せんせい、あのね。*BL*《募集》

「ンだよ、偉そうっすね。ベツに、怪我したくてしてるわけじゃないんで。」

(大した傷ではないが、掠り傷を幾つか作った状態で保健室に入っていき。むすっとした声音で貴方に言い返しながらも、素直に近寄り)

内田 大河 / Uchida Taiga / 17y / A型/178cm / 黒のスラックスに第二ボタンまで開けたシャツ / 冬場はカーディガンやベスト着用 / 染髪による金髪 / 碧眼 / 切れ長の瞳、目付き悪め / 頭は良いのに平常点が低いため成績は悪い / 喧嘩は強い / 敬語は使えるが使わない / 後輩の面倒見が良い / 美人 / 恋に疎い

( / お相手させて頂けると嬉しいです。合わないようでしたら蹴ってくださって構いません。)

(是非お相手させて頂きたいです！)

…はいはい。はよ座り。
(コーヒーのカップを机の上に置き、自分の目の前に置かれている丸椅子を指差し)

ありがとうございます。……痛いのはイヤっすよ。掠り傷って、作ったときより手当てが痛ぇんだ。
(丸椅子に腰掛けながら、睨むような目で貴方を見つめ)

( / これから宜しくお願いします)

痛いの嫌て…小学生か。
傷作る方が悪いんやんか。
はい、ちょっと沁みるで。
(脱脂綿に消毒液を付け、ピンセットで挟んで貴方の傷口に押し当て)

小学校は5年前に卒業してますぅ～！
それに、作りたくて傷作ってんじゃねーって言ってるじゃないっすか。
ッ……痛ぇ……先生ちょっとじゃねぇだろコレ。
(大人しく手当てされるも、お喋りは止めず、不平を口にし)

…だから、沁みる言うたやん。
怪我人は静かにしときぃや。
(呆れたようにため息をひとつ吐き、貴方の頭をぽんぽんと叩き)

子供扱いすんなよっ……！静かにしても煩くしても怪我は変わんねぇし。
ていうか、先生聞いてくれよ。今日の喧嘩俺は絶対悪くないんすよ。
(ぶすっとした表情で頭にのせられた手を外し、恥ずかしがる様に話題を変え)

…ま、話くらい聞いたるわ。
詳しく話してみぃや。
(外された手をポケットに突っ込み、気だるそうに頬杖をつき、長い足をクロスさせつつ問い)

ん。……今日、ダチとコンビニに行ったんすよ。
で、買い物して店を出たワケ。
したらよ、他校の生徒がワザとぶつかってきて、喧嘩吹っ掛けてきてよ。
俺もダチもちゃーんと、センセー達の言う通りに謝って終わらせようとしたんすよ？
(不満気に唇を尖らせ、足で床を蹴りながら)

ああ、超ウゼェ。またあのメンドイ反省文書かされるんすかね……。
(何回も書かされている反省文を思い出し、苦々しい表情になり)

…ま、今回だけは俺から言っといたるわ。
お前んとこの担任、誰やったっけ？
(すっ、と立ち上がるとスマートフォンを取り出し、貴方に問い掛けて)

え！マジ？めっちゃ感謝っすわ。担任は、栗橋センセ。
(両手をぱちんと合わせ感謝の意を示すと、担任の教師の名前を口にし)

…あー…栗橋ちゃんかいな。
ま、ええやろ。
(ため息を吐きつつスマートフォンを操作し、同僚の栗橋に電話を掛け。貴方にしばらく待つよう手で指示した後、奥へと引っ込んで)

……………。獅童センセーっ！まだっすか？俺早く帰りてぇーんだけどぉ！
(暫く黙っているが、耐えられなくなり奥に向かってやや大きめに声を掛け)

…ホンマ、お前はやかましいなァ。
今終わった所やわ。栗橋ちゃん、
今日は無しにしたる言うとったわ。
はよ帰り。
(奥からのそのそと出てくると、蛇が鎌首をもたげるように首を動かし、じろりと貴方を見て。しっしっ、と追い払うように手を動かし)

え、栗橋マジで免除してくれたのかよ！先生、出来るオトナって感じっすね。
(反省文免除の事実に心から喜んでいるように笑みを浮かべ)

えー、やっぱ気ぃ変わったわ。先生とも少し喋ってく。
(追い払う様な仕草に少しムッとして、ムキになって悪目の目付きで相手を見上げ)

…俺が出来る大人なんとちゃうねん、
栗橋ちゃんがチョロいだけやねん。
(スマートフォンを振りつつ答え)

…ええよ。
ま、俺と喋ってもなァんも面白ないけどな。
(また事務椅子に腰掛け、貴方を見つめて)

(/下がっていたので上げ)

栗橋なぁ、優しいんだけどよ。喧嘩にだけ厳しいんすよ。
何でっすかね。
(チョロい、という言葉に頷きつつ、不思議そうな表情をし)

えー、先生オモシロイぜ。
何か、他のセンセーとは違うっていうかさ。こーなんていうの？
……とりあえず違うんすよ。
(違いを伝えようと身振り手振りを交えるもうまく伝えられず、強引にまとめあげるとにっかりと笑い)

さぁ、知らんわ。
昔とかに何かあったんとちゃう？
(スマートフォンをポケットに仕舞い)

ま、俺は保健の先生やしな。
数学とかの先生と違って感覚的に
あんま怖ないんとちゃう？
…面白ないけど、何か話でもしよか。
(ふ、と口許を緩ませて笑顔を漏らし)

そっすね。ま、別にいっか
(興味も特にない様に頷き)

あー、確かに数学のセンセーは怖いわ。
ん、何か面白い話のネタ……あ、この前、俺猫拾ったんすよ。
すげぇ可愛くてよ……これこれ、めっちゃ可愛いだろ？
(スマホを鞄から取り出すと写真を表示して相手の顔の前まで持っていくと、可愛くて仕方ないという表情で)