高校 図書室にて、図書委員は在る。

オレにも分からん、なんか……こう、
心臓が痛い。（とりあえず思った事を口に出して）

ははーん…なるほど、わかりました！ちょこの記者としての勘がビンビンに訴えかけてきてます！それはズバリ恋ですねっ…なーんて…あはは…冗談ですよー(人差し指を立ててビシッと指差し、それから僅かに赤らんだ顔で冗談だと笑って)

恋……ふむ恋……無いな。
おまえの言う通り何かの冗談だろう、明日にでも病院に行ってみるか……（パンっと自分の?を張ると、キリッとした顔で課題に戻り）

悩むまもなく即答！？
…ええ、まあ、そりゃそうですよねー…もしくは桐島先輩を恨んでる不特定多数の人が夜な夜な藁人形に釘をこう…(ショックを受けたような顔を一瞬見せたがすぐ気を取り直し、丑の刻参りを連想させる動きをみせて)

始末されたくなきゃ其れをやめろ，ホラーは専門外だ。（ガシッと相手の?を押し潰すように掴むと、そう言い、シャーペンを走らせて）

わぷっ…にゃにしゅるんれすかー！［何するんですかー！］
わかりました、わかりましたよーう…もしかして先輩怖いんですか？(言われて素直にやめて、頬を軽くさすりながら茶化すように笑ってみせて)

怖くはない、単純に。
オレはホラーを描かない、
つまり、ホラーを得る意味がない。（単純かつ明快な理由を述べるものの、作家ならではの考えで）

ははあ…なるほど
じゃあじゃあ、私とのこういう付き合いは桐島先輩にとって少なからず価値があるものってことになるんですかね！？(期待に瞳輝かせて相手を真っ直ぐに見やって)

……ネタになる。（プイッとそっぽを向いてそう呟いて）

ネタってなんですかー！？あれですよね、ギャグ要因のネタキャラ的な何かじゃないですよね！？そういうマスコット的扱いはクラス内だけで充分ですからね！(ぎゃんぎゃん喚きながらそう食い下がって)

……それもある。（ボソリとそう呟いて）

桐島先輩にまでそんな扱いなんて…軽くショックです…(へにゃへにゃと脱力してテーブルへと突っ伏し、顔をちらっと上げて相手を恨めしそうに見て)

……ワリ，オレ今日用事あるんだ、おまえと付き合ってる暇はない、早退って事で話通しといてくれ。（唐突に話をぶった切ると、近くに置いていたリュックに色々詰め込み、立ち上がって、それはそれはもう、スクープの匂いがしていて）

ふぇっ！？いきなりそんな…待ってくださいよー！
行っちゃいました……むむむ、臭いますよこれはー…。ちょこの記者としての直感がこのスクープを追えと轟き叫んでます…！
そうと決まればレッツ尾行ですね！(相手の後ろ姿を見失わないようにコソコソと後をつけていき)

……はぁ。（昇降口から出て行くと、迷う事なくビルの路地に入って行き，すらすらとルートを違う事なく、
薄暗い路地を進んで行き、途中でため息をついて）

うぅ…なんだか不気味な場所ですね…こんな場所で桐島先輩
はなにをしてるんでしょう…
まさか、本当にアウトローな人たちとのお付き合いが……私が先輩を信じなくてどうするんですか、先輩はきっとそんな人じゃないです…(あまり普通の人の寄り付かないような場所へと入っていく相手に嫌な想像をしかけてすぐにかぶりを振って、想像だけで物事を決めつけてしまっては周りの噂話を広めてる人たちと同じだと考えて恐る恐るながらも相手を信じる一心で引き続き尾行をして)

………えぇ、はい。
コレですね、確かに渡しました。
では、給料をですね………。
…
ヴィクトリア期のウィジャ盤を取り寄せて金が無い！？
……はぁ、分かりました、お金が溜まり次第，連絡くださいね。（相手の死角の路地に入ると、そんな会話をして、
一度叫んで，そのあと呆れたように何かを渡して）

うぅ…ここからだと会話がよく聞こえませんね…はっ、今何か渡して…！
まさか本当に怪しげな取引を…！？
でも、確証もないですし……くぅ、気になります…！(しばらくして少し離れた場所で誰かと会話している声が聞こえてきて、会話の内容を聞き取ろうとするが絶妙に距離があってあまりよく聞き取れず、辛うじてわかったのは何かのやり取りをしているということで、しかしこれ以上近づこうにも隠れる場所もないため路地の角で歯痒い思いをしながら聞いていて)

……お願いしますよ、狂子さん。
（穏やかな声を最後に，足音が彼女の方へ迫ってきて）

あわわ！こ、こっち来ます！…うひゃあ！？(最後に相手が呼んだ名前らしきものは女性のもののようで、もう少し詳しくなんて考えていると相手がこちらへ向かってきているのに気付くまでワンテンポ遅れ、見つかる前に退散を…と慌てていたせいか足元にあったゴミに躓いて近くのゴミ捨て場に頭からダイブすれば激しい物音をたてて)