図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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そうです、諦めない限り…です。ちょこは諦めも聞き分けもあまりいい方ではないことに定評がありますからその辺は任せておいてください!(ふふん、と胸を張って得意げにそんなことを言ってのけ)
「そうですね…曰く、大事な家族の前でぐらい見栄を張りたいのが男ってものなんだよ…だそうで…」(未来の相手のセリフを思い出しながら口にして頷いてみせ)
うぅ…わかってますけどー…(頬をぷうっと膨らませて、とりあえず一旦は黙ったものの恨めしそうな目を向けていて)
「まあ、半分ぐらいは冗談です。なんだかんだパパにはお母さんが一番お似合いですし…」(しれっと、そんなことを言うが半分は本気だったともとれる口ぶりで)『パパ以外のいい人さがします…パパよりカッコよくて頼りになる人…』
きっと居ますよ、だって、私が離してあげませんから…それに、私ではもしも不足でも可愛い娘二人を置いてどこかへ行ってしまうなんて、三郎さんにはきっと出来ないと思いますから(少しだけ寂しそうな笑顔で、それでもそう断言をして)
よーく知ってるよ,お前のことは多分誰よりも知ってる。
(優しく微笑むと得意げな相手の胸に安心させるつもりで手を置き,キュッと握って)
未来でも俺は俺ってことか……納得。(ふむふむとうなずいたのち,少し笑ってそう言い)
俺が愛するのは智代子1人,それは変わらない。詩歌の言う通りだ。(智代子の肩を抱き寄せるとニヤリと笑って,そして詩歌の方を見るとウムウムとうなずいて)
そのハードル低すぎるから自分がいいと思った人にしなさい。(自分を過小評価してそう言い)
……俺の意思に反して体は行動を起こすんだがな。(少し俯いてそう言い)
んっ、ちょ、ちょっと、三郎さん、なんというかですね、こういう場所に触りながらそういう事言うといかがわしい意味に…んん(頬を上気させながら少し余裕のない反応をして)
「それはそうですね…いくら時間軸が違っても赤の他人という訳ではありませんし、そもそもそれだったら私や詩奈がこうしてパパに惚れ込むこともないでしょうし」(当然だとばかりにコクリと頷いて)
『ラブラブ…羨ましいです』(二人の関係性を見て憧れの目線を向けて)「全くもってその通りです…お母さんが相手じゃなければ略奪も辞さないのですが…パパは実の娘からこれほどまでに思われるぐらいの人材だと自覚するべきです」(詩奈に対する発言にはそう苦言を呈して)
そうですよね…でも、私一人じゃ三郎さんを止められなくても今はこんなに頼もしい二人の娘が居てくれますから、みんな一緒ならきっと三郎さんの人生を変えられると信じてます(何の根拠もないがそう自信たっぷりに言えば相手の手を握って)
いやそういう意味じゃねえからな!?
……いやそう言う意味を含んでるかもしれん。(パッと手を離すとそう弁解すらも,顎に手を置いて考え込み、そしてキリッとした顔でそう言って)
うーむ,ただそうなるとタイム・パラドックスがどうしても理論式の邪魔を……(相手の未来や過去の自分の話を聞いていると,くるくると指で円を描くように宙を回し,そう言って)
当然!俺を見捨てたあのクソ血族はどうせ俺は独り身で野垂れ死にするとでも思ってんだろ!ざまぁみやがれ!(憧れを目を向けられると自信満々にそう言うも,なぜか途中から自分の血族への悪態になり,結局悪い顔をして叫んで)
略奪はしても略奪を返されるから俺がキャッチボールされるから永遠に終わらんぞ。
あと俺は矛盾している男,何もいいとこなんて無いさ。
それよりほら,帰るぞ。冷え込んできやがった。(少し分かりづらい例えを口にし,そして何か変なことを言ってやれやれと言わんばかりに手を振ると、ブルッと体を震わせてくるりと帰り道の方を向き,歩き出して)
本当にお前らしいと言うか……せめて根拠を提示しねーと俺も安心できないぜ?(薄く微笑むと握られた手を握り返し,そのまま帰路につこうと歩き出して)
もう、三郎さんってば…こういうことをちょこ以外の子にしたらダメですよ…?あ、勿論それより軽いことならいいってことでも無いですからね!?(照れたような顔をしながらも、相手の行為をなんだかんだ許容するような発言をした後で一応そう念押しだけはしておき)
「そうですね…正直この状況は理屈上ではイレギュラーという他ないです、が…理屈だけで片付かないことがあるのはパパや詩奈、そして私やお母さんの持つ力が既に証明しています、ですからそういうこともある…ということで片付けるしかないのではないですか?何よりパパや私と詩奈がそれを望んでいる訳ですから」(理屈で考えることを早々に放棄して、現状こそが自分たちが望んだ形であるという事実を受け入れればいいのではと話して)
『パパ、苦労人…?癒してあげます…』(思いっきり態度を豹変させた相手に目を丸くしたが、すぐに気にしなくなって腰辺りに抱きついて)
「そうでもないですよ、敵を沈黙させてしまえばそこでその応酬は終わるんですよ」(そんなことを口走り、ドSな笑みを浮かべて)詩歌なら本当にやりかねないのが恐ろしいですよー…物理的よりも精神的な方向で追い詰める天才ですから…(何かを思い出したのかブルっと身震いをして)
「その点についてはパパになんと言われようと私の意見を曲げることはあり得ません…寒いなら温めてあげますよ」(相手がどれだけ自分を卑下しようとこちらの想いは変わらないと断言し、腕に抱きついてみせて)あー、詩歌ずるいですよ、私も私も(負けじと反対の腕に抱きつき)『私も…』(背後から抱きつき)
根拠は愛は全てを超越するから!…じゃ、ダメですかね…?(そう力強く断言した後であはは…と苦笑して)
俺が浮気するとでも思ってんのかお前は。
(少し怒ったように相手のほっぺたを引っ張り,すぐに離すとキスをして)
それは……そうだが。(理想の形,望んだ姿,自分でもそう思っているならそれでいい,相手と同じ結論に至り,悩んだようだがすぐに納得して)
うーん,俺はそこまでは望んでないんだ,奴らに対する復讐は俺が人間としてこの世に溶け込めた時に達せられる,今はいい。(抱きついて来た詩奈の頭を撫でつつそう言い,2人を見ると苦笑しつつ相手の言葉を自分とは一応違うと否定しておき)
いやまぁお前がそう思うならいいんだけど。
……動けないんだが。(相手が自分をどう見ているのかがイマイチわからずそう伝え,抱きつかれて完全に動けなくなった手と体をそのままにし,そう短く困ったように伝えて)
それもまた良き(少し変な口調でそう言って)
あぅ…そういうつもりじゃなくて、ですね……もうっ、それもこれも三郎さんが散々意地悪でちょこをからかうからいけないんですよー!だからこういう予防線を張る癖がついちゃったんです、ちょこは悪くないです、うんうん(相手からの指摘にたじろいだが、すぐにそう開き直ったように口にすればうんうんと何度も頷いてみせ)
「…それに、もしも私たちにまた何かがあった時パパはきっと助けてくれると信じているので…」(様々な問題を丸投げにしていると考えられなくもないが、何かあった時きっと相手は自分たちのために力を尽くしてくれるはずとそんな確信を抱いていて)
『ん…喧嘩はダメ、戦わないで済むならそれが一番です…』(直接的な復讐をするつもりはない様子の相手の考えに賛同して頷き)「そうですか…でも、もしも私の助けが必要になればすぐに言ってください」
『私だけ仲間外れはヤです…それじゃあ、肩車してください…』(背後から回していた手を解いて、両手を上げてせがみ)詩奈羨ましいですよーむむむ…もう少し、この身体が小さければそのポジションは私のものだったんですけどー…(羨ましそうに口にするが本気で言っている感じではなく、冗談まじりで)「流石は幼い頃の私…抜け目ないですね…」
ふふふー、何よりこういう根拠とかは言葉で示すよりも態度とか行動で示していく方が私らしいんですよー(なんて言って、ニンマリと笑い)
俺のせいかよ?俺はお前以外愛さないぞ?
(困ったようにそう言うも,最後はきっぱりと言い切って)
娘は助ける、妻も助ける。
俺はそうするつもりだよ。信じてくれ
(丸投げにされても問題ないように,相手に信頼されていると何処か悪い気はしないのか,そう言って)
娘の力は借りねーよ
(そう言い切って見せ)
今お前ら俺の体のこと心配してねーな,労われよ。
(自分の目の前でポジション云々の話をする妻の娘たちを見ると苦笑いしつつそう言って)
お前らしいな。(薄く微笑むとそう言って)
もう、そうやって上手いこと言って私を懐柔しようとしても…えへへへ…(自分だけと言われて、嬉しい気持ちと相手の口車に乗せられてたまるかという気持ちがせめぎあって最終的に嬉しさが勝ってデレデレと笑い)
「当然信じてます…かつては少なからずパパを憎んだ私ですが、失望までは出来ませんでした…だからこれからも失望させないでください」(そんな生意気な発言をしては挑発的に笑って)
『…一人で寂しくない、ですか?』(力を借りないと頑なな相手にコテリと首を傾げ)
あははー、頑張ってください!あなた…なーんて、えへへ(一家の大黒柱として頑張れとそう冗談めかした発言で無責任なエールを送り)『パパ…肩車…ダメ、ですか?』(両手を上げたポーズのままじいっと相手を見つめていて)
ですよね?だからこれからもどんどんアピールしていきますから、私から目を離さないでいてくださいね(ピョンと一歩前に進み出て、後ろ手を組んで相手を振り返れば満面の笑顔を見せて)
ホントお前チョロいよな,すぐに脳味噌蕩けそうな感じだ。(すぐに笑顔になる相手に呆れ,しかしすぐに訳の分からない例えを出すと,頭を撫でてやり)
それは確信持てんな,何せ俺みたいなヤツ、失望されたっておかしくない。(相手が生意気な態度を取ると,そう冗談のような本音を口にし、自分に呆れたように手をひらひらと振って)
寂しくないさ、俺は今まで1人だったんだから。
(智代子と出会う前の自分を思い出し,懐かしむように空を眺めて)
気が早えって何度言えばわかる。(そう言いつつ悪い気はしないらしく、自然と微笑んでいて)
いやお前女だろ,肩車は色々と……な?
(詩奈の小さな体をじっと見た後、すぐに目を逸らして納得してもらえるようそう言って)
目を離したら迷子になってそうだし、絶対離さねえよ,二つの意味で(目を離さない、と言う意味と、智代子自体を離さない、と言う意味を掛け合わせ、笑ってそう答えて)
むう…でも、こんなのは三郎さん相手だけですから。ちょこは一途なので!(言葉の意味は一部理解できないようだったが、相手だからこうして隙を見せてるだけと反論して)
「そんな軽口を叩けるうちはパパは大丈夫だと思ってます…あの頃のパパは冗談を言える余裕が無くなっていっていましたから」(相手の発言を聞いてなお、それほど悲観していないようでそう肩を竦め)
『でも、今のパパは一人じゃないです…』(一人でないことにもそれなりに慣れてしまったであろう相手を少しだけ心配そうに見上げ)
雰囲気を先取りするぐらい良いじゃないですかー、別に早く書類にサインをしてとかそんなことを言うわけじゃないんですからー…(むう…と唇尖らせながらそう抗議をして)
『ん…でも、パパにとって私は娘です…女の子として意識しないと言ったのはパパです…』(そう真っ直ぐに見つめたまま食い下がり)「まあ、詩奈の言い分はもっともですね…してあげればいいじゃないですか、実の娘に欲情するような変態でないなら」(すっかりこの状況を傍観者として楽しんでいて)
迷子って、そこまで子供じゃないですよう…あっ、でも、三郎さんに見離されたら多分私は自分を見失ってしまうかもしれませんけどね(相手が力強く離さないと言ってくれたからこそそんなことを冗談めかして言う余裕があって)
そりゃ俺以外にこんなことやってたらキレるわ、
……よくよく考えたけどやっぱキレるわ。
(ナデナデと継続して頭を撫でながら、その手に力が篭り,少しおさまったもののすぐに強まり,そう言って)
______アレに巻き込まれたんだな,分かるぜ未来の俺…
(自分のことはよく知っている為,軽口を叩けないほどの余裕のなさは経験済みらしくそうぼやいて)
婚姻届にはサインとか色々するんだがなぁ,ただ、
先取りなら別にいい、好きにしろ。(抗議されるとそう答え,しかし結局OKして)
ふぁぁっく、お前らグルか?畜生め。
(欠伸をしながらそう言って2人を指差して悪態をつき,最終的には仕方なく詩奈を肩車して)
冗談でもやめろよ……未来そんな感じになってたんだからよ……
(相手の冗談にマジになっているつもりはないが,苦い顔をしてそう答え)
そうでしょう?三郎さん相手ならいくらチョロくてもなんでもちょこは構わないんですよー(力強く撫でる手に、ふにゃりと表情を和らげて微笑み)
「アレですか…パパは相変わらず秘密が多いですね」(意味深な相手の発言に一つため息を吐いて)
あれれ?そうなんですか?三郎さんは結婚するには後三年と言ってましたからすぐにはサインもしてもらえないものと思ってたんですけど(相手の発言に意外そうにそう首を傾げていて)
「やっぱり子煩悩パパですね…詩奈、そこからの眺めはどうですか?」(結局娘の言いなりになってる相手を茶化し、頭上の詩奈へと声をかけ)『最高です…パパ、重くない…』(このポジショニングにご満悦な様子だったがなんだかんだで相手のことを心配していて)
わかってますー、三郎さんさえいてくれればきっと私は二度と自分を見失ったりしません(詩歌から聞かされたもう一つの未来のようなことにはもうならないと自信をもって頷き)
気難しくても面倒だし,お前みたいにチョロいのを肯定してるヤツが一番いい気がする……(微笑む相手に考え込むように一旦手を離すと唸りながら考えて)
簡単に言えば,その頃の俺は多分人として色々失ってたって
ことだ,あーあ,未来にそれがあると思うとホント嫌になる。(彼にしては珍しくげんなりと未来が来ないよう願うようにそう言って)
婚姻に関してはもうできるぞ?親の同意があれば。
(きょとんとしながら,当然のようにそう言って)
俺こんな見た目でも年頃の男子高校生だぞ,考えてくれ。
(茶化してくる相手に自分の見た目を気にしているのか溜息を吐きながらそう言って)
重くないぞー,軽い軽い
(適当にそう言葉を返し)
……そうだな,それならいい(一瞬ハッとした表情になるものの,すぐに戻りそう言って)
ふふふ、それに物事は出来る限りシンプルにすべきだって、たしか昔の偉い人も言ってました!…って、誰が単純ですかー!(ノリツッコミをかましてぷんすか怒ったような反応をするが、当然本気で怒っている感じではなく冗談っぽく)
「なるほど…これは仮説ですが、私がこうして未来に帰れずここに残ったのはパパのそんな未来をどうにか変えるためという考え方は出来ないでしょうか…というのは流石に都合が良すぎですか…」(少しだけ期待に満ちた目をしたが、すぐに瞳を伏せて)
えーっ!ま、マジですかー!?そ、それなら今日これからでも婚姻届をもらって帰りましょう!そうしましょう!それから帰ったらお父さんお母さんに連絡を…(相手の発言が予想外だったようで興奮気味に身を乗り出して)「お母さん落ち着いて…市役所はお正月だから休みです」(そんな智代子を冷静な口調で諫めていて)
「大丈夫です、パパは勿論学生と言っても差し支えありませんし私たちのパパとしても充分通ります…年長者らしい色気と若さを併せ持っていて最強なんです」(贔屓目も多少入っているだろうが、本心から思っているままそう断言をして)『パパ最強説…とても誇らしいです』(肩車されたまま相手の余裕の発言に満足げにそう呟き)
一人では迷ってしまう暗闇の中でも隣に誰かが居てくれればきっと抜け出すことが出来ますよ、それが一緒に生きるってことじゃないですか?(そんな風にいつになく真剣な様子で話しては繋いだ手を引いて再び歩き出して)
ノリツッコミが下手,マイナス50点。
(意味不明な点数をつけると,相手の手を握って)
アレだけは無理だ,変えれない、絶対に。
(まるで知っているかのように淡々と言葉を並べ,希望を砕くようで悪いが,という感じも一切なく,一度味わったことのあるようで)
おまえ親居たの?(それが一番驚いたらしく,目を一瞬見開き不思議そうに聞いて)
そりゃ残念,また改めて取りに行きゃいいさ。
(肩を竦めて残念そうにそう言って)
俺は最強だったのか……
(考えることを放棄したかのようにそう**ーっと聞いたことを言い直し,上にある詩奈の表情はわからないが,きっと楽しそうなのだろうと思って)
む,お前らしからぬ正論,悔しい。
(相手がまさかここまで真面目なことを言うとは思ってなかったらしく,生意気,と呟いて頭をぐしゃぐしゃと撫でて)
大幅減点じゃないですかー!ち、ちなみにですけど現在のちょこの所持点数はいくつぐらいですか?(相手によって謎の点数が大幅に引かれれば目を丸くして、相手からすればその場のノリであろうその点数を気にして問いかけ)
「そうですか…変えられないなら乗り越えるしかない、ということですか…これでもお母さんの娘なので諦めは悪いんです」(相手の返答も半ば予想通りだったのかそれほど落胆した様子は見せずにそうおどけてみせて)
ええ、一応は…とは言っても二人とも世界各地を飛び回ってて全く家には帰ってきませんし、私が昏睡状態になる前からロクに顔も合わせていませんでしたけどね…まあ、残念ですけど、もう少し恋人でいられると思うとそんなに悪い気もしないですよね!(親について苦笑混じりに話し、婚姻届けについても持ち前のポジティブシンキングでそう前向きに考えて)
「ええ、それはもう…なんといっても私たちのパパでお母さんの夫になれるような人ですから、最強以外の何者でもないです」(説得力があるのかないのかそんなことを口走っては、ふふ、と笑い)『ん…あのお母さんと結婚出来るのはパパだけ…』(コクコクと頷いて)あのー…娘二人でさりげなくちょこのことディスってません…?
なんでそうなるんですかー!むしろ私は年長者なんですからちゃんとマトモな意見が言えて当然じゃないですかー!
お前を得点なんかで計らねえよ
(そう相手の頭をぽんぽんと叩いてそう言い)
諦めも時には肝心だぞ。
(はぁ,と溜息をつきながらも,微笑みながらそう言い)
その親は婚約を許してくれるのかって話だよな。
(前提条件をクリアできるのか,不安になっていて,ポジティブな相手にそう言って)
そうかぁ?まぁ確かにある意味俺しか智代子は見つけれなかったし,そうなんだけどさ。
(少し悩み,結局霊だった智代子を見つけたのは自分だったことを思い出し、そう言い)
うるせえ精神年齢一番下。
つまりちょこはプライスレスってことですね!もう、三郎さんはちょこを喜ばせる天才ですよー(頭の上で弾む手の感触に、ヘラっと笑いながら恥ずかしげもなくそう言ってのけ)
「たとえパパの言うことでもそれだけは聞けません、もう一度家族を失う苦しみを味わうぐらいなら今度は死を選びますよ…」(諦めるという選択肢は頭になく、そんな選択を強いられたなら自らの命を断つのも辞さない覚悟だと述べて)
それは心配いらないですよ、基本的にうちは放任主義なので!大体、ここまで私をほったらかしておいて、しかもあんな大怪我してからも詩歌に私のことは任せっきりで家にも帰ってこないような薄情な親が今更になって私の人生に干渉して来ようとするなら私の方から縁を切ってやります!(この場にいない両親へ向けてそんな恨み言を口にしては、この婚約に口出しはさせないという意思をはっきり口にして)「と、お母さんはこんなことを言ってますが本当はご両親が大好きで寂しいだけなんです、当然縁を切るなんてそんな大それたことも出来るはずもありません…とはいえ、あの二人がお母さんの婚約を喜びこそすれ反対をする光景も想像出来ませんが」(啖呵をきる智代子を横目に淡々と相手にそう伝えて)ちょっ、詩歌!?な、何を言ってるんですかあ!
『これが運命…私も運命の出会いしたいです…』(相手が見つけるべくして見つけたという正に運命的な出会いに憧れたように呟き)「パパはお母さんを2度も見つけてますからね…この繋がりは本物です」(幽霊としての智代子と実は生きていた智代子を見つけた時のことを挙げて)
ひ、酷いです、言うに事欠いて詩奈より下だなんてあんまりですよー!(見た目は明らかに子供な詩奈を指差し喚いて)『大丈夫…お母さんはちゃんと大人です…』(当の詩奈にそんな風にフォローされていて)
なんか違う気もするけどもうそれでいいわ、間違ってはないしな。(笑う相手を微笑ましく思い,しかし苦笑いをして言葉を返し)
そんなことしたらあの世まで行ってお前を引き戻す,そしてぶっ叩く,俺は絶対に家族を死なせない。
……俺は死ぬかも知れねえけど。
(ギロリと今までにないほど鋭い目で相手を恐ろしく睨みつけ,そしてすぐに目線を逸らした後,ぼそりとそう呟いて)
残念ながら親の判断がないと婚約はできない,あと。
______家族は大事にしろ,頼むから。
(ガシッと智代子の肩を掴むと相手の目をじっと見据えてガチトーンでそう言って)
運命の人見つけたら俺に報告しろよ,見定めてやる。
まぁ,俺と智代子並みの繋がりなんていないだろうがな。
(面倒くさい父親のように言い,その後に智代子の肩を抱き寄せると自信満々にそう言ってのけて)
いやぁ……顔はよく似てるけど精神に関しては俺寄りに近い気がするぞ、嫌いな相手はとことん嫌いなトコとか…
(詩歌をチラリと見ながら言って)
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