宇宙一の火消しバカ 2019-11-14 22:52:26 |
通報 |
(澄み切った空気を肺一杯に吸い込む。太陽が漸く顔を覗かせ始めた早朝にベランダにて大きな伸びをする男が一人。雲一つない薄い水色が広がる空を見上げては 良い洗濯日和になりそうだ なんて思考を巡らせ室内へ戻り、手慣れた様子で朝食の用意をし始めた。トースターにパンを二枚放り入れ、焼き上がるまでの間フライパンをクッキングヒーターの上へ乗せスイッチオン。冷蔵庫から手早く卵四つとベーコンを取り出し、フライパンが十分に熱された事を確認してからまず取り出したベーコンを敷く、次に卵の殻を割って中身を鉄板へ投入。味付けに塩胡椒を適量振り掛け少量の水を入れてから蓋をし、焼き上がるのを待っているとトースターからの合図を貰う。食器棚から二枚の皿を手に丁度良く焦げ目が付いたトーストを皿へと並べ、そろそろ焼き上がる頃だろう、クッキングヒーターのスイッチをオフ、蓋を開け蒸気に気を付けながらトーストの上に目玉焼きとベーコンをセットする。盛り付けられた皿をリビングの机上へ運んでは満足そうに腕を組んだ。後は未だ夢の中であろう同居人を起こすのみ、足速にお目当の部屋へ向かうと数回ノックしたのち無遠慮に扉を開け、ベッドに横たわる巨体へ声を掛けた。)
クレイ!朝だ、起きろー!飯も出来てる!
(/此方の描写を参考迄にあげておきます!必ずしもこの長さでなくてはいけないという話ではないですので悪しからず…それでは気長にお待ちしてます…!)
トピック検索 |