一見さん 2019-10-28 22:49:48 |
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そうか…お前ら両親は?…?君は?
(改めて屋敷を見てみれば3人で済むといえば少し大きく不思議に思い聞いてみて。足音と声がしたほうを見ればまた同い年ぐらいの青年が目に入り双子だろうかと思いつつ聞いて)
………レイヴン。レイヴン、シャルロッティです。
(どこか不服そうに口を開き、名を告げて)
親?知らねーや。いないんじゃね?
(こてん、と首を傾げて言い)
レイヴン…か。お前は?
いないんじゃねってお前生まれた場所知らないのか?
(告げられた名前を反復すると冷静なこっちが兄だろうか。と思い正面にいる相手に聞いて。曖昧な返答に眉を顰め)
………僕、ですか。僕は貴方の目の前にいる
ヴェイン・シャルロッティの弟です。
(どこか苛々としたように足踏みをしつつ)
俺、あんま知らねーもん。
だって、レイヴンより頭悪ぃし。
(悪戯っぽく微笑めば、ぽりぽりと頭を掻き)
ふーん、名前も顔もそっくりだな。お前がヴェインでお前がレイヴンね
(二人の顔を何度か見比べつつ性格だけは真逆、と心の中で付けたし苦笑いし。っていうかそんなに苛々しないでもらっていい?、とレイヴンの方を見て冷たく言い)
……僕は人間が苦手なんです。では。
(つんっ、と頭を下げると踵を返し、屋敷へと戻っていき)
おい、レイヴン!
…ごめんごめん、アイツ俺と違って
人間嫌いなんだよな~。俺が大好きな
ピーマンの茄子詰めも食えねーし!
(去って行く弟を呼び止めるが、消えたのを見届けると申し訳なさそうに微笑んでは弁解し、語感はどこか弟に怒っているようで)
っそ…悪いな。大丈夫だ、俺も悪かった。
(屋敷の中に消えたレイブンの後ろ姿を見ながらそんなことない、といい。そこは関係ないだろ、と困ったように笑い頭を撫でて)
後で弟には言っとくからさ、とりあえず
あんたの傷の手当てしねーと。
俺らと違って人間はシュンカンチユ?
しねーんだから。
(相手の手をぐいぐいと引っ張り、屋敷に連れていこうとし)
え、ああ、そうだな…
シュンカンチユ?…あぁ瞬間治癒か…
(手を引かれるまま苦笑いしながらも歩き出し。一瞬眉をひそめてはてなを浮かべるが漢字に変換し納得したように頷き)
とりあえずここ座って待っててくれよ。
俺、怪我の手当てだけは得意なんだぜ。
(屋敷に迎え入れた相手に屈託なく微笑んではソファを指差し、自分は奥の部屋へと消え)
あ、あぁ…
…それにしても広いな
(ゆっくり歩きだすとソファに腰かけ、奥の部屋に消える相手を見送り。小さくため息をつくと辺りを見回し感嘆の声を漏らして)
本当か?あまり痛みは感じなかったんだが…
王子様?誰の?
(ちらりと横目で相手を見ておかしいな…と呟いて。いかにもファンタスティックなワードに小さく首を傾げ質問をぶつけてみて)
ジュリーの。アイツは棘姫の物語から逃げてきたんだよ。永遠に寝てたいからって、粘着系ストーカー気質の王子様を振り切ってこの屋敷まで来たんだってさ。俺達に迷惑を掛けないって約束で匿ってんの。
(ピンセットでトゲを引き抜きつつ、ぼそりぼそりと語り始め)
そうなのか…そんなファンタジー本当にあるんだな。
なんか…悪いな
(ジェリーが屋敷に来た経緯をしると驚いたように目を見張り。自分が来たことでジェリーを怖がらせてしまったことやヴェインに手当てさせていることを申し訳なく思い謝って)
そうか…なら良かった?
(屈託なく笑う相手に考えてたことが全て馬鹿らしく感じつられて笑い。認めてもらえたと安心し良かったと零すも仕事相手に良かったのだろうかと思ってしまいハテママークをつけて)
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