《 彼岸花 》管理人 2019-11-08 20:09:52 |
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奇病:蕩血病 (トウケツビョウ)
血液を摂取する事によって恍惚や多幸、忘我などの快楽を引き起こすといった、麻薬のような作用を持つ。血液には若干の依存性を含んでいるが、摂取した場合その人物によって個人差はそれぞれあるので、依存しやすいかしにくいかの基準は定められない。体臭は甘い香りがするものになっており、隣にいると仄かに漂ってくる。自分自身に影響は及ばない。また、病そのものにより死に至る事はないが、蕩血病から派生して起きる被害の方が大きいと推測されている。
名前 : 早柳 縣 (サヤナギ アガタ)
年齢 : 17歳
身長 : 172cm
容姿 : 胡桃色の髪は耳の先端に触れる短さ、うなじはさっぱりと刈り上げられ、癖はあまりなく全体的にストレート。やや目にかかる不規則にギザギザとした前髪。金色の虹彩と小ぶりの瞳孔を持ち、切れ長の双眸はどこか挑発的な印象を抱かせる。血色の良い肌。体型は標準と比べて幾分か痩せているため、骨張った線が浮かんでいる。長袖の黒いインナーの上に五分袖のゆったりとした白いTシャツを着用。左右の袖に黒色のラインが二つずつ、フードからは銀色に四角形の金具が付いた黒紐が垂れており、左胸の位置にビビッドピンクの照準がデザインされてある。黒い細身のズボンと赤いスニーカーを履いている。
性格 :歯に衣着せぬ物言いは躊躇するような素振りは少ないため直球的であり、加えてさほど自覚もしてない。初対面やこれまでの関わりが少ない者へ対する人見知りはしないタイプ。そのため、他者へは気さくに接していく。感情に合わせて表情が変化しやすく、同様に仕草や態度にも表れる。その姿は何をどういう風に受け取ったかが分かりやすい素直な人物。日頃から賑やかとも喧しいとも言える振る舞いが多い、典型的な男子。一方で自分が抵抗感などを生じらせるような状況や場合に陥った時、意地を張り気が強くなっていき、豹変したかのように荒々しくなる面を兼ね備える。
備考 : 一人称「俺」二人称「あんた、お前、呼び捨て、さん付け」など
発病したのは15歳の時。当初は目に見えた症状がなく、病棟に連れて来られたのは早柳の友人による咬傷事件が起きてしまった16歳の頃。医者から直接告げられた訳ではないが、奇病が完治不能な事も病院の外へ出られない事も心の内では悟っている。家族には会えない、思い描いていた将来は叶わない、三年前の生活には絶対戻れないと理解しており、同時に寂しさが鳴りを潜めている。
自分よりも年上(成人済みが主)の相手には基本的にさん付けでタメ口だが、同室の患者に対しては呼び捨てで話しかけている。
絡み文 :
───なんで、こんなに真っ暗なんだ。
( 目を開いても、広がっている光景は黒色のままである事に疑問が浮かぶ。まだ微睡みの中にいるのかもしれないと自問自答するが、それにしてはしっかり覚めている感覚があり。体を起こしてみると、ベッドの上にいる時のようにスムーズではなく何かの物体に腕や爪先、肩などが当たる。暗くて、恐らくは狭い場所。そんなフレーズに引き寄せられたのか、不意に記憶が鮮明となる。数十分前なのか数時間前なのかは分からないが、物置部屋として半ば放置されかけているこの場所に自ら入っていき、そのまま寝こけていたらしい。そうだそうだ、納得出来たと瞬きを一つしては立ち上がり、慣れてきた足取りで扉に向かう。廊下に人工的に輝く明かりはあるが、窓の奥は橙色が深い青色へ移り変わる最中。夕方から夜になっていく頃で。 )
(/昨夜はkeep延長していただき、本当にありがとうございました!この世界観に見合うものが仕上がったのか少しばかり不安ではありますが、ご確認よろしくお願いいたします。訂正すべき点などありましたら、教えてくださると嬉しいです。)
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