「主」 2019-11-24 22:36:01 |
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──私なら一課ね。ずっと希望を出していたし。まあ…私たちくらいなら二課か三課辺りが妥当な気もするけれど。
( 相手の視線には気付かない様子でコーヒーの香りに包まれながら、用意したマグカップにコーヒーを注いでいく。スティックシュガーにミルクも用意し、 マグカップをテーブルへと置く。どの部署に行きたいかとの問いが投げかけられ、まるで前から決めていたかのように迷うことなくすぐさま答え、ゆったりと椅子に座って箸を手に取った。目の前に広がる朝食は有り触れたものではあるが、普段は一人で食べるが目の前に人がいるというのはどこか新鮮なものを感じ、なんとなくこそばゆい。
いただきます、と手を合わせて醤油をかけた目玉焼きを一口大に切り分け、口に入れて咀嚼する。彼は一人暮らしであることは聞いていたが、栄養はしっかり摂っているのだろうか──と朝食を食べている相手に一瞬視線を送って首を傾げるが、すぐに視線を逸らす。空腹も満たされこれなら二日酔いにもならなさそうだと安堵し、コーヒーに砂糖とミルクを入れかき混ぜて )
──まあ、どこの部署でも仕事はしっかり熟すつもりよ。
(/ かしこまりました。ありがとうございます。お言葉に甘えまして、またご相談ありましたらお声がけいたしますね。
こちらも一旦、引っ込みます。 )
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