図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
通報 |
それは確かにそうなんだけど…出来ればこの件には部外者を介入させたくないんだよね、それにそもそもそれがこの図書室にあるって確証もないし。キミもこの件の当事者として協力してくれるっていうのなら教えてもいいけど…どうする?
(ここまできて探し物があるという事実を隠し通すことは出来ないと悟って相手の憶測混じりの問いに素直に頷き、その上で秘密裏に動きたいことと、その探し物がここでみつかるという保証はなく、もしも見つかったとしてその全容を知った以上は協力者として動いてもらいたい旨を伝えて)
じゃあ協力してやるよ、俺も部外者をあんまりここに立ち入らせたくはねえし、当事者と成るなら俺はお前を歓迎しよう、知り合いには寛容だ。
(別に抵抗はない、ここは自分の図書室だ、そこを部外者に踏み入り、荒し回ることはそもそも嫌、だが知り合い、又は友人というのなら話は別、深く関わっておいて損は無い。
簡単に言えばそんなに興味無いけどとりあえず、といった形だ)
よし、交渉成立だね。私が探してるのは白鷺財閥の名義でどこかの図書館に寄贈された一冊の本だよ、表向きはどこにでもあるただの童話の本だけど、その本には先代の会長だった私のおばあちゃんが開発した特別なプログラムのアクセスコードが特別な道具を使わないと目視出来ないよう仕掛けを施して記されてるの。でも、財閥内部でのいざこざの中でそのことを知らない役員が蔵書整理だとかで全国各地の図書館にその本ごと大量の蔵書を纏めて寄贈しちゃって…だけど、私のお父さんが進めようとしているプロジェクトにはそれは絶対に必要になるものだって…プロジェクトさえ成功すればまた白鷺の元に財閥は一つになれる、だから必ず見つけ出したいんだ
(協力の約束をとりつけると自分が探しているのはどこにでもあるようななんの変哲もない童話の本に扮した社外秘の所謂ブラックボックス的なプログラムのパスコードが記された一冊の本であることを説明し、同時にそれが白鷺の名前の元に社運をかけたプロジェクトに関わるものであることから自分もそのために動いており、探し物の正体が正体だけに何を探しているのか話せなかったようで「それで、さっきまで一冊一冊これで確認してたって訳」そう言ってポケットからさっきの会話の中でも出てきた特別な道具であろう小さなルーペを取り出して見せて)
忙しすぎて顔見せさえできなかったとは……不甲斐ない。
ここでの立ち回り方もすっかり頭から抜けちまったが、募集して来るかね……?
まぁ、来なかったら単なるオレのジゴージトクなんだけどよ。
……っつーわけで、再募集する、ルールに変化はない。
不定期に募集かけるから、オレなんかと話したい物好きは好きにプロフ置いていってくれ、んじゃーな。
名前 嶋村未羽(シマムラミウ)
容姿 身長154cm。薄桃色のセミロングの髪の先端を二つに分けて結んでいる。紫色のタレ目。風紀委員の証である制服に合わせたマントを身につけている
ええと…こんばんは。こんな私でもお話ししてくれますか…?
ずっとここには興味があったんですけどいつも先客さんが居たので今回はタイミングが合って良かったです…
ええと…絡み文はこちらから出した方がよろしいですか…?それと、先に何か決めておいた方がいいこととかあれば話し合いましょうか…?
なんでか1000を超える言葉を交わしてるからなぁ、なんでだろ、まぁそりゃ何よりだ。
こちとらここに帰ってくるのが4ヶ月ぶりぐらいなんでな、そっちからで頼む、決めておいた方がいいこと……は、そっちの女に何か設定があるなら、それ以外は求めねぇ。
お話しの進行に合わせて少しずつお互いのことを知っていければと思っているので、とりあえず前情報としては私は風紀委員で図書室へ来るのも最初は委員会のお仕事絡みということぐらいでも大丈夫ですか…?
問題無いようでしたら初回出しますね?
失礼します…桐島先輩、居ますかー…?
(図書室へと入ってきて、控えめに図書委員長である相手の名前を呼びながら図書室内を一通り見て回ってからカウンターの前へとやってきて)
──人か。
居るよ、ご用件は……風紀委員か、オマエ。
(僅かな物音と声で人が来たことを察知し、本を整理する手をピタリと止めてカウンター席に立った。
そして適当な対応をしようと言葉を並べたが、相手の風貌を見て声色を変え)
は、はい、風紀委員所属一年の嶋村未羽といいます。えっと…あの…中央評議より通達です『図書委員長桐島三郎 左記の者の役員総会への参加義務の履行を要請する』…とのことです
(風紀委員と見るや態度が変わった相手に戸惑いオドオドしながらも自らの身分も添えて丁寧に名乗り。ここへ来た要件、即ち中央評議、正式名称は中央生徒評議会、いわゆる生徒会からの要請文をやや遠慮がちに読み上げて。やや形式ばった文章を意訳すれば委員会の代表者などの集う会議へ図書委員長である相手が参加義務を果たしていないことへの警告と出席を促すもので「会長は他の役員たちの手前桐島先輩だけを特別扱いは出来ないと言っていました。形式的にでも協力的な姿勢を見せてくれなければ庇いきれないとも…顔だけでも出しては貰えませんか…?」申し訳なさそうに眉尻下げて通達を出した張本人である会長からの伝言もついでに伝えて深々頭を下げて)
………チッ、中央評議のヤツらかよ。
出なきゃ立場は保証できない、って感じだろ、分かりやすい脅迫だ、まァ、出てないオレが悪いんだけどよ。
(内容を聞くなり態度を崩し、椅子に腰を下ろして背を預ける。代表者会議に出てないのはシンプルに出る必要が無いと感じているからであり、自分が体裁を守っていないのが悪いとは思っているが、どうにもやり方が気に食わず黙り込んで。
しかしこのまま黙りを決め込んで参加しない、なんてやっていては立場が危ういのは言った通り承知していて。
「……代表者会議ってのはいつやるんだっけか」
相手の様子を見て渋々、本当に仕方なさそうに、不機嫌な様子で聞いて)
………チッ、中央評議のヤツらかよ。
出なきゃ立場は保証できない、って感じだろ、分かりやすい脅迫だ、まァ、出てないオレが悪いんだけどよ。
(内容を聞くなり態度を崩し、椅子に腰を下ろして背を預ける。代表者会議に出てないのはシンプルに出る必要が無いと感じているからであり、自分が体裁を守っていないのが悪いとは思っているが、どうにもやり方が気に食わず黙り込んで。
しかしこのまま黙りを決め込んで参加しない、なんてやっていては立場が危ういのは言った通り承知していて。
「……代表者会議ってのはいつやるんだっけか」
相手の様子を見て渋々、本当に仕方なさそうに、不機嫌な様子で聞いて)
脅迫だなんてそんなつもりは……ごめんなさい…でも出ていただけるんですね、良かったです
(文面からしてそんな風に捉えられても仕方のない内容であり、まかり間違ってもそういった意図はないなどとは擁護のしようもなく自身は評議会の直属の組織である風紀委員の一員として評議会の意志を代理で伝えにきたいわゆる使いっ走りの立場でありながら強引なやり口については我が事のように謝罪をして改めて頭を下げ。それでも不服そうながら前向きな返答が得られれば顔を上げて安堵の笑みを浮かべ「次回の総会は明後日の放課後の予定になっています。予定とかは大丈夫ですか…?」次回の開催予定日を伝えてから、今日こうして声をかけてから大して日にちも開かないため急な事で大丈夫か相手を気遣って問い)
あー謝んな謝んな、悪ィのは中央の奴だろ。
……礼儀も知らないヤツが来たら即刻追い返してた、お前で良かったよ。
(彼女のような誠実で真面目そうな後輩が自分の責任でもないのに頭を下げるのは我慢ならず、謝らないよう言う、そもそもこうなってしまったのは自分のワガママであり、そう考えると中央評議の奴らの掌の上で踊らされている感があってまた腹が立つが、言ってしまった手前仕方なく耐えて。
「…明後日ならまぁ空いてる、顔出すだけだぞ」
相手の笑みから目を逸らし、本をぺらぺらと捲りつつ適当に返答して)
はい…参加さえしていただければ会長も納得されると思います。その、お優しいんですね?前にも何人か風紀委員からこうして出向いたものの一切とりあってもらえず門前払いにされたと聞いていたので本当はここへ来るのは少し怖かったんです
(聞いていたイメージよりはずっと柔らかい相手の態度に最初のような緊張したような雰囲気は幾分か和らぎ、穏やかな口調で本音を交えて少し饒舌にそう語りつつ胸元で両手を合わせ瞳を細めて。自分はよくて先人たちは悉くダメだった、その原因を突き詰めていけばきっと彼にとって礼儀のなってない人たちだったのだろうという考えに至り、単に相手の人間性の問題ではなくこちらの組織のあり方にも何か問題があるのではないかと少し考え、同時にもう少し目の前の桐島三郎という人物について知りたいと感じ「あの…それとは全然関係のない話しなんですけど…桐島先輩のオススメの本とかって何かありますか?せっかく図書室に来たので何冊か借りて帰りたいなって思うんです…」用が済んだと見るや読書に勤しむ相手におずおずと語りかけて)
ハイハイ……って、優しい?
…馬鹿言ってんじゃねえぞ、オレはただオマエの態度が前のヤツらよりマシだから通してるだけだ、勘違いするな。
(軽い返答をしていたものの、優しいという単語に瞬間で反応を示す、本に栞を挟んでパタンと閉じ、まず否定する。
言った通り、彼女と先人を比べての妥協のようなものである、これ以上押しかけられるのも迷惑だと思っていたから。
説明を終えるとすぐにまた本を開き、相手の考えなど知る由もなくぺらぺらとページを捲っていく。
そして相手から話題を切り出されるとまたもや栞を挟み本を閉じ、肘をカウンターに着いて。
「好みのジャンルは、オレのお勧めはオマエの趣味に合うかは分からん、情報が無けりゃ決めることすらできねぇぞ」
備え付けられた引き出しから眼鏡を取り出して目に掛け、同じく備え付けのPCを起動しつつ逆に聞いて)
はぅ…そ、そうですよね…調子に乗っちゃってごめんなさい……
(刺々しさを隠そうともしない相手の反応にビクッと身を竦ませて、今のは明らかに自身の距離の詰め方が不味かったと察すれば素早く頭を下げて謝罪を口にし。漠然とオススメについて聞いたが確かに好きなジャンルなどの情報が無ければ対象も絞りにくいだろうと納得すれば「ええと…そうですね…割とどんな作品も好きで色々なジャンルの本を読みますけど、強いて言うなら今日はミステリーとか推理小説を読んでみたい気分です」少しだけ考えた後で、手広く様々なジャンルを齧っておりそれなりに読書が好きということを示した上で敢えてその中で絞り込むならと今日の気分を相手へと伝えて)
トピック検索 |