図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
通報 |
あわわ!ご、ごめんなさい!そうですよね…ちゃんとお出掛け出来るぐらい元気になってから連絡しようと思ってたらこんな日になってしまって…えっと、どうしたらご機嫌直してくれますか?ちょこに出来ることならなんでもしますから!(ようやく相手の不機嫌の理由がわかり慌てて謝罪をし、少し考えてからどんなお願いでも聞く代わりに許して欲しいと言い)
……失礼しまーす…桐島さん、居ますかー?(電話が終わって数十分、図書室へとやってきて声のトーンを落とし目に相手の姿を探して)
あぅ…その、桐島さん…なんて言ったらいいか…やっぱりまだ怒ってますよね…?(相手の前にゆっくり現れておずおずと上目で申し訳なさそうに問いかけ)
……俺はそんな心狭くねえよ、あんなん冗談に決まってるだろ。(上目遣いでそう言われると少し悶えたように机に突っ伏した後、読んでいた一つの本を机に叩きつけた後、優しく相手の頭を撫でて)
本当ですか!?えへへ…良かったです。でも、許してくれるのは嬉しいですけど、やっぱり桐島さんに心配とご迷惑をおかけしたのは事実なので私に出来ることなら何か一つ言うこと聞きますよ?(撫で受けて瞳を細めふわりとした笑みを浮かべれば相手を真っ直ぐ見つめ、そう小首を傾げ)
…はい、ちょこも桐島さんさえいれば他に何もいりません…!えへへ、桐島さんー…(自然な動作で隣へと腰を下ろし、相手の肩に頭を乗せて手元の本を覗き込んで)
桐島さん……ねぇ、そうだお前、結局、ここからどうするんだ?(深く何かを考え込んだ後、相手の方を見て、6年間眠り続けた相手に対し、今後の判断をどうするかを聞いて)
桐島さん…じゃ不満ですか?それじゃあ三郎、さん…?…うぅ…名前は慣れないので流石に照れちゃいますね…(呼び方について少し悩んでから下の名前を呼び、頬を赤らめながらはにかんだように笑い)
これから…そうですね、どうしましょう…私はもうここの生徒ではありませんし…だから正直ここに来るのもかなりドキドキでしたよー、もし部外者として止められたらどうしようかと思ってましたから、無事たどり着けて良かったです!これならまだまだ学生としてもいけちゃいそうですかね?(相手の問いかけに真剣に考えていたかと思えばすぐに話が脱線してニコニコ笑っていて)
なら俺も呼び方変えてみるか?
……智代子、で良いか?(頬を赤らめる相手の顔に手を置いた後、にっこりと笑って、凛々しくそう呼んで)
それはダメだ、俺のメンタルがもたない。
というかそもそも、俺はこの高校の生徒じゃねえし、
気付いてないのか?俺のいる図書室、コロコロ変わってるんだぜ?(自分の胸部分の服をギュッと握った後、キリッ、と否定し、脱線した話の路線を無理に戻そうとし、結局脱線していて)
呼び方を変えてくれるのは嬉しいんですけどー…うーん、智代子っていうのはちょっと…私あんまりこの名前好きじゃないんですよね、なんか古臭いっていうか可愛くないっていうか…二人きりの時だけでいいのでちょこって、呼んでくれませんか?(名前で呼んでくれた相手にときめき、恋する乙女のような表情を浮かべたがすぐに複雑そうな顔に変わって、それから緩やかに首を傾げながらそうおねだりをして)
えっ!?そうだったんですか!?授業の出席のことを話したりあたかも生徒みたいに振る舞ってましたし当然ここの生徒だとばかり…結構入り浸ってたつもりでしたが全然気づきませんでしたよー…新聞部はやっぱりちょこにはあまり向いてなかったみたいです(既に元は何の話しをしていたのかわからないような状況に陥っているが、そんなことは気にせずお構いなしに会話を続けて)
______分かったよ。善処する。
(困ったような顔をしてしばらく唸るものの、相手に苦笑いをして見ると、そう告げて)
あぁ、殆ど全部ボランティアで居座ってる、それさえ許されるから、名家ってのはメリットなんだよな。
(すらすらとそう言い、脱線したことにも気付かずにサラリと自分の家柄について話してしまい、それにさえ気付かず、相手の方を見て微笑み)
はい!それでも大丈夫ですよ、わがままだっていうのは重々承知していますから(確約はしてもらえなかったが、元はと言えば自分のわがままであり前向きな返事が貰えただけで充分と健気に笑い)
三郎さん、今何気にとても重要なことを言いませんでしたか!?名家って当然三郎さんのこと…ですよね?でも、確か前に貧乏だとかなんとか…(一瞬何事もなかったようにサラッと流しそうになりかけたが慌てて話しを引き戻せば相手の出自について言及し、以前の会話の内容を思い起こし首を捻って)
そりゃそうだろ、俺は 桐嶋家とは手を切って、桐島三郎として生きている、援助なんてないし、名ばかりのお飾りだ。(健気に笑う会話には一度終わりとし、その後に相手が思い出している話をそう付け足して。)
お前もいろいろ隠してたんだし、おあいこだ、おあいこ。
なるほど、そうだったんですか…それじゃあ三郎さんは今はどこで暮らしているんですか?(神妙な表情で頷いてから疑問に感じたことを問いかけ)
うっ…その節は大変ご迷惑をおかけしました…でもちょこも正直ビックリでしたよー!まさか自分が実は生きていたなんて、今でも信じられないぐらいですから(隠し事の度合いで言えばこちらはそれについては何も言えないようなとんでもない秘密を抱えていたため、バツが悪そうにして)
どこで住んでるか、と言われれば。
……図書室。(遠回しに家がないと暴露しつつ、相手の疑問に答えて)
______お前さ、初めに会った時。
影、無かったんだぞ?(相手がバツが悪そうにそういう中、自分はそう、初めから知っていた、と言わんばかりにそう言ってみて)
ですよね…三郎さんっていつもここに居ましたし、電話番号も図書室の固定電話だったみたいですし…それなら私の家で一緒に住みませんか!?私の家、両親は離れて暮らしているので三郎さんもあまり気をつかうことも無さそうですし(やはりそうかと半ばわかっていたように頷き、それから自分からそう提案をして)
えっ、そ、そうだったんですか!?…それでも、もしかしたら私がいなくなってしまうかもしれない存在だとわかっていてもそれでも仲良くしてくれたのはどうしてですか…?(もしかしたら自分は本当に幽霊でいずれはそばから消えて無くなってしまうような存在だったのかもしれない、それでもなお愛してくれたのは何故かを問い)
判断が早い判断が早い…!
別にいいんだけどよ、詩歌はどうするんだ?アイツ俺のこと目の敵にしてるけど。(グイグイくる相手に後ずさりつつOKし、その後に心配の種を早めに話題に出して)
此処で何もせずに放っていたら、きっと俺は後悔していた、直感がそう告げた、俺は感で生きるタイプだからな。ノリと勢いだ。(ぼーっと天井を見上げると、そう笑いながら言って)
トピック検索 |