図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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はん、仲良く出来るならしてみな、俺相手に仲良く出来るなら、な、(意地悪く笑って)
だよな、それが本の面白さであり、醍醐味だ、知らない事が多い、だからこそ面白い、博識であったとしても、全てを予想出来るわけではない…(ペラペラと語って)
なるほど、私の覚悟を試そうという訳ですね!でも、そこはそれなりに自信ありますよ。私、友達を作るのは結構得意ですから(謎に自信満々な様子で言い切って)
なるほど…深いですね、ちゃんと集中して読んでみると読書というのも案外悪くないかもです。…だけど、不思議ですねー?これまでこんなに一つの本に集中出来たことってないんですけど、この場所の雰囲気とかがいい効果をもたらしてるんでしょうか(興味深そうに前のめりになって相手の言葉に耳を傾けて、不思議そうに首を傾げていて)
期待する程度に期待しないでおくわ。
まぁがんばれ。
(興味なさそうにそう言って)
雰囲気じゃなくて、香りだと思うぞ、ちょくちょくリラックス効果のあるハーブ焚いてるし、匂いが染み付いてるんだろ、ちなみに、それがマッドサイエンティストの真相な。(近場の本を手に取ると匂いを嗅ぎ、相手にも渡す、
噂多すぎと自分の事ながらに嫌になりつつ)
うぅん…?それって、結局期待してるのかしてないのかどっちなんでしょう?桐島先輩の言葉は私には難解ですよー、ちょこの頭でもわかるように説明してくださいよー(軽くむくれて)
少し変わった香りがするなーとは思ってましたけど、ハーブだったんですね。これでイケナイお薬疑惑についても一挙に解決ですね!…それにしても、リラックス効果があるなんて言われたらなんだか途端に眠気が…こういうのってなんていうんでしたっけ?プラスチック効果?(カウンターの上で腕を組んでそこにもたれかかるようにしてとろんとした目で相手を見て。プラシーボ効果と言いたかったのだろう、そんな間違いを口にして)
期待してるよ、多分最初で最後の友人だしな。
(軽く微笑んで)
イケナイ薬疑惑ねえ……クスリキメてる奴なら知ってるけど、俺自身クスリやって本読めなくなるとか勘弁だし、やる訳ねーな。(結構堂々と犯罪者を告発しつつ苦笑いして)
それはプラシーボ、意味は思い込みが効果を為すモノだったか?あとその目やめろ、苦手だ。(トロンとなる相手を見て苦虫を潰したような顔をし、あのハーブの原材料をチラッと確認するものの、眠くなるようなモノは一切入っておらず、疲れか、その辺だろうと思って、相手を放置して)
えへへー、私のこと友人として認めてくれるんですねー。…それはとても光栄なことではあるんですけど、そんな寂しいこと言っちゃダメですよー?桐島先輩の良さをわかって仲良くしたい人は絶対いますって…むしろ、私が見た人にそう思わせるような記事にして見せます!(グッとこぶしを強く握って)
ち、ちょっと待ってください、今さりげなーくとんでもないスクープをぶっ込んで来ましたよね!?いえ…それについては私個人で後日調べるとして…そうそう、それですプラシーボ!…ていうか、ただ眠そうな顔しただけでその言われようですか!?(顔をガバッとあげれば、相手の一言一言に一喜一憂し忙しなく表情が切り替わって)
友人は2人でいい、1人はもう埋まってるし、そもそも俺はこの図書室がまた使われるようになって、電子書籍とか甘ったれたモンじゃなく、本物を読んで欲しいだけなんだ。
(本棚の中から本を一冊取り出すと埃を払い、微笑むとそう言って)
忙しい奴だな……クスリキメてるヤローは今頃コンクリ漬けにされて湖の底だろうよ、近々見つかるとも聞いてる。
……やっぱお前、苦手だ。(軽口を叩くものの、グイグイ来る相手に僅かながら顔を赤くし、目線を逸らして)
そうですか?ちょこはやっぱり友達は沢山いた方が楽しいと思いますけど…でもそこは人それぞれですよね!…私には電子書籍も本もどちらがいいとかそんな優劣はまだ少し理解出来ませんけど…でも、友達のお願いは出来る限り叶えてあげる手助けをするのが友情ってものです!私のやるべきことはやっぱり変わりません、今んとこ虚偽だらけの先輩に対する悪い風評を払拭して真実を伝える、この一点です!(みんな違ってみんないい、そんな風なノリでサムズアップしては気合を入れて)
ま、マジですか…ていうかそんなことまで知ってるなんて桐島先輩って何者なんですか…謎すぎますよー…
ええー!?何故ですかー!理由抜きに苦手の一言で一蹴とかいくらちょこでもめちゃくちゃ傷つきますよ!?(手をブンブン振って必死に抗議して)
______ま、正直、俺も風評被害被ってないし、そのままでも良いって思ってるけどな、お前は真実をありのまま報告出来る良い友人だ、頼んだぞ。(薄く微笑むと、相手に向けて手を差し出して)
図書委員長だっての、何度言えば分かる。
苦手は苦手だ!今日はもう帰れ!その本持ってて良いから!(ギャーギャー喚いて相手を指差すと、そう言って)
それはそうかもしれませんけど、それがちょこの新聞部としての仕事ですから!それに、桐島先輩のこと誤解されたままじゃ私が嫌なんです、だから任されました!(差し出された手をとり、親指同士を絡めるようにがっちり握手を交わして)
そんなー!むむむ…先輩のいけずー……いいですか、今日はこれぐらいにしておいてあげますけど、明日も来ますからね!?次は苦手なんて言わせませんからね!(本を鞄に入れればそんな捨て台詞を吐きながら、最後までやかましくその場を去っていき)
はいはい、それはそれで良い。
任せた、もう面倒だから全部投げるわ。(親指を絡めると針千本云々の話を思い出し、少しゾワっとして相手から離れ)
慎みを覚えろ!ペッ!(そう悪態を突くと、唾を吐く動作をして去る彼女を見送って)
ー次の日ー
……zzz(図書室のカウンター、昼放課の時さえもここに居座り、あまつさえ居眠りしていて)
桐島先輩ー…あれ、寝ちゃってます?ふふ、意外に可愛い寝顔ですねー(図書室へやってきて、そーっと顔を出せば相手が眠っているのが見えればカウンターの向かいに腰を下ろして寝顔を眺めて)
zzz……(何度か寝返りを打つものの、起きる気配は無く、近くのテーブルには何十という本が積み重なり、散乱し、調べ物をしていたことが伺えて)
よっぽど疲れてるんですねー…ふふふ、寝顔いただいちゃいましょう…って、何をやってるんですか、私はー!(どうやら何か作業をしていたらしいことが窺い知れれば、寝顔をこっそりと何気なくスマホのカメラでパシャリと撮影をしてしまってから、自分は何故こんなことを…と頭を抱えて)
っ……眩し……なんだ、来てたのか。
……頭抱えて何してんだ?悩みか?恋慕か?友人関係か?……友人関係、トラブル、うっ頭が……
(スマホのカメラの一瞬のフラッシュで目が覚め、ゴシゴシと乱暴に目を擦ると、相手にそう聞いて、そして何故か自分で自分の地雷を踏み抜き、頭を片手で抑え、
カウンター席から出てきて)
い、いえ、なんでもないですよー!あはは…(言いながらスマホを後ろ手に隠し)
それより先輩よく眠ってましたね?私が来たことにも気付かないなんて、遅くまで勉強でもしてたんですか?(カウンター上に積み上がった本の数々をみて自然な流れでそう話題を転換し)
……あぁ、勉強してた、授業にも一切顔出してねえから、
出席日数カウントされるか不安だが。
……それより、本返せ、本。(素早い動作で乱雑した本を立て直すと、サラリとまた悪評の原因を暴露し、その後、相手に渡して期限付きで呼んでくるよう言った本を返すよう促して)
ええー…まさかとは思ってましたけど桐島先輩って授業中もいつもここに居るんですかー
…っと、そうでした!はい、本お返ししますね。すっかり夢中になって2回目読んでみたらまた新しい発見もあったりして…おかげで昨日は徹夜しちゃって今日は一日眠気との戦いが大変でしたよー(半ば呆れたような表情浮かべ相手を見やり、それから思い出したように鞄から借りた本を取り出して苦笑混じりに語る瞳はその言葉が示す通り若干充血していて)
授業は一回顔出して終わり、出席日数足りれば進級出来るんだからな。
……そりゃあ、良かったな、次は新しく入荷したこの本でも読んでみろ、だが徹夜は良くないな、次からは早く読んで早く寝ろ、ほら、充血してるじゃないか。
(退屈そうに語った後、軽く目を光らせると事前に用意していたのか、『魔眼』、とタイトルが書いてある、またいつも通りの真っ黒カバーの本を差し出した後、
相手の目元に手を置いて、グイッと開かせると目と目を合わせて)
桐島先輩の不良疑惑の原因の一端を垣間見た気がします…
は、はい、ええと…確かにこの本もとても興味深いんですけど、その前にちょっと問題がありまして……って、せせせ、先輩!?何するんですかー!(用意された本に視線を落とし、ワクワクしたような表情を見せたがすぐに何か思い出したような浮かない顔になった…のも束の間、目を無理矢理開かれて顔が近づけられると照れ臭いやら驚きやらでジタバタして)
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