デイダラ 2019-09-23 02:12:13 |
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強くなれる、か………(なるほどと思いつつ自分の手を見詰めるも、ふと相手の顔を見ては、その片手を両手で包み込むように握り、僅かに俯き)
…上手く言えねえし、言っていいのかわかんねえし他の皆はわかんねえけど……オイラはアンタの一番の理解者……と言うか、味方でありたいって、思うんだ。……って、変だよな?(上手く言えないながらも不安さを滲ませつつ何処かそう必死に伝えては、最後は苦笑いして呟き)
お前のことは良い後輩だと思っている。しかし俺は…誰かに理解を求めたことは無い。ましてや、味方など…。里を抜けた、一族を惨殺したあの時から…、俺は独りだ。そうある様に生きてきた。これまでも、そしてこれからもだ。(理解者、味方と信頼を置いてくれる相手にこれ以上心を許してしまえば自分の罪が許されていってしまう気がして、最後にお前は優しすぎる、と静かに告げ。これ以上心に触れられないようあえて冷たく突き放すつもりで)
……アンタならそう言うかもって一応思ってたけどな、だから言っただろ?変だろってさ。まあアンタが良ければだけど、仲間か友人の立ち位置で居たいとは思ってるけどな。後1つ誤解してるみてえだけどよ、オイラは別に優しくねえぜ、昔からな(そう言われる事を予想していたのか肩を僅かに竦めてそう告げては、最後は飛んできた小鳥を手に止め、その小鳥に微笑みながら呟き)
暁に所属している以上俺たちは仲間だ。それは何ら変わらない。ただ、その優しさは自分の為に取っておけ。(一瞬寂しげな表情をするも直ぐにいつもの調子に戻り、少なくとも組織の中では優しいと思うけどな、と呟き。空気を元に戻すべく、例えばこの先大切な人でも出来るかもしれないぞ?と微かに微笑みながら告げる)
…それもそうだな、ここに居る以上はアンタも皆も仲間だもんな。……バーカ、何でアンタが寂しそうな顔するんだよ。自分がずっとこれでいいって決めたんなら、それで良いと思うぜ、少なくともオイラはな?…ただあえて言うなら…いや、何でもねえ(相手の言葉にそれもそうかと頷き、相手の一瞬の寂しそうな表情が目に入っては苦笑いしてそう言い、ポンと相手の肩を叩けば最後は言葉を濁し、大切な人なあ……今はそんな事考えたことなかったけどオイラに出来るのか…?と首を捻りながら呟き)
お前の気持ちは分かった、だが俺は…そんな顔していない。(ひとつ頷いたあと何もかもお見通しな相手に少し拗ねたような顔をして目を逸らし、まだ先は長い、生きていればそういう時が来るさ。と呟きながら歩きだし木の下に置いてあった包みを手に取る)
わかったわかった、そう言うことにしとくぜ。…って、何で拗ねるんだよ…アンタはアンタの信念?忍道?をずっと貫けばいいと思うぜ(拗ねる相手に苦笑いしつつ、昔それを教えてくれた3代目土影の事を懐かしむように思い出しながら微笑んでそう呟き、そういうもんかなあ、と思いつつ包みを手に取る相手に首を傾げて)
…見透かされてる感じだ。信念か…、そんな大それたものか?さ、その話はもういいだろう。(ふっと息を吐き相手の言葉に3代目火影のことを思い出し。動いたら腹が減るだろう、と包みからおにぎりを取り出し、食べるか?と相手に差し出し)
見透かしてるって……、だな。………えっと、オイラが食べて良いのか?(苦笑いしつつ相手の言葉にコクりと頷きつつ、目の前に差し出されたおにぎりにキョトンとなりつつ、相手に逆に問いかけて)
お前の前で嘘はつけないな。食べると思って作ってきたんだ。遠慮することはない。(クスッと笑い自分もおにぎりを手に取り一口、中には昆布が入っている)
そ、そっか……ありがとう、イタチ(相手の様子に納得しては受け取り一口食べ、ご飯と昆布の味に懐かしさを感じ口許を緩めては、聞こえるか聞こえないかの声で感謝を述べて)
なーんにも?ただこれ美味いなって言っただけだぜ。……(フフっと微笑んで言った言葉とは違うがおにぎりの感想を述べては、今更小さく鳴った自分の腹の音に一瞬固まり)
そうか、作ったかいがあるな。…もっと食べろ。(嬉しそうな顔をすれば相手の腹の音にクスッと笑い残りのおにぎりも食べるよう勧めて)
………そうさせてもらいます(腹の音に顔が恥ずかしさで赤くなりつつ、相手の言葉にコクりと柄にも無く敬語で素直に頷いてはそっともう1つおにぎりを手に取り口にして)
デイダラの好きな具材は何だ?また機会があればそれを入れて作ろうか。(赤くなる相手を少し可愛いと思いつつも作りがいがあると、相手の好みを聞き出すべく視線を向ける)
ん?オイラの好き具材?んー……一番はツナマヨだな!(相手の問いかけに食べていたおにぎりを飲み込みキョトンとなるも、少し考えた後に笑ってそう答えて)
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