>>縁 (かけられた声に反応して見れば、木陰に男が佇んでいた。炭治郎は鼻がいい、ので男が鬼である事はすぐにわかったし、男が人を喰った様子もない…例えるならば愈史郎に近い匂いがする事にも気付いた) …ほら、綺麗だろう? (炭治郎は長くは考えなかった。日の元へ出てこられない相手の為に、自ら木陰の中へ入り綺麗な赤い彼岸花を差し出し)