ハッカ 2019-11-24 01:36:30 |
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~陰キャ非リア也民が苦戦する描写ランキング~
第三位「キスするときの舌の動き」
第二位「友達を異性として意識し始めた瞬間の気持ち」
第一位「陽キャ創作の言動全て」
※当社比
どれだけ陽キャっぽく創作しても言動の節々に陰キャみが見え隠れするなんちゃって陽キャしか作れない
元気で明るくてキラキラ☆みたいな創作さんを扱っている方は正直神だと思ってる
おい、リツカ。廊下で蹲りよって何しゆうがか?
(暇つぶしに始めたのうむかるであ散策、その道程で己がマスターの丸まった背中を見つけては片眉を上げて。何時も侍らかせている女の姿は近くに見えず、花を撒き散らす胡散臭い男の姿も無ければ珍しいこともあるものだと首を傾ける。あれが正真正銘の一人であることの物珍しさに暫くその背を眺めていたが、無機質な壁の前でぴくりとも動かない姿にえも言われぬ焦りを覚えると、止まっていた分の無駄を埋めるように大股で近づきながら声を掛けてみた。その瞬間、大袈裟なまでに跳ねた双肩に眉根が寄り。)
おまん、一人で泣いちゅうがか?って言わせたかったのに、?がか?が続くジレンマ
あと文がくそすぎる
たッだいまー!可愛い可愛いどれーちゃんッ、ご主人様のお帰りだよォ!
(自身が居住する屋敷の中、幾つもある部屋の一つ。ツタも苔もキノコも無い唯一の扉を蹴破って中に居るペットへ声を掛ければ、質素なベッドの向こうで丸まった背中が大きく跳ねた。隠れているつもりだろうか。赤子あるいは妖精ならいざしらず、図体のデカい人間の男なんて丸見えの透ッけ透け。考えていた以上に脳の無い奴だが、然し其れが己の庇護欲を一層掻き立てて。本当は市場で買ったドラゴン産のフルーツをプレゼントしに来ただけなのだが、恐怖を露わにする彼の態度に興が乗っては其の貧相なごっこ遊びにも喜んで参加を。足音を消した上で死角に移動すると、そこで息を潜めたまま魔法を用いて扉の開閉を。ぱたんと閉まって十秒後、恐る恐ると云った風に顔を出した其れが安全を確認しホッと胸をなでおろしたところで、「どれーちゃん見ーつけた」 そうっと背後から近づいて一言。その目が此方へ向く前に両の手で太い首をきゅっと絞めつければ、苦しみと恐怖に喘ぐ双眸と目を合わせ乍らにんまり笑ってやろうか。)
このどれーちゃん一号は後々めっちゃ妄信的になってもいいし、ならなくてもいい
ご主人様による理不尽なお仕置き大好きです
―――…一人が、一人が好きなんです
(雨の降る音を聞きながら、闇の落ちる部屋で一人呟きを溢す。一度、二度、三度と同じことを呪詛の様に。もうすっかり日課となってしまった真夜中の独り言は、孤高の姫君と呼ばれる私を繕う為に必要なもの。他人との関りを求めてはならない、肉親以外と言葉を交わしてはならない、部屋をでることさえも許されない。毎日毎日窓から庭園を眺めるだけの幻の女を演じるために必要な此の儀式は、何時もの様に寂しいという言葉を飲み込むことで無事に終わる、筈だった。___雷雨に紛れて聞こえた翼をはためかせる音。気を取られるが儘に窓へ目を向けて見れば、夜の闇に映える赤い瞳と目が合った。悪魔召喚の儀の如く夜中に呪詛を吐いていたのが不味かったのだろうか。予期せぬ来客に悲鳴を発してはみたが所詮声なき女の扮装をした男、甲高い声どころか掠れ声しか出てこなければ、そんなものは窓ガラスの割れる音に忽ち掻き消されてしまう。赤い瞳、黒い羽、鋭い角。見るからに悪魔といった風貌の客人は地面に足を着けると、真っ直ぐ目を合わせたまま何も言わずに此方へ手を差し伸べた。)
ファンタジーを目指したけどただの中二になっちった
吃驚するほど読み難い
何もしたくないんでしょ?なら何もしなくていいじゃん。
って言われて確かに~~~~ってなれるわけねぇだろォォン!?
構ってほしくて弱音吐いてんだよ分かってよ可愛いなァもう!!!!!!!
(バレンタインの日に一人ぼっちなんて今の御時世じゃよくある話だ。そう言い聞かせるのも大概に苦しくなってきた18歳の冬。高校最後のバレンタインは、本命や義理どころか友チョコさえもゼロという寂しい結果で幕を下ろした。当然誰かとデートなどすることもなく、15日に日付が変わるその瞬間まで告白ラインを待っている自分がいよいよ惨めになって、23時にSNSに逃避してみればそこもピンク一色だったなんて。フォローしている神絵師が旦那にチョコをあげただの、フォロワー同士がネット上でチョコを送り合っているだの、タイムラインを流しても流しても消えないチョコの三文字にいっそ胸焼けさえ感じる。リアルは非モテ、SNSでもぼっち。そんな自分の存在意義を尋ねかける140個の文字をネットの海に流しかけて、止めた。イベントにかこつけて燥ぎたいだけのリア充どもにはどうせ届かない呟き。そんなことに時間をかけるよりも、普段非リア非リアと自虐しているくせに、これ見よがしにチョコの画像をあげて義理とタグ付けする相互フォロワーをブロックでお別れする方がうんと有意義だ。寂しいとか、そろそろ彼女欲しいとか溢れ出しそうになる本心を虚栄心で抑え付けたら、画面の電源を切って充電器に繋いでお終い。いつまで彼女無しなのか考えて泣きそうになる前にさっさと寝ることにした。日付が変わった直後に来たメッセージには気がつかないままで____。)
供養
やあ、おおかみくん。
(片手をあげて、草の上で眠る君へ声を掛けた。努めて陽気に。けれど君から挨拶が返ってくることは無い。その寂しさたるや上げた片手がゆっくり下降してしまうほど。分かっていたけれど、やっぱり堪えてしまう。重たい足取りで横たわる君の傍に行って、すっかり冷たくなった身体をそうっと撫でると、何時ものように「話したいことがあるんだ」と言葉を繰り出した。____種族を越えた友人、それが君と結んだ関係性だったっけ。あの日偶然森の中で出会ってから、名前よりも大切な会話を沢山したね。待ち合わせに不便だから名前を知りたいと言ったら、次に会ったとき教えてあげるって君が微笑むから、次に会えるときを楽しみにしてたのに。いつもの場所で君を待っていたあの瞬間、君はこの場所に横たわっていたのかな。最期は大好きなものに囲まれていたいって言っていたの覚えているよ。その言葉を思い出す度に、君の大好きなものの一つになりたかったって思うんだ。____なんてね。そんな言葉で思い出話を締めくくると触れていた手から自らのそれを離して、代わりに持参した野花を手の平にそっと置いた。赤い色の花は君が好きだったもの。)
>Aは森の奥底で、まるで眠っているように横たわっています。辺りには綺麗な小石が散乱し、兎が見つめています。ずっと望んでいたもんね。きっとまた。
( #冷たくなった君 様より拝借 )
草食狼と仲良くなった兎のはなし
終わらせ方が見つからなかった上にクソロルもいいとこ
「キャット、今までありがとう。」
生傷も心の傷も癒えなくて、ぼろぼろに擦り切れてしまったマスターが合言葉のようにそう言うので
聖杯もフォウ君もレベルも限界まで上げた絆15のキャットは全てを察したのです
「よかろう、ご主人。暫しのおやすみなのだな」
その返事を聞いたマスターが微笑んでキャットに身を委ねるので
キャットは微笑み返しながらマスターに安らかな眠りをプレゼントするのです
そうやって終わってしまった汎人類史があるかもしれない
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