図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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あはは、三郎さんってば投げやりですねー(そんなことを言ってけらけら笑って)
「引き戻すとかそんなことを考える必要のない賢明な選択をパパにはお願いしたいところです」(やれやれ、と肩を竦めて)
は、はい、わかってますよう…それに、本当は詩歌の言う通りですし…二人は大事な家族ですからちゃんと三郎さんのことを認めて貰った上で婚約しますよ(予想以上に真面目なトーンで訴えかけてくる相手にたじろぎながらも、詩歌の言う通り愛情の裏返しでそんなことを言っただけだと説明をすれば自分の意思を伝えて)
『ん…パパにはしっかり厳しく見てもらいます、ダメと言われたら諦めるぐらいの覚悟です』(父親らしい相手の発言に頷きながらも、結局は自分の恋人より相手の言うことが何よりも一番であるようで)「そうですね…そのレベルはハードルが高いので多少は妥協しようと思います…でも、もしかしたらやっぱりパパを超える人は居ないという結論に落ち着くかもしれません」(などと真顔で言ってのけ)あはは…三郎さんは本当にモテモテですねえ、でも…詩歌と詩奈の気持ちが痛いほどにわかってしまうだけに私からは何もいえなくなっちゃうんですよねー
「娘としてパパに近いなんて光栄です…」(相手の視線に気づき、満足げに頷き)結局ちょこが一番精神年齢下ってことに対するフォローはないんですね…いいですいいです…(そんなことを言って面倒臭い感じに、いじいじして)
悪いか?(ムッとしてケラケラ笑う相手の頬をむにいと掴んで)
まぁそりゃそうなんだけどよ……
(相手に言われると何も言い返せず,最後には黙り込んでしまい)
分かってるなら良いんだ,家族は大事だ。俺が言えたことじゃねえんだけど。
…認めてもらえなかったらどうなるんだろうな……
(いつもの彼とは違うように,流石に親などが絡んでくると不安なのか,不安そうにそう言って)
最後に判断するのはお前で,俺はあくまで見るだけだ,
他人の嘘は人目でわかる,俺の嫌いなタイプは。
中身を見ずに判断する奴だからな。
(詩奈に微笑みかけて,自分の意思を大事にしてほしいのかそう言い,最後は知っているかのようにどんよりしながら言って)
2人は俺をなんだと思ってるんだ,矛盾性質の面倒な男だぞ。(真顔で言う詩歌と智代子に呆れたように自分を自分で見、判断したことを言って)
いやダメな部分継いでるからな!?(惚気る相手にそう突っ込んで)
だって…違わねえし,なぁ?
(同意を求めるように詩歌を見て)
わうー…いひゃいれすよー…!(頬をつままれると、そう抗議をしては手をバタつかせ)
「つまり私たち家族の幸せはこの場にいる全員以外ではあり得ないということです…それを覚えておいてください」(口調は落ち着いているが目線は力強く相手を見据えていて)
三郎さんのことだから心配してないですよー、三郎さんなら絶対に認めて貰えると信じてますし…もしも万が一のことがあっても諦めないで私のために戦ってくれますよね?(珍しく弱気な相手に全面的な信頼を寄せた笑顔でそう問いかけて)
『でも…パパが嫌いな人なら多分私も嫌い、になります…』(選択権は自分にあると言われてもしっくり来ないのかそう答えて)
「知ってます…こんな面倒くさいお母さんをお嫁に貰うくらいですからパパも相当な曲者です。でも、私を守り育ててくれた人…この血で今私が苦しまずにいられるのはパパのおかげなんですから」(相手の抱える問題点を理解したうえで、自分の背負った宿命に一緒に向き合ってくれた相手は特別なのだと譲らず)また思いっきりディスられた気がしますけど…でも、訳ありならちょこだって同じです。同情や哀れみではなく私と正面から向き合ってくれました、そんな人三郎さん以外にはどんなに探しても見つかりません(詩歌の発言に少しムッとしながらも相手がどれだけ自分にとって特別で、この想いが些細なことでは揺るがない強固なものであるかを話して)
「わ、私に振らないでください。お母さんが落ち込むと面倒臭いんですから…パパもいくら本当のことでももう少しオブラートに包んで…あっ…」(勢いで本音という名の言葉のナイフを突き立ててしまって、ハッとして止めた時には既に遅く、ジメジメとキノコでも生えてきそうな感じになっている智代子がいて)そうですよね…詩歌の言う通りどうせちょこは面倒臭くてお子ちゃまな母親ですよね…
痛いからやってんだろ?(一瞬で?から手を離すと,相手の首筋に指を這わせ,今度はくすぐって)
俺が俺じゃなくなっても大丈夫かなぁ,その幸せ。
(相手に見据えられると、聞こえていないとでも思っているのか,そう小声で呟いて)
俺が気にしてるのは,その親が桐嶋の家に関わりがあるか否かだ,俗に言う本家と元祖だったら……
ダメだ,それだけは。いくら俺と言っても抗えない。
(笑顔の智代子の目を手で無理矢理見開かせると,じっと見つめてそう良い,最後には気がまいってしまったかのようにくらりと揺らいで)
それつまり俺が気に入った相手はお前も気にいると思う,ってのと同じ意味だぞ?お前の意思は俺の意思じゃないんだ,お前がピンと来たやつで判断すれば良い(相手の未来を心配して,そう上手く説得しようとするものの結局ヤマカンで)
智代子は俺が今まで見てきた色で染まって決まり切った女とは違ったからな,異色というか……無色だったんだよ。
お前は混ざり血だからな,そして娘,守り育てるのは当然だ,あと,抗えたのはきっと自分のおかげだ。
(かなり悩んでそういうと,相手をそっと抱き寄せると安心したような声でそんなことを言って)
まぁお前に関しては会って少し経っただけで幽霊って気付けたし,俺以外のやつだったら縁切りだろうな。
ただ……因果だったんだろう,俺以外にそんな因,引っかかる奴居ないからな。
(ムッとする相手にニヤリと笑うとそんなことを言い,昔のことを思い出すようにそうぼやき,未来で愛しているから過去現在に至っても心の内では愛していたんだろう,と付け足すように言って,そんなことを話している間に家の前まで来ていて)
ま,こういう時はアレで行く,丁度家まで来たしな。(気付けば家の前まで歩いてきていて,ニヤッと笑うと智代子を軽くお姫様抱っこして)
______今から,お前を,抱く,OK?
(抱っこしたまま,耳元でガチトーンでそんなことを言って)
んんっ…ぅ…さ、三郎さん…意地悪ですよう…(ぞわぞわする感触に頬を上気させ、悩ましい声を漏らし)
「自我が死ぬことは=その人の死です…大丈夫な訳がないじゃないですか」(ジトっと相手を軽く睨むようにみやって)
私の血族…ですか…(相手の言葉に自分が異質な力を持っているという事実のせいか、もしも関わりのある一族だったならと気が気ではなく、俯いて)「それはないと考えていいです…私は前に神崎家について調べましたが、元は神裂(カンザキ)と呼ばれる一族であったようです…神裂の家は代々、特に女子が生まれつき人ならざる力を持って生まれることが多く昔はその力を使って各地の邪を祓う歩き巫女をしていたようですね、そしてそれがこの地に定住して今の神崎家になったということです…ただ…いえ、これについては気にする必要はないでしょう…」(二人の危惧しているようなことは無いだろうと話したが、最後に少しだけ言葉を濁して)
『パパがそう言うなら…しっかり自分で考えます…』(結局は相手の意見をそのまま受け止め、主体性のなさは相変わらずで)
「パパはそこまでわかっているんですね…確かに今無事なのは結果的には自分の力かもしれませんが、苦しい時不安な時我慢出来たのはパパがそばにいてくれたからです」(こちらからも背中へと手を回し、すり寄って)
あはは…そもそもあの頃のちょこが見えたのは三郎さんだけでしたし、縁も因果も他の人だとそれ以前の問題でしたね。ちょこを見つけてくれたのがあまりにも嬉しくて適当な口実つけて喧しいぐらい三郎さんに絡みにいったのも今となってはいい思い出ですねー(腕を組みうんうん、と頷きながら当時に想いを馳せ)
…えっ、えっ…えええええっ!?そ、そんな、三郎さん、ちょこはまだ心の準備というものがですね…えと、気持ち的にはオッケーといえばオッケーなんですけど…あううううっ…(落ち込んでいたのが嘘のように顔を真っ赤にしてあたふたしていたが、結局は抵抗も何もなく相手の腕の中で大人しくしていて)「…詩奈、今日は夕飯は外に食べに行きましょう…」『はい…それなら美味しいハンバーグ食べたいです…』(二人して空気を読んでそそくさと出かけていき)
今更気づいたのか?(パッと手を離すとニヤリと笑って)
だろうなぁ……娘に睨まれると、意外と凹むわ。
(知っていたような反応を返すと、相手に睨まれて悲しい表情でそんなことを言って)
へぇ神裂……神裂?
そりゃ……桐島には関係ねえけど………
まぁ大丈夫だろう,安心しろ智代子,今んとこは大丈夫だ。
(話を聞く限りは危険因子はないらしく微笑んで智代子にそう言って)
…将来が心配だぁ……(溜息をついてそう言って)
……そうか…俺は誰かの支えになれてたのか……
(少し泣きそうになりながらも,言葉を絞り出し,抱きしめる手に力を込め言って)
ほんとな,しつこいほどだったが,嫌と感じなかった俺もその時から知っていたんだろう。
(同じく思い出に浸るように過去を思い出してそう言って)
2人も居ねえし,水入らずに,楽しもうぜ?
(2人が出かけていくのを見ると,家の中に入りトサッと彼女をソファに落とし組み伏せると,体を重ねつつ耳元でそう囁いて)
知ってます、知った上で抗議しているんですよー!…でも、相手が三郎さんだから本気で怒れなくて困っちゃってるんです(そう拗ねた様子で頬を膨らませながら)
「私だって好きでパパを睨んでるわけじゃないです…ですから、私にこんな顔をさせないよう精一杯努力をしてください」(こちらもすぐに寂しそうな顔に変わると相手へとそう真っ直ぐに訴えて)
そうですかー、良かったですよー…えへへ、じゃあ後はお父さんとお母さんに許可を貰うだけですね!(相手と詩歌がそう言うのならきっと大丈夫だろうと納得すれば安堵して微笑みながら浮かれたようにそう言ってのけ)「……パパはどこまで知っているというのですか…」(神裂の名を口にした時の相手の微妙な引っ掛かりにポツリと独り言のように呟き)
『大丈夫です…パパには心配をかけさせません…でも、心配かけさせた方がもっと気にかけてくれる…?』(最初は頷いて見せたものの、少しして真剣にそんなことを考え始めて)
「当然じゃないですか…パパがいるから私もお母さんも詩奈も今幸せなんですよ、月並みな言葉ですが人はみんな支え、支えられ生きているんです」(泣き出しそうな声に顔を上げて、そう微笑み)
しつこいって、その言い方はどうかと思いますよー…なんて、三郎さんなりの照れ隠しですよね、知ってます(唇を尖らせて不満そうにしていたのも束の間、すぐにそんな調子のいいことを言って満面の笑顔で首を傾げ)
……はい、せっかく久しぶりの二人きりの時間ですから…沢山愛してください(いつになくしおらしくなって、相手と唇を重ねれば身を委ね)
じゃあ何しても怒らないか?(ふと疑問に思い,そう聞いてみて)
善処いたしますっと…いやでも他に表情あるじゃん、お前も智代子の娘なんだから、笑う顔が似合うと思うぜ?(渋りつつも答えた後、相手の口の端に指を置くとグイッと引っ張り,無理やり笑わせて)
その親は何処にいるんだよ、お前が死にかけてた時も音信不通だったんだろ?(相手は浮かれているが、子を諭すようにじっと見つめてそう言い)
…強いていうなら、全部、だな。
(耳は良いらしく、智代子に絡むような形をとりつつ、詩歌の耳元で囁いて)
んー、まぁ俺は完璧な女より少し抜けてて可愛いヤツが好みだな,智代子がドンピシャだ。
(サラッと自分の好みと好意を同時に口にして)
じゃあ,次はお前らが俺を支える時だぞ?
(泣きそうな顔から一転,ニンマリとした満足げな顔をしてそう言い)
おー,分かってるじゃねえか,ただ。
素直にそういうこと、言わない方がいいぞ?智代子。
(感嘆の息をつきそう称賛するものの,すぐに恥ずかしくなったのか,智代子の?をむいーと伸ばしてそう言い)
ん……(身を委ねられると,以前の同じように,肌を重ね,たっぷりと愛し合い,そのままソファで2人して眠りにつき)
三郎さん…その手には乗りませんよ!私だって学習するんです、何しても怒らないとヘラヘラ笑いながら安請け合いしちゃう私はもういないんですよー(思いっきり胸を張って相手をジト目で見上げ)
「なっ…ちょっと、やめひぇくらひゃい…!」(頬を無理やり引き伸ばされ歪な笑顔になりながら、手を出してささやかに抵抗をしていて)
えーと…そうですね、私も海外にいるって事しか…私が眠っていた6年間連絡をとっていたのは詩歌ですし(相手の問いかけにハッキリとは知らないと少しバツが悪そうにしながら詩歌へと目をやり)「今はアメリカです…私が後で連絡をとってアポを取ってみますからそれまで待っててください。……パパにはまた後で個人的に話しがあります…」(智代子の目線に小さなため息を吐いてからそう話して、それから相手の方へ向き直れば二人には聞こえないほどの小さな声でそう語りかけ)
『ん…パパが惚気てきます…私、ダシにされました…』(口をへの字にして相手を見上げ)もう、三郎さんってばしょうがないですねえ、ちょこ的には少し抜けてるっていうところに少し物申したいところでしたけど、そんな風に言われたら怒れなくなっちゃいましたよー…えへへへ(ぺしぺしと相手の肩を叩いてデレデレと笑い)「はいはい、諦めてください…パパとお母さんは昔からこうなんですから今のうちに慣れておいてください」(慣れた様子で詩奈を宥めて)
「当然です…沢山親孝行をさせて貰うつもりなんですから覚悟しておいてください」(深く頷き、冗談めかしてそう口にして)『私も頑張ります…だから頼ってください』(小さな子供なりに使命感を燃やし)
だからいひゃいですってばー!…それに、智代子じゃなくてちょこって呼んでください(頬を引っ張られるとイヤイヤして振り払い、そして少し警戒したような目を向けながら呼び方を訂正させようとして)
ん…三郎さん………(安らかな寝顔で、相手の名前を甘えたような声で寝言で呼んで)
!…そうか…ダメ,か……(相手に断られると明らかに落ち込み,しゅんとした顔で俯いてそう呟いて)
……じっとしてろよ。(相手に抵抗されると,そう小さく囁き,手で広げられた唇にキスをして)
そういえばお前6年も寝てたな……
アメリカ……ランプティフューゼルが出たと聞くし……
生きてるといいな,お前の両親。
(自分にしかわからない何かの名前を口にして心配そうにアメリカにいる両親の事を言って)
…りょーかい。(そう小声で言葉を返し)
ダシにしてやったぜハハハ。
(明らかに棒読みだが,智代子の頭を少しだけ撫で,少し詩歌の発言に違和感を抱きつつも言い切り)
まだ先の話になりそうだが,期待しておくぞ,お前達。
(にこりと笑い返すと,二人を抱きしめて)
それは2人っきりの時っつー約束だろ,俺も恥ずいんだよ察せ。(ズボッと引っ張って開いていた相手の方に人差し指を軽く入れ,察せと少し無茶な事を言って)
……ちょこ…(2人きりと本能が理解したのか,そう呼称して,力強く抱きしめると詩歌と詩奈が帰ってくるまでそうしていて)
あっ…や、やっぱりダメなんかじゃないです、三郎さんからならどんなことでもウェルカムです!(落ち込んだ相手を見ればすぐに意見を180度曲げて)
「んんっ…ぱ、パパ…」(突然のキスに目を丸くして呆然として立ち尽くし)
ちょ、ちょっと!?三郎さん、なんて不穏なことをいうんですかー!大丈夫に決まってるじゃないですか!ね、詩歌?(不安を煽るような相手の発言に取り乱したが、すぐに落ち着きを取り戻し詩歌へと確認をして)「そうですね…つい先日も連絡をとりましたがその点については問題なさそうでした…」(智代子の不安を取り除くようにそう答えるものの、表向きではわかりにくいが少し煮えきらないようでもあって、嘘もついていないが同時に隠し事もあると言わんばかりの様子で)
『パパにはやっぱりかないません…でも二人が幸せそうだと私も幸せ……』(智代子を撫でる相手の様子を眩しそうに見つめていて)
「それは残念ですね…私としてはいつでも準備万端なのですが…」(今ではない先だと言われて少しだけ残念そうにしながらも抱きしめる腕には嬉しそうで)
むう…三郎さんが意地悪をするので私だって少しぐらい意地悪したくなったんですよー、三郎さんを恥ずかしがらせてやろうと思ったんです(そんな滅茶苦茶な理屈を得意げに述べ)
……あ、三郎さん、二人が帰ってきたようです…(暫くそのまま眠り続けていたが、たまたま目が覚めたタイミングが二人の帰宅した声が聞こえると相手を揺り起こしてそう告げて)
それならよかった。
(スンッと元の態度に戻り,微笑んでそう言い)
……(無言で唇を話すと,相手の顔から手を離し,そのまま目を逸らして何も言わず)
それなら大丈夫そうだな,ただ,俺はお前の方が何倍も大事だがな,智代子。
(結局惚気に走り,落ち着いた彼女の手を握って)
…(だいたい察しているものの口には出さず,詩歌をじっと見つめるだけでその場を済ませ)
お前も娘なんだから幸せになってもらわないと困るしな。
(智代子を撫でるついでに詩奈を抱き寄せ,相手の顔を自分の胸に埋めて)
それはそれで良いじゃねえか,あとの楽しみとして取っておける。(相手の耳元で囁くような形になりつつも,そう言って)
言ったなお前,なら俺もお前に意地悪するぞ?
(相手の理屈通りなら,という事で,一旦相手から離れて,両手をわきわきさせながら怪しい笑みを浮かべてそう言い)
…も少し……このままで…(寝ぼけ調子で2人が帰ってきたことなど眼中にも耳にも届いていないのか,揺らしてきた智代子を抱きしめてそう言い)
もう、三郎さんってばしょうがないですね…私ぐらい寛大な子は中々そうはいないんですからね(何故かそう威張って言い、腰に手を当てて胸を張り)
「口にキスは反則です…禁じ手です、嫌か嫌じゃないかで言えば嫌じゃないですが…」(少し取り乱しながらも、気持ちを落ち着けてそうぼそりと呟いて)
それは私だってそうですよー!家族は勿論大事ですが未来の家族である三郎さんだって大事で特別です!未来が不確かで約束された未来なんて無いとしても、どんな分岐の果てにもちょこは三郎さんとの未来にたどり着いてみせます(約束です、と微笑みかけて繋がれた手をもう片方の手で包み込み)
『パパがいて、お母さんがいれば私はそれで幸せ…』「……」(詩奈の言葉を聞き、物言いたげな目を向けていて)
『詩歌お姉ちゃんも…』「っ……」(視線に気付いて慌ててそう付け加えた詩奈を堪らず抱きしめて)
「ええ、それもそうですね…長い時間をかけてゆっくり返していくそんな未来も楽しみです…」(相手の言うことももっともで、コクリと頷いて見せて)
えと…それはいいんですけど、場所が場所なので手加減してもらわないと立場が危ういのは三郎さんですよ…?(相手の迫力に気圧されながらも、一応まだ自分たちがいるのは外だということを忘れないようにと忠告をしておき)
うう…わ、わかりました…もう少しだけ、ですよ…?(最終的には相手のそんな要望に逆らえず、抱きしめ返して甘い声で囁き)
「…いいですか詩奈、こういう時娘というのは空気を読まなければいけません。気配を殺してさも何も見えず聞こえないフリをして通り過ぎるんです」(二人の様子をチラリと見てから後ろに続く詩奈へと小声でそう話して)『ん…わかりました…そろりそろり…』(短く答えて詩歌に倣って抜き足差し足でその場を通り過ぎて自室へと向かい)
______閃いた。
(相手が寛大だの何だのいうため,相手が胸を張っている時,そう呟くと相手の胸に手を置いて,怒られるか試してみて)
…その,〝自分のモノ″には証を付けておきたい獣的本能というか……(サラッと詩歌は自分のモノだとめちゃくちゃを言いつつ,赤面して相手の顔を見て,ごにょごにょと言い訳のような事を言って)
まぁ正直,ただ幸せになりたいだけなら乗り換える事を勧めるけどな,俺との結婚は茨どころか針山の道だし。
(本心ではそんな事思ってもいないが,そんな事をつい言ってしまい,相手の手首を掴むと,自分の口元まで持ってきて手の甲に片付けをして)
…一番子供が気を遣えるって,どうなんだろうな。
(苦笑しながらそんな事を言い,抱き合う2人を素早い動作でいつのまにか手に入れていたスマートフォンで撮影し,保存して)
花婿を迎える頃には返し切れよ,いつまでも縛って置くわけにはいかないんだ。(なんやかんやで娘達の未来を一番心配しており,そう言って)
じゃあ帰宅したら何でもしていいんだな?
(そういう意味ではないはずだが,思考がバグっているらしくそう解釈して智代子の手を取り,子供のように言って)
わかってる,わかってるよ……
(甘い声,甘い香りのする相手を更に力強く抱き締め,第二回戦を始めたいという欲望を抑え、わかってると言葉だけは言いながら、貪るような,ディープなキスを智代子と交わして)
なっ…もう、閃いた!…じゃないですよー!そ、そんなにちょこのここがいいんですか…?(耳まで真っ赤になって抗議をするが本気で怒っている感じではなく、むしろ自身に触れるその手をチラリと一瞥しては上目で問いかけ)
「とかなんとか言って本当は実の娘に欲情しちゃってるんじゃないですか?」(少し頬を赤らめながらも平静を装ってそうニヤリと笑い)
三郎さんは嘘つきですね。この二人がこうして健在であることが何より三郎さんの本心を示してます、三郎さんがその気になったらちょこがどれだけ追いすがってみたところで無力なのは私が一番よく知ってます(自分たちの愛の結晶たる二人が消えずに存在していることはすなわち自分の気持ちが一方通行などではないことを示していると自信ありげに頷き)
ふふふー、これも未来のちょこの教育の賜物ですよー。…あっ、後でその写真私にも送ってください(ここぞとばかりにドヤ顔でそう答えて、娘二人の抱き合う姿の写真を要求して)『今の私があるのはお母さんとパパのおかげです…』(相変わらず空気を読んでそう頷いてみせて)
「何を言ってるのですか…結婚しても恩は返し続けますよ。だって、可愛い孫の顔を見せるのも立派な孝行じゃないですか」(ふふん、と得意げに笑って小首傾げ)
えっ…あぅ…その、えっと…そ、そういうことになりますかね…(こちらも大概マトモな思考をしていないようで瞳泳がせながらも許容してしまっていて)
んっ……えへへ…なんて言ってるちょこが一番この展開を望んでいたのかもしれませんけど(唇を重ねて貪り、それから顔をゆっくり離せばそう冗談めかして口にしては肩を小さく竦めて)
嫁ならどこでも好きだぞ,俺は。
(パッと手を離すと,相手の頭をぽんぽんと叩き恥ずかしげもなくそう言って見せて,しかしそれは話題逸らしと同義であり)
安心しろ,欲情してたら問答無用で寝込み襲ってる。
(にこりと笑いながらそういうものの,冗談には聞こえず、本心からその一言を言っていることがすぐにわかり)
言うようになったな、いや今更か。
そうだな,お前の言うことは正しい、俺はお前を愛しているし、その娘も愛している。そりゃそうだよ。
(いつも通りそう言うものの訂正し,すぐ後に苦笑を智代子に向けてそう言い,2人を見て,智代子を見て,そう言い)
未来の俺家庭放ったらかしにしてたらしいし、そうといえばそうなのか……?あ,写真送っとくわ。
それで,どうなんだ、詩歌,詩奈。
(未来の自分をまた恨みつつそう言うものの,しつけや教育をしたのは一体どっちなんだ,と言う疑問が湧き,経験者である2人に聞いて)
いやあのな,結婚しても俺にべったりみたいな感じは絶対ダメだからな?結婚したら相手との時間を最優先にしろよ。
孫云々はまた面倒な話になるし,まだまだ先だっつーの,
(未来の家系図がおぞましい事になりそうだと震えつつ,今のままだと本当にそうなりそうな為,一応注意して額を小突き)
言ったな,言ったからな,あとで泣いても知らんからな。
(三段活用をしつつ嗜虐的な笑みを浮かべ,舌舐めずりをしてそう言い)
お前も大概だなぁ……
(緩い顔をしながらだらけた顔でそう言い,しばらくそのままでいたものの)
さて……もう終わりだ終わり,お前はまだ孕まないようにしとけよ。(切り替え,立ち上がると服を着直して相手の服を押し付け,サラッととんでもない事を言って)
も、もう…恥ずかしいじゃないですか…ていうか、そういうセリフはもうちょっとタイミングを選んで言って欲しかったですよー(嬉しいことを言われて照れ臭そうに、にへらと笑うが胸を触ったことは帳消しにはならないと言わんばかりに小さくため息つき)
「そうですか…確かにそうですね、パパは据え膳食わぬは男の恥を地で行く人ですから…残念です」(智代子への相手の普段の態度を思い返し、納得して頷き最後に冗談とも本気ともつかない口調でそんなことをポツリと付け加え)
えへへ…知ってますよ!それが分かるから私は尚更三郎さんから離れられなくなってしまうんです、余計に好きになっちゃうんですよ(相手の気持ちがわかるだけに余計に自分の想いも上乗せされていくのだと胸元に手を当てて微笑み)
「そうですね…パパと家族らしく一緒に過ごせたのは短い期間ではありましたが、勢いとテンションで家事をするお母さんにパパは毎日振り回されて、私にはあんな風にはなるなとよく言ってました…ああいった手合いはあいつ一人で手一杯だと…」(ある意味智代子を反面教師的に見ながら相手の言葉に従った結果が今の自分だと話して)『ん…私も同じような感じです…』(コクリと頷き)うわーい、それ素直に喜んでいいのか凄く複雑ですよー!(ある意味自分が娘二人の人格に影響していることがわかったが内容が内容だけに素直に喜べず、そう声をあげ)
な、泣かすような酷いことをするんですか…!?どうせ泣かすなら鳴かせて欲しいです…な、なーんて!(言葉だけでは伝わりづらいニュアンスでそんなことを言ってはすぐに顔を真っ赤にして冗談と笑い)
なっ…何を言ってるんですかー!ていうか、三郎さんもそんなことを言うなら中じゃなくて外に………(相手の爆弾発言にそうムキになって反論し、そして最後は消え入るような声でごにょごにょと呟いていて)
悪いな,そう言うの察するの苦手なんだ。
(苦笑しながらも申し訳なさそうに言い,ため息を吐く相手に思わず悲しみを感じ,抱きしめてみて)
ならお前一回抱かれてみるか?
(相手の発言を一言一句聞き流しておらず,相手にずいっと顔を近づけると,本気でそんな事を言って)
俺知ってるぞ,それ依存って言うんだろ
(ニヤリと笑いながら,言うまでもなく相手は自分に依存しきっていると自信ありげに言って)
未来の俺は苦労してるなぁ……他人事で済まねえってのがまた……智代子,お前あとで家事学べ。
(情報を提供されると空を見上げながら黄昏るようにそんな事を言い,智代子の方を向くと,みっちり仕込むと言わんばかりの笑顔と言葉を口にして)
俺は鳴かせるのも好きだぜ,お前が言うならそうしてやるよ。(相手の意思を汲み取ったようにそう言い,嗜虐的な笑みを浮かべ続けて更に囁いて)
外に出したらソファー汚れるし……何より,
気持ち良かったろ?(そう言い訳じみた事を言いつつも,相手の耳元で生暖かい息と共にそう囁いて)
苦手なんじゃなくて、わざと鈍感なフリをしてるんだと思ってました(腕の中に収まり、上目で見上げながらそう冗談めかし)
「本気ですか…!?一応時間軸は違えど親子ですよ…?それに、それはお母さんへの裏切りになってしまいます…」(いざ相手にそう言われると尻込みしてしまい、俯き)
確かに今のちょこは三郎さんのその声、その笑顔に生かされて息をしていると言っても過言じゃないです(うんうん、と相手の言葉に頷き断言し)
「ええ…とても苦労してました…ちなみにお母さんは家事はちゃんと覚えてはいたんです…ただ、何でもない日に年末大掃除的なノリで掃除を始めたり、突然思い立って満漢全席を作ろうとしたり…頑張る方向性がアレでした」(当時を懐かしむように呟けば遠い目をして)三郎さん!未来のちょこは敏腕ですよ!フルコースだって振る舞ってあげちゃいますね(詩歌の発言を何故か都合よく好意的に受け止めて満面の笑顔浮かべていて)『パパ…頑張って』(親指をグッと立てて生暖かい目をしていて)
えと…うぅ…よろしくお願いします…(相手が承諾をしてくれるとは思わなかったのか緊張したように身を竦め、ボソボソとそう呟いて)
それは…はい…って、女の子になんてこと聞くんですかー!うぅぅ…もうお嫁に行けません、なので三郎さんが責任取ってください…(そう口実をつけて、改めて彼を見やりこちらから唇を塞ぎ)
それもある。(正直に答え,上目遣いな相手の唇に唇を重ね,外だと言う事を正に失念していて)
この時間軸じゃお前はただの女だ,智代子もそれくらいは許してくれるだろ。(そんな浮気相手のような会話をサラリと進め,相手のことを1人の女として見ていると初めて告げて)
それもはや生命維持を俺がしていると同義じゃねえか,怖えよ。(依存を治せるだろうかと割と真剣に考え,頷く相手に悩むような顔を向けて)
やりかねんのが智代子なんだよなぁ……あとお前は引っ込んでなさい。(頭を抱えて思い詰めているようで,調子に乗る智代子の額を小突き,詩奈も道連れと言わんばかりに手を引いて抱き寄せて)
お前ホントちょろいな(相手の手を引きながらエスコートし,いつも通りさんな軽口を口にし,手を絡めて)
お前後半声出してるだけでされるがままだったもんなー,
責任なんて取るに決まってんだろ,娘もう居るんだから。
______そんで?詩歌と詩奈はいつまで覗く気だ?
(思い出すと少しクるものの,すぐに切り替えて2人の娘を思いそう言った直後,部屋に戻ったはずの2人の気配を扉の隙間から目線と共に感じ,そう言葉を投げかけて見て)
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