霧島二郎 研究者 2019-11-25 02:08:16 |
通報 |
しません,人間らしくないじゃないですか,ロケットパンチなんて,貴女は人間らしく,そんな無粋なもの付けませんよ。
そんな事はありませんね,人間はあまり好みませんし,薄っぺらくて安心出来ない。
裏切らない機械の方が,何倍もマシとは言えます。
(飲み物を口に運びながら少し儚げな笑みを浮かべ,そう言って)
残念、ロケットパンチはロボットとしては一度は夢見るロマンなんだけど霧島くんがそう言うなら仕方ないよね
なるほどねー、そっかそっかー。確かに霧島くんってちょっと心配になっちゃうぐらい他人との接触がないもんね
(そう返事をして首を縦に振って)
______出来る限り貴女には人間で居てもらいたいですからね。(小さく呟いて)
悪いですか?僕は1人が好きなんです,あと言った通り,裏切らない機械の方が信用できます。
(ムッとした顔でドリンクをすすりながらそう言って)
そっか、ふふ、ありがと…。私を開発してくれて、そのうえ人間のように過ごしたいっていう私の気持ちも尊重してくれて…霧島くんには恩を返しても返しきれないなー
霧島くんって絶対人混みとか避けて歩くタイプだもんねー、あっ、でも一人が好きってことはもしかして私もお邪魔だったりするのかな…?
(話しながらあっ、と顔を上げて)
製作者として当然のこと,と前に言いましたよ。
恩なら成果で出してください,そうしないと僕も困ります。
貴女一機ですから,別に関係ないですよ。
(人間としては見ておらず,言って)
そうだね、霧島くんの為なら頑張っちゃうよー…ところで成果って何をどうすれば出るのかな?
邪魔って言われても悲しいけど、それはそれで堪えるよー!
(残りのパンケーキを口いっぱいに詰め込んでもぐもぐ食べながら頬を膨らませて)
それを考えるのが貴女の仕事ですよ。
面倒くさいですね貴女,まぁ,貴女が人だったとしても僕は嫌に感じなかったと思いますよ。(ドリンクの入ったコップをテーブルに置くと,薄く微笑んで言い)
人それを丸投げという…私、バッチリ覚えたよ
はいそこっ、面倒とか言わない!女の子の心は構造複雑なんだから…でも、霧島くんがそんなことを言ってくれるなんてちょっと意外かも
(ビシッと相手を指さして)
余計な事は言わなくてもいいんです。
意外ですかね……いや,いつもの僕からしたら意外ですね。
(いつも通りの自分なら言わないことを言ったから,意外と思われても仕方ないと納得して)
意外だったけど、私はとても嬉しかったよ?少なくとも他の不特定多数の人よりも霧島くんにとって特別だってことだもんね?そんな風に言ってもらえるのは人に限りなく近いロボットとしてはとっても光栄なことだねー
(満面の笑顔を浮かべて)
貴女も言いますね,一言言うならば身の程を弁えろ,もう一言言うならば……『ありがとうございます』,僕の,勇逸の友人。(悪態をつき,最後の方は異様なほどの小声で言って)
あはは、お礼を言いたいのはむしろ私の方なんだけどね。こんな美味しいパンケーキも食べさせてもらったし、私は幸せ者だよー
(空になったお皿の横にナイフとフォークを置いて微笑み)
…というと、日頃の感謝とかそういうの?それならむしろ伝えきれないぐらいにあるけど、今のタイミングでその話し始めたらパンケーキおかわりいっちゃいそうだからとりあえず目の前のことに感謝をするだけにしておこうって思ってね
(席を立ってレジへ向かう相手の斜め後ろでそう話して)
もう貴女エネルギー以前にケーキ食べたいだけですよね?
じゃあ、帰ったら色々お礼してもらいますよ,僕だって他人から礼をされたいときがあるんです。
それで,貴女帰る場所は?
(ジト目で一度相手を見つめると,すぐに切り替えて会計を終えて軽くなった財布を懐にしまうと相手に微笑みながら自然に帰宅場所を聞いて)
あ、やっぱりわかっちゃう?大丈夫だって、霧島くんの懐事情を考えて今日はこれぐらいにしておいてあげるから
私に出来ることならなんでも喜んで!霧島くんは私にどんなことをして貰いたいのかなー?
帰る場所って、霧島くんの家しかないでしょー?一応私は霧島くんの所有物なんだから
(にこにこ笑顔で答えて)
僕が破産したら貴女が糖分摂取出来ずに稼働停止しますけど。(呆れたようにそう言って)
帰ってから,考えます。
……はぁ。研究室に戻る事って出来ません?
(困ったように笑顔な相手にそう言って)
あー…そっか、そうだよね、それはちょっと困っちゃうから程々にするよー。パンケーキみたいなのじゃなくても最悪スーパーに売ってるようなお団子とかでもいいし
えっ、研究室に…?あの真っ暗な研究室に夜中私一人で…?
(みるみる顔が青ざめて)
随分と安上がりじゃないですか,今後はそれにします。
貴女の故郷ですよ,母国ですよ,喜びに震えて下さい。
(適当な言葉を並べて)
えぇ…そりゃスーパーに売ってるお団子なんかも嫌いじゃないけど毎日それだと飽きちゃうっていうか、たまには美味しいスイーツも食べたいなーって…そ、それじゃ、私が何か霧島くんの為にお仕事とかお手伝い出来ることがあれば頑張るからそのご褒美っていうのじゃダメかな?
言葉の中にあからさまに面倒押し付けたい気持ちがありありと見て取れるのは気のせいかな…?
(瞳を細めて鋭い目線で見つめて)
トピック検索 |