政府産審神者 2019-10-14 00:51:29 |
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>26 白さん
いえいえ、私などまだまだだよ。人の子ほど優しくしてやれているかすら、私には分からないからね。
( 貴女の言葉に背を向けたままで左右に僅かに首を振ると、笑みを作り人がする様な謙遜に似た言葉を述べて。しかし、彼女に見えない様に最後の方では寂しげな笑みへと表情を曇らせ。しかし続いた貴女の皮肉にも似た言葉にクスクスと笑って見せれば
「何を仰有るかと思えば…こんなにもお可愛らしい娘さんにそんな非道な真似など、誰が出来ようものですか。」
と、自らの顎に軽く握った拳添えては、この本丸に充満する邪気に似た気を隠す様に明るく告げて。不意に続いた言葉に背を向けたまま一瞬目を細めた、その際、ほんの一瞬だけだが空気が凍った様に冷たくなった。そして漸く着いた部屋の襖を開くと向き直り
「そうらしいですね、だから未だに孤独な独り身だよ。ふふ、お嬢さんの様な可愛らしい娘さんが嫁に来てくれればね…なんてね?さて、此処が言っていた部屋だよ。」
わざと袖口で目元を拭う泣き真似をした後に、冗談混じりに言えば小さく笑い。掌を上向けて部屋の中へと指先向けては、中に入る様に促して。 )
(/遅くなり、誠に申し訳ありませんでした!!)
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