右腕 2019-11-19 10:23:27 |
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あぁ!もうっ、疲れた!なんで急にくるのかしら…(真っ暗な魔界の世界。月明かりだけ頼りに死人を踏みながら魔術で死人を薔薇の花びらに変えて行き)
私だけで充分だったのに!魔王様ったら!…(隣で悠々と歩くシオンを睨みながらぶつぶつと文句を言うが魔力切れで少しふらふらで歩き)
(/書き出ししました。大丈夫でしょうか?ロルの長さや不満があれば言ってください!)
そう言う割には随分と疲労困憊しているように私には見えるがな、あんたは確かに能力はあるが戦い方が危なっかしすぎる。そんな調子では早死にするぞ(恨み言を零す相手を横目に、淡々とした様子で相手の能力を認めた上で戦い方について小言を言って)
あの程度の敵にそこまで消耗しているのが能力にかまけた戦い方をしている証拠だ(その言葉通り自身は同じだけの敵を相手にしたというのに涼しい顔をして歩いていて)
(/問題ないですよ。初っ端嫌な奴で申し訳ないです、もしもう少しソフトな対応を希望するようでしたら書き直しますので言って下さいね)
お気遣いどうもっ!!…なんか勘違いしてるけど魔界には早死もなんもないわよ…(的確に痛い所を指摘をされ、カチンと頭の中で戦いのコングが鳴るのと同時に足元に薔薇の魔方陣を出せば相手の足元は茨道になり、距離を開けて向かい合うと呆れたように呟き)魔界の住人は不死なだけで時期がくれば皆いつかは死ぬわ…(じっと見つめながら赤い瞳でまだ魔界に慣れてない相方に真実を教え、足元にある人間の死人にピアスを差し薔薇を作ると、口に持っていき薔薇を食べ魔力を補給し)
(/いえいえ、大丈夫です!とても素敵な娘さんでワクワクします!)
ちっ…くだらん真似はするな、体力の無駄だ(足元の茨に足をとられ、軽く出血するがそんなことはお構いなしに茨を一刀の元に切り捨てて)
私の言っているのはそういうことではない。確かにあんたたち魔族の寿命は私ら人間からすれば途方もなく長いだろうさ、化け物だけあってな…だが、その寿命を迎えるより先に戦で命を落とせばそれまでだろう(彼女の真紅に輝く瞳を見据え、すぐに前へと向き直ると刀を鞘へと納めながら戦いによる死は人も魔物にも平等に訪れるはずで、相手にはその自覚が足りてないと言い)
(/それなら良かったです。また何かあればなんでもおっしゃってくださいね)
はっ、安心しなさい…あの方よりは先に死なないから…絶対に…(脆い攻撃なために呆気なく倒されそれを見届けながら鼻で笑いながら魔王様よりは左記に死なないと凛としたような声で呟き)あんたと側にいるとやっぱりうんざりするわ…私は先に帰るわ(心配されたことに慣れてなくてくすぐったい感情に気づかないように感情に蓋をしてから回復した分の魔力を使い白い魔方陣を出し部屋の瞬間移動をし)
やれやれ、相変わらず騒がしい相方だ……ヴルム、私たちも戻るぞ(敵意剥き出しで言いたい事だけ言って城へと一人転移魔法で帰還してしまったのを見送り、誰に言うでもなく独り言のように呟いては指笛を鳴らしドラゴン型の魔物『ヴルム』を呼べばそれに乗って城へと向かい)
……(城へ到着し、灯りの殆どない薄暗い城内の廊下を足音一つたてずに歩き、魔王へと今日の戦果の報告を済ますべく謁見の間へと向かい)
それでは、魔王様!私は…(膝を床につきながらはっきりとした言葉に話し愛しい魔王様と話せたことで有頂天になりながら報告が終わると同時に相方が着いたことがわかり)ちっ…いえ、私は失礼いたします…(相方と目が合えばルンルンとした表情は一変し冷血な表情を浮かべるが魔王様に問われればすぐに笑顔を作り頭をさげながら相方の隣を通ろうとし)
…魔王、戦果の報告をする前に私の方から一つ進言がある。…最近戦場に私情を持ち込み和を乱す者が軍中にいるようだ、もしも今のまま捨ておけばこの先の任務に支障をきたす事もあり得る。然るべき対処をするべきというのが私の考えだ(すれ違う相手の姿を一瞥し、魔王の前へと立てば片膝をつき、しかし口調は普段と変わらぬ調子で側近という立場で魔王には認められているとはいえ、魔王を崇拝する者からすれば無礼にも思える態度で、まだ相手がその場にいるのをわかった上でそんなことを確信犯で述べて)
……ふむ、そうか、それが命とあらば従おう。私の方の報告は以上だ、失礼する(進言に対する答えは対処については現場に立つ自身へと一任するとのことで、その件についてはそれ以上何も言わずに報告を淡々と済ませて謁見の間から出て)
…本当、むかつく…(そう呟きながらも薔薇たちに水をあげる手つきは優しくてもくもくと今宵の戦いについてのことを考え、確かに私情を挟むやつもいるけど、それは悪いことではないと自分は思いまたため息をうつ)あいつはなんで、寂しそうなんだろう…(相方の戦い方は冷血すぎて見る側としては怖いだろうだが、自分はどうしても寂しそうに見えてしまうと考えながらはっと顔を上げないないと首を降り)
…やはりここに居たか、あんたに話がある。少しツラを貸せ(相手がいつも花の世話をしているガーデンに音もなく現れ、その背後に立って言葉少なにそう言えば場所を変えて話そうと顎先をクイっと動かし促して)
そう言って私がついていくと思う?(背後に立つ人物にじろりと睨みながらそう冷たい言葉で跳ね返し)まったく、なんであんたがここにいるのよ…(そう呟きながら立ちあがり移動せずにまだ水をあげていて時には薔薇の手入れをしていて)
来ないだろうな、まあいい…ここでも話しが出来ない訳ではないからな(やれやれ、と言わんばかりに肩を竦めるも素直に言うことを聞かないパターンも想定のうちで)
…話しというのはあんたの私に対するその態度のことだ。あんたが私のことが気に入らないのは重々承知だ、そして私も正直あんたのことは好きじゃない。だが、戦場にまでその感情を持ち込むな、剥き出しの感情は任務の邪魔になる(冷ややかな声で一方的にそう言葉をなげかけ、瞳をスッと細め)
…戦場に持ち込んだことはないわ…(ひやりとくる発言に嫌気が差し手を止めため息をつく)私はね、あんたのその態度表情すべてが嫌いなのよ!!(もう我慢できないとばかりに大声で話し目の前にいる相方と共に魔王城で暴れてもダメージがない場所に移し)話したってキリがないわ…勝負しましょうよ…(そう呟くと同時にブローチに魔力を注ぎ鎌形の剣をだしずっと話したかったことを話そうとし)
やはりこうなったか…だから最初から場所を移そうと言ったんだがな(話し合いでの解決は望めず、相手が実力行使に出ることは目に見えていて、城内でお互い全力を出すのはマズいと思い別の場所へと移動するよう言ったのだがなとため息を零し)
まあいい、ここならば魔王からお叱りを受けることもあるまい…死んでも恨みっこ無しだ、本気のあんたを相手に手加減してやるような余力は私にはないんでな(お誂え向きな場所へ相手の魔法で強制的に飛ばされれば深く深呼吸をして抜刀すれば姿勢を低くして構え)
だから…簡単に死なないわよっ!!(そう話すと地面を蹴りあげ急接近で相方に近づけば鎌を下ろし)はっ、あんたに手加減されたらそれこそ情けないわ…(そう話すと同時に指を鳴らし白い薔薇の魔法陣を出し針のように茨がつき出して、その魔法陣に追い込むように鎌を振り下ろし攻撃していく)
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