主 2019-10-01 16:31:47 ID:31f4cee70 |
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>26 紺さん
…お褒め頂き光栄です。
( この名を良いと言った鬼など初めて見た、と僅かに目を見開いて暫しの間沈黙するも、緩やかな笑みを浮かべては自らの胸に右手を添えて頭を下げ。了承を得る事が出来れば僅かに右手を彼女の頬へと伸ばす。しかし次の瞬間、両手を広げる彼女があまりにも幼く映り、彼女の小さな体を抱き締めてその頭を撫で 「 鬼でなくば、その手に握られているのはただ一輪の花やも知れぬというのに…。 」 そう、胸が張り裂けそうな内心を吐き出すかの様に呟いて。 )
>27 桜さん
雀…ですか、久しく見ておりませんでした。
( 鳥目であるにも関わらず飛び去ってしまった一羽の雀、昼間に飛び交う小鳥などいつ振りにこの目にしただろうか。可能ならば人であった頃の様に自らが育てた稗や粟などを撒いて、愛らしく啄む様子を拝みたかった。そんな事を思いながら、飛び去った方角をじっと見詰めては少し残念そうに呟いて。 )
>28 炭治郎君
有り難う。曼珠沙華の花がこんなにも赤い事を、すっかり忘れてしまっていた…。
( 腰に携えられた刀に手を掛ける訳でもなく、ただただ優しげな表情を浮かべ歩み寄ってくれる彼。人と鬼では無く、自らの存在を見てくれている様な彼の反応に胸が苦しくなる程締め付けられる、同時に鼻の奥がツンとする感覚を覚えるもやんわりと微笑んで。差し出された彼岸花、久しく見ていないだけでこの鮮やかさに新鮮さを感じた。再び彼へと視線向ければ 「 鬼だと気付いていて、どうして? 」 明らかに人とは異なってしまった見た目、更には彼はきっと鬼狩りと名高い鬼殺隊の隊士だと見受けた。故に感じた疑問を問い掛けては、僅かに首を左へと傾けて。 )
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