>>縁 (漂う匂いに共感してだろうか、なにか悲しさが僅かに自分の中で芽生える。相手の問いに緩く微笑んで見せては) 誰だって花を綺麗って思う気持ちは変わらないと思うんです (不意に思いついて、相手の手に彼岸花を握らせようとする。もし、遠慮したとしても) 俺はまた摘めばいいから (と、告げて)