暁のメンバー1人募集だ！（建て直し）

…………ん……ん…？（暫くの間気絶してピクリとも動かず眠っていたが、目を覚まし目をうっすらと開けてはぼんやりと相手が視界に入り、イタチ……？ととても小さな声で呼んで）

目が覚めたか…。逆上せて気を失っていたんだ、もう暫く安静にしてろよ。(ほっとした顔で相手の顔を覗き、その長い前髪をはらい額の汗を拭ってやる)

……そっか……オイラ逆上せちまったのか……世話かけてしまって、悪いな…イタチ…（ぼんやりとしつつ汗を拭われながら相手の言葉と途切れる前の記憶を辿り納得し、何処か申し訳なさそうに相手に謝り）

気にするな。さっきまでは俺の方が心配されていたが、これでおあいこだな。(クスッと笑い、水を持ってくると言いその場を離れる)

ああ……ありがとうな……（相手にお礼を言いつつ見送っては体を起こそうとするも、逆上せた影響かいきなり来た頭痛に思わず頭を押さえて）

…っ、あまり無理するな。……大丈夫か？(水の入ったコップを待ち相手に近づき、慌てた様子で顔を除きコップを差し出す)

…ああ、大丈夫、だぜ……（頭を押さえつつ心配かけまいと無理して笑うも、差し出されたコップを受け取り水を飲んではやはり痛いのかぎゅっと相手の服の袖を握って）

もう少し横になっていろ。他に人もいないんだ、気にすることもないだろう。(横になるよう促しつつ握られた服の袖を見るも気にすることなく)

あ、ああ……（相手の言葉に頷きつつ袖を握ったまま横になっては、空いている手で再び額を押さえるようにして）

……よしよし。(幼かった弟が熱を出した時のことを思い出しながら優しい声で囁きながら相手の頭を撫でる)

…………イタチ…（頭を撫でてくる手を心地よく感じ僅かに目を細めながら、小さな声で相手の名前を呼んで）

ん？どうした…デイダラ？(相手の声に反応し優しい声で問いかけるも、頭を撫でる手はそのままに)

………ありがとうな……（相手に顔を向け、まだ頭が痛いのか少し辛そうにしつつも、明るい笑顔を見せてお礼を言い）

気にするなと言ったろう。なんだか今日は盛りだくさんの一日だな。お前のことも、知らない事ばかりだったのにな。(相手の気を紛らわす為に今日一日のことを振り返るように語り)

はは、そうだな、何か色んな事があった１日だったな。でも、それ言うならアンタの事も知らないことばかりだったぜ（ゆっくりと起き上がっては、小さく微笑んでそう言い）

そもそもウチの組織には自らを語らない奴が多いからな。こんな機会も滅多にないだろう。(起き上がる相手の肩を支えもう大丈夫か？と、伺いながら)

そうだよなあ、確かにこんな機会滅多にねえよな。ああ、もう大丈夫だぜ……っ（微笑んでそう呟いては、相手に大丈夫だと言うも、少しふらつき）

また機会があれば他の奴らとも話がしたいな。肩を貸すぞ、部屋まで送ろう。(ふらつく相手の肩を支え)

それは同感だぜ。あ、ありがとうな……あのさ、アンタは明日って任務入ってたっけ？（同感だと言うように笑い、申し訳なさそうにしつつもお礼をいい、ふとそう問いかけて）

ゆっくりでいいぞ。明日は…任務は入ってなかったはずだ。まぁ、特にすることも無いのだがな。(相手が歩き始めるとその歩調に合わせこちらも足を進め、明日の予定を頭で確認しては相手に告げる)