悠 2019-11-21 12:32:56 |
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C<イヤイヤおかしいおかしい!ただ相談に乗りたいってゆーなら、縛らなくてもええやんッッ!きさん絶対わっちに何かしようとしとるやろッッ!絶対裏があるやろッ!!ヒィッッ!!わっちは絶対数秒後にあんな事やこんな事された挙句に最後ピーされるんやぁああぁッッイヤやぁぁッッ!!(涙目になりながら頑張って拘束を解こうと暴れる)
(言われた通り大人しく座る、どっと一気に疲れが来たのか、スリープモードに入った。人形は夢を見ない、いいや、見れない。だけど、誰か仕組んだプログラムなのか、それとも奇跡が起きたのか。まだ誰も知らないし、知れない)
夢?の内容:
何処か昔見慣れた、懐かしい風景が広がった。そこは病院だった、病院なのになんか患者と医者、みんなが幸せそうな笑顔を見せていた。この光景を見て、此処は病院って言うよりなんか、大きな、幸せな家族の様に見えた。みんなが幸せそうだ、誰も悲しいって感情なんて体験した事が無いかのように。
暫く廊下を歩いていたら、すすり泣く声が聞こえた。泣き声を頼りにその病室に入ったら小さな男の子が部屋の真ん中に立っていた、見た感じ、泣いてる理由は多分この子の持ってる人形が壊れてしまったのだろう。僕は相手と目を合わせることができる様にしゃがんだ、そして相手の頭を撫でた「ねぇ、君、どうして泣いてるの?大丈夫?もしかしてお人形さんが壊れたから?」
小さな男の子は何故か恐怖に満ちた目で僕を睨んで、僕の手を振り払った「俺に触るなッッ!この(?????)がッッッ」、、ん?今この子はなんて言ったの?聞こえなかった、いや、、聞き取れなかった、、?何故、、
そうこう考えてたらあの小さな男の子が泣きながら壊れた人形を抱えて、走って病室から出た。僕が怖かったのかな、、此処は、追いかけて行くべきなのか、でも怖がらせてしまった事はあの子に謝らないとだから、追いかけることにした。
追いかけて来たかは良いが、明らかにおかしい、あの怯え方はおかしすぎる、尋常じゃない。「なんで追いかけて来るんだよッッ!(????)でもまだ足りないのかッッ!」そう男の子は僕に向かって泣き叫ぶ。やっぱり聞き取れない続いて男の子は弱々しく、涙目で言う「、、、もう良い、君ももう良いだろ?、、俺、もう疲れたよ、コレで解放されるって言うんだったら俺はそうするよ。」
一体、何言ってるの?解放?疲れた?え?どう言うこと?ハッと気がついたら此処は屋上だった、そしてあの子は僕の目の前で、飛び降りた。頭が真っ白になった。え?飛び、降りた、、?え?なんで?どうして?僕が、、、殺した?
ハッとすぐに我に返って、病院の中庭まで走って行く。ダメだ、ダメだ、ダメだ、ダメだッッ!!違う、おかしい!そんなのあるわけが無い!!信じない!!そんなの嘘だ!!
、、中庭まで来た。そこには誰も居なかった。飛び降りた男の子の姿すらもない。そもそもさっきまで人がいた痕跡も無い。、、、なんなんだ、僕が可笑しいのか?それともコレは夢というやつなんだろうか、だとしたら早く覚めて欲しい、、こんな夢は嫌だ、、こんなの、気がついたら目から雫が溢れた。、、、、なんで?
よく見たら中庭にはいっぱい綺麗な千寿菊が植えられていた。すごい綺麗だ。、、、ん?何か蝶が目の前でひらひらと舞っている。花の蜜を吸いに来た、わけじゃなさそう?綺麗な黒いアゲハ蝶だ、、、、、、、
(ハッと目が覚めた、一体、なんだったのだろう。変な夢、そもそもそれは夢なのか、それともプログラムなのか。それより一刻も早く此処から出ないと行けない、そんな気がする)
A<テメェ、マジで良い加減にしろよ?、、、、あら!行けないわ!アタイ、なんて汚い言葉使いを!!こんなのレディの言うことじゃ無いわっっ!!(慌ててハンカチで自分の口を隠す)
C<ヒッッ!!すいやせんすいやせんッッッ!もう暴れやせん!!静かにしやすっっ!!だから蘭子様お命だけはお願いしやすッッ!!(ブワッと涙が溢れた)
ミナト<目が覚めたか?これ、イズナが探してくれた。(絵日記と書かれたノートと作文のような事が書かれた紙を渡して、ミナトの頬をゆっくりと拭う)人形でも泣く事が出来るんだな。(柔らかく笑い)
紅さん<、、、え、?、、あれ、いつの間に、、(どうやら自分が泣いてるのをさっき気づいたらしい。急いで涙を拭って、相手から絵日記と作文らしき紙を受け取る)ごめんね、いっぱい迷惑かけて、、
A<全く貴方、面倒くさいし、煩いわねぇ!!そういえば貴方の弟君もそうだったかしら?全くもう!本当にどうなっているのかしら貴方達の声帯、、、、、(溜息をつき)あと他の人に聞かれないと承知して居ても、人の本名を言わないの!万が一って物があるじゃ無いの!私は組織のスパイ的存在、本名がバレたら私も貴方もみんなも危ないわよ!?その時はどうしてくれるのよ!、、、、、幸い此処は防音がちゃんとしてるわ、だから大丈夫かも知れないけど、
ミナト<俺は迷惑だと思ってない。それに頑張ってくれたのはイズナ達だ。俺の霊力で使役してるとは言え頑張ってくれた。(ミナトの近くにイズナ達が擦り寄り)
イズナ<(擦り寄ってくるイズナの頭を優しく撫で)ありがとうね、いっぱい頑張ってくれたのに、僕は何もしてあげられなくてごめんね?
紅さん<紅さん、イズナってお稲荷様だよね?油揚げ食べれるのかなぁ、、?その、、お供えしたくて(優しく微笑んで)
C<、、、、、相談事、その弟の事なんや。アイツなら大丈夫って事ならよぉ知っとる、アイツは頭が切れるんや、きっとなんとかなると分かっとる。、、、だけどなぁ、心配なんや、アイツが最後どうなってまうのかってなぁ、、アイツは壊れかけとるんよ。蘭子も理由は知っとるよな?、、それになぁ、、(弱々しく、小さな声で)このままじゃ、アイツはシナリオ通りになってしまう、、だけどわっちには何も出来ひん、出来ひんのや、、わっちができる事なんて見守る事しかないんや。
A<、、(相手を見て、溜息をつき)やっぱり弟君の事なのね。、、、、貴方は見守る事しか出来ない?ええ、そうね。それしか出来ないわね。で?何?そんな要らない心配してるの?あの子なら何とかなるわよ!本当は認めたくないけど、あの子一筋縄じゃいかない子じゃない!きっと何とかなるわよッッ!それに何とかなってくれないと困るわ!あの子アタイのコーヒーを醤油にすり替えたのよ!?この恨みまだはら晴せて貰ってないわよッッ!!こんな事で死んでもらっちゃ困るわよッッッ!!!
ミナト<イズナも油揚げが好物だ。きっと喜ぶぞ、そうだろ、イズナ。(声をかけると喜びを表現する様にぴょんぴょん跳び跳ねミナトの頬を舐め)嬉しいってさ。
C<きさん、、まだそんな事ねにもっとったんか、、大人気ないやで?それになぜコーヒーを醤油にすり替えられて気付かへんのやw逆に凄いやんww
A<うるさいわね!!騙されたのよ!!マジで許さねえあのクソ野郎ッッ!、、、、、、、、、あらまぁいけないわッッアタイったらまた汚い言葉使いをッ
ミナト<もしかしたらミナトも素質があるかもな。俺の場合は血統だったけど修行すると普通の奴でも多少の力はつくらしい。強い精神が必要だけどな(自分の心臓の辺りに手をあて)
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