優秀な完璧欠落の男子生徒 2019-09-23 12:37:04 |
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そんなに、俺の好きなものが気になるか
(サーモンの類も好きなのでは?との問いかけにまたもこくりと頷いて。サーモンのクリームパスタ、サーモンのシンプルなサラダなど、頭の中でさまざまなサーモンを使った料理を想像しながら、今度は此方から問いかけてみて、)
鮭が好きならサーモンも好きかなぁって思って。私は海老が大好きで、海老料理なら何でも美味しいから迷っちゃう!
( 何となく軽い感じで聞いただけなので、気になるかと聞かれると首を傾げつつ理由を話して。彼が鮭が好きな様に彼女は海老が大好きなので、ついつい大好きなものに対して熱く語ってしまい。語ってから我に返ると直ぐに謝って )
ご、ごめん……急に熱く語ってしまって。
いいよ、面白かったし。一々謝らなくていい
(海老について熱く語り終えた相手に、怒るでも、呆れるでもなく、ただ淡々とそう口にして。しかし話はきちんと聞いていたようで、相手までとはいかないが海老や蟹の類ならば自分も好きだなと、もしかして海鮮が好きなのかなと考えつつ、ゆっくり立ち上がり、)
まだ少し時間あるから、校内案内してくれるか?
( 彼が立ち上がると同時に立ち上がり、まさか本当に校内案内をする事になるとは思わず驚くも笑顔で『 わかった! 時間が許す限り案内するね? 』案内すると伝えては早速屋上を後にし、移動教室でよく使う部屋から丁寧に説明しつつ案内をして行くと突然立ち止まり、彼を見詰めて )
……卯月くん。私と友達になってください! 卯月くんとなら遠慮なくたくさんスイーツを食べられそうで! 美味しいタピオカドリンクのお店、私知っているよ!
……急だな
(前にいた学校よりもかなり広い、迷わずに行けるだろうか不安に思いながらも案内された大体の場所と、なにをする部屋なのかは覚えて。突然立ち止まり、友達になってと頼んできた相手に思わず本音が口から出。相手から目を逸らしどうしたものかと考えるも、最終的には軽く頷いて承諾した様子で)
うん……急だよね。自分でもそう思った。
( 彼に言われてから改めて考えると急な事で我ながらダメだ、と考えながら言葉紡いで。腕時計ではなく、スカートのポケットから金色の懐中時計取り出し時間確認しては昼休みが終了間近なので教室に戻ろうとして )
改めて、友達になってくれてありがとう! そろそろ教室に戻ろうか。
…さっき、なにを聞かれてたんだ
(行く時は相手の転移魔法を使ったので、次は自分がと転移魔法を発動させようとしたところではっとし、問いかけて。もし自分のことに対しての質問をされていたのなら、相手に余計な迷惑をかけてしまったことを謝りたく)
──え? あー……卯月くんの事を聞かれて。知り合いなのか、とか。何で席が隣なのか、とか。
( いつか聞かれると思っていたので身構えてはいたが、実際に聞かれると最初は戸惑うも素直に伝えては困らせまいと笑顔になり、廊下をひたすら歩き )
卯月くんは気にすることないからね? あの時きちんと話せなかった私が悪いのだから。
なんで席が隣か、って、空いてたからだろうに
(大方そんなところではないかと予想はしていたが、その予想が当たってしまえばはあ、とひとつ溜息零しては吐き捨てるように言い。じっと相手の笑顔を見、教室に入る手前で呟くように)
無理して笑うな、…俺の事は、俺が答えれば良かったんだから。
卯月くん……ありがとう。
( 教室に入るも何事もなく変わらぬ室内でほっとし、その後午後も終業時間まで滞りなく授業を終え、HRも終了すると放課後になり。再び身構えていたが質問攻めにしたミーハーな友達たちは放課後の事で頭が一杯なのか直ぐに教室から出て行って。その姿を確認するとほっとし、ぼそりと独言呟けばいつもの特訓をしようと彼女も教室から出ていこうと準備して )
質問されなくて良かった。……私も帰らないと!
……あ
(転校初日、大きな事件なども無く終わることが出来てほっとしていて。相手が帰るより先に教室を出、帰路の途中、新しくできた店が目に留まれば吸い込まれるよう入店して。タピオカドリンクを片手にドアをくぐれば、向かいの道に相手がいることに気づいて)
あ、ここか。新しくできたタピオカドリンクのお店は…──って、卯月くん。早速買ったんだね。
( 携帯のアプリで地図を見ながら新しくできたタピオカドリンクの店を探しており、到着すると入れ違いで彼が買ったであろうタピオカドリンクを持って外に現れると思わず声を掛けてしまい )
タピオカ人気だから買うまで並んだでしょう!
…まあ、そこそこ
(もしかして、ここが新しく出来た店だと知り、柳瀬も買いに来たのだろうか。漠然とそんなこと思いながらタピオカドリンクに口をつけ、これを買うまで30分は並んだことを思い出せば首傾げつつ、)
一緒に並ぼうか、並んでる間、暇だろ
卯月くんが良ければだけど……パンケーキは食べられる? タピオカも良いけど、パンケーキにしようかなって。お店もこの近くだし。
( タピオカとパンケーキで迷っており、確認も兼ねてパンケーキは好きか尋ねてはメニューを確認すべくお店のサイトでどんなメニューがあるか確認して )
フルーツたっぷりのパンケーキも美味しそうだなぁ……。
パンケーキ…か
(甘いもの自体が好きなのでゆっくり頷くが、SNSで見るようなパンケーキは、ふわふわしたクリームがどっさり、可愛らしいフルーツや盛り付けが施された物ばかりで。食べたい気持ちはあるものの、そんなふわふわしたものを食べに行く自信はなく、ぽつりと)
俺が食いに行っても、いいのかな
意外に男性のお客様も多いみたいだけど、苦手だったら無理には誘わないよ!
( SNSで男性客が多いのを画像で見つけるとその画像を見せつつ遠慮がちに伝えて。パンケーキのメニューを調べているとどれも美味しそうなので迷いつつも瞳は輝き )
やっぱりいちごと生クリームたっぷりのパンケーキにしようかな? ──え!ドリンクにタピオカもあるんだ!!
行くか、金もあるしな…
(ドリンクにタピオカ、それを聞けば今もタピオカを飲んでいるにも関わらずそう承諾して。クラスの奴に見られなければ良いけど、そんな不安を抱きつつも手にしていたタピオカを飲み干してゴミ箱に捨て、)
あ、ここみたいだよ?
( お店が近くだったので歩いて10分もかからず店舗に到着すると、やはり客は女性が多くて中には学生もちらほらといるようだが、気にせず入店してはすぐにテーブルまで案内されて )
パンケーキどれも美味しそうだから迷うなぁ。卯月くんはもう決まった?
…決まった、柳瀬は?
(メニューを手にし、ちらりと覗けば魅力的なパンケーキが数々並んでいて。じっくり選んでいたらどれも美味しそうだから決まらないかもしれないと考えれば、一番最初に目に入ったチョコレートとナッツ、そこにアイスクリームを乗せたパンケーキにしようと心に決めながら相手に問いかけ、)
私も決まったよ!このスロベリーと生クリームたっぷりのパンケーキと飲み物はアイスレモンティーにしようかと。
( メニューを指差しながら説明し、決まったので早速店員を呼んで注文済ませては運ばれて来るのを待って。その間は彼に質問し )
あ、そうだ! 卯月くんは魔法は何でも使えるの?
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