デイダラ 2019-09-23 02:12:13 |
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(ーーーえ、イタチ…?大丈夫か…?(その声は今の相手にとってはとても懐かしいような感じの声でフラフラしている相手の体を慌てたように受け止めては、丁度腰から少し下まで伸びている蜂蜜色の髪が軽く靡いて)
また……お前か…。助かった……、(前に倒れそうになった体を支える手に驚いたように顔を上げるが声を聞けば相手が誰だか直ぐに分かり小さく微笑んではお礼を口にして体制を整えては熱で潤んだ瞳で相手の顔を見つめ)
(いやー……ちょっと、アンタの弟を巻いてたんだよ……(相手の言葉に苦笑いしてそう言うが相手の顔を改めて見てはそっと額に手を当ててみてそこから伝わってきた異様な熱さに熱があると確信しては眉を下げ、アンタ熱あるじゃねえか……水持ってくるから部屋で横になっとけよ…?」と丁度相手の部屋は直ぐ近くだったので肩を貸して部屋へとお邪魔してはベッドに座らしてそう声をかけて再び相手の部屋を出て))
サスケを……そうか。…ぇ……、あー…すまないな。(苦い顔をして告げる相手の言葉から弟の様子が伝わってきて頬を緩めるが息苦しさに数回咳き込んでは熱があると呟かれた声にぼーっとする頭で小さく頷いては大人しく肩を借りてベッドに腰かけ部屋を後にする相手の後ろ姿を見送るが、熱があるせいか不安な気持ちが押し寄せ自然と瞳には涙を浮かべ無意識のうちにシーツをぎゅっと握り)
(ただいま……って、イタチ?どうした?大事なんだぜか…?(約2分後相手の部屋へと戻ってはただいまと声をかけるが今にも泣きそうな表情の相手を見ては慌てたように持ってきた水を机に置いていき相手の隣に腰かけては心配そうに大丈夫かと聞きつつ優しく頭を撫でて)
……っ、デイダラ…。あぁ、大丈夫だ……。(相手が部屋に戻ってくれば安心したような顔をしては一息付き慌てた様子で隣に座った相手にハッとしたように滲んだ涙を拭い、大丈夫だと告げては自分を撫でるその手の優しさはこのデイダラも変わらないと頬を緩め)
(………大丈夫、今だけはオイラがついてるからさ(滲んでいた涙に気付いていた為そっと頭を自身の胸元に抱き締めては優しく頭を撫でながら大丈夫だと声をかけ僅かに苦笑いしては、まあ、アンタの弟を巻いてるしオイラ…その、長くは此処には居られねえけど…。と小さな声で呟き)
…ありがとう……。(頭を胸元へと抱き寄せられれば安心した様に目を瞑り小さく呟くが弟を巻いているという相手の言葉にそうだよな…と納得した様に呟いては、大丈夫…熱が出るのも慣れているし…。それに、明日も下がらないようだったら任務は鬼鮫に任せる……と自分を心配してくれている風の相手を安心させるべく小さく微笑んで告げては顔を上げ少し大人びたその顔を見つめ)
(……わかった。でも本当に無理はせずちゃんと寝てろよ?イタチ(相手の言葉心配そうな表情をしつつ頷いては熱が下がらなければ自身の相方に任せると言われればまあそれもそうかと自身を無理矢理納得させれば無理はしないように伝え先程持ってきておいた水が入ったコップを差し出して))
分かっているよ…、ありがとう……。(心配してくれる相手に頷いて告げれば差し出されたコップを受け取りゆっくりと水を飲み、助かった…と呟いては遠慮がちにベッドに横になりまだ重たい頭を枕に沈ませ苦しそうに息を吐き)
(…………(苦しそうな相手に眉を下げては暫くの間は側に居れるのでそのベッドの縁に腰かけては苦しそうな相手が少しでも楽になれればいいと思いながらたまたま持ち合わせていた冷えピタをそっと相手の額に貼り優しく頭を撫でて))
ん…、冷たくて気持ちが良いな……。(相手が傍に腰掛けた様子を見ては暫く居てくれるのかと察し安心したように目を細めては額に貼られた冷えピタに表情を和らげ、お前はいつも準備が良いな…と小さく呟き)
(いや、準備が良いというか……たまたま持ち合わせてただけだぜ(幾分か表情が緩んだ相手に安心しつつ準備がいいなと言われては頭を約撫でつつふっと微笑んで別に準備が良いと言う訳ではなく、今回はたまたま持ち合わせてただけなのだと相手に伝えて))
そうなのか?前に、こっちのお前にもこうしてもらった事があってな…。(たまたまだと言う相手にきょとんとした顔をしては呟き前に同じようにして冷えピタを貼ってくれた相手のことを思い出しクスッと笑い)
(ん?………あー…そう言えばアンタの看病したんだよな、オイラからしたら4年前ぐらいに(相手の言葉にキョトンと首を傾げるが少し考えた後朧気な記憶を思い出したように微笑んでそう言い優しく頭を撫で、あの時アンタが本当に体調崩しててちょっと吃驚したけどな。と苦笑いしつつ呟き、その蜂蜜色の髪は此処の自身と比べ腰から少し下まで伸びていて今は括っていないのでベッドの上に少し広がっていて)
4年……そうか…4年後か……。(熱で朦朧としながらも相手の言葉を飲み込んでは頬を緩めどこか安心したように呟き、それは弟が4年後元気にしている事に対しての安心であり呟いてからそっと片手で相手の伸びた髪に触れては伸ばしているのか?と何気なく問い掛け)
(うん、4年後、だぜ、イタチ。アンタの弟はちゃんと元気にしてる(4年後と言う言葉に安心したように僅かに微笑む相手を見ては此方も微笑んでポンポンと頭を撫でてそう口にし紙を伸ばしているのかと聞かれれば「ん?あ、ああ、流石に長くなりすぎたら切ってるけどな…」とキョトンとなりつつ苦笑して伸びすぎれば切っていると答えて自身の髪に触れては「…アンタがよく髪色誉めてくれたからさ…」と微笑んで小さな声で口にして)
イタチ…久しぶり…本当に遅くなってごめんな……背後が凄いバタバタしててやっとこれた……(そろっと顔を覗かしては本当に申し訳なさそうに謝り)
それを聞いて安心した…。これからも面倒をかけると思うが、サスケを頼む……(頭を撫でながら告げられた言葉ににっこりと微笑見ながら告げては小さく呟かれた言葉に耳を傾け、相手にとっては随分前になるであろう自分の言葉を覚えていてくれたという事実に嬉しそうに目を細めては、あぁ…デイダラの髪は綺麗だよ……と優しく呟いてから髪に触れていた手を下ろし眠たそうに瞬きをし)
デイダラ、久しぶりだな。そんなに気にする事無いぞ?(申し訳なさそうな顔で現れた相手に安心させるように微笑み)
(ああ、勿論だぜ。未来のアンタにも頼まれたけど過去のアンタにも頼まれたし、最後までちゃんと面倒は見るつもりだぜ(相手の言葉に勿論だと微笑んで頷いては久しぶりに髪色を綺麗と言われ僅かに赤くなるが眠そうな相手を見てはふっと微笑んで相手の頭を優しく撫でて、もう眠いなら寝た方がいいぜイタチ。お休み。と優しく声を上げては横になっている相手の頭を優しく撫でながらお休みと声をかけて))
う、うん…でも本当に遅くなってごめんなな…(相手の言葉に苦笑いするがやはり遅くなったのは申し訳ないと思っているので再度苦笑いしたまま謝っては恐る恐る相手に抱き付き、…その、会いたかった…。再度恐る恐る会いたかったと呟き)
ありがとう…デイダラ。(勿論だと言う相手に安心したように微笑んでから呟いては顔を赤くした相手にクスッと微笑みながらも眠たそうに目を閉じかけ、そうだな…熱も下がると良いんだが……と呟いてから頭を撫でてくるその手に心地よさそうに頬を緩めおやすみ……デイダラと小さく呟き目を閉じて寝息を立て始める)
もう謝るな…、俺も会いたかった。(謝る相手の頭をぽんぽんと撫でてからそっと抱きついてくる体を優しく抱き締め返しては愛おしそうに呟き)
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