研究室 そこに不思議な人が居る。

……シュレーディンガーの猫……ね。
（彼女のことをすっかり忘れ、自分の研究室に引きこもると、中々の大きさの箱を机の上に置き、うーん、と唸って）


（申し訳ありません、今後はちゃんと返信していきますので、改めてよろしくお願いします。）

（遅くまで研究室にいりつもりはなく、暮らしているマンションへと帰宅して。帰宅して多少は落ち着いたのか、キーボードを叩きながら論文作成を再開するも昼間から何も食べていなかったのでお腹から空腹のサインが聴こえて）
アイツ、なんなのもう！……はぁ、お腹すいたな。

…？、何でしょうコレ……
（遅くまで学校に残り、実験結果をレポートにまとめていたところ、自分の研究室にポンと置かれている弁当の包みを見つけて、それを拾い上げて）

そういえば、お昼に食べようとしていたお弁当があったんだった。……あれ？
（今朝、お昼にとお弁当を作っていた事を思い出すと鞄から取り出そうと探るも何処にも見当たらず、何処へ置いてきたか思い出そうと考えて）
あ……あの研究室だ！よりにもよってあの部屋に置いてくるなんてついてないな。
（例の研究室に忘れてきてしまったことを思い出すと支度した後、再び研究室へと向かって。到着すると軽くノックしてから入室し、お弁当箱を探していると彼が持っている事に気付き慌てて近づいて）
……失礼します。──あ。あー！あった。私のお弁当！

……アンタのですか、ほら、返しますよ。
（入ってきたのにあわてず、弁当を呆れつつ相手に返して、そのまま丸椅子に座り込み、相手が帰るのを待って）

……アンタって。はぁ……。
（今更呼び方について注意しても返ってくるのは憎まれ口しかないと思い、ぐっと堪えて。非常識な相手に呆れつつ受け取ると捨てられないですんでほっとし、語気を強めながら一応お礼を伝えて）
ありがとうございました！邪魔者はもう此処に用はありませんので、すぐにいなくなりますから！
（嫌味ったらしく伝えると研究室から出ていこうとして）

……その先、危ないですよ。
（ボソリ、と相手が出て行こうと歩いた先に、何らかの液体がブチまけられていて、滑りやすくなっており、そう言いつつ彼は椅子から立ち上がり、滑りそうな彼女に向けて歩き出し）

──え？床が滑るって何で……っわ！？
（彼から言われるまでただひたすら前を見て歩いていたので床が濡れていることに気付かず、運悪く丁度濡れている場所を踏むとベタに滑ってしまい、思わず手からお弁当箱が離れ宙を舞って。次にくる痛みに対して待ち構えるように反射的にぎゅっと強く瞼は閉じられて）

______言ったじゃないですか、危ないって、弁当ダメになってますよ。（呆れたようにそう呟いて、転びかける彼女の手を掴んでギリギリで持ち上げ、弁当は床にぶちまけられたが、彼女だけはしっかりとしていて）

（一週間経ったので、次の募集に移ります。）

お邪魔するわね…ふふふ、鼻をつく薬品の香りも悪くないわね
相手というのは私でも構わないのかしら？( 首こて )
…と、その前に自己紹介をしておくわ

私はたかなし あんじゅよ。髪の色は銀色、長さは胸元辺りまでで普段は編んでいることが多いわ。身体つきは同年代の子に比べたら小柄で細身、所謂ロリ体型ね。万人受けはしないけれどその道の趣味の人には堪らないと思うわ( ふふ )
服装はロリータファッションを主に好むわ、設定っていうのは徹底したほうが萌えるでしょう？( くすくす )

と、まあ…私についてはこんなとこね。貴方のお眼鏡にかなうことを願っているわ( 手ひら )

______えぇ、構いませんよ。

それで貴女、何の用でここへ？僕がいるとは知っていた筈ですよね，あと、此処は一応高校なのですが？
（いつも通りの不機嫌そうな彼が丸イスに座っている，
そして無遠慮に入ってきたロリ女に対しそう冷たい声で話しかけて）

あら、用が無ければ来てはいけなかったかしら？
強いて言うなら研究室に一人寂しく引きこもって授業にもロクに出ないクラスメートの顔を見に来てあげたの、冷やかしともいうわね( ふふ )
それにしてもクラスメートの顔すら覚えて貰えてないなんてショックだわ、こう見えても貴方と同い年のはずよ？

知りませんよクラスメイトのことなんて、
あと、そんな理由で来たのなら今すぐ帰ってもらえます？僕は1人が好きなんですから

あら、ツレないのね…まあ概ね予想通りの反応だわ( ふう / 肩竦め )
私をどうしても追い出したいのなら力尽くで追い出してみたら？私は抵抗も何もしないわ、貴方がこんなか弱い女の子相手に実力行使をすることに何の抵抗がなければだけど( 唇へ人差し指の先を当てがい )

ならそうさせて貰います、抵抗しないなら手段はいくらでもありますので（ガタッと立ち上がると、相手の手首を掴んで）

あら、乱暴な人…でもそういう激しいのも嫌いじゃないわ( ポッと頬を赤らめるフリをし )それで貴方はそんな風に獣のような劣情を爆発させて私をどうするつもりなの？( 上目 / じいっ )

______さよならー、（何言ってるんだこの人、みたいな目を向けた後、抵抗しない相手を無理やり外まで引きずって行くと、放り出し、ピシャリとドアを締め切って）

やれやれ、本当に噂通りの人みたいね…出直すとしましょう( 肩竦め )

＿＿＿次の日

ちゃお、また来ちゃった…( 妖艶な笑み浮かべ )

帰ってもらえます？（苦虫を潰したような顔をして相手に即座にそう言う、丸椅子に座ってノートに何かを書いていたようで）