デイダラ 2019-09-23 02:12:13 |
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何か、ありがとうな!…あ……紅葉だ…(相手の様子に苦笑いしつつ微笑んでお礼を口にし、残っているおにぎりを口にした瞬間に落ちてきた紅葉を掌で受け止めじっと見詰めて)
はは、そっか…!…はい、秋のプレゼント、だぜ!(相手の言葉に小さく微笑みつつ、木を見上げる相手を見ては、ふと自分が持っていた紅葉を差し出し、子供らしらを残した笑顔でそう言い)
………(その相手の儚げな笑顔を見てはそっと近くに寄り添うようにし、時が来るまではアンタの近くで見守りたいな…なんて空を見ながら心の中で呟くが、実際には声に出ていて)
……デイダラ、そういう言葉はもっと別の…意中の相手に掛けるべきだと思うぞ。……本気にされたらどうするんだ。(相手の呟きにしばし固まり、目を泳がせながら言葉を発するも最後は囁くようにして)
……、時が来るまで言っただろ?イタチ。それにオイラはただアンタのこれからを近くも遠くもない立ち位置で見守りたいってだけだしな(相手の言葉と様子に目をパチクリとさせるも苦笑いしてそう言い、最後はずっと雲1つない青い空を見詰めながら呟き)
そ、そうか…。なんだか余計なことを言ってしまったな…、俺としたことが…。(変な勘違いをしたことに焦り、顔を赤らめ俯くも空を見つめる相手の顔をちらっと目だけで確認し)
はは、誰だってそう言うことはあるさ。…それにそう言う気持ちを持ってたとしても…オイラは多分絶対口にしねえと思う…(空を見詰めながら微笑んでそう言い、僅かに苦笑いしてそう呟く横顔は、19歳という大人と子供の微妙な立ち位置にいるせいか、何処か不安定に揺らいでいて)
……忘れてくれ。口にしないか、俺だってそうかもな…。(失言に頭をおさえてため息をついてから相手の言葉を聞き心の中で、本当にその時が来たらきっと自分は何も言えなくなると呟き、手元にある紅葉を見つめる)
まあ、言うか言わねえかって、人それぞれだよなあ…。…イタチ、ここで1つナゾナゾだ!使う時に使わないで使わない時に使うものってなーんだ?(僅かに苦笑いしつつそう呟くも、何処か重苦しい空気を払うべく唐突に笑顔でナゾナゾを出して)
…っ唐突だな、子供の時以来だ。えっと…使う時に使わない……、(相手の発言にきょとんとした後片手を口元へ持っていき考える仕草をするが答えが浮かばず、んー…、と悩んでは首を捻り)
はは、ちょっと難しいか?ヒントは、このアジトの風呂場にもあるものだぜ!(考える相手にクスッと微笑んでは、分かりやすいヒントを出して)
正解!答えは「ふた」だぜ!(嬉しそうにこちらを見て答えた相手に此方も笑って正解だと頷き、思わず笑顔のまま自分より少し背がある相手にぎゅっと抱き付いて)
ナゾナゾなんて滅多にやらないからな、難しかったぞ。…?っと、どうした…!?(クスッと笑い話していたが突然の抱きつきに驚き、自然とこちらも相手の背に手を回し抱きとめる形に)
んー……何でもねえ!でも何かすげえ安心してさ(どうやらとても御機嫌らしく、相手に抱きついたまま小さく笑っては明るい笑顔でそう言い)
良くは分からないが…まぁ、たまには良いだろう。(相手が嬉しそうなのでしばらくこのままでもいいかと抱きとめたまま頭を撫で)
………頭を撫でられたのってアンタが初めてだったからさ…何か安心する…(撫で受け抱きついたまま相手の肩に頭を置いては、何処か優しげな声でそう呟き)
俺も弟にしかやったこと無かったな…。デイダラのことは、何故だかつい甘やかしたくなるな…。(どこか懐かしむ顔をして、何故だろうな…、と呟きながら優しい手つきで相手の頭を撫で)
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