図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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あっ………まぁ改善する気無いけどな。
?、問題?なんだそれ、教えろよ。
(子供のように笑うと、スンッと無表情になり、恐ろしいほど暗い目で相手を問い詰めて)
あぁすまん、ドライアイだったか?(ハッとしたように抑えつける手をどかすと、見当違いな謝罪をするが、顔は依然近く)
いえ、別にそこまで大したことじゃないんですけど、昨日読書に夢中になりすぎて課題の提出を忘れちゃいまして…ペナルティとして2倍になってしまったので今日は流石にそっちをやらないとマズいなー…っと、あはは…
そ、そうじゃないです…!ああもう!桐島先輩のとーへんぼくー!(至近距離の相手に耐えきれず顔面へと頭突きをして)
______チッ、貸せ、俺が済ませといてやる。
(よほど相手に本を読ませたいのか、そのペナルティを全面的に請け負うことを相手に提案というか、強引に言って)
いってぇ!?……唐変木って……何処かだよ?(額をさすりながらそう聞いて)
ええっ!?精々先輩に教えてもらいながらどうにか帰るまでに終わらせようかな…ぐらいにしか考えてなかったんですけど、それは流石に斜め上の展開でしたよー(驚きに目を丸くして)
言いたくないです、断固黙秘を貫きます!桐島先輩だって謎だらけなんですからおあいこです(ムスッと唇を尖らせ僅かに赤くなった額をさすりながらそっぽ向いていて)
俺は他人にあれこれ教えれる立場じゃない、請け負い、こなす、それだけだ。おまえは取り敢えず其れを読め、少しでもいい。(多少最後は食い気味にそう言って)
……なら、俺がその謎を明かせば聞かせてくれると?
(随分と執着しているようで、本気でそう提案して)
うーん…いいんでしょうか…まあ、桐島先輩がそこまで言うならわかりました、そうします!(少し釈然としなかったが、それ以上は何も言わず素直に頷き)
えっ、いやあ…別にそんなとき明かしても楽しいものでもないですし…そこまでムキにならなくても…(本気で解き明かそうという相手にタジタジになり)
じゃあ貸せ、すぐ終わらせてやる、後これ、さっきの本。(手を差し出して、早く出すよう促した後、本を相手の方へ滑らせて)
ほう?ならなんだ、俺の秘密を知りたくないと、これ逃したらもう聞けないかもだぞ?(ニヤつきながらそう聞いて)
はい、よろしくお願いします!……(課題を手渡し、本を受け取ると黙々と本の世界に没頭していき)
そ、それは…知りたくないと言えば嘘になりますけど…でも、これだけはそんな取引みたいな形では話したくないです…(暫く葛藤しているようだったが、最終的に俯きがちに力なくそう呟いて)
……やっぱ、懐かしいし、全部覚えてる。
(独り言のように課題に向き合うとそう呟き、黙々とシャーペンを走らせて)
______ほう……そうかそうか、おまえが情報を求めない事に対して心配する気持ちがあるが……
あぁ、そうだな、おまえがそう言うのなら諦めよう…
(優しく笑うと、そう言って課題に没頭し始めて)
んん……(読み進めながら時折眉根を寄せたりはするが黙々と読書を続けていて)
そういう優しさがズルいんですよ…(本から顔はあげないまま、ポツリ呟いて)
______あぁ、言い忘れてた。
木曜日のこども、そしてその,魔眼。
執筆者 筆者はオレだ、そんだけ。
(シャーペンをカチカチしながらそういい捨てると、課題の方に戻って)
……♪……(何かの歌を鼻歌に変換して歌いながら,何かしら上機嫌そうに課題を進めて)
えっ、マジですか!?これもあの本も桐島先輩が…!?(あまりの衝撃告白に一気に意識が現実へ引き戻され、本の表紙や背表紙を裏返して確認しては相手の顔と見比べ)
桐島先輩、ちょこもそっちへ行ってもいいですか?邪魔はしませんので(向かいに座る相手の横を指さして)
昔からの趣味でな、出版も一応してる、アルバイトと作家を両立。
生活費はそれで何とか賄う日々だ。ぶっちゃけ貧民。
(彼がスマートフォンや携帯を持っていなかったのは、
貧しいから、という理由だったらしく、よく見ると今着ているコートも使い古していてボロボロで。)
……別にいいぞ、ほら、来い。(チラリと相手を見た後、自分の隣の丸椅子を引いてだし、座るよう促して)
桐島先輩は只者じゃないとは思ってましたけど、まさかこんなすごいお話を書けるなんて…こんなに面白い本なのに売れないのはやっぱり電子書籍が悪いんですかね…これが売れないなんて世の中間違ってますよ!(自分のことのように悔しそうにして)
ありがとうございます!…えへへ、お邪魔しますね(相手の横に腰を下ろし、横顔をはにかんだような笑顔で見上げてから再び読書に戻って)
そ、そうか?そう言われるとなんか恥ずかしいな……
まぁ、おまえは気にせず読み続けろ、感想を聞きたい(相手が褒めちぎるから多少顔を赤くして、その後に顔を逸らして,そう言って)
……ッ(心臓が一度大きく跳ね上がり、彼女の笑みに向けて,心拍数が少し上がって)
はい!わかりました!……(満面の笑顔で元気よく返事をし再び本の世界へと没頭していき)
(暫く本をめくる音と相手のペンを走らせる音だけが聞こえる時間が流れていたが、ふと、思い出したように口を開き)……そういえば先輩って、ちょこのこと苦手だったんですよね?なのにどうして隣に来ること許可してくれたんでしょう?
…そうですか、まあなんだっていいですけどね!(細かいことは気にしないとばかりに、それだけを元気いっぱいの笑顔で述べれば本へと視線を戻して)
えー、じゃあ…どうしても気になるので教えてくださいー!…って言ったら教えてくれます?(じいっ、と相手の顔を見上げてゆるりと首を傾けて)
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