珍しくやる気になってそう叫び,しかし言い方から嫌らしく聴こえて)
おぉー、すごい霧島くんいつになくやる気だ、燃えてるねー!じゃあ恋がなんたるかをレクチャーをお願いしちゃうね
(元気いっぱいにウインクをして)
______恋というのはですね………恋,恋心…?
…その,ですね,説明が難しいんです,簡単に言えば相手を思う感情ですし…というか現社会でも解明されてない心について説明を求められましても………
よっ、要するにですね!
(自信満々に説明しようと口を開くものの,先の勢いは何処へやらと言いたくなるほど小声でぼそぼそと言い、そして結局言い訳に走った後,要するにという言葉の直後に相手の?に口づけをし,こういう事です!と意味不明な行動をして)
なるほど…霧島くんの頭脳を持ってしても難解なのが恋なんだね……あっ、でも今みたいにキスとかされるのはなんだか高揚感があっていい感じかも
(唐突なキスに驚いて身を竦めて、その後嬉しげに笑って)
というか証明不可と断じられていますし……
そういうことです,高揚感,そんな感じです。
(ぼそぼそと未だ少しだけ言い訳じみた事を続けるものの,相手の発言を利用してあたかも計算通りのような事を言って)
それはそうかもしれないけど、今日の非常識は明日の常識っていうじゃない?つまり解明出来ないと言われてたものがある日突然解明される可能性だってある訳だよ、でも私が感じているこの感覚が恋に繋がるものだって言われると恋っていいものだなーって気持ちにはなるかな
(腕を組み何度か頷いて)
限りなくゼロに近いですが……ええ,まぁ,そうですね。
僕は恋は良いものとは思えませんね……この頃研究にも手がつきませんし,だけども,告白したら色々と腫れましたよ。
良い気持ち……何ですかね。
(ツンデレのような感じでそう言い返して)
なんだか霧島くんらしくないね、霧島くんは基本的に自分の利にならないこととか合理的じゃないことは切り捨てるタイプだと私の中にあるデータではなってるけど、あまり良く思わない気持ちを持ち続けてるんだもんね?
(うーん、と考え込んで)
人は矛盾し,それを認め,前に進み。
そして時に後退して考えを正す,故にその内僕も後退します。それが人間である僕のサガです。
(色々難しいことを言ってのけるものの、要するに言い訳で)
つまり私は今まさに霧島くんの転換期を目の当たりにしちゃってるんだね、せっかく霧島くんが変わろうとしているのに肝心の私がまだ恋についてわからないのは少し申し訳ないなあ…
(そう苦笑いをして)
人間らしい恋の行為を行えば少しは分かるんじゃないですか?僕が変わろうとあなたが変わる必要はありませんけど。
今のあなたでも順番です。
(苦笑いをする相手に真面目な顔でそう言い)
霧島くんはそれでいいかもしれないけど私はそれじゃ嫌なんだ、霧島くんの気持ちをちゃんと理解して受け止めて、ちゃんと恋したいしね
その為には経験あるのみかなって思うんだけど…人間らしい恋の行為ってどういうことをするのがいいのかな?
(腕を組んで考え込んで)
むぅ……そうですね、貴女が言うならば出来る限り叶えたいですし,正直僕も恋の行為とかよく知りませんし……デートとか?人間で言う繁殖行為とか,色々ですかね?
(悩むように顎に手を当て,相手を見るとそういい,その後に恋の行為に当てはまると思うものを挙げて)
っなっ…!!
僕が知ってるのはそれくらいなんですから!仕方ないじゃないですか!
(相手からそんな単語が飛び出して来たことに驚き,顔を真っ赤にして子供のように言い返して)
どう言い訳しても霧島くんがエチエチなのはもう確定事項なのです
でも安心して?私はそんな霧島くんのことも見捨てないから。いきなりそういうのはちょっと…だけど、デートのお誘いならいつでも受けるよ
(ニマニマ笑いながら親指をビシッと立てて)
そしてこんな風に私を作ったのも霧島くんだけどね
でも、そこまで言うなら霧島くんにもうちょっと従順な感じにプログラム書き換えてみる?
(顔を見上げ、首傾げて)
うぅ…ごめんなさい、やっぱり嫌かな…霧島くんがどうしてもって言うなら私は逆らえないけどね…
(人差し指同士をくっつけ、俯きながら言って)
天才というのは何か知っていますか?
誰からも理解されないモノ。
他者から意図的に隔離された,隔離されるモノ。
言って仕舞えば,精神疾患者と同じ扱い。
僕が意地悪で横暴なのはそれが原因とは言いませんが……そうですね,愛情表現,でしょうか。
(頬を膨らませる相手に微笑ましい感情を抱くものの。
その直後に空を見上げ,天才の特徴を挙げると似たものを挙げ,その二つは冗談のように聞こえるものの、愛情表現という点だけは本気なトーンで言って)
過ぎたるは及ばざるが如し…革新的で能力の高過ぎる人は時に煙たがられ、異端だと迫害される…データベースによれば人の歴史の中ではしばしばそういうことがあるみたいだね
霧島くんの言い分はわかったけど、私の人工知能は残念ながら凡人のそれだからそういう高度な愛情表現はちょっと理解出来ないかなーって思うんだけど…でも、不思議なことに霧島くんの口から愛情って言葉が聞けるとなんだか嬉しい私がいるんだよね
(苦笑いを浮かべていたが、少ししてフニャっとした笑顔になって)
僕の知る知識は貴女の知る知識。
無駄なことを言ったかもしれませんね…
まぁ要するに,貴女だから意地悪をしますし,横暴になれるのも,貴女に気を許しているから,これで分かります?
(相手のデータベースから引き出された言葉に今更のように呟き,相手の方を見ると,好きな子には意地悪をしてしまう、と似た理論を持ち出して言い)
そういえば私って霧島くんの知識とかをベースに人工知能として独自の成長を遂げてるんだよね、それに加えて高性能の検索エンジン搭載!…それなのに恋心は理解出来ないってもしかして私、ポンコツなのかな…
と、思ったけどこれはきっとオリジナルの方の問題だと思うんだよね、しかも愛情表現が独特だから難解だし…わかるようなわからないような感じだし初心者には優しくないんだよ、うん
(指をピンと立てて眉尻を上げて抗議して)
ええ,そりゃもう、日々成長して学び,不可解な事は自分で考え答えを導き出す,とはいえ人間味もある,それが貴女です。
…地味に僕馬鹿にされた気がしますけど,別にいいです。
それならもっと楽に愛を教えればいいんですし。
(相手を作ったのは自分のため少し誇らしげで,次に相手を見ながら不適に笑って)
現代科学の観点からして明らかにオーパーツだよね私、すごい!一番凄いのはそれを作った霧島くんなんだけどね
それでそれで!?どんな風に私に愛を教えてくれるのかな?やっぱりデートとかしちゃうの?
(身を乗り出し、期待に目を輝かせていて)
どちらかというと未来文明の方です,オーパーツは全く別のものです……たぶん。
僕を凄いなんて言うの貴女ぐらいですよ,多分他の人はもっと凄いもの作ってると思います。
………
……………デート,ですかね。
(相手の言葉を訂正し,苦笑しながらそう伝え,暫く悩み抜くと相手の言葉を真似るかのように言って)
そうなの?オーパーツの方がなんとなく神秘的でかっこいいのに残念。私は他の比較対象を知らないからやっぱり霧島くんは凄いって評価は揺るがないよ、それとも霧島くんは私の出来は不満?
おおー、デートだね!デートがどういうものかあんまりよくわからないけど霧島くんと一緒にお出かけは嬉しいな
(鼻歌混じりに足取り軽く)
オーパーツは僕の記憶が正しければ過去の遺物、カッコいい云々は別として、貴女とは文字通り時代別ですから。
そんなことあるわけないでしょう、感情データをより細かく、そして人間らしく大雑把に切り分け,あえて完璧にはせず少しポンコツな部分を混ぜ込み,強引ながらにプログラムとして起動させ、失敗しては繰り返し,最後には心を極論に置き換えて出来たのが貴女………。
…失礼しました。
それよりですね、僕の知る限りでは、男女が共に出掛けるだけでデートにはなり得るが、本人の自覚次第,とあったので……まぁ,貴女の言う通り外出です。(ペラペラと異様な早口で相手の性能解説を自慢げに言い終えると、ハッと我に帰り少し恥ずかしそうに誤り、デートについて語り)
うーん、正に科学の大勝利って感じだね。霧島くんはついに科学で心を疑似的とはいえ作りだしちゃったんだもん、誇っちゃっていいんじゃないかな?
自覚…?大好きな霧島くんとデートするぞー!…自覚っていうとこんな感じ?この好きって気持ちが恋心と言っていいのか自分でわからないのがなんとももどかしいよね、人の心ってやっぱり難解だよー
(拳上に突き上げ、そんなポーズのまま首を傾げて)
それを心と称していいのか未だに迷ってるんですよ…
貴女を見たら言いたくも,誇りたくもなりますけど,やっぱり理解の届かないところがあると言い出せません。
それは……そうでしょう,やっぱり自覚じゃなくて肉体的に……ほら,こんな感じで…
(相手の突き上げた手を掴むと降ろし,ギュッと握って)
つまりまだ私が心ではなく決められたプログラムに従って動いてるのかもってことだよね?私自身も心というものを正しく理解している訳じゃないから私が自分の意思だって思ってるものも実はただのプログラムによるものだって可能性もある訳だけど…でも、心である可能性だってあるはずだよ!…って、これじゃ悪魔の証明みたいな話になっちゃうよね
わわっ…霧島くんと手を繋ぐとこんな気持ちになるんだ…なんだか温かい気持ちになるというか、こういうのを幸せ?っていうのかな…自分で自分のことがわからないってもどかしいね
(頬を少し赤くして、もじもじしながら)
え?…あ,あぁ……そう…ですね……
万が一貴女がプログラムだったとして…僕は何をしているんでしょう……
ですけど,そんな気持ちを持つなら貴女はきっとプログラムではなく心で動いている…はずです,保証はできませんが,僕もそんな気持ちですから。
(薄く微笑んで言って)
それだとただのスケールのデカい独り言だね、見てて悲しくなるよね
だけど霧島くんが私と同じように思ってくれてるんならきっとこれは人の心に準じる何かなんだね!…家に帰るまでこのままでいいかな?
(繋いだ手をぷらぷら揺らして)
うぐ……それを真正面から言いますか?
…ええ、当たり前です、僕が保証します。
僕が離しません、絶対に。
(揺れる手を強く握りしめて)
どういたしまして、えへへ…人が私のすることで喜んでくれるのはもちろん嬉しいけど、それが霧島くんだと格別だね
ところで、デートはいつにしちゃう?どこへ行くかとかも決めないとだよね
(自らの口元に人差し指当てがい、小首傾げて)
ン”ッ……!
そ、そうですね……そう言うことは後で、今を楽しみましょう。
(相手の動作に彼らしくない悶絶する声が出るものの、冷静を装い今を楽しみたいと言う純粋な欲望をお願いして)
なるほど、今を疎かにする者に明るい未来は訪れないということを霧島くんは言いたいわけだね、じゃあ霧島くんの家までこのまましっかりバッチリとエスコートしてね
(手を繋いだまま身体を寄せて)
分からないから、僕に教えを乞うんでしょう?誰かに聞く事はいい事です、自分だけで頑張るのはいいですが、出来なかったらダメです。
(首を傾げながら言って)
ふむふむ、なるほど…それじゃあ私も霧島くんもお互いにわからない場合はどうなるのかな?
例えばエスコートに関しては霧島くんはよくわかってないみたいだし、私もどうしてもらえれば正解なのか正直わからないんだよね、こういう場合はどうなるのかな?一緒に試行錯誤するの?
(顔を近づけて、真っ直ぐに瞳を見つめて)
………えっと…ですね……
(相手にそう正論を述べられ、真っ直ぐな瞳で見つめられてしまうと本来の性格らしく弱気に声が出なくなってしまい)
!……だ、大丈夫、大丈夫に決まってます。
とりあえずですね!エスコートとか、そう言うのの意味を知っていてても多分意味はありません、多分こうだろう、と考えた自分らしい行動をする、オリジナリティーを得たデートをしますよ!
(ひらひらと手を振られるとまたドキッとしてしまうものの急いで我に帰り、慌てふためきながらも急いで答えて)
あ、良かったー、フリーズでもしちゃったのかと思ったよー…って、ロボットじゃないんだからそれはないか。あはは
うんうん、らしさ…アイデンティティは大事だよね!じゃあ霧島くんプロデュースのデート楽しみにしちゃうね!
(くりくりした目で相手を見つめ続け、最後にニコッと笑って)
___
フリーズなんてしませんよ、貴女の言う通り僕は人間ですから。
ええ、頑張ります、最高のデータにして見せます。
(少し間を置くとにっこり笑って言い、異様なほど落ち着いて言い)
おおー、今の霧島くんすごく男らしいね。甲斐性のある出来る男って感じで!
あっ、そうだ、基本的には霧島くんのプランでオッケーだけど美味しい甘味が食べられるところは外さないでくれると嬉しいなー
(小さく首を傾げて)
ありがとうございます。
……僕の財布事情を考えると却下したいところですが、初ということで特別に許可しましょう。
(微笑むと答えて)
えー、そうだなぁ…悩んじゃうなー
パフェもいいしケーキも捨てがたいよね、あっ、でもお団子とかの和菓子もいいよね。うー…決められないよー
(うーん…と唸りながら頭を抱えて)
うん、だからどれか一つに絞ろうと苦心してるんだよー。せっかくのお出かけだもん、一つぐらいなら…いいよね?
(上目でじいっと見上げて)
ソレって僕の財布事情が良かったら今言った候補全部回るってことですかね……。
まぁ、一つくらいならいいですけど…
(相手の言葉に対し苦笑いしながら答えるものの、上目遣いに即負けて迷うことなく許可して)
……本当ですか?もしかして僕の財布事情が緩かったらさっきの候補だけでなく辺りのスイーツ全て制覇する気だった、とかありませんよね?
(泳ぐ目線をじっと見つめ、相手に尋問の如く質問をして)
そっかー、あながち間違いじゃないから怒れないのが悔しい…でも、霧島くんを困らせることはしたくないからその点だけは信頼して欲しいなー
(苦笑を浮かべたまま肩を小さく竦めて)
たまにはわがまま言ってもいいんですよ。
それを認可するかは別としますけど。
(歩きながら相手の方を見て、最後の方は呟くように)
あはは、聞いてくれるかどうかは別なんだ?それならここぞというときに大事なお願いをして泣き落としの方が有効かなー?…なんてね
(早足で相手の前に行き、後ろ手を組んで舌を小さく出して)
泣き落としが効くと思ってるんですか?そもそも本当に大事なお願いなら普通に認可しますよ。
(足を一旦止めると、相手の言葉に対し呆れたように言葉を返して)
…霧島くん私のお願い、聞いて欲しいな…ダメ…?…って、こんな感じだけどどう?落ちない?
(瞳潤ませ、頬を上気させながら上目遣いで儚げに呟いて)
えー、残念だなあ。男の人は大体こういう仕草に弱いって私のデータベースだとそうなってるけど霧島くんは違うんだね、でもこれはこれで貴重なデータだね
(ふむふむ、と何度も頷いて)
自然とその動作に移る不意打ちなら多分落ちますよ…
…なんで僕自分の弱点暴露してるんでしょう。
(なぜか暴露してしまい、理由を考え込んで)
あはは、本当だよね自分で言っちゃうんだ、ってちょっと驚いちゃった
でも、聞いてしまったからにはここぞという場面では遠慮なく弱味につけ込ませてもらおうかな、所詮世の中弱肉強食なのです
(ニヤリと笑って)
えっ?あはは、どこにも行かないよー。私一人じゃ甘いもの食べられないし、それにロボットの私をちゃんと理解して受け入れてくれるのも多分霧島くんだけだしね
(自分を捕まえた手をギュッと握り返して)
____まぁ、そうですね。
(しばらくの間をあけ、自分が結構恥ずかしいところを見せてしまったことを自覚し、顔を赤くし、適当な答えを返して)
でしょ?だから私のことちゃんと大事にしてね、甘いもの沢山食べさせてくれていっぱい優しくしてくれたら嬉しいなー…なんてね
(舌をペロッと出して悪戯っぽく微笑み)
それまでに何か事故起きてないといいですが……
あぁ、このマンションですね,あんまり広くもないですけど。
(未来のことを考えると少し悩み,相手に聞かれると我に帰ったように自分の家の説明をし)
どうして霧島くんはそういう楽しみに水を差すようなこと言うかなー?素直に楽しみだねー、でいいじゃない
でも、霧島くんと私の二人ならそんなに広さは必要ないでしょ?むしろ広すぎてもどうせ持て余しちゃうよ
(マンション見上げ、両手を広げてニッコリ笑って)
心配じゃないですか,どう考えても未来を導き出す事は不可能です,つまり何が起きるかわからない,未知とは恐怖であり……こう言う話する僕,嫌いですかね。
そうですね…貴女個人の部屋は用意できませんけど。
(未知は恐怖だと,長々と話をする前に,相手に今更感があるものの一応聞き、相手の部屋は用意できないと伝え)
未知のものに怯えて恐怖するのはやっぱり人間特有の感情なのかな?私はどうもそういう部分に関しては機械的に出来てるみたいだからイマイチピンと来ないんだよね…でも、だからこそ霧島くんの気持ちをちゃんと理解したいし共感したいって思う、だからもっと私を信じてよ
あはは、じゃあ寝る時は霧島くんと一緒だね
(嬉しそうにニコニコ笑っていて)
人間は本能的に怯えてしまうもの,暗闇などですね。
機械的……ですか,失敗…してましたか。そこの部分。
理解する前に理解できているように作った筈なのに……。
僕はソファーで寝ます,貴女はベッドで寝てください。
(人間は本能的に怯えるものがあると説明し,相手が機械的にできていると,仕方ないとは思うものの,やはり少し失敗していて,落ち込んで。
心の準備ができていないから,拒否して)
ごめんね…出来損ないで…でも、私は学習型のAIだから今からでもその失敗を取り返すことは出来る!…んじゃないかな、多分だけど
えっ、なんで?わざわざ別々に寝る必要はないんじゃないかなって思うんだけど…
(キョトンとした表情で首を傾げて)
作られた貴女が謝る必要はありませんよ,僕が失敗しただけですから。
…そうですね……ええ,その通りですよ,取り返せます,取り返してみせましょう。
とりあえず貴女は思春期男子の思考を調べてみてください,分からないのなら言います。
(顔を赤くし背け,ボソボソと言って)
……なるほどねー、ふふふ、好きだから余計にそうなっちゃうんだよね?…でも、私も霧島くんのことが好きなんだから別にいいんじゃない?
(一瞬の間があった後でニヤッと笑って)
両想いだから同じベッドで寝ても問題ないとはなりません…,貴女がどうしてもというなら,僕も聞きますけど。
(素直に相手と寝るとは言えず,あくまで仕方なさそうに言って)
あははー、わかってるわかってるー。あ、それともこれがフリってやつかな?押すなよ絶対押すなよって言われて本当に押さないと逆に怒られるっていうあれ
(人差し指をピンとたてて、半目でヘラッと笑ってみせて)
…本気ですからね,寝る時に騒がしかったら強引にでもその口を塞ぎます。
(相手にそんな情報を与えた記憶はないのだが,多分勝手に覚えたのだろうと理解し,じっと相手を見つめてしっかりと釘を刺して)
お、おお…強引に口を塞ぐって、私何をされちゃうのかな…マッドな霧島くんのことだから発声機能を取り外されちゃったりするのかな?
(軽く引きながらも、興味津々に尋ねて)
方法は言いません,言ったら対策されるかもしれませんし。
(尋ねられるものの,目線を逸らして適当な理由をつけて言わないようにして)
む……僕の言葉を鸚鵡返ししてくるとは思いませんでした……ま,その通りですね。
(相手がこちらの言葉を文字通り返して来たことに少し驚き,しかしすぐに気を取り直して言って)
ふふふー、お返しだよ。でも、そこであっさり興味なさそうに引き下がられちゃうとそれはそれで少し悔しいような気もしなくもないよね
(そうあっけらかんと笑って言って)
自分が言ったことを文字通り返されるのは嫌いですし、興味も湧きません、考える力がないようで、特にあなたにそれをされるのは嫌ですね。
(引き下がった理由を言って。)
…あとで甘い物でもあげますから。
(傷付いた相手のために、という訳でもないが、とりあえず甘味上げればいいかという安易な考えで言い)
今、面倒だから甘い物与えてさっさと黙らせようって思ったよね?まあ、そうとわかった上で敢えて私は霧島くんの思惑に乗ってあげちゃう。私は心が広く寛大だからね
(えへん、と胸を張って)
ソウデスカー、ではその寛大な心に甘えますよ。
(結局思惑に乗るのか、と思い、棒読みで同意した後、相手の寛大な心に甘えると言って)
トピック検索 |