さすらいの旅人さん 2019-11-12 07:31:18 |
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おや?ヴァイス様も照れるのですね。
(貴方の意外な表情を見れて嬉しそうに笑みを溢し)
……おや?どなたかがお探しの様ですね。
僕は暫く退席致しましょうか。
(貴方からすっと離れ、扉の方へと向かおうとし)
ヴァイス様の姉上様?
(主の姉の訪問に少し戸惑い)
……ヴァイス様がそう仰るのなら僕はここに居させていただきます。
(少し迷ったあと、貴方に従い先程まで居た位置まで引き返し)
…姉上は、お菓子を作るのが好きだから
味見で俺を探しているんだ。
まあ、美味しいんだがな。だからこそ、
是非お前にも食べてみて欲しいんだ。
(貴方が戻ってきたのを見て笑うと、部屋の外に居るのであろう姉に大声で呼び掛け)
ヴァイス様の姉上様がお菓子……ですか?少し意外ですね。
僕もお菓子は好きですので嬉しいです。作るのも、食べるのも。
今から、とても楽しみです。
(いつもの落ち着いた表情からは想像出来ない程目を輝かせ、嬉しそうに笑みを浮かべ)
「スカーレット、こんな所に居たのね!
あら、ヴァイオレットも一緒なの?」
(クッキーが山のようにこんもりと盛られた皿を片手に部屋へと入り、ヴァイスと貴方を交互に見比べて首を傾げ)
……有り難うございます。
美味しそうなクッキーですね。
(皿に盛られたクッキーに目を輝かせつつも、平静を装い)
ヴァイス様、お先に召し上がってください。
僕はその後に食べさせていただきます。
(主が優先という考えで貴方に勧め)
…頂きます。
(行儀よく手を合わせ、クッキーを掴み)
…うん、やっぱり姉上のお菓子は美味しいです。
(にこ、と微笑みつつ述べ)
「そうかしら?ほら、ヴァイオレットも
食べなさいよ」
(クッキーを貴方に勧め)
では、僕も頂きます。
(手を合わせてから、クッキーを口に運ぶ)
ん……本当に美味しいですね。
このクッキー、何か普通のクッキーと作り方が違ったりするのですか?
(興味津々という風に右目を輝かせながら貴方の姉に尋ね)
そうですか。……でもどうしてこんなに美味しいのでしょうね。
(相手の微笑みに束の間見とれた後に、微笑み返して)
ヴァイス様もそう思いませんか?
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