図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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……あァ、もういい、謝るな、オマエは今から風紀委員じゃなくて本を借りに来た1人の生徒だ、そうだろう?
(どうにも、健気な彼女が謝罪しているのを見るのは気に食わない、というか良心が痛んで見たくなく、扱いを風紀委員から単なる一生徒として切り替えることにし、頭を上げるように言って。
彼女から貰った情報と気分をとりあえず脳内で組み合わせ、どんな本が合うかを考えて。色んなジャンルを齧っていて本が好きなら、単純なものではなく中身が捻ってあり、尚且つ少し長めなモノが必要だろうと言う結論に至り、そんな本があるかとまた思考を巡らせて。
「長くて難解なミステリーか…。
『使者達の木曜日』があったな、図書番号5024番」
初対面の彼女に対してもだいぶ頭を捻りチョイスを決め、ようやく決まったとPCのキーボードに文字を打ち込んで)
は、はい、ごめんなさ…ありがとうございます
(頭を上げるよう言われて気を遣わせてしまったと思い再び反射的に再び謝罪をしてしまいそうになるが、そもそも謝るなと言われているのに謝罪を繰り返すのは逆に失礼かと思い、感謝の言葉を言い直して遠慮がちに上目で相手を見やりモジモジとして。何気なく話しの種としてオススメを尋ねてみただけであったが真剣にこちらの提示した条件に合う本を探してくれているのを見ればやっぱり良い人だなと思ったがそれを言えばまた怒らせてしまいそうなため胸の内に留めておき「まだその本は読んだことないです。桐島先輩のオススメですしそれにします」聞いたことのない本のタイトルに未知の物語へ触れるワクワク感を感じてそれにすると即決して)
それでいい、やれば出来るじゃねぇか、上出来だ
(次にまた謝罪をしたら叩き出そうかと考えていたため、ギリギリで感謝の言葉に言い直した相手に満足気な笑いを見せ、上目などは全く気にせず賞賛の言葉を送ってやり。
検索欄を開いて5024番を検索し、眼鏡を直ぐに外して何か言いたげだった相手に目線を移す、言わんとしていることを追求したくはあるが、そんなことよりと居場所の割れた本のある棚に視線をズラし、椅子に座り直して。
「ミステリーの棚のNo5、1番上の棚の端っこだ、自分で取ってこい、俺がやんのは検索だけだ」
ピッ、とかなり遠くでかなり高い本棚を指差し、しっしっと追い払うように手を振り')
あ、はい、行ってきます…!
(目的の本のありかを指さす相手の指先を視線で追って、少しばかりぞんざいとも思える相手の物言いと態度にも嫌な顔一つせず素直に指定された本棚の方へと向かって。本棚に記載されている番号とカテゴリーを確認しながら目的の本棚を探して、少しして見つければその本棚の一番上の列を見上げ「えっと…あれかな……んん、届かない。もうちょっとなんだけど…」言われた通り棚の端っこの本を手に取ろうと手を伸ばすが身長が足らず届きそうになく、背伸びをしてみたりするもののそれでもギリギリ届かず困り果てて)
………
(健気な彼女の姿を遠くから眺め、意地悪にニヤニヤする、あの場所に本があるのは事実だがわざわざこの本をチョイスしたのはこの様子を眺めるためだ、行動パターンとは意外にも読みやすいもので思い通りの行動をするのを見ると、自然とニヤニヤが零れて)
うぅ…桐島せんぱーい、あの…手を貸してください、私の背だとどうしてもあそこの本棚に届きそうになくて…
(しばらく悪戦苦闘してみるもののどうしてもあと少しが届きそうになく、自分でとってくるよう言われた手前、手間をかけさせるのは忍びなかったが仕方ないと、カウンターへと歩み寄り間延びした声で名前呼びながら申し訳なさそうに助けを求めて)
あークソっ、忙しさがズルズル続きやがる。
やっと落ち着いたぞ……
まだ居る……とは思えねぇな…。
こう何度も再募集かけるのもなんだが、再募集だ。
俺にとっての居場所はここしか無いからな、オレと話したいとか、図書室、本に興味があるヤツはテキトーにプロフィールを置いてってくれ。
特にルールに変化はない、図書委員と図書室は生徒の来訪を待ってるぜ。
あークソっ、忙しさがズルズル続きやがる。
やっと落ち着いたぞ……
まだ居る……とは思えねぇな…。
こう何度も再募集かけるのもなんだが、再募集だ。
俺にとっての居場所はここしか無いからな、オレと話したいとか、図書室、本に興味があるヤツはテキトーにプロフィールを置いてってくれ。
特にルールに変化はない、図書委員と図書室は生徒の来訪を待ってるぜ。
名前/真宮寺美穂(じんぐうじみほ)
容姿/肩口まで伸ばした赤みがかった少しだけ癖のあるふんわりした黒髪を一房だけ左側で結っていて、ぱっちり二重の瞳はオレンジ色をしている。スカートは超ミニでレザーのジャケットを羽織ったりとパンクスタイルっぽく制服を着崩して着用している。身長は160センチで手足はスラッとしていて長め
チョリーッス!入っちゃってよき?あんた、図書委員っしょ?ちょいと探して欲しい本あるんだけど
(図書室へ入ってくるなりカウンターに居る相手へと駆け寄り)
見るからにハイカラでシティーなガールだな…。
だが本を探しに来たのなら図書委員として断る理由はない。まぁ……歓迎しておこう。
探してるのはどんな本だ、ちなみに雑誌は無いぞ。
(距離感の近い相手に少しだけ苦手意識を覚えるものの、すぐに備え付けのPCを起動して図書委員としての対応を始め)
ハイカラ?シティーガール?あはは、それは流石に今時ヤバみが深いっしょ!でも一周回って新しいかもね
(絶妙に古い表現にケラケラと笑って)
あざまる水産!ちな、探してる本はコレなんだけど置いてる?
(パチっとウインクをしてお礼言い、メモを手渡して。中に書いてあったのはごく普通の文学作品で)
ヤバみが……水産……?
何言ってんのかサッパリ分かんねぇ。
……これは、確か置いてある。文学系なら確か向こうの本棚に……いや面倒だな、検索するから少し待て。
(聞いたことのない単語に頭を抱えつつも手渡された軽くメモにしっかりと目を通してマウスをスイスイと動かし)
マジ?助かるわー、近所の本屋じゃ全然置いてなくてぴえんって感じだったし!
(テンションが上がって詰め寄ればパソコン画面を横から覗き込んで)
おい、このPCは閲覧禁止だ。
……あと近い、離れろ。
(少しだけ苦い顔をしつつ、やりにくいと言わんばかりに貴女の額を人差し指で軽く押し、側から離れるように促して)
えー!いいじゃん、堅いこと言いっこなしなし!ウチとあんたの仲じゃんかー…あ、もしかして調べごとしてると見せかけてエチエチな画像とか見ちゃってる的なパティーン?
(しつこく食い下がり、もしかして…とニヤっと笑って)
会ったばかりだろうが……あんま巫山戯たことばっか言うと追い出すぞ。
それに、このPCでそんな事できるか。
(はぁ、と呆れたように息を吐き、この女には何を言っても無駄だと割り切るとPCの操作に集中して)
エンカして言葉交わせば秒で人類皆友達っしょ!
んでんで?本は見つかった?
(自信満々に言い切ってサムズアップをし、目的の本の場所はわかったか尋ねて)
友達って単語を軽々しく使うんじゃねぇよ…
見つかった、図書番号2011……あの本棚の上から3番目辺りだ、さっさと取ってこい。
(冷たく呆れた声色で言葉を返して立ち上がり、奥の方にある本棚を指差すと再び椅子に座り込んで)
んじゃあ、ズッ友なら良き?
とりま、サンキュー!とってくるぜー
(ピースサインを顔に当てがってポーズ決めてから、言われた本棚へと真っ直ぐ向かって目的の本を見つけて手に取り戻ってきて)
ほいほい、じゃあ貸し出し手続きよろー
なんで逆に進化してんだ関係性が。
貸し出し手続きとか面倒だからナシだ、どうせ本の管理をしてるのは俺だけなんだし、読み終わったら返しに来い。
(きっちりツッコミを入れると、戻ってきた貴女に対して本をぺらぺらと捲りながら雑なのかしっかり考えたのかよく分からない対応をして)
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